JPS6347641A - 表面状態検査装置 - Google Patents
表面状態検査装置Info
- Publication number
- JPS6347641A JPS6347641A JP18962086A JP18962086A JPS6347641A JP S6347641 A JPS6347641 A JP S6347641A JP 18962086 A JP18962086 A JP 18962086A JP 18962086 A JP18962086 A JP 18962086A JP S6347641 A JPS6347641 A JP S6347641A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- reticle
- light
- scanning
- surface condition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 35
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims abstract description 26
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims abstract 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 24
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 8
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 abstract description 2
- 230000004304 visual acuity Effects 0.000 abstract 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 28
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 3
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- WGLPBDUCMAPZCE-UHFFFAOYSA-N Trioxochromium Chemical compound O=[Cr](=O)=O WGLPBDUCMAPZCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 1
- 229910000423 chromium oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/88—Investigating the presence of flaws or contamination
- G01N21/94—Investigating contamination, e.g. dust
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、表面状態検査装置に関し、特に半導体製造装
置で使用される回路パターンが形成されているレチクル
やフォトマスク等の基板上に回路パターン以外の異物、
例えば不透光性のゴミ等を検出する際に好適な表面状態
検査装置に関する。
置で使用される回路パターンが形成されているレチクル
やフォトマスク等の基板上に回路パターン以外の異物、
例えば不透光性のゴミ等を検出する際に好適な表面状態
検査装置に関する。
[従来の技術]
一般にIC製造工程においては、レチクルまたはフォト
マスク等の基板上に形成されている露光用の回路パター
ンを半導体焼付は装置(ステッパまたはマスクアライナ
)によりレジストが塗布されたウニ八面上に転写して製
造している。
マスク等の基板上に形成されている露光用の回路パター
ンを半導体焼付は装置(ステッパまたはマスクアライナ
)によりレジストが塗布されたウニ八面上に転写して製
造している。
この転写する際、基板面上にゴミ等の異物が存在すると
異物も同時に転写されてしまい、IC製造の歩留りを低
下させる原因となフてくる。
異物も同時に転写されてしまい、IC製造の歩留りを低
下させる原因となフてくる。
特にレチクルを使用し、ステップアンドリピート法によ
り繰り返してウニ八面上に同一回路パターンを複数焼付
ける場合、レチクル面上の1個の異物がウェハ全面に焼
付けられてしまいIC製造の歩留りを大きく低下させる
原因となってくる。
り繰り返してウニ八面上に同一回路パターンを複数焼付
ける場合、レチクル面上の1個の異物がウェハ全面に焼
付けられてしまいIC製造の歩留りを大きく低下させる
原因となってくる。
そのため、IC製造通程においては基板上の異物の存在
を検出するのが不可欠となっており、従来より種々の検
査方法が提案されている。例えば第7図は異物が等方向
に光を散乱する性質を利用する方法の一例である。同図
においては、走査用ミラー11とレンズ12を介してレ
ーザlOからの光束をミラー13の出し入れにより光路
を切り換えて、2つのミラー14あるいは25により各
々基板15の表面あるいは裏面に入射させる。そして、
走査用ミラー11を回転若しくは振動させて基板15上
を走査している。さらに基板15からの直接の反射光お
よび透過光の光路から離れた位置に複数の受光部1[i
、 17.18を設け、これら複数の受光部16.17
゜18からの出力信号を用いて基板15上の異物の存在
を検出している。
を検出するのが不可欠となっており、従来より種々の検
査方法が提案されている。例えば第7図は異物が等方向
に光を散乱する性質を利用する方法の一例である。同図
においては、走査用ミラー11とレンズ12を介してレ
ーザlOからの光束をミラー13の出し入れにより光路
を切り換えて、2つのミラー14あるいは25により各
々基板15の表面あるいは裏面に入射させる。そして、
走査用ミラー11を回転若しくは振動させて基板15上
を走査している。さらに基板15からの直接の反射光お
よび透過光の光路から離れた位置に複数の受光部1[i
、 17.18を設け、これら複数の受光部16.17
゜18からの出力信号を用いて基板15上の異物の存在
を検出している。
すなわち、回路パターンからの回折光は方向性が強いた
め各受光部からの出力値は異なるが、異物に光束が入射
すると、入射光束は等方向に散乱されるため複数の受光
部からの出力値が各々等しくなってくる。したがって、
このときの出力値を比較することにより異物の存在を検
出している。
め各受光部からの出力値は異なるが、異物に光束が入射
すると、入射光束は等方向に散乱されるため複数の受光
部からの出力値が各々等しくなってくる。したがって、
このときの出力値を比較することにより異物の存在を検
出している。
第8図は異物が入射光束の偏光特性を乱す性質を利用す
る方法の一例である。同図において、偏光子19、走査
用ミラー11そしてレンズ12を介してレーザ10から
の光束を所定の偏光状態の光束とし、ミラー13の出し
入れにより光路を切り換え、2つのミラー14あるいは
25により各々基板15の表面あるいは裏面に入射させ
て走査用ミラー11により基板15上を走査している。
る方法の一例である。同図において、偏光子19、走査
用ミラー11そしてレンズ12を介してレーザ10から
の光束を所定の偏光状態の光束とし、ミラー13の出し
入れにより光路を切り換え、2つのミラー14あるいは
25により各々基板15の表面あるいは裏面に入射させ
て走査用ミラー11により基板15上を走査している。
また、基板15からの直接の反射光および透過光の光路
から離れた位置に各々検光子20.22を前方に配置し
た2つの受光部21.23を設けている。そして回路パ
ターンからの回折光と異物からの散乱光との偏光比率の
違いから生ずる受光量の差を2つの受光部21.23よ
り検出し、これにより基板15上の回路パターンと異物
とを弁別している。
から離れた位置に各々検光子20.22を前方に配置し
た2つの受光部21.23を設けている。そして回路パ
ターンからの回折光と異物からの散乱光との偏光比率の
違いから生ずる受光量の差を2つの受光部21.23よ
り検出し、これにより基板15上の回路パターンと異物
とを弁別している。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、このようにレチクルに対しビームを斜め
から入射させる場合、レチクルの上下動やレチクル厚の
ばらつきがあると、第9図に示すようにレチクル15上
でのビームの位置がずれてしまい、場合によっては検査
されない領域が発生してしまうことがある。第9図を参
照して、例えばレチクル15に対しビームMが角度θで
入射している系の場合、レチクル15が上または下にΔ
Zずれると、レチクル上でのビームのずれ幅℃1はΔZ
/lanθとなる。このずれ幅℃、(=ΔZ/lanθ
)がそのまま検査不可領域の幅となり、この幅ユ、は角
度θが小さくなるほど急激に広がる。
から入射させる場合、レチクルの上下動やレチクル厚の
ばらつきがあると、第9図に示すようにレチクル15上
でのビームの位置がずれてしまい、場合によっては検査
されない領域が発生してしまうことがある。第9図を参
照して、例えばレチクル15に対しビームMが角度θで
入射している系の場合、レチクル15が上または下にΔ
Zずれると、レチクル上でのビームのずれ幅℃1はΔZ
/lanθとなる。このずれ幅℃、(=ΔZ/lanθ
)がそのまま検査不可領域の幅となり、この幅ユ、は角
度θが小さくなるほど急激に広がる。
さらに、ビームMをレチクル15上に集光する装置の場
合には、レチクル15の上下動等によりピントずれも生
じる。先と同じ条件下で発生するピントずれ1旦2はΔ
Z/sinθとなる。今、レチクル上にピントが合って
いるときのビーム径をφ5μm、ビームMの入射角θを
20°に設定したものとする。これに対し、レチクル1
5の表面が上または下に 100μmずれたときのピン
トずれ量12は約300μmで、レチクル15上のビー
ム径は約φ50μmに広がってしまう。ビームの径がレ
チクル上で10倍に広がってしまうと、同じ大きさの異
物に照射されるエネルギーがl/ IOQに減るばかり
でなく、レチクル上のパターンを広く余計に照射してし
まい、このため、ビームが広範囲の種々の向きのパター
ンにより回折されて回折および(混光の方向が雑多とな
り、それだけ異物の検出能力が損なわれることになる。
合には、レチクル15の上下動等によりピントずれも生
じる。先と同じ条件下で発生するピントずれ1旦2はΔ
Z/sinθとなる。今、レチクル上にピントが合って
いるときのビーム径をφ5μm、ビームMの入射角θを
20°に設定したものとする。これに対し、レチクル1
5の表面が上または下に 100μmずれたときのピン
トずれ量12は約300μmで、レチクル15上のビー
ム径は約φ50μmに広がってしまう。ビームの径がレ
チクル上で10倍に広がってしまうと、同じ大きさの異
物に照射されるエネルギーがl/ IOQに減るばかり
でなく、レチクル上のパターンを広く余計に照射してし
まい、このため、ビームが広範囲の種々の向きのパター
ンにより回折されて回折および(混光の方向が雑多とな
り、それだけ異物の検出能力が損なわれることになる。
本発明は、上述従来例における問題点に鑑み、レチクル
全面を漏れなく、一定のビーム径で検査することのでき
る表面状態検査装置を提供することを目的とする。
全面を漏れなく、一定のビーム径で検査することのでき
る表面状態検査装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明による表面状態検査装置では、前述の目的を達成
するために、基板を光ビームで走査して該基板からの走
査光の反射散乱光を検出することにより該基板上の異物
を検出する装置において、基板の表面の位置を検出する
手段を設けである。
するために、基板を光ビームで走査して該基板からの走
査光の反射散乱光を検出することにより該基板上の異物
を検出する装置において、基板の表面の位置を検出する
手段を設けである。
[作用]
したがって、本発明の表面状態検査装置においては、基
板表面の所定の基準面からのずれを検出することができ
、この検出結果に応じて、基板を上下にsbして基板表
面を基準面に合せたり、走査ビームの照射光学系の走査
範囲調節や焦点合せ等を行なったりすることにより、最
適条件での表面状態検査が可能となる。
板表面の所定の基準面からのずれを検出することができ
、この検出結果に応じて、基板を上下にsbして基板表
面を基準面に合せたり、走査ビームの照射光学系の走査
範囲調節や焦点合せ等を行なったりすることにより、最
適条件での表面状態検査が可能となる。
[実施例コ
以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る表面状態検査装置の
光学系の構成を示す。この装置は、本発明者等が先に出
願した異物検査装置に本発明を適用したもので、上記先
願装置に対し、レチクルの被検査面(パターン面または
ブランク面)の上下位置を検出する機構70.71を付
加したものである。
光学系の構成を示す。この装置は、本発明者等が先に出
願した異物検査装置に本発明を適用したもので、上記先
願装置に対し、レチクルの被検査面(パターン面または
ブランク面)の上下位置を検出する機構70.71を付
加したものである。
同図において、レーザ10、ミラー13.14.25お
よび不図示のステージ穆動機構等は、第7図のものと共
通である@60はレーザ走査用のポリゴンミラー、61
は投光光学系を構成するレンズ、62は受光光学系を構
成するレンズ、63は受光素子、64は色フィルタであ
る。また、70はAF(自動焦点)投光系、71はAF
F光系である。これらのAFF70、71としては、例
えば半導体焼付用の縮小投影露光装置の自動焦点装置と
して公知のものを使用することができる。
よび不図示のステージ穆動機構等は、第7図のものと共
通である@60はレーザ走査用のポリゴンミラー、61
は投光光学系を構成するレンズ、62は受光光学系を構
成するレンズ、63は受光素子、64は色フィルタであ
る。また、70はAF(自動焦点)投光系、71はAF
F光系である。これらのAFF70、71としては、例
えば半導体焼付用の縮小投影露光装置の自動焦点装置と
して公知のものを使用することができる。
まず、初めに本発明の適用対象である上記先願装置の原
理を説明する。この装置では、パターン(第1図中、レ
チクル上面側)と異物の分¥1精度を上げるため、第2
図(a)に示すように、レチクルの縦横方向(図中vv
’方向、LL’方向)に対し所定の角度βだけ捩った方
向(図中oo’方向)の斜め上方からレーザビームを入
射(入射角α。)して点B1からB2の方向へ走査させ
るようにしである。そして、第2図(b)に示すように
、この入射面内で入射側に戻ってくる異物散乱光(レチ
クルに対する受光角α1)のみを遭択的に受光するとい
う構成をとっている。
理を説明する。この装置では、パターン(第1図中、レ
チクル上面側)と異物の分¥1精度を上げるため、第2
図(a)に示すように、レチクルの縦横方向(図中vv
’方向、LL’方向)に対し所定の角度βだけ捩った方
向(図中oo’方向)の斜め上方からレーザビームを入
射(入射角α。)して点B1からB2の方向へ走査させ
るようにしである。そして、第2図(b)に示すように
、この入射面内で入射側に戻ってくる異物散乱光(レチ
クルに対する受光角α1)のみを遭択的に受光するとい
う構成をとっている。
第2図(a)はこの方式の原理を示したものである。レ
チクルを真上からみている。同図において、レチクル上
の回路パターンは、その縦横方向(vv’方向、LL’
方向)が支配的であるため、それらのパターンにレーザ
ビームが当たると、パターン回折光はその直角方向であ
るLL’方向あるいは、■v′方向に進む。そこで、レ
チクルに対し、光学系を、例えばβ=15°撮り、この
方向への異物の戻り散乱光だけを受光するようにしてパ
ターン回折光の入射を極力減少させている。
チクルを真上からみている。同図において、レチクル上
の回路パターンは、その縦横方向(vv’方向、LL’
方向)が支配的であるため、それらのパターンにレーザ
ビームが当たると、パターン回折光はその直角方向であ
るLL’方向あるいは、■v′方向に進む。そこで、レ
チクルに対し、光学系を、例えばβ=15°撮り、この
方向への異物の戻り散乱光だけを受光するようにしてパ
ターン回折光の入射を極力減少させている。
このような光学系によってレチクル上に照射されるビー
ムのピントと位置を常に保証するためにはビームの集光
点に対しレチクル面の高さを一定に維持することが必要
である。
ムのピントと位置を常に保証するためにはビームの集光
点に対しレチクル面の高さを一定に維持することが必要
である。
第1図中、AFF光系70とAFF光系71はレチクル
面の高さを検出するための検出光学系の一例で、斜入射
式オートフォーカス方式として一般に知られている方式
のものである。第2図(C)は、この斜入射式オートフ
ォーカブ、方式の原理説明図である。つまり、この方式
においては、光源72から発した光束を投光レンズ73
によりレチクル15上に集光させ、その直接の反射光を
受光レンズ74でラインセンサやポジションセンサ等の
位置検知用光電センサ上に再結像させる。そして、レチ
クル面の上下位置の変化ΔZを光電センサの光点の横ず
れ(P□−P+)として検知する。
面の高さを検出するための検出光学系の一例で、斜入射
式オートフォーカス方式として一般に知られている方式
のものである。第2図(C)は、この斜入射式オートフ
ォーカブ、方式の原理説明図である。つまり、この方式
においては、光源72から発した光束を投光レンズ73
によりレチクル15上に集光させ、その直接の反射光を
受光レンズ74でラインセンサやポジションセンサ等の
位置検知用光電センサ上に再結像させる。そして、レチ
クル面の上下位置の変化ΔZを光電センサの光点の横ず
れ(P□−P+)として検知する。
第1図において、AFF光系70からの光束は、レチク
ル15のパターン領域で異物検査用ビームの走査線(B
l−B2)上の1点(0点)に集光している。したがっ
て、もし、この位置に異物があると、AF用先光束この
異物で散乱されてしまう。このため、第1図の色フィル
タ64が無いものとすると、受光素子63には異物検査
用レーザビームMの有無にかかわらず終始出力が出るこ
ととなり、誤検知のもとどなる。そこで、第1図の装置
においては、このような誤検知を防止するため、異物検
査用のレーザ10とAF投光系70の光源には異なる波
長の光を出力するものを用い、しかも異物検査系の受光
光学系内に後者の波長をカットする色フィルタ64を設
けである。
ル15のパターン領域で異物検査用ビームの走査線(B
l−B2)上の1点(0点)に集光している。したがっ
て、もし、この位置に異物があると、AF用先光束この
異物で散乱されてしまう。このため、第1図の色フィル
タ64が無いものとすると、受光素子63には異物検査
用レーザビームMの有無にかかわらず終始出力が出るこ
ととなり、誤検知のもとどなる。そこで、第1図の装置
においては、このような誤検知を防止するため、異物検
査用のレーザ10とAF投光系70の光源には異なる波
長の光を出力するものを用い、しかも異物検査系の受光
光学系内に後者の波長をカットする色フィルタ64を設
けである。
第3図は本発明の第2の実施例を示す。
第1図の装置では、レチクル面のパターン部にAF投光
系70の検出光が照射されているため、ステージがS、
からB2の方向に移動していく際、種々の異なるパター
ン部で検出光の反射光量が変化する。また、同じくパタ
ーン部での散乱が発生し、これらのためにレチクル上下
位置の検出精度が落ちてしまうという欠点がある。
系70の検出光が照射されているため、ステージがS、
からB2の方向に移動していく際、種々の異なるパター
ン部で検出光の反射光量が変化する。また、同じくパタ
ーン部での散乱が発生し、これらのためにレチクル上下
位置の検出精度が落ちてしまうという欠点がある。
第3図の装!はこの点に改良を加えたものである。大抵
のレチクルには、露光時に必要な領域だけを照射する目
的で、周辺部にクロムや酸化クロムのような物質で第4
図に示すような不透光性の枠90が作られている。した
がって、第3図の装置ではこの領域内に視野をもつよう
な複数本の検出光学系76、77、78をレチクル面に
垂直に設けている。しかも、その配置の一例として、第
4図に示すように異物検査用走査ビームの走査方向(B
+−B2)の延長上に2本76、77を設け、レチクル
全面の上下位置を決めるために、さらにもう1木78を
これらとは別の位置に設けている。但し、最低条件とし
てはビームの走査線上に限ってレチクルの上下位置を規
定すればいいので、上に述べたようなビームの走査線上
に最低2木の検出系76゜77を設ければよい。
のレチクルには、露光時に必要な領域だけを照射する目
的で、周辺部にクロムや酸化クロムのような物質で第4
図に示すような不透光性の枠90が作られている。した
がって、第3図の装置ではこの領域内に視野をもつよう
な複数本の検出光学系76、77、78をレチクル面に
垂直に設けている。しかも、その配置の一例として、第
4図に示すように異物検査用走査ビームの走査方向(B
+−B2)の延長上に2本76、77を設け、レチクル
全面の上下位置を決めるために、さらにもう1木78を
これらとは別の位置に設けている。但し、最低条件とし
てはビームの走査線上に限ってレチクルの上下位置を規
定すればいいので、上に述べたようなビームの走査線上
に最低2木の検出系76゜77を設ければよい。
具体的なAF検出手段の例としては第5図および第6図
に示すものがある。
に示すものがある。
第5図は非点収差を利用したオートフォーカス検出方式
である。
である。
つまり、光源82から発した光束を投光用レンズ83で
コリメートし、ハーフミラ−85と対物レンズ81を介
して被験面80上に集光する。その反射光な再び対物レ
ンズ81でコリメートシ、わざと非点収差をもたせた検
出用レンズ84で再結像させる。再結像面上には4分割
センサ等を配置しておくと、被験面80の光軸方向の穆
勤状態によりセンサ面でのスポット形状が変化するので
、これを電気出力として検出する仕組である。
コリメートし、ハーフミラ−85と対物レンズ81を介
して被験面80上に集光する。その反射光な再び対物レ
ンズ81でコリメートシ、わざと非点収差をもたせた検
出用レンズ84で再結像させる。再結像面上には4分割
センサ等を配置しておくと、被験面80の光軸方向の穆
勤状態によりセンサ面でのスポット形状が変化するので
、これを電気出力として検出する仕組である。
第6図は横ずれを利用した検出方式である。
光源82、投光用レンズ83およびミラー86等からな
る投光系の光軸を対物レンズ81の光軸に対して偏心さ
せる。すると、被験面80の光軸方向への穆励に伴って
対物レンズ81および検出用レンズ87で最結像された
スポットは光軸と垂直面内で横ずれを起こす。これをラ
インセンサ等で検出する仕組である。
る投光系の光軸を対物レンズ81の光軸に対して偏心さ
せる。すると、被験面80の光軸方向への穆励に伴って
対物レンズ81および検出用レンズ87で最結像された
スポットは光軸と垂直面内で横ずれを起こす。これをラ
インセンサ等で検出する仕組である。
[発明の適用範囲]
なお、本発明は、上記実施例に限定されることなく適宜
変形して実施することができる。例えば第1または3図
に示した実施例においてはAF検出系として光学的検出
手段を用いているが、本発明のAF検出系は、必ずしも
光学的検出手段である必要はなく、エアーセンサによる
オートフォーカス方式や、静電容量を利用したオートフ
ォーカス方式のものでも構わない。また、上述において
は、レーザビームを一次元的例えばX方向に走査すると
ともにレチクルステージをY方向に走査してレチクルの
全面を検査するようにしているが、ステージを走査する
ことなくレーザビームをXおよびY方向に二次元的に走
査する構成も本発明の適用される範囲である。さらに、
本発明の適用される範囲は、車に異物検査装置にとどま
ることなく、一般に基板の表面状態を検査する装置、そ
の他をも広く含むものである。
変形して実施することができる。例えば第1または3図
に示した実施例においてはAF検出系として光学的検出
手段を用いているが、本発明のAF検出系は、必ずしも
光学的検出手段である必要はなく、エアーセンサによる
オートフォーカス方式や、静電容量を利用したオートフ
ォーカス方式のものでも構わない。また、上述において
は、レーザビームを一次元的例えばX方向に走査すると
ともにレチクルステージをY方向に走査してレチクルの
全面を検査するようにしているが、ステージを走査する
ことなくレーザビームをXおよびY方向に二次元的に走
査する構成も本発明の適用される範囲である。さらに、
本発明の適用される範囲は、車に異物検査装置にとどま
ることなく、一般に基板の表面状態を検査する装置、そ
の他をも広く含むものである。
[発明の効果コ
以上説明したように、本発明によると、表面状態検査装
置に基板の上下位置を検出する機構を設けたことにより
、 1) レーザを常に一定のビーム径でレチクル上に集
光できるので、異物や傷等の検出分解能を一定に保つこ
とができる、 2) レチクル上でのビームの走査位蓋がずれることか
なくなるので検査もれの領域がなくなる、 3) つまり、レチクル全面を均一に同一の分解能で検
査することができる、 その結果、 4) 半導体製造の歩留を高めることができる、 という効果が得られる。
置に基板の上下位置を検出する機構を設けたことにより
、 1) レーザを常に一定のビーム径でレチクル上に集
光できるので、異物や傷等の検出分解能を一定に保つこ
とができる、 2) レチクル上でのビームの走査位蓋がずれることか
なくなるので検査もれの領域がなくなる、 3) つまり、レチクル全面を均一に同一の分解能で検
査することができる、 その結果、 4) 半導体製造の歩留を高めることができる、 という効果が得られる。
第1図は、本発明の一実施例に係る異物検査装置の光学
系の斜視図、 第2図は、第1図の装置における表面検査および表面位
置検出の原理説明図、 第3図は、本発明の第2実施例に係る光学系を示す斜視
図、 第4図は、上記第2実施例におけるレチクル部分の上面
図、 第5図と第6図は、それぞれ第3図におけるAFF学系
の具体例を表わす説明図、 第7図と第8図は、それぞれ従来例の光学系を示す斜視
図、そして 第9図は、第7および8図においてレチクルが上下動し
た場合の走査位置のずれを説明するための図である。 10:レーザ、13.14.25:ミラー、15ニレチ
クル、60:ポリゴンミラー、61:投光光学系、62
:受光光学系、63:受光素子、δ4:色フィルタ、 70:AFF光系、71:AFF光系、72:異物検査
用光源、73:投光レンズ、74:受光レンズ、75ニ
ラインセンサ、80:被験面、81:対物レンズ、 82:AF用先光源83:投光用レンズ、84.87:
検出用レンズ、85:ハーフミラ−,86:ミラー。 特許出願人 キャノン株式会社 代理人 弁理士 伊 東 辰 雄 代理人 弁理士 伊 東 哲 也 偲 第3図 第4図 第 7 図 第8図
系の斜視図、 第2図は、第1図の装置における表面検査および表面位
置検出の原理説明図、 第3図は、本発明の第2実施例に係る光学系を示す斜視
図、 第4図は、上記第2実施例におけるレチクル部分の上面
図、 第5図と第6図は、それぞれ第3図におけるAFF学系
の具体例を表わす説明図、 第7図と第8図は、それぞれ従来例の光学系を示す斜視
図、そして 第9図は、第7および8図においてレチクルが上下動し
た場合の走査位置のずれを説明するための図である。 10:レーザ、13.14.25:ミラー、15ニレチ
クル、60:ポリゴンミラー、61:投光光学系、62
:受光光学系、63:受光素子、δ4:色フィルタ、 70:AFF光系、71:AFF光系、72:異物検査
用光源、73:投光レンズ、74:受光レンズ、75ニ
ラインセンサ、80:被験面、81:対物レンズ、 82:AF用先光源83:投光用レンズ、84.87:
検出用レンズ、85:ハーフミラ−,86:ミラー。 特許出願人 キャノン株式会社 代理人 弁理士 伊 東 辰 雄 代理人 弁理士 伊 東 哲 也 偲 第3図 第4図 第 7 図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基板の表面を該基板に対し、斜入射する光ビームで
走査し、該基板に付着した異物による上記走査用ビーム
の散乱光を検出することにより該基板の表面状態を検査
する装置において、該基板の、該基板の表面に対し垂直
な方向への位置誤差を検出する手段を設けたことを特徴
とする表面状態検査装置。 2、前記位置誤差検出手段が、前記基板の表面に表面位
置計測用の第2の光ビームを照射し、該ビームの反射光
を検出することにより該基板の表面の位置誤差を検出す
るものである特許請求の範囲第1項記載の表面状態検査
装置。 3、前記走査用ビームと前記表面位置計測用ビームとの
波長を違えた特許請求の範囲第2項記載の表面状態検査
装置。 4、前記位置誤差検出手段を、前記走査用ビームの走査
線上に複数個設けた特許請求の範囲第1項記載の表面状
態検査装置。 5、前記基板が、その周辺部に反射性の均一な領域を有
するものであり、前記位置誤差検出手段が、前記走査光
の該領域からの反射光を検出するものである特許請求の
範囲第4項記載の表面状態検査装置。 6、前記基板が、半導体製造用の原画レチクルである特
許請求の範囲第5項記載の表面状態検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18962086A JPS6347641A (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | 表面状態検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18962086A JPS6347641A (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | 表面状態検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6347641A true JPS6347641A (ja) | 1988-02-29 |
Family
ID=16244345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18962086A Pending JPS6347641A (ja) | 1986-08-14 | 1986-08-14 | 表面状態検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6347641A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5125741A (en) * | 1990-03-16 | 1992-06-30 | Agency Of Industrial Science & Technology | Method and apparatus for inspecting surface conditions |
US5381225A (en) * | 1991-02-28 | 1995-01-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Surface-condition inspection apparatus |
-
1986
- 1986-08-14 JP JP18962086A patent/JPS6347641A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5125741A (en) * | 1990-03-16 | 1992-06-30 | Agency Of Industrial Science & Technology | Method and apparatus for inspecting surface conditions |
US5381225A (en) * | 1991-02-28 | 1995-01-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Surface-condition inspection apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4871257A (en) | Optical apparatus for observing patterned article | |
JP3158446B2 (ja) | 表面位置検出装置及び表面位置検出方法、並びに露光装置、露光方法及び半導体製造方法 | |
US5048967A (en) | Detection optical system for detecting a pattern on an object | |
US5241188A (en) | Apparatus for detecting a focussing position | |
JP2933736B2 (ja) | 表面状態検査装置 | |
JP3204406B2 (ja) | 面位置検出方法及び装置、半導体露光装置、並びに前記方法を用いた露光方法 | |
US4477185A (en) | Optical imaging apparatus | |
US20060250597A1 (en) | Positional information measuring method and device, and exposure method and apparatus | |
KR950007343B1 (ko) | 역암 필드를 이용한 레티클-웨어퍼 정렬장치 | |
JPH0580497A (ja) | 面状態検査装置 | |
US6421124B1 (en) | Position detecting system and device manufacturing method using the same | |
JP2003287407A (ja) | デュアル・ビーム対称高さシステムおよび方法 | |
JPH075115A (ja) | 表面状態検査装置 | |
JPH07209202A (ja) | 表面状態検査装置、該表面状態検査装置を備える露光装置及び該露光装置を用いてデバイスを製造する方法 | |
US4952970A (en) | Autofocusing system for a projecting exposure apparatus | |
JPH1022213A (ja) | 位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 | |
JP3360321B2 (ja) | 面位置検出装置及び方法並びに露光装置及び方法 | |
US5602639A (en) | Surface-condition inspection method and apparatus including a plurality of detecting elements located substantially at a pupil plane of a detection optical system | |
JPH02206706A (ja) | 位置検出装置及び位置検出方法 | |
JPS6347641A (ja) | 表面状態検査装置 | |
JPH07321030A (ja) | アライメント装置 | |
JPH0621877B2 (ja) | 表面状態測定装置 | |
JPH0739955B2 (ja) | 表面変位検出装置 | |
JPH04339245A (ja) | 表面状態検査装置 | |
JPH0569300B2 (ja) |