JPS6347451Y2 - - Google Patents

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JPS6347451Y2
JPS6347451Y2 JP2067184U JP2067184U JPS6347451Y2 JP S6347451 Y2 JPS6347451 Y2 JP S6347451Y2 JP 2067184 U JP2067184 U JP 2067184U JP 2067184 U JP2067184 U JP 2067184U JP S6347451 Y2 JPS6347451 Y2 JP S6347451Y2
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JP
Japan
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cylinder
mold
injection piston
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screw
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JP2067184U
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案は、射出成形機に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来の射出成形機を溶融樹脂の射出方式に関し
て分類すると、スクリユーを軸方向に移動させる
ことにより溶融樹脂を射出する形式のものと、可
塑化用のシリンダで可塑化された溶融樹脂を射出
用の別のシリンダに導いてから射出する形式のも
のと、の2種類に分類することができる。前者の
スクリユーを軸方向に移動させる形式のものは、
スクリユーを回転させるための構造に加えてスク
リユーを軸方向に移動させるための機構が必要と
なり、シリンダ及びスクリユーの構造が大型化す
ると共に複雑化するという問題点を有している。
また、後者の可塑化用のシリンダで溶融した樹脂
を別のシリンダに移動させて射出する形式のもの
では、樹脂を溶融させた後射出するまでの溶融樹
脂の流路が長くなり、溶融樹脂が滞留して溶融樹
脂に必要以上の熱履歴を与える場合があるという
問題点がある。
(ハ) 考案の目的 本考案は、スクリユーを軸方向に移動させるこ
となく溶融樹脂の射出が可能で、しかも溶融した
樹脂を別のシリンダに移動させる動作が不要な射
出成形機を得ることを目的としている。
(ニ) 考案の構成 本考案は、シリンダ内に軸方向に移動しないス
クリユーを設け、シリンダ内径部のスクリユーよ
りも先端側に射出ピストンをはめ合わせ、射出ピ
ストンには軸方向に貫通する樹脂通路穴を設け、
シリンダから突出させた射出ピストンを金型に接
触させた状態で射出ピストンをシリンダに対して
ストロークさせるようにすることにより上記目的
を達成する。すなわち、本考案による射出成形機
は、シリンダと、軸方向に移動しないようにシリ
ンダ内径部に配置されるスクリユーと、シリンダ
内径部に軸方向に移動可能にはめ合わされてシリ
ンダ先端部から突出し且つ軸方向に貫通する樹脂
通路穴を有する射出ピストンと、射出ピストンの
先端部が接触可能な金型と、金型を支持し型開閉
を行なう型締装置と、射出ピストンを金型に接触
させた状態でシリンダ又は型締装置を射出ピスト
ン軸方向に移動させて射出ピストンをシリンダに
対して相対的にストロークさせる駆動装置と、を
有している。駆動装置としては、流体圧シリン
ダ、電動機とボールねじとの組合わせ、カム機構
等が考えられる。
(ホ) 実施例 以下、本考案の実施例を添付図面の第1〜3図
に基づいて説明する。
(第1実施例) 第1図に本考案の第1実施例を示す。架台10
上にシリンダ12が固定されている。シリンダ1
2の内径部には、ホツパ14から投入される樹脂
ペレツトを混練して溶融するスクリユー16が設
けられている。スクリユー16はモータ18
(DCモータ、油圧モータ等)によつて回転駆動さ
れる。スクリユー16は、スラストベアリング2
0によつて支持されており、軸方向には移動しな
い構造としてある。シリンダ12の内径部先端側
には射出ピストン22が軸方向に移動自在にはめ
合わされている。射出ピストン22はシリンダ1
2の先端部から突出している。また、射出ピスト
ン22は軸方向に貫通する樹脂通路穴22aを有
している。射出ピストン22の先端部と接触する
ように金型24が配置されるが、金型24は型締
装置26に取り付けられている。型締装置26
は、エンドハウジング28、プレート30、エン
ドハウジング28とプレート30とを連結するタ
イロツド32、エンドハウジング28に取り付け
られる型締シリンダ34等、から構成されてお
り、金型24の開閉動作を行なうことができる。
型締装置26は架台10上に射出ピストン22の
軸方向に移動可能に支持されている。型締装置2
6のエンドハウジング28は、架台10に固着さ
れたブラケツト38と油圧シリンダ40(駆動装
置)を介して連結されている。すなわち、型締装
置26は油圧シリンダ40を作動させることによ
り、第1図中で左右方向に移動可能である。
次にこの実施例の作用について説明する。第1
図に示す状態において、ホツパ14から樹脂ペレ
ツトを供給しスクリユー16によつて可塑化する
と、溶融した樹脂はスクリユー16と射出ピスト
ン22との間にためられ、この溶融樹脂の圧力に
よつて射出ピストン22は第1図中で左方向へ移
動する。このため、型締装置26も第1図中で左
方向へ移動し、油圧シリンダ40のピストンロツ
ドは収縮させられる。射出ピストン22が所定位
置まで移動して所定量の溶融樹脂がたまると、ス
クリユー16の回転は停止し、油圧シリンダ40
に作動圧が供給され、油圧シリンダ40のピスト
ンが伸長を開始する。この油圧シリンダ40の作
動によつて型締装置26及び射出ピストン22は
第1図中で右方向へ移動する。このため、スクリ
ユー16と射出ピストン22との間にためられた
溶融樹脂は射出ピストン22の樹脂通路穴22a
を通つて、金型24内に供給され成形が行なわれ
る。この溶融樹脂の射出の際にスクリユー16に
はスラスト力が作用するが、この力はスラストベ
アリング20によつて支持される。結局、この射
出成形機によると、スクリユー16を軸方向に移
動させることなく、溶融樹脂を射出することがで
きる。そのための機構は、射出ピストン22を設
け、型締装置26を油圧シリンダ40によつて移
動させるようにしただけであり、極めて簡単な構
造となつている。しかも、溶融された樹脂は直ち
に射出されるため、樹脂に必要以上の熱履歴を与
えることがない。
(第2実施例) 第2図に本考案の第2実施例を示す。なお、こ
の第2図においては第1図に示した実施例と対応
する部材には同様の参照符号を付してある。この
第2実施例はスクリユー16に対して直交するよ
うに射出ピストン22を配置し、金型24の側面
からパーテイング面に沿つて溶融樹脂を射出する
ようにしたものである。このために、型締装置2
6は油圧シリンダ40によつて第2図中で上下方
向に移動可能としてある。この実施例において
も、スクリユー16と射出ピストン22との間に
溶融樹脂をためた後、型締装置26を第2図中で
上方に移動させて射出ピストン22をストローク
させることにより、金型24内に溶融樹脂の射出
が行なわれる。従つて、この第2実施例において
も、前述の第1実施例と同様の作用・効果を得る
ことができる。
(第3実施例) 第3図に本考案の第3実施例を示す。なお、第
3図においても、第1図に示した第1実施例と対
応する部材には同様の参照符号を付してある。こ
の第3実施例は型締装置26を架台10上に固定
し、シリンダ12を移動させるようにしたもので
ある。すなわち、シリンダ12はピン42によつ
て架台10に対して揺動可能に支持されており、
油圧シリンダ40は架台10とシリンダ12との
間に配置されている。従つて、油圧シリンダ40
を作動させることにより、シリンダ12の先端部
を金型24に対して移動させることができる。シ
リンダ12と金型24とを相対的に移動させれば
射出ピストン22をストロークさせることができ
るので、この第3実施例においても第2図に示し
た第2実施例と同様の作用・効果を得ることがで
きることは明らかである。
(ヘ) 考案の効果 以上説明してきたように、本考案による射出成
形機は、シリンダと、軸方向に移動しないように
シリンダ内径部に配置されるスクリユーと、シリ
ンダ内径部に軸方向に移動可能にはめ合わされて
シリンダ先端部から突出し且つ軸方向に貫通する
樹脂通路穴を有する射出ピストンと、射出ピスト
ンの先端部が接触可能な金型と、金型を支持し型
開閉を行なう型締装置と、射出ピストンを金型に
接触させた状態でシリンダ又は型締装置を射出ピ
ストン軸方向に移動させて射出ピストンをシリン
ダに対して相対的にストロークさせる駆動装置
と、を有しているので、スクリユーを軸方向に移
動させる機構が不要となり、射出成形機の構造が
簡単化されると共に溶融樹脂を流路を通して別の
シリンダに移動させる必要がないので、樹脂に必
要以上の熱履歴を与えないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例である射出成形機
を示す図、第2図は本考案の第2実施例である射
出成形機を示す図、第3図は本考案の第3実施例
である射出成形機を示す図である。 10……架台、12……シリンダ、14……ホ
ツパ、16……スクリユー、18……モータ、2
0……スラストベアリング、22……射出ピスト
ン、22a……樹脂通路穴、24……金型、26
……型締装置、28……エンドハウジング、30
……プレート、32……タイロツド、34……型
締シリンダ、38……ブラケツト、40……油圧
シリンダ(駆動装置)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダと、軸方向に移動しないようにシリン
    ダ内径部に配置されるスクリユーと、シリンダ内
    径部に軸方向に移動可能にはめ合わされてシリン
    ダ先端部から突出し且つ軸方向に貫通する樹脂通
    路穴を有する射出ピストンと、射出ピストンの先
    端部が接触可能な金型と、金型を支持し型開閉を
    行なう型締装置と、射出ピストンを金型に接触さ
    せた状態でシリンダ又は型締装置を射出ピストン
    軸方向に移動させて射出ピストンをシリンダに対
    して相対的にストロークさせる駆動装置と、を有
    する射出成形機。
JP2067184U 1984-02-17 1984-02-17 射出成形機 Granted JPS60134610U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2067184U JPS60134610U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 射出成形機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2067184U JPS60134610U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 射出成形機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60134610U JPS60134610U (ja) 1985-09-07
JPS6347451Y2 true JPS6347451Y2 (ja) 1988-12-07

Family

ID=30511380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2067184U Granted JPS60134610U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 射出成形機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60212316A (ja) * 1984-04-09 1985-10-24 Fuji Kagaku Kogyosho:Kk スクリユ式射出装置

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Publication number Publication date
JPS60134610U (ja) 1985-09-07

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