JPS6348247A - ニトロヒドロキシ芳香族化合物を水溶液から抽出する方法 - Google Patents

ニトロヒドロキシ芳香族化合物を水溶液から抽出する方法

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JPS6348247A
JPS6348247A JP62201041A JP20104187A JPS6348247A JP S6348247 A JPS6348247 A JP S6348247A JP 62201041 A JP62201041 A JP 62201041A JP 20104187 A JP20104187 A JP 20104187A JP S6348247 A JPS6348247 A JP S6348247A
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JP
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amine
extraction
nitrophenol
weight
wastewater
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JP62201041A
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ヘルムート・ケッセル
ヘルベルト・クツケルツツ
ジーグベルト・リツトネル
ヨーゼフ・ローゼンフエルデル
ベルンハルト・ウオイテッヒ
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C201/00Preparation of esters of nitric or nitrous acid or of compounds containing nitro or nitroso groups bound to a carbon skeleton
    • C07C201/06Preparation of nitro compounds
    • C07C201/16Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/26Treatment of water, waste water, or sewage by extraction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 水溶液から抽出する方法に関する。
ニトロヒドロキシ芳香族化合物の製造の際に、多大の困
難を伴なわなければ浄化できない廃水が多量に生ずるこ
とが知られている。ニトロヒドロキシ芳香族化合物は、
有毒であシ、そして更に大部分のものは生物学的に分解
され難いので、そのような廃水の処理は、厳(しい法的
規制を受ける。今日の技術水準によれば、ニトロヒドロ
キシ芳香族化合物を含有する廃水は、濃度を低下させて
それによって生物学的浄化用の微生物を死滅させるおそ
れを減するために、生物学的浄化の前に大抵前浄化にか
けられる。前浄化のためには、従来、酸化法および還元
法のほかに、主として、例えば木炭への吸着のような熱
的分離法の原理に従って行なわれるような方法が提案さ
れた〔ウイナツカー−キュヒラー編化学技術(Winn
acker −KMchler 、Chemi sch
e Technologie)第4版第6巻(1982
年)第173頁参照〕。
例えば、オゾンを用いて酸化が行なわれ、あるいは貴金
属触媒の存在下に水素を用いて還元が行なわれる酸化お
よび還元方法は、極めて費用のかかる化学的方法である
。それらは補助的化学薬品を必要とし1.そして損失を
もたらす。
何故ならば、化学的劣化の結果としてニトロヒドロキシ
芳香族化合物の回収がもはや不可能であるからである。
木炭吸着法も同様に弱点を有する。すなわち、それらは
例えば希薄なニトロヒドロキシ芳香族化合物の回収がも
はや不可能であるからである。
木炭吸着法も同様に弱点を有する。す彦わち、それらは
例えば希薄なニトロヒドロキシ芳香族化合物を含有する
廃水にしか使用され得ないからである。活性炭の微孔の
閉塞へと導く廃水中の比較的含量の多い無機塩もまたこ
の場合有害である。木炭吸着は一般に、通常熱的に行な
わなければならない再生工程に接続されておシ、それ故
に装置的に費用がかかる。
ドイツ特許出願公開筒3,486,849号公報は、す
でに、よく知られているように、弱酸性または中性の反
応を示すと同様に酸化に敏感であシそして還元的に作用
することもあるフェノールは、高級アミンの塩を用いて
抽出されうることを開示している。
本発明者らは、驚くべきことには、この度、強酸性で酸
化的に作用するニトロヒドロキシ芳香族化合物は、その
ような塩が抽出剤として用いられた場合には、廃水から
、しかも実際上完全に抽出されうることを見出した。
従って、本発明の対象は、ニトロヒドロキシ芳香族化合
物を水溶液から抽出する方法において、抽出剤として1
0ないし75の全炭素数を有する脂肪族アミンおよび強
酸よりなるアミン塩を使用し、その際アミン塩が希釈さ
れずに、あるいは有機溶剤で希釈されて使用されうるこ
とを特徴とする上記ニトロヒドロキシ芳香族化合物の抽
出方法である。
アミン塩は、別個に調製され次いで廃水に添加されるか
あるいはその場で生成される。現場での生成のためには
、廃水がすでに十分の酸を含有する場合には、一般に単
にアミンのみが添加されるが、さもなければアミンおよ
び酸が添加される。
アミン塩が基礎にな、っておシそして第一級、第二級ま
たは第三級でもよい脂肪族アミンは、10表いし75の
全炭素数、好ましくは20ないし50個の炭素原子を有
すべきであシ、そして直鎖状、環状または枝分れ鎖状で
あシうる。
上記のアミンのうちで特に好ましいものは、それらの化
学的反応性の低い第三アミン、なかんスくトリーn−オ
クチルアミン、トリーイソオクチルアミン、トリーn−
デシルアミン、トリーイソデシルアミン、トリーn−ド
デシルアミン、トリーイソドデシルアミン、およびそれ
らの混合物である。
アミン塩の形成のために特に好適な強酸はリン酸、硝酸
、塩化水素酸または硫酸、々かんずく塩酸または硫酸の
ような鉱酸である。
水不溶性のアミンと酸性の廃水とを混合すると、アミン
塩が急速にかつ定量的に生成し、その際、酸はイオン対
の形成下に水性相から有機相に移行する。この“中和“
の平衡は、アミン塩の側に全く傾いている。平衡常数は
、アミンおよび酸に応じて104ないし108である。
そのようなアミン塩は、組成(RH2NH)Xs (R
2HNH)Xまたは(R3NH)X (ここでXは酸の
陰イオンである)を有する。
アミン塩が別個に調製される場合には、それらは希釈せ
ずに廃水に添加されうるが、粘度を低下させるために、
それらはさもなければ有機溶剤、例えば炭化水素によっ
て希釈されてもよい。アミンのアミン塩への部分変換も
また可能であシ、その際残シの(遊離の)アミンは希釈
剤として作用する。同様に、アミン塩のその場での生成
の場合には、有機溶剤が存在してもよい。
前記のアミン塩を用いることによって、一般式(I)で
表わされるニトロヒドロキシ芳香族化合物が除去されう
る: =6− 式(1)において、R1およびR2は、水素、フッ素、
塩素、臭素、メチル、トリフルオルメチル、エチル、フ
ロビル、i−7”ロビル、n−ブチル、または第ニブチ
ル基を意味する。Arはベンゼン−またはナフタリン残
基であシ、そしてmおよびnは1,2または3である。
例としては下記のものが挙げられる= 2−二トロフェノール、3−二トロフェノール、4−ニ
トロフェノール、2−ニトロ−ナフトール−(1)、4
−ニトロ−ナフトール−(2)、2−クロル−3−二ト
ロフェノール、2−クロル−4−二トロフェノール、2
−10ルー5−二トロフェノール、3−クロル−2−二
トロフェノール、3−10ルー4−二トロフェノール、
3−クロル−5−二トロフェノール、4−クロル−2−
二トロフェノール、4−クロル+3−二トロフェノール
、5−10ルー2−二トロフェノール、6−クロル−2
−ニトロフェノール、2.6−ジクロル−4−二トロフ
ェノール、4,6−シクロルー2−二トロフェノール、
3−ニトロ−0−クレゾール、4−ニトロ−〇−クレゾ
ール、5−ニトロ−〇−クレゾール、6−ニトロ−〇−
クレゾール、2−ニトロ−m−クレゾール、4−ニトロ
−m−クレゾール、5−ニトロ−m−クレゾール、6−
ニトロ−m−クレゾール、2−ニトロ−p−クレゾール
、3−ニトロ−p−クレゾール、2.4.6−トリニト
ロ−m−クレゾール、2,8.6−)リクロルー6一二
トロフェノール、2,4−ジブロム−6−二トロフエノ
ール、2.6−シプロムー4−二トロフェノール、8−
)!Jフルメチルー4−ニトロフェ/ −ル、4−トリ
フルオルメチル−2−二トロフェノール、4−)’Jフ
ルオルメチルー2.6− ジニトロフェノール、4−ト
リフルオルメチル−3−クロル−2,6−ジニトロフェ
ノール、2,8−ジニトロフェノール、2,4−ジニト
ロフェノール、2.5−ジニトロフェノール、2.6−
ジニトロフェノール、2.4−/2,6−ジニトロフェ
ノール−混合物、8.4−ジニトロフェノール、8、5
− ジニトロフェノール、2,4−ジニトロレゾルシン
、8.5−ジニトロ−レゾルシン、ジニトロ−0−クレ
ゾール(=2−ヒドロキシ−3,5−ジニトロ−トルエ
ン)、ジニトロ−第ニーブチルフェノールに2−ヒドロ
キシ−3,5−ジニトロ−ブチル−ベンゼン)、1,8
,5.−トリニトロフェノール。
抽出すべきニトロヒドロキシ芳香族化合物の水性相中の
濃度は、飽和濃度まで達しうる。水溶液は、他の溶解さ
れた有機または無機の化合物および懸濁された粒子をも
またそれらが抽出を妨げ々い限シ含有してもよい。この
方法は、またニトロヒドロキシ芳香族化合物を非常に希
薄な溶液から抽出するととを可能にする。
本発明による方法の大きな利点は、その広い応用範囲の
みならず、またとシわけ10,000以上までの分配効
率として表わされるその極めて高い浄化作用にもある。
それによって未処理の廃水を丁度1段階で、す々わち抽
出剤と共に1回だけ単に攪拌するととによって、数pp
mまたはそれ以下のPPbの範囲まで浄化することかで
きる。しかしながら抽出の費用は、1段階法のため非常
に僅少であるのみならず、また高い抽出能力が極めて少
量の抽出剤で十分ならしめるので、廃水/抽出剤相の体
積比を20:1までに設定することができる。多段階操
作の場合には、より高い数値も可能である。攪拌による
1段階抽出は、回分式あるいは(有利には)連続式に実
施されうる。もし抽出を十字流で多段階的に、あるいは
向流で連続的に実施するならば、廃水中のニトロヒドロ
キシ芳香族化合物の濃度が比較的高い場合においても、
困難なく ppb域に達する。
本発明による方法のもう一つの利点は、鉱酸を含有する
廃水の場合、ニトロヒドロキシ芳香族化合物の除去のほ
かに鉱酸の除去であシ、この酸は廃水から抽出に有効な
アミン塩の形成下にアミン相に移行する。
本発明による方法の更にもう一つの利点は、水酸化す)
 IJウム溶液を用いる単一段階の逆抽出によって抽出
よりのアミンを簡単に回収することができることである
。その際、ニトロヒドロキシ芳香族化合物は、アミンに
結合した鉱酸と共に、定量的にナトリウム塩として水性
Na0T(相中に移行し、一方遊離のアミンは、有機相
中に残留して廃水抽出に戻されうる。鉱酸十ニトロヒド
ロキシ芳香族化合物の含量に当量のNaOH量が使用さ
れる場合には、アミンの回収は、同様に単純外攪拌によ
って1段階で達成されうる。
好ましくは当量の濃水酸化ナトリウムが使用される。何
故ならばその場合逆抽出において特に高濃度のニトロヒ
ドロキシ芳香族化合物が得られるからである。10の1
ないし2乗でありうる逆抽出における濃縮の後に、ニト
ロヒドロキシ芳香族化合物は、塩として、あるいは酸性
化された後にヒドロキシの形で回収されることができ、
その場合それらの大部分は、沈殿しそして済別されうる
。このようにして、実際上損失のない操作が保証される
本発明を以下の例の参照の下に更に詳細に説明する。こ
れらの例において、抽出は、常に室温において行なわれ
た。商品名ホスタレツクス(Hostarex) A 
827 (ドイツ連邦共和国において商標として保護さ
れている)は、トリーn−オクチルアミンとトリーn−
デシルアミンとの同数部の混合物を示す。
比較例 4−ニトロフェノールの0.50重量%の水溶液100
0m7を振動シリンダー中でホスタレツクスA 827
10’OmA (80,6g )と平衡せしめられ、そ
して各相がそれらの分離後に分析された。水性相(99
5,7g)は、4−二トロフェノール576ppmの濃
度を有し、抽出(アミン)相(84,9g)は4−ニト
ロフェノール5.21重量%を有していた。これは、9
0.5の分配係数D(=有機相中の濃度の、水性相中の
それに対する比)を示す。
例1 4−ニトロフェノール0.50重量%ヲ含有スる比較例
と同様な水溶液1000m71!を、まず濃塩酸22g
(溶液中0.80重量%)で処理し、そして次に比較例
と同様にホスタレックスA327100rn7 (80
,6g ’)で平衡せしめた。水性相(1,oo8.4
g)は、4−ニトロフェノール7、6 ppmのみを含
有するにすぎなかったが、それに対してアミン相(99
,2g)は5.085重量%を含有していた。これは6
,625の分配係数(D)に相当する。
例2 4−ニトロフェノール0.702重量%およヒ塩酸1.
4重量%を含有する廃水の試料について各種のアミンの
浄化作用を検査した。そのために、それぞれの場合に1
0:1の廃水:アミンの容量比において攪拌容器内で攪
拌することによって、分配平衡を測定した。抽出剤とし
て下記のものを使用した: A:ホスタレツクスA327 Bニトリ−イソ−オクチルアミン(=ホスタレツクスA
 324 、ドイツ連邦共和国において商標として保護
されている) Cニジ−2−エチルヘキシルアミン。
下記の第1表は、個々の相における平衡濃度を対応する
分配係数(D)および抽出収量と共に示す: 第1表: A    7.195   6.6 1090299.
99B    6.’975   7.1  9824
99.98例3 ホスタレツクスA 8271000gを強力な攪拌によ
って4Nの硫酸448.5m1lと接触せしめた。その
際、硫酸は水性相から有機アミン相に定量的に移行し、
従ってそれは70%まで硫酸アミン(R3NH)2S0
4に変換された。水性相を分離した後、この硫酸アミン
/アミン混合物は、4−ニトロフェノール0.50重量
%のほかに他の成分を含有しない水溶液からニトロフェ
ノールを除去するために抽出剤として使用された。10
:1の廃水二抽出剤相の容量比において、攪拌容器内で
攪拌することによる単一段階の抽出によって、次のよう
な4−ニトロフェノールの相濃度が得られた:抽出(ア
ミン)相5.458重量%、水性相4.5ppm0これ
は12,180の分配係数および99.91%の抽出収
量に相当する。
例4 溶剤によって希釈されたアミンの抽出特性を測定した。
その目的でホスタレックスA 827 全n−ドデカン
で1回そしてツルペッツ ((R)Solvesso) 、 150 (C1O−
C11アルキルベンゼン)で1回希釈して40重量%の
濃度のアミン溶液(=抽出剤)を形成せしめた。廃水は
4−ニトロフェノール0.556重量%および塩酸1.
32重量%を含有していた。4:1の廃水二抽出剤の容
量比において攪拌容器内で1段階で平衡が達成された。
下記の第2表は、その結果を示す。
第2表: 抽出剤         4−ニトロフェノールの濃度
 D 抽出アミン相   廃水相   収量 重量%    ppm     % n−ドデカン中の ホスタレツクスA327   2.886      
、 8.5  8400 99.8540重量% ツルペッツ150中の ホスタレツクスA327   2.522      
4.8 525099.9140重量% 例5 4−ニトロフェノール0.702重量%および塩酸1.
4重量%を含有する廃水を、ホスタレツクスA327を
用いる3段階の十字流抽出において、各段階それぞれ2
0:1の廃水:アミン相の容量比で浄化した。廃水中の
4−二トロフェノール濃度は、第1段階後において19
.、1 ppm 、第2段階後において0.7 ppm
そして第3段階後において0.1 ppm以下であった
例6 ホスタレツクスA327を使用し10:1の廃水:アミ
ンの相客量比(1000ml : 100mA’)にお
いて攪拌容器内において1段階で、例4と同じ廃水を浄
化した。抽出物(102,2g)は、4−ニトロフェノ
ール7.19重量%を含有し、そして浄化された廃水(
1025,6g)は、4−ニトロフェノール7 pl)
mを含有していた。これは、99.9%の抽出収量に相
当する。相分離後、抽出物を逆抽出するために、15%
の濃度の水酸化す) IJウム溶液56gを用いて1段
階で攪拌した。その際、4−二トロフェノールおよびア
ミンに結合した塩酸は、Na塩として水酸化す) IJ
ウム溶液相の中に完全に移行したが、一方再生されそし
て精製されたホスタレツクスA327は、抽出に再循環
された。
例7 2−二トロフェノール0.179重量%および塩酸0.
742重量%を含有する廃水をホスタレツクスA327
を用いて10:1の廃水:アミンの容量比(600mA
 : 60mA)において攪拌容器内で1段階により平
衡に達するまで攪拌した。抽出物(56,36g )は
、2−ニトロフェノールの2.019重量%の濃度を有
し、そして廃水ラフィネート(629,8g)は、2−
ニトロフェノール6、4 ppmの濃度を有していた。
これは3,150の分配係数および99.65%の抽出
収量に相当する。逆抽出は、15%の濃度の水酸化ナト
リウム溶液を用いて抽出物を攪拌することによって1段
階で行なわれた。その際、2−ニトロフェノールおよび
アミンに結合された塩酸は、ナトリウム塩として水酸化
ナトリウム溶液相中に完全に移行した。再生されそして
精製されたホスタレツクスA327は、抽出に再循環さ
れた。
例8 2.4−ジニトロフェノール307 pPmおよび塩酸
1.5%を含有する廃水を、ホスタレツクスA327を
用いて20:1の廃水:アミンの容量比(600ml:
 80rnAりにおいて1段階で平衡に達するまで攪拌
した。抽出物(29,5g)は、2,4−ジニトロフェ
ノール0.650重量%を含有し、そして廃水ラフィネ
ート(618,7g)は、2,4−ジニトロフェノール
0.5 ppmを含有していた。これは18.000の
分配係数および99.98%の抽出収量に相当する。2
5重量%の濃度の水酸化ナトリウム10gを用いる1段
階の逆抽出によって、抽出物よシのジニトロフェノール
および塩酸の完全な分離が行なわれた。
例9 4−クロル−2−二トロフェノール180 ppmおよ
び塩酸0.86重量%を含有する廃水を、ホスタレック
スA327を用いて10:1の廃水:アミンの容量比(
650ml: 65mAりにおいて1段階で平衡に達す
るまで攪拌した。抽出物(6o、4g)は、4−クロル
−2−二トロフェノール0.196重量%を含有し、そ
して廃水ラフィネート(65o、og)は、4−クロル
−2−二トロフェノール0.2 ppmを含有していた
。これは9,800の分配係数および99.89%の抽
出収量に相当する。
2段階での攪拌によって完全に逆抽出を行なうためには
、25%の濃度の水酸化ナトリウム溶液22gが□必要
であった。
例10 4−メチル−2−二トロフェノール8941)Pmおよ
び塩酸1.12重量%を含有する廃水を、ホスタレック
スA327を用いて10:1の廃水:アミンの容量比(
600mA! : 60m/)において1段階で平衡に
達するまで攪拌した。抽出物(55,52g)は、4−
メチル−2−二トロフェノール0.481重景5を含有
し、そして廃水ラフィネート(eos、24g)は4−
メチル−2−二トロフェノール2.8 ppmを含有し
ていた。これは1,874の分配係数および99.42
%の抽出収量に相当する。
2段階での攪拌によって完全に逆抽出を行なうためには
、15重量%の水酸化す) IJウム溶液88gが必要
であった。
例11 3−トリフルオルメチル−4−二トロフェノ−y50.
297重量%および塩酸1.3重量%を含有する廃水を
、ホスタレックスA327を用いて10:1の廃水:ア
ミンの容量比(600m# : 60m/)において1
段階で平衡に達するまで攪拌した。
抽出物(5g、s2g)は、3−トリフルオルメチル−
4−二トロフェノール3,069重量%を含有し、そし
て廃水ラフイネ−) (597,81g)は3−トリフ
ルオルメチル−4−二トロフェノール0.2ppmを含
有していた。これは158,400の分配係数および9
9.99%の抽出収量に相当する。1段階での攪拌によ
って完全に逆抽出を行なうためには、15重量%の水酸
化ナトリウム溶液85gが必要であった。
例12 2.4.6−)ジニトロフェノール(ピクリン酸)0.
150重量%および塩酸1.3重量%を含有する廃水ヲ
、ホスタレツクスA327を用いて10:1の廃水:ア
ミンの容量比(1000mA! : 100m1)にお
いて1段階で平衡に達するまで攪拌した。抽出物(99
,21g)は、ピクリン酸1.529重量%を含有しそ
して廃水ラフイネ−) (992,7g)はピクリン酸
Q、 8 pPmを含有していた。これは50.970
  の分配係数および99.98%の抽出収量に相当す
る。1段階での攪拌によって完全な逆抽出を行なうため
には、15重量%の水酸化ナトリウム溶液56gが必要
であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ニトロヒドロキシ芳香族化合物を水溶液から抽出す
    る方法において、抽出剤として10ないし75の全炭素
    数を有する脂肪族アミンおよび強酸よりなるアミン塩を
    使用し、その際、アミン塩が希釈されずに、あるいは有
    機溶剤で希釈されて使用されうることを特徴とする上記
    ニトロヒドロキシ芳香族化合物の抽出方法。 2、第三アミンの塩を使用する特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 3、塩酸または硫酸から誘導されたアミン塩を使用する
    特許請求の範囲第1項また第2項に記載の方法。
JP62201041A 1986-08-14 1987-08-13 ニトロヒドロキシ芳香族化合物を水溶液から抽出する方法 Pending JPS6348247A (ja)

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