JPS6348716Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6348716Y2
JPS6348716Y2 JP9901881U JP9901881U JPS6348716Y2 JP S6348716 Y2 JPS6348716 Y2 JP S6348716Y2 JP 9901881 U JP9901881 U JP 9901881U JP 9901881 U JP9901881 U JP 9901881U JP S6348716 Y2 JPS6348716 Y2 JP S6348716Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cutter
trooper
edge
plate
knife
Prior art date
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Expired
Application number
JP9901881U
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English (en)
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JPS584698U (ja
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Publication date
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Publication of JPS584698U publication Critical patent/JPS584698U/ja
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  • Knives (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カツトルーパの前進状態において、
後縁が前縁よりも前記カツトルーパから遠く位置
する傾斜姿勢で板メスを前記カツトルーパに弾接
させ、前記カツトルーパの後退に伴つてこのカツ
トルーパの刃縁と前記板メスの上端刃縁とを互い
に接近および交差させることによりループパイル
を切断するカツターに関する。
従来、第6図イ,ロのように板メス3の後縁3
bの外端点Pとカツトルーパ1の板表面1dとの
距離Tが板メス3の板厚との対比において大き
く、それに伴つて相隣るカツトルーパ1とのゲー
ジGやニードルピツチも比較的大となつており、
この結果、パイル植毛においてきめの細かさに制
約を受けていた。
本考案は、かかる実情に鑑みて、板メスに対す
る極く簡単な構造改良により、切断性能の低下を
招かずして、ゲージ短縮化を可能とすることを目
的とする。
先ず、本考案の実施態様を図面に基づいて説明
する。
カツトルーパ1の多数を並列状態に取付けた台
2が前後揺動するアーム(図示せず)の上端に支
持される。各カツトルーパ1に対し1つずつ板メ
ス3が対応する。板メス3の多数を並列状態で取
付けた台4が前後揺動するアーム(図示せず)の
上端に支持される。ニードル5は、カツトルーパ
1や板メス3と同数、同ピツチで設けられてい
る。6は針板でニードル5をガイドする多数のリ
ボン7が突設されている。8は基布9の送り歯で
ある。
第3図のように取付台2の前後移動方向に対
し、カツトルーパ1は前端1aが後端1bよりも
板メス3存在側に近い傾斜姿勢で台2に取付けら
れている。これとは逆に、板メス3は、後縁3b
が前縁3aよりも対応カツトルーパ1から遠い傾
斜姿勢で台4に取付けられている。つまり板メス
3にはひねりが与えられている。
板メス3はバネ鋼よりなり下端部が上端部より
も対応カツトルーパ1から離れ、この結果、板メ
ス3は彎曲し、そのときの弾性復帰力に基づいて
板メス3上端部が対応カツトルーパ1の縦板部1
Aに弾接している。
カツトルーパ1は前進により、ループパイル1
0をひつかける。カツトルーパ1前進と同期し
て、板メス3も前進するが、このときカツトルー
パ1の刃体部1B下縁の刃縁1cと、板メス3の
上端刃縁3cは相互離間し、その隙間を通してル
ープパイル10を導入するものである。
カツトルーパ1と板メス3とは同期して後退
し、このときは、両刃縁1c,3cが相互接近
し、かつ、板メス3と刃体部1Bが互いに交差す
るに至り、この結果、ループパイル10を切断し
カツトルーパ10′とするのである。この交差の
際、板メス3上半部は下半部に対し刃体部1Bに
平行な姿勢へと強制屈曲される(第4図ロ参照)。
カツトルーパ1の前進により両刃縁1c,3cが
離間すると、板メス3の上半部は元来のひねり姿
勢へ戻る。つまり、前縁3aが上下方向で刃体部
1Bと重なる姿勢となる(第4図イ参照)。
而して本考案では、カツトルーパ1に対する板
メス3上端部の当接作用面3dを裏面3eに対
し、板厚が前縁3aから後縁3bに近づくにつれ
漸次減少するテーパ面に形成してある。従つて、
後縁3bの外端点Pとカツトルーパ1の板表面1
dとの距離tが従来のそれTよりもかなり小さ
い。従つて、隣接するカツトルーパ1,1のゲー
ジgもGに比し(T−t)だけ小さくなり、きめ
の細かい植毛が可能である。第4図と第6図でΔ
は等しい。
テーパ面3dは板メス3の上下全長に亘るもよ
いが、板メス3の研磨(切削)加工により形成す
るため、上端部のみとするのが一般的であろう。
その際、段が生じないよう、上端刃縁3cに対し
下方から近づくにつれ板厚が漸次減少する二次元
テーパ面とする。
応用として、カツトルーパ1をその前後移動方
向に平行姿勢とするもよい。
以上、要するに本考案によるループパイルカツ
ターは、頭記構成のものにおいて、前記板メス3
上端部におけるカツトルーパ1への当接作用面3
dを裏面3eに対し、板厚が前縁3aから後縁3
bに近づくにつれ漸次減少するテーパ面に形成し
てあることを特徴とする。
即ち、板メス3上端の当接作用面3dをテーパ
面にするという極く簡単な構造改良でありなが
ら、両刃縁1c,3cが互いに離れるカツトルー
パ1前進状態で板メス刃縁3cの後縁3bの外端
点Pとカツトルーパ1との距離tを従来のそれT
に比してかなり小さくでき、ひいては、カツトル
ーパ1,1のゲージg、ニードルのピツチもその
分だけ小さくし得、切断性能の低下を招かずして
従来よりもきめの細かいパイル植毛を可能とする
ことができるという大なる効果を奏するに至つ
た。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るループパイルカツターの実
施の態様を例示し、第1図は正面図、第2図は側
面図、第3図は平面図、第4図イ,ロは底面図、
第5図は板メスの斜視図、第6図イ,ロは従来の
カツターの底面図である。 1……カツトルーパ、1a……前端、1b……
後端、1c……刃縁、3……板メス、3a……前
縁、3b……後縁、3c……刃縁、3d……当接
作用面、3e……裏面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カツトルーパ1の前進状態において、後縁3
    bが前縁3aよりも前記カツトルーパ1から遠
    く位置する傾斜姿勢で板メス3を前記カツトル
    ーパ1に弾接させ前記カツトルーパ1の後退に
    伴つてこのカツトルーパ1の刃縁1cと前記板
    メス3の上端刃縁3cとを互いに接近および交
    差させることによりループパイルを切断するカ
    ツターにおいて、前記板メス3上端部における
    カツトルーパ1への当接作用面3dを裏面3e
    に対し、板厚が前縁3aから後縁3bに近づく
    につれ漸次減少するテーパ面に形成してあるこ
    とを特徴とするループパイルカツター。 前記テーパ面3dが、前記上縁刃縁3cに対
    して下方から近づくにつれ板厚が漸次減少する
    二次元テーパ面である実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のループパイルカツター。 前記カツトルーパ1は、それの前後移動方向
    に対し、前端1aが後端1bよりも板メス3存
    在側に近い傾斜姿勢に保持されている実用新案
    登録請求の範囲第1項又は第2項に記載のルー
    プパイルカツター。
JP9901881U 1981-07-01 1981-07-01 ル−プパイルカツタ− Granted JPS584698U (ja)

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JP9901881U JPS584698U (ja) 1981-07-01 1981-07-01 ル−プパイルカツタ−

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JP9901881U JPS584698U (ja) 1981-07-01 1981-07-01 ル−プパイルカツタ−

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Publication Number Publication Date
JPS584698U JPS584698U (ja) 1983-01-12
JPS6348716Y2 true JPS6348716Y2 (ja) 1988-12-14

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ID=29893765

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JP9901881U Granted JPS584698U (ja) 1981-07-01 1981-07-01 ル−プパイルカツタ−

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JPS56154093A (en) * 1980-04-28 1981-11-28 Sato Hisao Clip

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JPS584698U (ja) 1983-01-12

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