JPS6348698Y2 - - Google Patents

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JPS6348698Y2
JPS6348698Y2 JP1984006371U JP637184U JPS6348698Y2 JP S6348698 Y2 JPS6348698 Y2 JP S6348698Y2 JP 1984006371 U JP1984006371 U JP 1984006371U JP 637184 U JP637184 U JP 637184U JP S6348698 Y2 JPS6348698 Y2 JP S6348698Y2
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JP
Japan
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tank
workpiece
electrodeposition coating
corners
coated
Prior art date
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JP1984006371U
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JPS60122365U (ja
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  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、電着塗装槽内に被塗物を浸漬し、こ
の被塗物に通電することにより塗装を行う電着塗
装装置に関するものである。
<従来の技術> 電着塗装槽内に浸漬した被塗物の各所に形成さ
れるエアポケツトにより塗装が行われない部分が
生じるために、被塗物を電着塗装槽内で揺動させ
る電着塗装方法が特開昭56−136999号公報で公知
となつている。ところが、この方法は、コンベア
の軌道を吊り具によつて懸架した被塗物を電着塗
装槽内で左右、前後あるいは前後方向と左右方向
の合成した揺動をさせるというだけで、その具体
的な手段は開示されていない。
また、槽内で被塗物を揺動させる具体的な手段
として特開昭56−141883号公報がある。このもの
は、コンベアの軌道に進行方向に前後して一対の
ドロツプリフタを走行可能に設け、このドロツプ
リフタによつて架台を吊り下げ、この架台を槽内
で前記一対のドロツプリフタを交互に昇降作動す
ることによつて揺動させるものである。この場合
は、進行方向に対し架台を前後方向に揺動させる
一方向の揺動運動しか得られず、さらには各架台
に対して必ず一対のドロツプリフタを必要とし、
設備費用が著しく高価となる。
その他では特開昭58−174596号公報で電着塗装
方法が開示されている。このものは、電着塗装槽
の左右両端にシリンダを鉛直軸線方向に設け、こ
の両シリンダのピストンロツド間に横杆掛け渡
し、この横杆にチエーンを介して被塗物を吊り下
げ、左右のピストンロツドを交互に昇降動させて
被塗物を揺動させる技術思想である。この場合
は、被塗物を横杆とチエーンとによつて吊り下げ
揺動するため、重量物の被塗物では横杆が曲がつ
たり、あるいは折損したり、チエーンが切れたり
する。従つて、軽量の被塗物には適用することが
できるが重量物には向かない。また、被塗物が横
杆に吊り下げられているため、被塗物への通電は
通電ケーブルを引き、これを、その都度被塗物に
接続する面倒な作業を必要としている。
<考案の目的> 本考案は、重量物の被塗物を電着塗装槽内にお
いて3次元の揺動運動をも可能とし、また、被塗
物を電着塗装槽内にセツトするだけで被塗物に対
して通電状態とする電着塗装装置を提供するもの
である。
<考案の構成> 上記目的を達成するための本考案の特徴とする
構成は、電着塗装槽1の4隅部A,B,C,Dの
位置の外側壁2に、ピストンロツド5の先端を上
向きにしてパワーシリンダ3を鉛直軸線方向に固
定し、前記電着塗装槽1内には4隅に支柱8が直
立されている被塗物受台10を電着塗装槽1の底
面より浮上し、かつ側壁面との間に間隔を有して
前記それぞれのピストンロツド5の先端と前記そ
れぞれの支柱8の上端とを懸架アーム9によつて
連結懸架し、前記被塗物受台10上に通電バー6
を突設して成るものである。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。1は電着塗装槽である。この電着塗装槽1の
4隅部A,B,C,Dの位置の外側壁2に、ピス
トンロツド5の先端を上向きにしてパワーシリン
ダ3をブラケツト4を介して鉛直軸線方向に固定
する。さらに、前記電着塗装槽1内には、4隅に
支柱8が直立されている被塗物受台10が装入
し、前記それぞれのピストンロツド4の先端と前
記それぞれの支柱8の上端とを懸架アーム9によ
つて連結懸架ている。この被塗物受台10の懸架
状態は、電着塗装槽1の底面より浮上し、かつ側
壁面との間に間隔を有している。また、被塗物受
台10上に通電バー6を突設した構造である。
尚、符号の7は、被塗物受台10上の被塗物Wの
存在を検知するワークセンサである。
本考案は上記の通りの構造であるから、被塗物
Wを被塗物受台10上に搬入するときは、4隅部
A,B,C,Dの4個所全部のパワーシリンダ3
を上昇作動する。これにより、被塗物受台10は
水平状態で電着塗装槽1の上部に上昇する。この
上昇した被塗物受台10上に被塗物Wを搭載する
が、複数の被塗物Wを積み重ねて搭載する場合
は、一つの被塗物Wを搭載するごとにパワーシリ
ンダ3により被塗物受台10を順次下降動して積
み重ねる。このとき被塗物受台10上に直接搭載
されている被塗物Wは通電バー6に接触し、その
被塗物W上に積み重ねられる被塗物Wは相互の接
触で通電状態となる。
被塗物Wを搭載した被塗物受台10はパワーシ
リンダ3の下降作動によつて被塗物Wが塗料液中
に沈めて浸漬する。次いで、被塗物Wの浸漬状態
でエアポケツトの排除のために被塗物受台10を
パワーシリンダ3の昇降作動により揺動させる。
この揺動動作は各種の態様が得られる。すなわ
ち、4個所全てのパワーシリンダ3を同時に同方
向に同量ストロークで昇降動させることにより被
塗物受台10は水平状態で上下に揺動する。ま
た、各パワーシリンダ3の昇降動を適宜制御する
ことによりローリング、ピツチング、及びそられ
の合成の3次元の揺動運動が連続的に得られる。
<考案の効果> 以上のように本考案は、電着塗装槽1の4隅部
A,B,C,Dの位置の外側壁2に、ピストンロ
ツド5の先端を上向きにしてパワーシリンダ3を
鉛直軸線方向に固定し、前記電着塗装槽1内には
4隅に支柱8が直立されている被塗物受台10を
電着塗装槽1の底面より浮上し、かつ側壁面との
間に間隔を有して前記それぞれのピストンロツド
5の先端と前記それぞれの支柱8の上端とを懸架
アーム9によつて連結懸架し、前記被塗物受台1
0上に通電バー6を突設した構成であるから、被
塗物受台10には1個の被塗物Wは勿論のこと複
数個の被塗物Wを積み重ねて電着塗装することが
でき、その際の被塗物Wへの通電も被塗物受台1
0に被塗物Wを搭載するだけで通電バー6及び被
塗物Wの相互の接触で通電状態となるため、作業
性が従来の装置に比較すると著しく向上する。ま
た、4個所のパワーシリンダ3の昇降作動の制御
により被塗物受台10の揺動は3次元等の各種の
態様の運動が得られるので、被塗物Wのエアポケ
ツトの排除が確実に行われる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の側面図、第2図は第1図−
線断面図、第3図は平面図、第4図は側断面図
である。 1…電着塗装槽、2…外側壁、3…パワーシリ
ンダ、5…ピストンロツド、6…通電バー、8…
支柱、9…懸架アーム、10…被塗物受台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電着塗装槽1の4隅部A,B,C,Dの位置の
    外側壁2に、ピストンロツド5の先端を上向きに
    してパワーシリンダ3を鉛直軸線方向に固定し、
    前記電着塗装槽1内には4隅に支柱8が直立され
    ている被塗物受台10を電着塗装槽1の底面より
    浮上し、かつ側壁面との間に間隔を有して前記そ
    れぞれのピストンロツド5の先端と前記それぞれ
    の支柱8の上端とを懸架アーム9によつて連結懸
    架し、前記被塗物受台10上に通電バー6を突設
    して成る電着塗装装置。
JP637184U 1984-01-23 1984-01-23 電着塗装装置 Granted JPS60122365U (ja)

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JP637184U JPS60122365U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 電着塗装装置

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JP637184U JPS60122365U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 電着塗装装置

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JPS60122365U JPS60122365U (ja) 1985-08-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06104920B2 (ja) * 1987-11-24 1994-12-21 本田技研工業株式会社 自動車車体の電着塗装方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58174596A (ja) * 1982-04-05 1983-10-13 Kanto Jidosha Kogyo Kk 電着塗装方法

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