JPS6347142Y2 - - Google Patents

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JPS6347142Y2
JPS6347142Y2 JP13669883U JP13669883U JPS6347142Y2 JP S6347142 Y2 JPS6347142 Y2 JP S6347142Y2 JP 13669883 U JP13669883 U JP 13669883U JP 13669883 U JP13669883 U JP 13669883U JP S6347142 Y2 JPS6347142 Y2 JP S6347142Y2
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JP
Japan
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backrest
latch
latch handle
chair
links
Prior art date
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JP13669883U
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JPS6046345U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として鉄道客車の設置される転換式
背当を備えたいす、すなわち一対の背当転換用リ
ンク1,2を略平行にその上端を背当3の下部
に、下端を脚台4の上部にそれぞれ軸5,6,
7,8で取付けて4節リンク機構を構成し、その
背当3を座ぶとん9の前又は後に転換していすの
向きを180度変える形式のいすの背当を転換位置
に固定する装置である。
上記背当転換いすは、その転換動作を容易にす
るため背当を軽くする必要がある。しかし背当が
軽いと、車体の振動で特に空席の背当が振動して
騒がしい場合がある。また車内を歩行中の乗客あ
るいは立つている乗客の体が背当に当つたり、背
当に手を触れたときの力で背当が不用意に動いて
よろけるおそれがある。そこでいすの向きを決め
た後は背当をその転換位置に固定するのが望まし
い。
背当転換いすを備え、その座席ピツチを詰めて
乗車定員を多くした客車のいすは、始発駅で作業
員が背当を転換して全席前向きに揃えるものであ
る。この場合車両の一端のいすから順々に背当を
転換することによつてのみいすの向きを変えられ
るもので、中間のいすの向きを変えようとして
も、そのいすの背当は隣りのいすの背当につかえ
て所定の位置に収まらない。そこで始発駅で向き
を揃えたいすの背当を乗客が勝手に動かすことが
できないように転換固定装置を設けるのが望まし
い。
本考案は上記の要望にかなう構造簡単で操作容
易な転換固定装置を得ることを目的とする。
図面に示す実施例について構造を説明すると、
10,11はリンク1,2の転換位置を保持する
ストツパ、12はリンク1,2の下部軸受にし
て、上記一対のストツパ10,11及びその間に
位置する軸受12は3部材一体となつて脚台4ま
たはひじ掛枠13に固定されている。
リンク1,2の各下端が支点軸7,8より下方
に延びてラツチ受部14,15を形成している。
そして略T字形をしたラツチハンドル16がその
横辺中央部を軸17で上記支点軸7,8の下方の
固定部分18,19に揺動可能に取付けられてい
る。図示例の固定部分18,19はストツパ1
0,11を一体につなぐ部分に重ねて固着した軸
受板である。
上記略T字形ラツチハンドル16を前または後
に傾けた状態でその横辺の一端16Aまたは16
Bと、そのハンドル16を傾けた側のリンクのラ
ツチ受部14または15とが当接する関係に、ラ
ツチ受部14,15の突出長さ、及びラツチハン
ドル16の横辺の張出し長さを設定してある。
上記ラツチハンドル16を前または後の傾斜位
置に付勢し且つ保持する引張りコイルばね20の
両端が、ラツチハンドル16の軸受板19の上部
と、ラツチハンドル16の柄の付根付近すなわち
支点軸17より下にずれた位置とに止められてい
る。
図は背当3を車両の進行方向後側に転換させて
いすを前向きにセツトした状態にして、後側のリ
ンク1がストツパ10に当つてその転換位置を保
つている。そしてラツチハンドル16は前方に傾
けられ、横辺の一端16Bが前側のリンク2のラ
ツチ受部15に当つている。コイルばね20のハ
ンドル側取付点21が支点軸17より前に来てい
るので、ばね20の引張り力が作用してラツチハ
ンドル16の横辺の一端16Bとラツチ受部15
との係合状態が保たれている。従つて背当3を前
方に押していすの向きを変えようとしても、リン
ク1,2はラツチハンドル16との係合によつて
動かないから転換は不可能である。
上記ラツチハンドル16を後方に傾けると、そ
の横辺の一端16Bとラツチ受部15との係合が
解けて背当3の前方への転換を可能にする。背当
3が前側に転換されると、前側のリンク2がスト
ツパ11に当つてその反転転換位置を保つ。
リンク1,2が後から前に回る途中で後側のリ
ンク1のラツチ受部14がラツチハンドル16の
横辺の他端16Aの上面に当るけれども、そのラ
ツチ受部14でラツチハンドル他端16Aをばね
20に抗して押下げながらリンク1,2は回り、
ラツチ受部14がラツチハンドル他端16Aの上
面から外れると、ラツチハンドル16はばね20
の力で後に戻り、その他端16Aがラツチ受部1
4に当つてリンク1,2の後方への転換操作を阻
止する。
前記座席ピツチを詰めた車両で乗客が勝手に背
当を転換できないように構成する場合、ラツチハ
ンドル16を乗客に察知されないようにカバー等
で覆い隠すものである。
本考案背当転換いすの転換固定装置は上記のよ
うに、一対の背当転換用リンク1,2の各下端に
ラツチ受部14,15を突設し、そのラツチ受部
14,15に係脱させる略T字形ラツチハンドル
16を上記リンク1,2の支点軸7,8より下に
傾動可能に軸止めし、且つそのラツチハンドル1
6を各傾斜位置に付勢保持するばね部材20を備
えたから、少ない部品で転換固定装置が構成さ
れ、その操作はラツチハンドル16の傾動操作だ
けであるから正確容易で故障もないもので、前記
背当転換いすにおける不具合を解消することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は背当転換いすの側面図、第2図は本考
案転換固定装置を備えたいすの要部の拡大側面
図、第3図はその要部の縦断面図。 1,2は背当転換用リンク、3は背当、4は脚
台、5,6,7,8は軸、9は座ぶとん、14,
15はラツチ受部、16はラツチハンドル、17
は軸、20はばね部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の背当転換用リンクを略平行にその上端を
    背当の下部に、下端を脚台の上部にそれぞれ軸で
    取付けて4節リンク機構を構成し、その背当を座
    ぶとんの前又は後に転換していすの向きを変える
    いすにおいて、上記一対の背当転換用リンクの各
    下端に支点軸より下方に延びたラツチ受部を突設
    し、略T字形ラツチハンドルの横辺中央部を上記
    両支点軸の下方に軸で取付けて、上記ラツチハン
    ドルを前または後に傾けた状態でその横辺の一端
    と一方の背当転換用リンクのラツチ受部とが当接
    する関係に構成し、上記ラツチハンドルを傾斜位
    置に付勢保持するばね部材を備えた背当転換いす
    の転換固定装置。
JP13669883U 1983-09-05 1983-09-05 背当転換いすの転換固定装置 Granted JPS6046345U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13669883U JPS6046345U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 背当転換いすの転換固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13669883U JPS6046345U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 背当転換いすの転換固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6046345U JPS6046345U (ja) 1985-04-01
JPS6347142Y2 true JPS6347142Y2 (ja) 1988-12-06

Family

ID=30307274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13669883U Granted JPS6046345U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 背当転換いすの転換固定装置

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JP (1) JPS6046345U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6046345U (ja) 1985-04-01

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