JPS6347685Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6347685Y2 JPS6347685Y2 JP3595780U JP3595780U JPS6347685Y2 JP S6347685 Y2 JPS6347685 Y2 JP S6347685Y2 JP 3595780 U JP3595780 U JP 3595780U JP 3595780 U JP3595780 U JP 3595780U JP S6347685 Y2 JPS6347685 Y2 JP S6347685Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kerosene
- liquid fuel
- shielding plate
- combustion device
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 18
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 17
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 14
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 claims 1
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 claims 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims 1
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 36
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 9
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 7
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 4
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Wick-Type Burners And Burners With Porous Materials (AREA)
- Spray-Type Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は灯油,軽油等の液体燃料を蒸発させガ
ス化すると同時に所要の空気を混合して燃焼用の
混合ガスを発生させる液体燃料燃焼装置に関し、
その目的は簡便で、長期間安定した燃焼を行わせ
ることができる液体燃料燃焼装置を提供すること
にある。そして、本考案はこの目的を達成するた
めに液体燃料気化部と液体燃料との間に遮蔽板を
設けたものである。
ス化すると同時に所要の空気を混合して燃焼用の
混合ガスを発生させる液体燃料燃焼装置に関し、
その目的は簡便で、長期間安定した燃焼を行わせ
ることができる液体燃料燃焼装置を提供すること
にある。そして、本考案はこの目的を達成するた
めに液体燃料気化部と液体燃料との間に遮蔽板を
設けたものである。
以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
て説明する。
第1図a,b,cに示すごとく密閉容器1には
液体燃料の一例として用いた灯油が流入する灯油
供給口2,空気供給口3および混合ガス流出口4
とが設けられ、またこの密閉容器1の内部には優
れた毛細管現象を有するガラス繊維布よりなる灯
油吸上げ体5が設けられ、これには白金触媒が担
持されている。
液体燃料の一例として用いた灯油が流入する灯油
供給口2,空気供給口3および混合ガス流出口4
とが設けられ、またこの密閉容器1の内部には優
れた毛細管現象を有するガラス繊維布よりなる灯
油吸上げ体5が設けられ、これには白金触媒が担
持されている。
また、発熱体の表面に耐熱材を被覆形成した複
合発熱体6は灯油吸上げ体5内に装着され、この
部分が灯油吸上げ体5の気化部となつている。し
たがつて複合発熱体6の発熱量の大部分が効率よ
く灯油吸上げ体5に伝導伝熱され、この結果とし
て灯油吸上げ体5が吸上げた灯油を、この気化部
から効果的に気化させることができる。ここで灯
油吸上げ体5はその毛細管現象により前記蒸発量
に相当する量の灯油が自動的に吸上げられて定常
状態を維持する。すなわち、前記灯油吸上げ体5
の灯油吸上げ能力、複合発熱体6の発熱量、気化
部の表面積等の関係を適当に選定することによ
り、複合発熱体6の供給熱量に対して極めて効率
的に、また応答性の優れた灯油気化ガス発生を行
なわせることができる。また気化された灯油ガス
は、遮蔽板7により遮蔽され、遮蔽板7より気化
部側で充満するよう構成する。さらに、空気供給
口3より流入する空気は灯油の気化が促進される
よう作用させるとともに、灯油ガスと完全に混合
されて混合ガス流出口4より流出するように配置
する。このようにして得られる前記混合ガスを使
用目的に応じて各種バーナに導くことにより簡
便・安全で、経済的な燃焼装置を構成することが
できる。
合発熱体6は灯油吸上げ体5内に装着され、この
部分が灯油吸上げ体5の気化部となつている。し
たがつて複合発熱体6の発熱量の大部分が効率よ
く灯油吸上げ体5に伝導伝熱され、この結果とし
て灯油吸上げ体5が吸上げた灯油を、この気化部
から効果的に気化させることができる。ここで灯
油吸上げ体5はその毛細管現象により前記蒸発量
に相当する量の灯油が自動的に吸上げられて定常
状態を維持する。すなわち、前記灯油吸上げ体5
の灯油吸上げ能力、複合発熱体6の発熱量、気化
部の表面積等の関係を適当に選定することによ
り、複合発熱体6の供給熱量に対して極めて効率
的に、また応答性の優れた灯油気化ガス発生を行
なわせることができる。また気化された灯油ガス
は、遮蔽板7により遮蔽され、遮蔽板7より気化
部側で充満するよう構成する。さらに、空気供給
口3より流入する空気は灯油の気化が促進される
よう作用させるとともに、灯油ガスと完全に混合
されて混合ガス流出口4より流出するように配置
する。このようにして得られる前記混合ガスを使
用目的に応じて各種バーナに導くことにより簡
便・安全で、経済的な燃焼装置を構成することが
できる。
上記遮蔽板7を設置することによる効果につい
て説明すると、遮蔽板7を設置したことにより気
化部より気化した灯油ガスが、灯油液面上に充満
することなく混合ガス流出口4より排出されるよ
うになる。このことは、燃焼器の安全性の面から
観ても非常に効果的であり、燃焼部からの逆火の
ような事態が起きても、灯油面と遮断されるため
安全となるのである。また、気化部と灯油面が隔
離されるため、気化部の複合発熱体6から発生す
る熱により灯油の温度が上昇するのを防止でき
る。なお灯油の温度が上昇することによる弊害と
しては、温度上昇により灯油の成分を変化させ変
質化させることである。これは、気化部へのター
ル発生を早める大きな要因であり、ひいては、液
体燃料燃焼装置の寿命を短かくするもので、本考
案はこれを防止するうえで非常に効果的である。
て説明すると、遮蔽板7を設置したことにより気
化部より気化した灯油ガスが、灯油液面上に充満
することなく混合ガス流出口4より排出されるよ
うになる。このことは、燃焼器の安全性の面から
観ても非常に効果的であり、燃焼部からの逆火の
ような事態が起きても、灯油面と遮断されるため
安全となるのである。また、気化部と灯油面が隔
離されるため、気化部の複合発熱体6から発生す
る熱により灯油の温度が上昇するのを防止でき
る。なお灯油の温度が上昇することによる弊害と
しては、温度上昇により灯油の成分を変化させ変
質化させることである。これは、気化部へのター
ル発生を早める大きな要因であり、ひいては、液
体燃料燃焼装置の寿命を短かくするもので、本考
案はこれを防止するうえで非常に効果的である。
次に遮蔽板7を第2図a〜cのごとく灯油吸上
げ体5側に傾斜を設けて設置することによる効果
を記す。
げ体5側に傾斜を設けて設置することによる効果
を記す。
遮蔽板7より気化部側で気化した灯油ガスは、
気化部側で充満するが、この際、灯油ガスの一部
は結露現象によつて結露し、遮蔽板7上に残存す
るようになる。ここで遮蔽板7を灯油吸上げ体5
側に傾斜を設けて設置すれば、遮蔽板7上に結露
した液体燃料は、この灯油吸上げ体5に導かれ
て、灯油吸上げ体5に吸収され、気化部から再び
気化される。このことによる効果は、灯油吸上げ
体5の吸上げ能力の低いものでも使用可能にする
など、灯油吸上げ体5の選定を非常に有利にする
ものである。また、灯油吸上げ体5の吸上げ能力
を補うものであり、高発熱量の液体燃料燃焼装置
を設計するうえでも非常に効果的である。
気化部側で充満するが、この際、灯油ガスの一部
は結露現象によつて結露し、遮蔽板7上に残存す
るようになる。ここで遮蔽板7を灯油吸上げ体5
側に傾斜を設けて設置すれば、遮蔽板7上に結露
した液体燃料は、この灯油吸上げ体5に導かれ
て、灯油吸上げ体5に吸収され、気化部から再び
気化される。このことによる効果は、灯油吸上げ
体5の吸上げ能力の低いものでも使用可能にする
など、灯油吸上げ体5の選定を非常に有利にする
ものである。また、灯油吸上げ体5の吸上げ能力
を補うものであり、高発熱量の液体燃料燃焼装置
を設計するうえでも非常に効果的である。
以上のように本考案によれば遮蔽板を設置した
ので、長期安定した気化を行ない、安全で良好な
燃焼を行なう液体燃料燃焼装置を提供することが
できる。
ので、長期安定した気化を行ない、安全で良好な
燃焼を行なう液体燃料燃焼装置を提供することが
できる。
また上記の実施例では、灯油についてのべたが
軽油等の他の液体燃料でも全く同じ効果があるこ
とを実験により確認した。
軽油等の他の液体燃料でも全く同じ効果があるこ
とを実験により確認した。
第1図aは本考案の一実施例にかかる液体燃料
燃焼装置の要部断面図、第1図b,第1図cは同
装置の要部拡大正面図、要部拡大側面図、第2図
aは本考案の他の実施例にかかる液体燃料燃焼装
置の要部正面図、第2図bは同装置の要部拡大正
面図、第2図cは同装置の要部側面図である。 1……密閉容器(容器)、2……灯油流入口
(流入口)、3……空気供給口(気体の流入口)、
4……混合ガスの流出口、5……灯油吸上げ体
(吸上げ体)、6……複合発熱体(発熱体)、7…
…遮蔽板。
燃焼装置の要部断面図、第1図b,第1図cは同
装置の要部拡大正面図、要部拡大側面図、第2図
aは本考案の他の実施例にかかる液体燃料燃焼装
置の要部正面図、第2図bは同装置の要部拡大正
面図、第2図cは同装置の要部側面図である。 1……密閉容器(容器)、2……灯油流入口
(流入口)、3……空気供給口(気体の流入口)、
4……混合ガスの流出口、5……灯油吸上げ体
(吸上げ体)、6……複合発熱体(発熱体)、7…
…遮蔽板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液体燃料の流入口と、空気流入口と、混合ガ
ス流出口を具備する容器内に液体燃料吸上体を
設け、前記吸上体の下部は液体燃料に浸漬され
る吸上部、上部は前記吸上部からの液体燃料を
蒸発させる気化部とし、前記気化部に発熱体を
設け、前記吸上体の吸上部と気化部の間を境と
して前記容器内を仕切る遮蔽板を設けたことを
特徴とする液体燃料燃焼装置。 (2) 遮蔽板は吸上体周辺で低くなるように傾斜さ
せたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載の液体燃料燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3595780U JPS6347685Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3595780U JPS6347685Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56136924U JPS56136924U (ja) | 1981-10-16 |
JPS6347685Y2 true JPS6347685Y2 (ja) | 1988-12-08 |
Family
ID=29631571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3595780U Expired JPS6347685Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6347685Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61285308A (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液体燃料燃焼装置 |
JPH073281B2 (ja) * | 1985-06-11 | 1995-01-18 | 松下電器産業株式会社 | 液体燃料燃焼装置 |
-
1980
- 1980-03-19 JP JP3595780U patent/JPS6347685Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56136924U (ja) | 1981-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6131762B2 (ja) | ||
JPS6347685Y2 (ja) | ||
US3376100A (en) | Combustion apparatus | |
US3152634A (en) | Liquid fuel combustion apparatus with previous vaporization | |
JPS5630511A (en) | Liquid fuel combusting apparatus | |
US3229679A (en) | Apparatus for burning spirit or similar liquid fuel | |
US2637376A (en) | Downdraft burner | |
SU836459A1 (ru) | Горелочное устройство | |
JPS6036834Y2 (ja) | 液体燃料燃焼装置 | |
JPS5694107A (en) | Combusting device for liquid fuel | |
JPS6224685B2 (ja) | ||
JPH0116895Y2 (ja) | ||
JPS6324325Y2 (ja) | ||
JPS5912217A (ja) | 液体燃料燃焼器 | |
JPS632729Y2 (ja) | ||
JPS5485438A (en) | Liquid fuel combustion device | |
KR920008038Y1 (ko) | 석유 팬히터의 기화식 석유 버어너 | |
KR850003174Y1 (ko) | 난로 겸용 온수 보일러 | |
JPS6337285B2 (ja) | ||
JPS6232362B2 (ja) | ||
JPS5913453Y2 (ja) | 液体燃料用バ−ナ | |
JPS6130006Y2 (ja) | ||
KR820001305Y1 (ko) | 오일 곤로 | |
JPS5838249Y2 (ja) | 石油燃焼器具 | |
JPS59125306A (ja) | 液体燃料燃焼装置 |