JPS6347791Y2 - - Google Patents

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JPS6347791Y2
JPS6347791Y2 JP1983136515U JP13651583U JPS6347791Y2 JP S6347791 Y2 JPS6347791 Y2 JP S6347791Y2 JP 1983136515 U JP1983136515 U JP 1983136515U JP 13651583 U JP13651583 U JP 13651583U JP S6347791 Y2 JPS6347791 Y2 JP S6347791Y2
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JP
Japan
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air
underfloor space
opening
weir
flow path
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JP1983136515U
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JPS6043926U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は蓄熱性の複数個のせき体により床下空
間を多段に仕切ることによつて空調能力を高めう
る床下地面を利用する空調装置に関する。
〔背景技術〕
床下地面に接する床下の冷気を部屋に取入れる
ことにより夏期における部屋の空調を行う空調装
置が知られているが、従来のものは、床下空間に
単に空気を一直線状に流過させるごとく形成され
ているため、熱交換のための面積が制限されたも
のとなり、又床下地面と空気が平行に流れる結
果、熱伝達効率にも劣り、地冷熱を充分活用しう
るものではなかつた。
〔考案の目的〕
本考案は蓄熱性複数個のせき体により、床下空
間を多段に仕切ることを基本として、前記問題点
を解決でき、しかも地冷熱の蓄冷をも可能とする
床下地面を利用する空調装置の提供を目的として
いる。
〔発明の開示〕
図において本考案の床下地面を利用する空調装
置1は、床下空間5を、開口部3を有する複数個
のせき体4…により多段に仕切つている。
床下空間5は、部屋Rの床体10下面と、該床
体10を囲む布基礎11と、床体10下方の床下
地面9とに囲まれた空間であつて、床下地面9に
は合成樹脂シート等からなる防湿シート12を介
在させ下地モルタル層14が全面に亘り添設され
る。
又床下空間5は、前記のごとく、せき体4…に
より多段に仕切られる。せき体4は、本実施例で
は、前記下地モルタル層14の上面に蓄熱性を有
する例えばコンクリート材を用いて成形された複
数個のブロツク2を積上げてなり、又該ブロツク
2…は、半分長さを互い違いとする2枚積みに例
えば3段に重置される。又下段に配するブロツク
2は、適宜の個所で欠落され、その欠落部上に、
中段のブロツク2を積むことにより、せき体4に
は、床下地面9に接する開口部3を形成しうる。
なお最上段のブロツク2にも、大引15を通す欠
落部を設けており、又隣り合うせき体4、4間で
は、前記開口部3は位置を違えて形成され、従つ
て床下空間5には、前記開口部3を通る蛇行した
空気流路6を形成しうる。
前記布基礎11には、束16が隣設され、該束
16上に、せき体4を直交して跨る前記大引15
…が架け渡される。なお大引15とせき体4との
間には、スペーサ21を介在させ、大引15をせ
き体4に支承させ、また大引15の側部にもスペ
ーサ22を設けている。又前記大引15の上面に
は床体10をなす例えばコンクリート製の床パネ
ルPが敷設される。
前記布基礎11には、その向かい合う面に吹出
口24と排気口25とが設けられ、吹出口24に
は、部屋Rに開口する換気口26を有しかつフア
ン27を設けるダクト30を接続し、又排気口2
5には部屋Rで開口する換気口31を具えるダク
ト33が接続され、その結果、空気流路6は部屋
Rに導通でき、床下空間5を通る空気を部屋Rに
導入できる。又換気口26,31には、その背部
に該換気口26,13を開閉できかつその開放に
より、上方への空気の流れを遮断する切換弁3
4,35を設けている。さらに本実施例では前記
ダクト30,33は空気式の太陽熱集熱器Cの入
口にそれぞれ接続され、前記切換弁34,35の
操作により床下空間5を太陽熱集熱器Cに連通さ
せうる。
然して夏期には切換弁34,35を用いてダク
ト36,37を閉じることにより、フアン27の
駆動とともに空気流路6を通る空気はせき体4の
開口部3が形成する蛇行した空気流路6により、
せき体4の表面と接觸しつつ床下空間の広い範囲
を流過し、せき体4および床下地面と効率よく熱
交換し、冷風を部屋Rに吐出する。又夜間等にお
いては、前記せき体4に地冷熱を蓄冷でき、従つ
て冷房能力を高めうる。
又冬期においては、太陽熱集熱器Cの温風をダ
クト36をへて空気流路6に通すことによりせき
体4に蓄熱でき、冬期夜間等において、切換弁3
4,35を逆動作させることにより、せき体4で
の貯熱を取り出し換気口から部屋Rに温風として
吐出できる。
〔考案の効果〕
このように本考案の床下地面を利用する空調装
置は、蓄熱性の開口部を有する複数個のせき体に
より床下空間を仕切つており、該せき体によつて
熱交換のための表面積が増大でき、さらに蛇行し
た空気流路を形成するため効率のよい熱交換を可
能とする。さらに本実施例のように、大引をせき
体により支承させることにより、床体の支持が強
固かつ簡易となり、施工能率をも向上しうる。
なお本考案の装置は、せき体としてコンクリー
トの流し込みにより形成し、又そのとき開口部を
筒状のブロツク2を用いて形成するなど、種々な
態様のものに変形できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその要部を示す斜視図、第3図は床下空間に
おける空気の流れを例示する線図である。 2……ブロツク、3……開口部、4……せき
体、5……床下空間、6……空気流路、11……
布基礎。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 布基礎により囲まれる床下空間に、蓄熱材から
    なり少なくとも1つの開口部を有する複数個のせ
    き体により床下空間を多段に仕切ることにより該
    床下空間に前記開口部を通る蛇行した空気流路を
    形成する一方、該空気流路を通る空気を部屋に導
    入可能とした床下地面を利用する空調装置。
JP13651583U 1983-08-31 1983-08-31 床下地面を利用する空調装置 Granted JPS6043926U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13651583U JPS6043926U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 床下地面を利用する空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13651583U JPS6043926U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 床下地面を利用する空調装置

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Publication Number Publication Date
JPS6043926U JPS6043926U (ja) 1985-03-28
JPS6347791Y2 true JPS6347791Y2 (ja) 1988-12-09

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ID=30306921

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JP13651583U Granted JPS6043926U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 床下地面を利用する空調装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5118524B2 (ja) * 2008-03-21 2013-01-16 日本アーク開発株式会社 建物の地下室
JP2009250581A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Three Yuu:Kk 地中熱利用冷暖房システム

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JPS50114856A (ja) * 1974-02-25 1975-09-09
JPS5728938A (en) * 1980-07-28 1982-02-16 Nippon Denso Co Ltd Air conditioner
JPS5781544A (en) * 1980-11-05 1982-05-21 Oshita Kazuyoshi Passive solar house

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JPS6043926U (ja) 1985-03-28

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