JPS6348093Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6348093Y2 JPS6348093Y2 JP1982098738U JP9873882U JPS6348093Y2 JP S6348093 Y2 JPS6348093 Y2 JP S6348093Y2 JP 1982098738 U JP1982098738 U JP 1982098738U JP 9873882 U JP9873882 U JP 9873882U JP S6348093 Y2 JPS6348093 Y2 JP S6348093Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- plunger guide
- plunger
- solenoid
- coil winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 13
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 5
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油浸型ソレノイドに関し、更に詳細に
は該ソレノイドのヨークの改良に関する。
は該ソレノイドのヨークの改良に関する。
油浸型ソレノイドは、通常外部に対して気密状
態にされたプランジヤガイド内に磁性材製のプラ
ンジヤを移動可能に設けるとともに該プランジヤ
ガイドの外側にコイル巻線を施し、更にそのコイ
ル巻線の外側に磁路を形成するヨークをコイル巻
線を囲んで設けて構成されている。このようなソ
レノイドにおいてヨーク内での磁気低抗を減少し
て磁気損失を少なくするため、ヨークを、薄い鋼
板を多層に巻回して作つたいわゆる巻鉄心が使用
されている。
態にされたプランジヤガイド内に磁性材製のプラ
ンジヤを移動可能に設けるとともに該プランジヤ
ガイドの外側にコイル巻線を施し、更にそのコイ
ル巻線の外側に磁路を形成するヨークをコイル巻
線を囲んで設けて構成されている。このようなソ
レノイドにおいてヨーク内での磁気低抗を減少し
て磁気損失を少なくするため、ヨークを、薄い鋼
板を多層に巻回して作つたいわゆる巻鉄心が使用
されている。
ところがこの巻鉄心は製作上の問題によりその
肉厚が一定しており、ソレノイドの種類に応じた
所望の肉厚のものを随意に入取するのは困難であ
る。しかもプランジヤガイドとヨークに形成され
たプランジヤガイド挿通用の穴との間には加工上
間隙が生ずることが不可欠となりその間隙のため
に磁気低抗が増大し、電力消費の増加を招く問題
がある。
肉厚が一定しており、ソレノイドの種類に応じた
所望の肉厚のものを随意に入取するのは困難であ
る。しかもプランジヤガイドとヨークに形成され
たプランジヤガイド挿通用の穴との間には加工上
間隙が生ずることが不可欠となりその間隙のため
に磁気低抗が増大し、電力消費の増加を招く問題
がある。
従つて、本考案の目的は巻鉄心式のヨークを用
いたソレノイドにおいても前述のような磁気低抗
の増大を招かないようにした油浸型ソレノイドを
提供することにある。
いたソレノイドにおいても前述のような磁気低抗
の増大を招かないようにした油浸型ソレノイドを
提供することにある。
本考案は、プランジヤガイドと、該プランジヤ
ガイド内に移動可能に挿入されたプランジヤと、
該プランジヤガイドの外側に設けられたコイル巻
線と、該コイル巻線を囲んで設けられていて磁路
を形成するヨークとを有する油浸型ソレノイドに
おいて、該ヨークを薄い鋼板を多層に巻回した巻
鉄心で構成し、該プランジヤガイドの回りには該
ヨークに隣接して補助ヨークを設け、可動鉄心に
対するヨークの断面積を該補助ヨークで補なつて
いる。
ガイド内に移動可能に挿入されたプランジヤと、
該プランジヤガイドの外側に設けられたコイル巻
線と、該コイル巻線を囲んで設けられていて磁路
を形成するヨークとを有する油浸型ソレノイドに
おいて、該ヨークを薄い鋼板を多層に巻回した巻
鉄心で構成し、該プランジヤガイドの回りには該
ヨークに隣接して補助ヨークを設け、可動鉄心に
対するヨークの断面積を該補助ヨークで補なつて
いる。
以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
明する。
第1図において、本考案の一実施例が示されて
いる。同図において、1は管状のプランジヤガイ
ド、2はプランジヤガイド1内に移動可能に挿入
された磁性材製のプランジヤ、3はプランジヤガ
イド1の一端に嵌合固定された磁性材製の固定鉄
心、4はプランジヤガイド1の他端に嵌合固定さ
れたストツパ部材、5はプランジヤガイドの外周
に施されたコイル巻線、6はコイル巻線を囲むヨ
ークである。
いる。同図において、1は管状のプランジヤガイ
ド、2はプランジヤガイド1内に移動可能に挿入
された磁性材製のプランジヤ、3はプランジヤガ
イド1の一端に嵌合固定された磁性材製の固定鉄
心、4はプランジヤガイド1の他端に嵌合固定さ
れたストツパ部材、5はプランジヤガイドの外周
に施されたコイル巻線、6はコイル巻線を囲むヨ
ークである。
ヨーク6はケイ素鋼板等の薄い鋼板を多層に巻
回して形成されたいわゆる巻鉄心で構成されてい
て、プランジヤガイド1および固定鉄心はヨーク
6に形成された挿通穴7,7a内に挿通されてい
る。
回して形成されたいわゆる巻鉄心で構成されてい
て、プランジヤガイド1および固定鉄心はヨーク
6に形成された挿通穴7,7a内に挿通されてい
る。
ヨーク6の一方の外側(図において上側)には
そのヨークに隣接してしかもプランジヤガイド1
を囲むようにして所望の厚さの環状の補助ヨーク
10が設けられている。この補助ヨーク10はケ
イ素鋼板のような薄い鋼板で作つたリングを多層
に重ねて形成されている。補助ヨーク10は完全
なリング状にしてもよいが、第2図に示されるよ
うに、ヨーク6に形成されたスリツト8を整合す
るスリツト11を形成した方が後述からも明らか
なようにソレノイドの磁気特性を向上できる。
そのヨークに隣接してしかもプランジヤガイド1
を囲むようにして所望の厚さの環状の補助ヨーク
10が設けられている。この補助ヨーク10はケ
イ素鋼板のような薄い鋼板で作つたリングを多層
に重ねて形成されている。補助ヨーク10は完全
なリング状にしてもよいが、第2図に示されるよ
うに、ヨーク6に形成されたスリツト8を整合す
るスリツト11を形成した方が後述からも明らか
なようにソレノイドの磁気特性を向上できる。
上記のようなソレノイドにおいて、コイル巻線
5に通電すると、そのコイル巻線により発生され
た磁束は、プランジヤ2→固定鉄心3→ヨーク6
→プランジヤ2の閉ループを流れ、プランジヤ2
は固定鉄心に吸引されてロツド9を押圧するが、
この場合、ヨーク6のプランジヤに面する表面
(挿通穴7の表面)の面積は補助ヨーク10の作
用により実質的に増加され、磁束の一部はヨーク
6から補助ヨーク10を介してプランジヤ2へ流
れることになり、その分だけ挿通穴7の部分での
磁気低抗は減少される。
5に通電すると、そのコイル巻線により発生され
た磁束は、プランジヤ2→固定鉄心3→ヨーク6
→プランジヤ2の閉ループを流れ、プランジヤ2
は固定鉄心に吸引されてロツド9を押圧するが、
この場合、ヨーク6のプランジヤに面する表面
(挿通穴7の表面)の面積は補助ヨーク10の作
用により実質的に増加され、磁束の一部はヨーク
6から補助ヨーク10を介してプランジヤ2へ流
れることになり、その分だけ挿通穴7の部分での
磁気低抗は減少される。
補助ヨーク10の配置位置は、第1図に示され
るようにヨーク6の外側でもよいが、第3図に示
されるようにヨーク6内側でもよく、更には第4
図に示されるようにヨーク6の内、外両側でも良
い。
るようにヨーク6の外側でもよいが、第3図に示
されるようにヨーク6内側でもよく、更には第4
図に示されるようにヨーク6の内、外両側でも良
い。
第5図において、スリツトなし補助ヨーク10
をヨーク6の外側に取付けた場合の補助ヨークの
厚さtとソレノイドの励磁電流(実線で図示)お
よび消費電力(破線で図示)との関係が示されて
いる。このグラフからも明らかなように補助ヨー
クを設けた方が励磁電流および消費電力も少なく
なる。
をヨーク6の外側に取付けた場合の補助ヨークの
厚さtとソレノイドの励磁電流(実線で図示)お
よび消費電力(破線で図示)との関係が示されて
いる。このグラフからも明らかなように補助ヨー
クを設けた方が励磁電流および消費電力も少なく
なる。
第6図において、厚さ4mmの補助ヨークの取付
け位置およびスリツトの有無とソレノイドの励磁
電流および消費電力との関係が示されている。同
図において横軸のAはスリツトなし補助ヨークを
ヨーク6の外側に取付けた場合、Bはスリツトあ
り補助ヨークをヨーク6の内側に取付けた場合、
Cはスリツトなし補助ヨークをヨーク6の内側に
取付けた場合を示し、Dはスリツトあり補助ヨー
ク6の内、外両方に取付けた場合を示す。また〓
は励磁電流をかつ〓は消費電力を示す。この図か
らも明らかなように補助ヨークにスリツトを設け
た方が設けない場合よりも磁気効率が良くなる。
け位置およびスリツトの有無とソレノイドの励磁
電流および消費電力との関係が示されている。同
図において横軸のAはスリツトなし補助ヨークを
ヨーク6の外側に取付けた場合、Bはスリツトあ
り補助ヨークをヨーク6の内側に取付けた場合、
Cはスリツトなし補助ヨークをヨーク6の内側に
取付けた場合を示し、Dはスリツトあり補助ヨー
ク6の内、外両方に取付けた場合を示す。また〓
は励磁電流をかつ〓は消費電力を示す。この図か
らも明らかなように補助ヨークにスリツトを設け
た方が設けない場合よりも磁気効率が良くなる。
以上の説明から明らかなように本考案のソレノ
イドでの補助ヨークを設けることにより磁気効力
が良くなり、保持電流、消費電力を減少できる。
イドでの補助ヨークを設けることにより磁気効力
が良くなり、保持電流、消費電力を減少できる。
第1図は本考案による油浸型ソレノイドの一実
施例の断面図、第2図は第1図の線−に沿つ
て見た図、第3図および第4図は補助ヨークの配
置の変形例を示す断面図、第5図は補助ヨークの
厚さと励磁電流および消費電力との関係を示す
図、第6図は補助ヨークの位置およびスリツトの
有無と励磁電流および消費電力との関係を示す図
である。 1:プランジヤガイド、2:プランジヤ、5:
コイル巻線、6:ヨーク、10:補助ヨーク、1
1:スリツト。
施例の断面図、第2図は第1図の線−に沿つ
て見た図、第3図および第4図は補助ヨークの配
置の変形例を示す断面図、第5図は補助ヨークの
厚さと励磁電流および消費電力との関係を示す
図、第6図は補助ヨークの位置およびスリツトの
有無と励磁電流および消費電力との関係を示す図
である。 1:プランジヤガイド、2:プランジヤ、5:
コイル巻線、6:ヨーク、10:補助ヨーク、1
1:スリツト。
Claims (1)
- プランジヤガイドと、該プランジヤガイド内に
移動可能に挿入されたプランジヤと、該プランジ
ヤガイドの外側に設けられたコイル巻線と、該コ
イル巻線を囲んで設けられていて磁路を形成する
ヨークとを有する油浸型ソレノイドにおいて、該
ヨークを薄い鋼板を多層に巻回した巻鉄心で構成
し、該プランジヤガイドの回りには該ヨークに隣
接して補助ヨークを設けたことを特徴とした油浸
型ソレノイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9873882U JPS593508U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 油浸型ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9873882U JPS593508U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 油浸型ソレノイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS593508U JPS593508U (ja) | 1984-01-11 |
JPS6348093Y2 true JPS6348093Y2 (ja) | 1988-12-12 |
Family
ID=30234294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9873882U Granted JPS593508U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 油浸型ソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593508U (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318701A (en) * | 1976-07-30 | 1978-02-21 | Kansai Paint Co Ltd | Method of transparently painted plywood for exterior decoration |
JPS5558507A (en) * | 1978-10-26 | 1980-05-01 | Nachi Fujikoshi Corp | Oil-immersed solenoid |
JPS55102217A (en) * | 1979-01-29 | 1980-08-05 | Sanmei Denki Kk | Manufacturing method of stator core of solenoid |
JPS5653312B2 (ja) * | 1976-08-10 | 1981-12-17 | ||
JPS5717113B2 (ja) * | 1977-01-14 | 1982-04-08 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5653312U (ja) * | 1979-09-29 | 1981-05-11 | ||
JPS5932087Y2 (ja) * | 1980-07-01 | 1984-09-10 | 焼結金属工業株式会社 | ソレノイド |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP9873882U patent/JPS593508U/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318701A (en) * | 1976-07-30 | 1978-02-21 | Kansai Paint Co Ltd | Method of transparently painted plywood for exterior decoration |
JPS5653312B2 (ja) * | 1976-08-10 | 1981-12-17 | ||
JPS5717113B2 (ja) * | 1977-01-14 | 1982-04-08 | ||
JPS5558507A (en) * | 1978-10-26 | 1980-05-01 | Nachi Fujikoshi Corp | Oil-immersed solenoid |
JPS55102217A (en) * | 1979-01-29 | 1980-08-05 | Sanmei Denki Kk | Manufacturing method of stator core of solenoid |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS593508U (ja) | 1984-01-11 |
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