JPS6347916Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6347916Y2 JPS6347916Y2 JP7173583U JP7173583U JPS6347916Y2 JP S6347916 Y2 JPS6347916 Y2 JP S6347916Y2 JP 7173583 U JP7173583 U JP 7173583U JP 7173583 U JP7173583 U JP 7173583U JP S6347916 Y2 JPS6347916 Y2 JP S6347916Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mainspring
- winding shaft
- recess
- shaft
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 28
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はオルゴールのゼンマイ巻き軸装置に関
し、巻き軸を基盤の中心部分にセツトできるよう
にして、ドラムと連動して回転する人形等の付属
物体を有利に取付けできるように改良したもので
ある。
し、巻き軸を基盤の中心部分にセツトできるよう
にして、ドラムと連動して回転する人形等の付属
物体を有利に取付けできるように改良したもので
ある。
従来のオルゴールは、ドラムの取付け位置やス
ペースの関係でドラム駆動用ゼンマイを収設した
ゼンマイ箱が基盤上の隅部側にセツトされている
ので、ゼンマイの巻き軸は基盤の中心部分より大
きく偏在している。したがつて、このような構造
のオルゴールをケース内に収設すると、巻き軸は
ケースの隅部寄りに位置することになるので、こ
の巻き軸に付属物体を取付けて回転させるように
構成した場合は、ケース上の片側部分に無駄なス
ペースが残り、全体的に調和感を欠いて体裁が悪
い。このため、従来では収設されるオルゴールと
比較してかなり大きなケースを使用し、巻き軸が
ケースの中心部分に位置するように該ケース内に
オルゴールを収設して上記の問題に対処してきた
が、これは経済性の点で不利となるし、また商品
を小型化する上で制約を受けることは避けられな
い。
ペースの関係でドラム駆動用ゼンマイを収設した
ゼンマイ箱が基盤上の隅部側にセツトされている
ので、ゼンマイの巻き軸は基盤の中心部分より大
きく偏在している。したがつて、このような構造
のオルゴールをケース内に収設すると、巻き軸は
ケースの隅部寄りに位置することになるので、こ
の巻き軸に付属物体を取付けて回転させるように
構成した場合は、ケース上の片側部分に無駄なス
ペースが残り、全体的に調和感を欠いて体裁が悪
い。このため、従来では収設されるオルゴールと
比較してかなり大きなケースを使用し、巻き軸が
ケースの中心部分に位置するように該ケース内に
オルゴールを収設して上記の問題に対処してきた
が、これは経済性の点で不利となるし、また商品
を小型化する上で制約を受けることは避けられな
い。
そこで、本考案はオルゴールの基盤裏面に該基
盤の中央部分からゼンマイ箱の取付け部分に亘つ
て凹部を設け、この凹部内にゼンマイ箱より突出
したゼンマイ軸と上記基盤の中心部分に支持させ
た巻き軸を位置させ、ゼンマイ軸と巻き軸を上記
凹部内に収設した歯車連動機構により結合したオ
ルゴールのゼンマイ巻き軸装置を提供しようとす
るものであつて、本考案によればオルゴール本来
の基本的構造を変えないで巻き軸を基盤の中心部
分に位置させることができ、オルゴールを収設す
るケースを小型化する上に有利となることは勿論
のこと、オルゴールを収設した商品の調和感を高
めることが可能である。
盤の中央部分からゼンマイ箱の取付け部分に亘つ
て凹部を設け、この凹部内にゼンマイ箱より突出
したゼンマイ軸と上記基盤の中心部分に支持させ
た巻き軸を位置させ、ゼンマイ軸と巻き軸を上記
凹部内に収設した歯車連動機構により結合したオ
ルゴールのゼンマイ巻き軸装置を提供しようとす
るものであつて、本考案によればオルゴール本来
の基本的構造を変えないで巻き軸を基盤の中心部
分に位置させることができ、オルゴールを収設す
るケースを小型化する上に有利となることは勿論
のこと、オルゴールを収設した商品の調和感を高
めることが可能である。
以下に、本考案の実施例を添付図面に示した実
施例を参照しながら説明すると、オルゴールの基
盤１裏面に該基盤１の中央部分からゼンマイ箱２
の取付け部分に亘つて凹部３を設けてあり、この
凹部３内にはゼンマイ箱２からゼンマイ軸４が突
出している。一方、凹部３には基盤１の中心部分
に当る位置に巻き軸５を回転自在に取付けてあ
り、この巻き軸５に固定した歯車６と上記ゼンマ
イ軸４に固定した歯車７とは中間歯車８を介して
噛み合い、９は中間歯車８の支軸であつて、上記
歯車６，７と中間歯車８は何れも凹部３内に収設
され、連動歯車機構を構成している。巻き軸５は
凹部３面より突出し、その先方部分は他の回転部
材を取付けるための雄ネジ部５ａに形成されてい
る。
施例を参照しながら説明すると、オルゴールの基
盤１裏面に該基盤１の中央部分からゼンマイ箱２
の取付け部分に亘つて凹部３を設けてあり、この
凹部３内にはゼンマイ箱２からゼンマイ軸４が突
出している。一方、凹部３には基盤１の中心部分
に当る位置に巻き軸５を回転自在に取付けてあ
り、この巻き軸５に固定した歯車６と上記ゼンマ
イ軸４に固定した歯車７とは中間歯車８を介して
噛み合い、９は中間歯車８の支軸であつて、上記
歯車６，７と中間歯車８は何れも凹部３内に収設
され、連動歯車機構を構成している。巻き軸５は
凹部３面より突出し、その先方部分は他の回転部
材を取付けるための雄ネジ部５ａに形成されてい
る。
以上の構成によれば、第３図に示す如くオルゴ
ールを下向きにしてケース２１内に取付けた固定
板２２により支持し、巻き軸５を固定板２２上に
突出させて蓋板２３を巻き軸５に固定すると、巻
き軸５は蓋板２３の中心、即ちケース２１の中心
部分に位置できることになる。この場合、蓋板２
３はゼンマイ箱２内のゼンマイ（図示せず）を巻
き締める部材として機能しているが、巻き軸５を
更に長くして蓋板２３上より突出させれば、この
巻き軸５に人形等の装飾体２４を取付けることに
よつて、該装飾体２４をケース２１の中央部分で
回転させることができる。しかして、ゼンマイ軸
４と巻き軸５を連動させる歯車６，７，８は凹部
３内に収設されるため、基板１をケース２１の固
定板２２面に当接させて取付ける上に支障となら
ないし、その取付け状態を正しく安定させること
ができる。
ールを下向きにしてケース２１内に取付けた固定
板２２により支持し、巻き軸５を固定板２２上に
突出させて蓋板２３を巻き軸５に固定すると、巻
き軸５は蓋板２３の中心、即ちケース２１の中心
部分に位置できることになる。この場合、蓋板２
３はゼンマイ箱２内のゼンマイ（図示せず）を巻
き締める部材として機能しているが、巻き軸５を
更に長くして蓋板２３上より突出させれば、この
巻き軸５に人形等の装飾体２４を取付けることに
よつて、該装飾体２４をケース２１の中央部分で
回転させることができる。しかして、ゼンマイ軸
４と巻き軸５を連動させる歯車６，７，８は凹部
３内に収設されるため、基板１をケース２１の固
定板２２面に当接させて取付ける上に支障となら
ないし、その取付け状態を正しく安定させること
ができる。
なお、図中１１は基盤１上に取付けたドラム、
１２は発音杆、１３は本オルゴールをケース２１
の固定板２２に固定する止めビス、２５は固定板
２２に穿設した軸挿通孔である。
１２は発音杆、１３は本オルゴールをケース２１
の固定板２２に固定する止めビス、２５は固定板
２２に穿設した軸挿通孔である。
本考案は上記の如くであつて、巻き軸は基盤の
中心部分に位置するため、オルゴールをケース内
に収設して巻き軸に他の付属物体を取付ける場合
には非常に有利であるし、また、その構成も基板
裏面に凹部を設けて巻き軸の連動部材を該凹部内
に取付けるといつた簡単なものであるから、オル
ゴール本来の基本的構造を変えることなく容易に
実施できる利点があり、かつ、オルゴールを収設
するケースを小型化できる経済性もあつて、その
実用的価値は極めて多大である。
中心部分に位置するため、オルゴールをケース内
に収設して巻き軸に他の付属物体を取付ける場合
には非常に有利であるし、また、その構成も基板
裏面に凹部を設けて巻き軸の連動部材を該凹部内
に取付けるといつた簡単なものであるから、オル
ゴール本来の基本的構造を変えることなく容易に
実施できる利点があり、かつ、オルゴールを収設
するケースを小型化できる経済性もあつて、その
実用的価値は極めて多大である。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は
裏面図、第２図は側面図、第３図はケースに収設
した正断面図、第４図は第１図Ａ−Ａ線端面図、
第５図は第１図Ｂ−Ｂ線端面図である。 図中、１は基盤、２はゼンマイ箱、３は凹部、
４はゼンマイ軸、５は巻き軸、６，７，８は歯車
である。
裏面図、第２図は側面図、第３図はケースに収設
した正断面図、第４図は第１図Ａ−Ａ線端面図、
第５図は第１図Ｂ−Ｂ線端面図である。 図中、１は基盤、２はゼンマイ箱、３は凹部、
４はゼンマイ軸、５は巻き軸、６，７，８は歯車
である。
Claims (1)
- オルゴールの基盤裏面に該基盤の中央部分から
ゼンマイ箱の取付け部分に亘つて凹部を設け、こ
の凹部内にゼンマイ箱より突出したゼンマイ軸と
上記基盤の中心部分に支持させた巻き軸を位置さ
せ、ゼンマイ軸と巻き軸を上記凹部内に収設した
歯車連動機構により結合して成ることを特徴とす
るオルゴールのゼンマイ巻き軸装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7173583U JPS59178691U (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | オルゴ−ルのゼンマイ巻き軸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7173583U JPS59178691U (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | オルゴ−ルのゼンマイ巻き軸装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59178691U JPS59178691U (ja) | 1984-11-29 |
| JPS6347916Y2 true JPS6347916Y2 (ja) | 1988-12-09 |
Family
ID=30201888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7173583U Granted JPS59178691U (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | オルゴ−ルのゼンマイ巻き軸装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59178691U (ja) |
-
1983
- 1983-05-16 JP JP7173583U patent/JPS59178691U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59178691U (ja) | 1984-11-29 |
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