JPS6348221A - 皮膚真菌症治療剤 - Google Patents

皮膚真菌症治療剤

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JPS6348221A
JPS6348221A JP61191288A JP19128886A JPS6348221A JP S6348221 A JPS6348221 A JP S6348221A JP 61191288 A JP61191288 A JP 61191288A JP 19128886 A JP19128886 A JP 19128886A JP S6348221 A JPS6348221 A JP S6348221A
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Kazunari Yoshida
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、汗癩状白癖等真閑による皮膚疾患の治療剤に
関するものである。
〈従来の技術〉 真菌による皮膚疾患←は、汗抱状白雪(みすむし)をは
じめ、斑状小水抱性白vl(ぜにたむし)、皮膚カンジ
ダ症等があり、汗抱状白雪以外は抗生物質等の適切な外
用剤等を使用することにより、比較的治癒させることが
可能である。
これに対して、汗抱状白癖の場合、抗白癖剤としての化
、学合成薬品や抗生物質等がその治療に用いられている
が、菌が薬剤の浸透しにくい角層の中にまで寄生してい
るため、非常に治りにく、い。
〈発明が解決しようとする技術的課題〉本発明が解決し
ようとする技術的課題は、斑状小水抱性白癖や皮膚カン
ジダ症等の皮膚真菌症だけでなく、汗痢状白療の治療に
も有効な治療剤を提供することにある。
〈技術的課題を解決するだめの手段〉 上記課題を解決するために本発明が講する技術的手段は
、チャンバギクの根をアルコール系有機溶媒で抽出した
液を主成分としたご仁及びヂャンバギクの根をアルコー
ル系有機溶媒で抽出した液に水酸化ナトリウムと硫酸銅
とアセトンを夫々加えた後に濃硫酸を加え、これに更に
チャンバギクの根をアルコール系有機溶媒で抽出した液
を加えて生成させた合成液を主成分としたこと及びチャ
ンバギクの根に水を加えて加熱抽出した液を主成分とし
たことを特徴とする。
〈実施例〉 以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に係る治療剤にはチャンバギク(タケニグサ)の
根をアルコール系有機溶媒で抽出した液を主成分とした
もの(以下、これをA液と称する)と、チャンバギクの
根をアルコール系有機溶媒で抽出した液に水酸化ナトリ
ウムと硫酸銅とアセトンを夫々加えた後に濃硫酸を加え
、これに更にチ1νンバギクの根をアルコール系有機溶
媒で抽出した液を加えて生成させた合成液を主成分とし
たもの(以下、これをB液と称する)と、ヂャンバギク
の根に水を加えて加熱抽出した液を主成分としたもの(
以下、これをC液と称する)とがあるり、これら各液単
独使用でも或いは合液の適当な併用使用でも皮膚真菌症
の治療剤としてその効果を奏し得るものである。
以下、合液の製法を具体的に説明する。
(A液の製法) 先ず、チャンバギク(タケニグサ)の根を陰干したもの
を粗末とし、その300gをアルコール系有機溶媒、例
えばエチルアルコール2000d中に入れて約7日間そ
のまま放置して抽出する。
この抽出液を2回繰返し濾過した後100℃で20分間
減圧濃縮してA液を得た。
このA液中に含まれていると考えられる物質は、アルカ
ロイド(alkaloid) 、プロトビン(prot
opine) (020HI305 N ) 、β−ホ
tチェルドネイン(β−ponmochel 1don
ine)(C21H230S N ) 、シュレイラリ
ン(chelerythine)  (C218370
< N ) 、ザンギナリン(sanguinarin
e) (C?o Has Os N )等である。
尚、アルコール系有機溶媒としては、エチルアルコール
の他、メチルアルコール、その他の脂肪族アルコールや
フェニルエチルアルコール等の芳香族アルコール等が使
用できる。
(B液の製法) 先ず、前記A液を三角フラスコに入れて密封し、20℃
の環境で約6ケ月間放置する。この液1750@ilを
適当な容器に分取し、これに水酸化ナトリウム水溶液2
05d 、硫酸銅水溶液130m。
及びアセl〜ン2ad!を順次加えて充分混合する。
次いで、この混合液に1硫酸を20d加え均一に混合し
、これをそのまま室温で約7日間静置する。すると、容
器内に沈澱が生成すると共に澄んだ甘い芳香を放つ液が
得られる。この液の上澄み液又は濾液に再び前記A液を
463−加え、B液を得た。
(C液の製法) 先ず、ヂャンバギクの根を陰干したものを粗末とし、こ
の110gを蒸留水4500m1!中に入れて96℃で
約2時間加熱抽出する。この抽出液を約1日間加熱減圧
濃縮して、C液を得た。
次に、前記A液(エチルアルコールを抽出液として使用
)の抗真菌試験成績について述べる。
被検菌としてTricho h ton  rubru
mIFo 5467(大阪発酵研究所株)を用い、これ
をサブロー寒天培地で37℃で10日間培養した菌体を
2白金耳取り、これを滅菌蒸留水4ae入れた試験管中
に入れ、振とう撹拌して菌液とする。一方滅菌したサブ
ロー寒天培地9.5IlIe中に検液A−Fを0.5及
び1.Oad!つづ入れて撹拌し滅菌シャーレに入れ、
これに予め作成した上記の菌液を2白金耳づつ接種し、
37℃で10日間培養後、菌の生育の有無を肉眼的に観
察することにより抗真菌力の有無を判定する。尚、この
試験の対照として検液を添加しない培地及びエタノール
を添加した培地を夫々同時に培養した。この結果下記表
1の如く、汗抱状白瘤や頑瘤等の原因菌となる江江独仙
旦助 rubrumに対して各検液A〜Fは抗真菌性を
示し、対照は全て陽性(+)であった。
尚、この試験は社団法人岩手県薬剤師会会営岩手県医薬
品、衛生、検査センターに依頼して行なったものであり
、その成績書の写しを別紙の通り添付する。
〔表 1〕 次に、臨床治験成績について述べる。
上述した本発明の3秤の゛皮膚真菌症の治療剤″(A液
、13液及びC液)は、疾患の治療に際して夫々単独で
使用するか、これらを適宜に組み合わせて併用使用する
。この使用方法は、いずれも患部を石けんで洗った後綿
棒或いはカット綿で朝・夜2〜3回患部に塗布するよう
にした。
このような使用方法により、様々なタイプの汗抱状白療
や他の皮膚疾患に感染している9オ〜65才の患者21
人について実施した。その結果、皮四病の種類及びその
タイプ、感染部位、患者の年令等の条件により治癒した
時の各検液の液量が異なっているが、全ての例において
ほぼ完全に治緻している。
この結果を表2に示す。表2中、「検液の種類J A、
B、Cとは上述A液、B液、C液のことであり、A−B
、[3−Cとは各々A液と8液又はB液とC液との併用
の意味である。
この結果を検液の種類別に見ていくと、」−記表2から
明らかな通り、先ず夫々単独の使用法としてアルコール
系有機溶媒抽出液であるA液単独の場合(Nα1,2及
び3)、汗抱状白衝の汗痢型と、ウィルス感染によるヘ
ルペス及び麦粒腫(ものらい)の3例においていずれも
有効であった。
水抽出液であるC液単独の場合(Nα4)、汗角状白癖
において小水泡型と汁間型とを併発している例であるが
両型ともほぼ完全に治っている。
合成液であるB液単独の場合(Nα5〜14)は、すべ
て汗抱状白疵の例であり、小水泡型もしくは跳間型単独
あるいは両型の併発もしくは角化型との併発の例を含ん
でいるがいずれらほぼ完治している。この液の皮膚への
浸透性は強く、4〜5回塗ることにより痒み感が治った
。また特に角化している状態のものにも効果的に作用し
、角質層等は比較的早期に軟化された状態となり、皮膚
のひび割れが生じて痛い場合でも3〜4回の塗布で消炎
し、7日程度でひび割れが黄色のかさぶたとなって正常
な皮膚の状態になるまで1ケ月〜1ケ月半、患者によっ
てはそれより早い場合があった。また、汗庖状白媚に類
似した皮膚病である掌1ml!1症に対しても明らかな
抗菌力が認められた。
次に組み合わせの使用法としてA液とB液との併用の場
合(No、15〜17)は、2例が汗抱状自前の小水泡
型であり、1例は掌@11抱症を併発しているものであ
るがいずれもほぼ完治している。
B液とC液との併用の場合(N(118〜23)、汗抱
状白癖のうち汁間型、角化型、小水庖型夫々の単独型、
および小水泡型と角化型との併発の例であり、いずれも
ほぼ完治している。
前述の如く汗庖状白衝に対して顕著な効果を示すが、こ
のように水抽出液であるC液と併用することにより、重
い慢性的な状態の場合でも著しい効果が認められる。
なお、アルコール系有機溶媒抽出液であるA液単独使用
の場合、細菌感染を原因とする麦粒腫において眼の縁が
痒い時または赤く腫脹した時、綿棒で朝・夜2〜3回程
度態部に塗ることにより、治癒して再発がなくなり、ま
たヘルペスウィルスによる水庖状発疹症に対しても10
例以上で完治し、抗菌及び抗ウィルス作用が認められた
。しかもこの際舌に付着し、唾液と共に何回も飲み込ん
でも副作用は全く認められなかった。
以上述べてきた実施例において、製造方法(各成分の配
合量、製造条件など)や治療に使用の際の3種治療剤の
使用方法および相互の組合せ等は一例であり、本発明は
これら実施例に限定されるものではない。
〈発明の効果〉 本発明皮膚真菌症の治療剤は叙上の臨床治験結果からも
明らかな如く、3種の治療剤が夫々単独でも、或いは適
宜な組み合わせ併用によって、斑状小水痢性白癖、頑癖
、皮膚カンジダ症等真閑による皮膚疾患の治療に対して
有効であるばかりでなく、感染部位が深〈従来治すこと
が困難であった汗庖状白癖の種々の型に対しても著しい
抗真菌作用を示し、有効な治療効果を発揮する。
更に掌!1119症、麦粒腫、あるいはヘルペス等に対
しても、著しい抗菌作用あるいは抗ウィルス作用を示し
、治療することができる。
また、3種の治療剤を適宜に組み合わせて使用すること
により、重い慢性的な汗泡状白癖等の皮膚真菌症に治療
効果を発揮する。
依って所期の目的を達成し得る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チャンバギクの根をアルコール系有機溶媒で抽出
    した液を主成分としたことを特徴とする皮膚真菌症の治
    療剤。
  2. (2)チャンバギクの根をアルコール系有機溶媒で抽出
    した液に水酸化ナトリウムと硫酸銅とアセトンを夫々加
    えた後に濃硫酸を加え、これに更にチャンバギクの根を
    アルコール系有機溶媒で抽出した液を加えて生成させた
    合成液を主成分としたことを特徴とする皮膚真菌症の治
    療剤。
  3. (3)チャンバギクの根に水を加えて加熱抽出した液を
    主成分としたことを特徴とする皮膚真菌症の治療剤。
JP61191288A 1986-08-14 1986-08-14 皮膚真菌症治療剤 Granted JPS6348221A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6921163B2 (en) 2001-01-10 2005-07-26 Seiko Epson Corporation Recording apparatus
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7137750B2 (en) 2001-01-10 2006-11-21 Seiko Epson Corporation Recording apparatus
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