JPS6348673Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6348673Y2
JPS6348673Y2 JP16360682U JP16360682U JPS6348673Y2 JP S6348673 Y2 JPS6348673 Y2 JP S6348673Y2 JP 16360682 U JP16360682 U JP 16360682U JP 16360682 U JP16360682 U JP 16360682U JP S6348673 Y2 JPS6348673 Y2 JP S6348673Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
glass flakes
glass
tower
flakes
treatment agent
Prior art date
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Application number
JP16360682U
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English (en)
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JPS5969931U (ja
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  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガラスフレークの表面処理装置に関
する。
ガラスフレークは、極微の鱗片状または粉末状
のガラスであり、ライニング、コーテイングにお
いて塗装膜の耐摩耗性、耐薬品性などを向上させ
たり、ガラス繊維強化プラスチツクの耐久性を向
上させたりする等のために、それらに混入するも
のである。
ガラスフレークとこれが混入される基材(マト
リツクス)との結合性を高めるシランカツプリン
グ剤、その他必要に応じた処理剤をガラスフレー
クに付与する手段として、従来、次のようなもの
が知られている。
次の(イ)〜(ハ)の過程をバツチ式に遂行するも
の。
(イ) 槽に貯えた処理剤にガラスフレークを浸漬
する。
(ロ) 濾過により余剰の処理剤を除く。
(ハ) 乾燥炉に投入し乾燥してのち、乾燥炉から
取り出す。
特願昭55−187026号の明細書、図面に記載さ
れているもの。つまり、処理剤スプレーノズル
および減圧用吸引管を内装するとともに、加熱
媒体(蒸気、湯)のチヤンバーおよびフレーク
投入。取出用ハツチを有する回転釜を備えてい
るもの。釜にガラスフレークを滴入しハツチを
閉めてのち、釜の回転によつてガラスフレーク
を流動させながら、処理剤をスプレーし、かつ
減圧下での加熱により溶媒を蒸発(乾燥)させ
る。しかるのち釜の回転を停止し、ハツチを開
けて処理ずみのガラスフレークを取り出す。
の場合は工数が多くて能率が著しく悪い。
の場合は、フレークを流動させながら処理剤
のスプレーと乾燥とを行うので、の場合よりも
能率がよいのであるが、釜への投入、釜からの取
り出しがバツチ式であつて、ガラスフレーク製造
工程のラインから分断された処理システムとなつ
ており、この意味ではまだまだ等率が低いとい
え、処理コストが高くなつている。
本考案は、上記実情に鑑み、の場合よりも処
理能率を高くすることを目的とする。
本考案の要旨に係る構成は、次項〔〕のとお
りである。
〔〕 ガラスフレーク製造工程に引き続いて設
けられるガラスフレークの気流式輸送ダクトの
途中に、ガラスフレークに対する表面処理剤の
スプレー塔と処理剤付与ずみのガラスフレーク
に対する乾燥塔とが介装されている。スプレー
塔および乾燥塔は何れも、ガラスフレークの気
流輸送を妨げるものではなく、気流輸送中のガ
ラスフレークに対してスプレーし、又、処理剤
付与ずみのガラスフレークから溶媒を蒸発させ
るものである。
この〔〕の構成によれば次の作用ならびに効
果がある。
(A) ガラスフレーク製造工程に引き続いてガラス
フレークの表面処理を行うから、製造・表面処
理の全系における生産性を、従来の既記の場
合よりも向上することができる。具体的には次
のとおりである。
の場合、製造されたガラスフレークを、ダク
トを利用した気流輸送により一旦、収集部へ送り
込む。そしてふるいにかけて選別したものを回転
釜まで運び投入するのであるから、加えて、次の
投入まで1サイクルまたなければならないから能
率が低い。
これに対し、本考案によれば、収集部へ送り込
む前であつて、ガラスフレーク製造に引き続くと
ころ、すなわち気流輸送の途上〔オンライン〕に
おいて、気流輸送を妨げることなく処理剤付与も
乾燥も行うので、連続的な処理が可能であり、生
産性向上に役立つのである。
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
〔第1実施例〕 第1図参照。
1はガラス溶融槽、2は流下溶融ガラス、3は
プルロール、4はダクト、5はフエザーミルなど
の粉砕機、6は粉砕によつてつくられたガラスフ
レーク、7はガラスフレーク6の気流式輸送ダク
トで、このダクト7はコレクター8、例えばバツ
グフイルター式のコレクターに接続されている。
このダクト7の系は負圧下におかれる。ダクト7
の途中に、ダンパー9、表面処理剤スプレー塔1
0および乾燥塔11が介装されている。スプレー
塔10は、塔の壁に貫通して多数のスプレーノズ
ルが壁内部に向けて設けられており、塔の内部を
落下しつつあるフレークに対してスプレーノズル
から処理剤がスプレーされ、フレーク表面に処理
剤が付着する。乾燥塔は、塔の壁に加熱器が設け
られており、ガラスフレークの塔内を浮遊してい
る間に乾燥される(いわゆる気流乾燥式である)。
コレクター8には吸引用フアン12およびフイル
ター13が接続されている。又、コレクター8の
下部には、外気の気密を保ちつつ処理ずみガラス
フレークを排出するロータリー構造の排出機14
が装着されている。排出機14の下方の収集部1
5は、粗粒用ふるい16と微粒用ふるい17とこ
れら夫々に対応した排出シユート18,19とを
備えている。ふるい16,17の上部と、輸送ダ
クト7のうちコレクター8に近い部分とがリター
ンダクト20でつながれており、その途中にフエ
ザーミルなどの粉砕機21が介装されている。
〔第2実施例〕 第2図参照。
ガラス溶融槽1の上方を覆うフード22から廃
熱を回収し、これを乾燥に利用するものである。
つまり、スプレー塔10と乾燥塔11との間のダ
クト部分23とフード22とが送気管24でつな
がれ、その途中にフアン25と流量調整弁26が
介在されている。乾燥塔11の温度センサー27
がコントローラ28を介して流量調整弁26に連
繋されており、乾燥温度を設定範囲内に自動的に
保持する。他の構成については、第1実施例と同
じである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係る概略構成図、第2図
は第2実施例に係る概略構成図である。 6……ガラスフレーク、7……ダクト、10…
…スプレー塔、11……乾燥塔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラスフレーク6の気流式輸送ダクト7の途中
    に、気流輸送中のガラスフレーク6に対する表面
    処理剤スプレー塔10および気流輸送中の処理剤
    付与ずみガラスフレーク6に対する乾燥塔11が
    介装されているガラスフレーク表面処理装置。
JP16360682U 1982-10-26 1982-10-26 ガラスフレ−ク表面処理装置 Granted JPS5969931U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16360682U JPS5969931U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 ガラスフレ−ク表面処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16360682U JPS5969931U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 ガラスフレ−ク表面処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5969931U JPS5969931U (ja) 1984-05-12
JPS6348673Y2 true JPS6348673Y2 (ja) 1988-12-14

Family

ID=30358934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16360682U Granted JPS5969931U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 ガラスフレ−ク表面処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5969931U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5969931U (ja) 1984-05-12

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