JPS6348397Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6348397Y2
JPS6348397Y2 JP1983190886U JP19088683U JPS6348397Y2 JP S6348397 Y2 JPS6348397 Y2 JP S6348397Y2 JP 1983190886 U JP1983190886 U JP 1983190886U JP 19088683 U JP19088683 U JP 19088683U JP S6348397 Y2 JPS6348397 Y2 JP S6348397Y2
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JP
Japan
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chisel
piston
compressed air
sliding hole
cylindrical body
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Application number
JP1983190886U
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English (en)
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JPS6097271U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧縮空気の圧力で移動するピストンを
もつてたがねの頭を打つようにした自動たがね装
置に関する。
近年、自動たがね装置を産業用ロボツトに取り
付けて加工物の表面を自動的にハンマリングする
ことが試みられているが、例えば、鋳物の輪郭に
沿つて移動するようにテイーチングしたロボツト
によりたがねを移動させて鋳物のばりを取る場
合、鋳物の外形寸法にばらつきがあると、鋳物の
身をたたいたり、ばりを取り残すことが多かつ
た。
また、自動たがね装置の始動時或いはばりの切
削後にたがね鋳物本体に乗り上げてロボツトの腕
をねじるなどの弊害が生じていた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたもので、ロ
ボツトに取り付けて使用しても、鋳物の身をたた
いたり、ばりを取り残したり、ロボツトの腕をね
じることのない自動たがね装置を提供することを
目的とする。
以下、本考案の一実施例について図面に基づき
詳細に説明する。1は上下方向に指向する円筒状
のケーシングで、第2図に示すように真中から左
右に分割できるように構成されている。そして、
該ケーシング1の外面には取付部2が一体的に突
設され、ケーシング1の内面には一巻の渦巻状の
板ばね3の外端が固着されている。また、該板ば
ね3の内端にはピストン摺動孔4を備えた筒体5
がケーシング1と同心して装着されており、該筒
体5は第1図に示すように上下方向に延びてケー
シング1を貫通している。そして、ピストン摺動
孔4にはピストン6が摺動自在に挿入嵌合されて
いる。また、筒体5の下端にはキヤツプ状の前蓋
7が、また上端には第1給排気孔8を有する後蓋
9がそれぞれ螺着されている。そして、前蓋7内
には、ピストン摺動孔4と同心するたがね摺動孔
10が形成されており、ピストン摺動孔4とたが
ね摺動孔10とは、前蓋7に螺着のガイド部材1
1により仕切られている。さらに、前蓋7および
ガイド部材11にはたがね摺動孔10と同心する
たがね案内孔12,13がそれぞれ透設され、該
たがね案内孔12,13にはたがね14が摺動自
在に貫装嵌合されている。そして、たがね14の
中間位置付近にはたがね摺動孔10内に往復摺動
自在に嵌合されるピストン部14aが形成されて
おり、筒体5の前蓋7寄胴部には、ピストン摺動
孔4におけるピストン6下面側に圧縮空気を導入
する第2給排気孔15が設けられている。また、
前蓋7には、たがね摺動孔10におけるピストン
部14a下面側に圧縮空気を導入する第3給排気
孔16と、たがね摺動孔10におけるピストン部
14a上面側を大気に連通させる貫通孔17がそ
れぞれ透設されている。また、第1給排気孔8は
方向切換弁(図示せず)を介して圧縮空気源(図
示せず)に連通接続されており、第2、第3給排
気孔15,16は方向切換弁(図示せず)を介し
て圧縮空気源(図示せず)に連通接続されてい
る。18,19,20はクツシヨン材である。
このように構成された装置を産業用ロボツト
(図示せず)に取り付けたのち、たがね14の先
端を鋳物のばりのある箇所に当接する。次いで、
方向切換弁(図示せず)を操作してピストン6お
よびピストン部14aの下面側の圧縮空気を第
2、第3給排気孔15から排出させたのち、方向
切換弁(図示せず)を操作して給排気孔8に圧縮
空気を供給すると、ピストン6は高速で前進せし
められてたがね14の頭に衝突し、これによりた
がね14は前進せしめられてばりに衝撃を与え
る。その後、方向切換弁(図示せず)を操作し
て、ピストン6の上面側の圧縮空気を第1給排気
孔8から排出させたのち、第2、第3給排気孔1
5,16からピストン6およびピストン部14a
の下面側に圧縮空気をそれぞれ導入してピストン
6、たがね14を復帰させる。このようなたがね
14の動作の下に前記ロボツトを作動すると、た
がね14はハンマリングしながら鋳物の輪郭に沿
つて移動される。この場合、たがね14、筒体5
等が渦巻状の板ばね3をもつて弾性支持されてい
るため、たがね14は鋳物の外形寸法のばらつき
による偏差に対応して変移せしめられることとな
り、この結果、たがね14はその偏差を適確に吸
収しながら鋳物の輪郭に沿つて移動され、ばりを
除去する。また、たがね14の始動時やばり切削
後にたがね14が鋳物本体に乗り上げても、その
大きな変位、変動を板ばね3によつて吸収するこ
とができる。
なお、筒体5等は、渦巻状の板ばね3の代り
に、第3図に示すように3枚の円弧状の板ばね2
3,23をもつて弾性支持するようにしてもよ
く、この板ばね23は何枚でもよい。
以上の説明からも明らかなように本考案は、た
がねの頭を打つピストンを内蔵するとともにたが
ねを移動自在に保持する筒体を、渦巻状または円
弧状の板ばねを介して弾性支持したから、テイー
チングした産業用ロボツトに本自動たがね装置を
装着してハンマリングを行つた際、加工物の外形
寸法のばらつきによる偏差に対応してたがねが適
宜変移されるため、その偏差を吸収してばり等の
取り過ぎや取り残しの発生を防止することがで
き、しかも、自動たがね装置の始動時やばり切削
後の大きな変動も吸収できるため、ロボツトの腕
をねじる弊害は生じないなどの優れた実用的効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一つの実施例の縦断面図、第
2図は第1図のA〜A断面図、第3図は第2図の
他の実施例である。 3:板ばね、5:筒体、6:ピストン、7:前
蓋、9:後蓋、14:たがね、23:板ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストン6を圧縮空気により移動可能に内蔵し
    た筒体5を、前記ピストン6の移動方向へ指向す
    る渦巻状または円弧状の板ばね3,23を介して
    支持部材に前記筒体5の軸線と直交する方向へ弾
    性支持し、前記筒体5の一端に、前記ピストン6
    の衝突で作動するたがね14を移動可能に装着し
    たことを特徴とする自動たがね装置。
JP19088683U 1983-12-09 1983-12-09 自動たがね装置 Granted JPS6097271U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19088683U JPS6097271U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 自動たがね装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19088683U JPS6097271U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 自動たがね装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6097271U JPS6097271U (ja) 1985-07-02
JPS6348397Y2 true JPS6348397Y2 (ja) 1988-12-13

Family

ID=30411186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19088683U Granted JPS6097271U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 自動たがね装置

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JP (1) JPS6097271U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549563A (en) * 1977-06-24 1979-01-24 Toshiba Corp A-d converter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549563A (en) * 1977-06-24 1979-01-24 Toshiba Corp A-d converter

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Publication number Publication date
JPS6097271U (ja) 1985-07-02

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