JPS6347011A - 手動式ケ−ブルカツタ− - Google Patents

手動式ケ−ブルカツタ−

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Publication number
JPS6347011A
JPS6347011A JP18756186A JP18756186A JPS6347011A JP S6347011 A JPS6347011 A JP S6347011A JP 18756186 A JP18756186 A JP 18756186A JP 18756186 A JP18756186 A JP 18756186A JP S6347011 A JPS6347011 A JP S6347011A
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JP
Japan
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gear
cutting blade
fixed
pawl
cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP18756186A
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English (en)
Inventor
Sadaichi Kobayashi
小林 定一
Teizo Kobayashi
小林 定三
Mitsuharu Kobayashi
光春 小林
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Kobayashi Tool Mfg Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Tool Mfg Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE8710354U priority patent/DE8710354U1/de
Priority to DE3724999A priority patent/DE3724999C2/de
Priority to US07/079,504 priority patent/US4779342A/en
Priority to FR878711330A priority patent/FR2602442B1/fr
Publication of JPS6347011A publication Critical patent/JPS6347011A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えばワイヤロープ・電線・通信線・鉄筋バ
ー等の各種金属ケーブルを容易に切断することのできる
手動式ケーブルカッターの改良に関するものである。
「従来の技術」 従来のこの種ケーブルカッターとして、特公昭58−第
28049号公報に示すものが存する。
該従来カッターの基本構造は、具体的には図示しないが
、上部が相互に連結され且つばね作用により拡開方向に
付勢された一対の握り部を備え、該両握り部の一方を固
定握り部と他方を揺動握り部となし、固定握り部の上部
に固定切断刃の基部を固設すると共に、該固定切断刃の
先端部に円弧状外側面に歯部を連続形成した旋回切断刃
の基端部を軸着して、該旋回切断刃を軸着部を中心とし
て旋回できる構成となし、且つ揺動握り部の上部に上記
旋回切断刃の外側歯部と咬合する係合爪を有する作動レ
バーを回動可能に軸着して、揺動握り部の開閉操作に伴
う該作動レバーの押動作用で、咬合状態にある旋回切断
刃を閉じ方向、即ちケーブルの切断方向に旋回移動させ
る構成となっている。
そして、実際の使用に際しては、旋回切断刃を開放して
、該旋回切断刃と固定切断刃間に画成される空所内に工
作物たるケーブルを挿通し、次いで旋回切断刃の自由端
部を軸着部を支点として閉じ方向に案内して、該旋回切
断刃と固定切断刃でケーブルの外周域を完全に包囲した
後、一対の握り部を把持して、揺動握り部を連続して開
閉操作すると、該揺動握り部の開閉の都度、旋回切断刃
の外側歯部に自身の係合爪を咬合している作動レバーの
空滑りと押動作用で、旋回切断刃を上記空所を零にする
まで自動的に旋回移動させることにより、該旋回切断刃
と固定切断刃の対向側縁に形成された刃部で、各種金属
ケーブルを切断するものである。
又、斯る従来カッターにおける、固定切断刃の先端部に
旋回切断刃の基端部を軸着して、両切断刃の軸着個所を
カッターの最上部に設定する構成は、ケーブルを固定切
断刃と旋回切断刃で完全に包囲した状態で、切断するこ
とを可能とするものであるから、比較的径の太いケーブ
ル類も頗る確実に且つ安全に切断できるものである。
[発明が解決しようとする問題点」 然し乍ら、従来のカッターにあっては、旋回切断刃を閉
じ方向に移動させる手段に、揺動握り部に回動可能に軸
着された作動レバーを用いているので、揺動握り部の開
閉操作と連動して、旋回切断刃を閉じ方向に移動させて
ケーブルを切断する点だけを見ると、該作動レバー自体
が切断刃同士の軸着個所や揺動握り部の連結個所と共働
して、所謂トグル機構を構成するので、小さな力で旋回
切断刃に大きな剪断力を提供できる利点を有するが、斯
るトグル機構の採用は、反面ケーブルの切断途中で、旋
回切断刃を開き方向に強制的に逆戻りさせることができ
ないという構造上の欠点を有している。
即ち、各種金属ケーブルの切断作業にあっては、カッタ
ーの切断能力やケーブルの硬度や径等の関係で、いくら
揺動握り部を開閉しても、切断途中で旋回切断刃が閉じ
方向に旋回移動できなくなる不測のトラブルが屡々発生
する。
従って、この種ケーブルカッターには、このようなトラ
ブルに容易に対処できる構造、換言すれば旋回切断刃を
強制的に開き方向に逆戻りさせて、トラブルケーブルを
容易に取り除ける構造が要求されることとなるが、従来
カッターは構造上、既述した如く、トラブルに際しては
、旋回切断刃を強制的に逆戻りさせることができないの
で、この点が使用上の最大の問題点とされていた。
尚、従来のカッターは、旋回切断刃の外側歯部に対する
作動レバーの係合爪の咬合を解除できる機構を一応は備
えてはいるが、これはあくまでも切断終了後或いは切断
開始前に、旋回切断刃を手で把持して旋回移動させるも
のであるから、一旦トラブルが生じて、旋回切断刃がケ
ーブル内に強固に食い込んでいるような場合には、例え
作動レバーの係合爪の咬合を解除して、旋回切断刃を自
由旋回可能状態においたとしても、手のみで逆戻りさせ
ることは側底不可能であるばかりか、極めて危険な作業
が要求されることとなる。
「問題点を解決するための手段」 而して、本発明は」二記従来カッターの問題点を有効に
解決するために開発されたもので、上部が相互に連結さ
れ且つばね作用により拡開方向に付勢された一対の握り
部を備え、該両握り部の一方を固定握り部と他方を揺動
握り部となし、固定握り部の」二部に固定切断刃の基部
を固設すると共に、該固定切断刃の先端部に自身の円弧
状外側面に歯部を連続形成した旋回切断刃の基端部を旋
回可能に軸着して、ケーブルを該旋回切断刃と固定切断
刃とで完全に包囲した状態で切断することのできるケー
ブルカッターを前提として、固定握り部側に上記旋回切
断刃の外側歯部と咬合する第一歯車と、該第一歯車と同
軸に軸着された第二歯車を夫々設けると共に、該第二歯
車に対し咬合状態を正逆二方向に切り替えできる係止部
材を設ける一方、揺動握り部側に上記第二歯車と咬合す
る爪歯車を設けると共に、該爪歯車に対し咬合状態を正
逆二方向に切り替えできるラチェット爪部材を設けて、
該ラチェット爪部材と上記係止部材の咬合状態の正逆切
り替えで、揺動握り部の開閉操作に伴いラチェット爪部
材で爪歯車を正逆回転させて、該爪歯車の回転力を第二
歯車から同軸の第一歯車を経て、−]二二記回切断刃に
伝達する構成を採用した。
[作用J 依って、本発明にあっては、予め係止部材とラチェット
爪部材を夫々、対応する歯車との正方向の咬合状態に切
り替えセットした後、旋回切断刃を開放して、該旋回切
断刃と固定切断刃間に画成される空所内にケーブルを挿
通し、ケーブルの外周域を旋回切断刃と固定切断刃で完
全に包囲し。
その後一対の握り部を把持して、揺動握り部を連続して
開閉操作すると、ラチェット爪部材が爪歯車を正方向に
回転すると同時に、第二歯車を正方向に回転させて、該
第一歯車と同軸の第一歯車をも同方向に回転させるので
、該第一歯車に自身の外側歯部を咬合する旋回切断刃は
、自動的に閉し方向に旋回移動して、該旋回切断刃と固
定切断刃で、ケーブルを容易に切断することが可能とな
る。
又、ケーブルの切断過程で、トラブルが発生して、以後
の切断続行が不能となったような場合には、係止部材と
ラチェット爪部材を夫々、対応する歯!1(と逆方向の
咬合状態に切り替えセラ1〜した後、再び一対の握り部
を把持して、揺動握り部を連続して開閉操作すると、今
度はラチェット爪部材が爪歯車を逆方向に回転すると同
時に、第二歯車を逆方向に回転させて、該第二歯車と同
軸の第一歯車をも同方向に回転させるので、該第一歯車
に自身の外側歯部を咬合する旋回切断刃は、自動的に;
φ戻り方向に旋回移動して、両切断月間からケーブルを
取り除くことが可能となるので、これによりトラブルが
容易に解消できることとなる。
「実施例」 以下、本発明を図示する実施例に基づいて詳述すれば、
該実施例に係るケーブルカッターも、第1図乃至第5図
に示す如く、ばね作用により拡開方向に付勢される一対
の握り部1・2を備え、該両握り部の一方を固定握り部
1と他方を揺動握り部2となし、且つ固定握り部1の上
部に固定切断刃3を固設すると共に、該固定切断刃3の
」一端部に、自身の円弧状外側面に歯部4aを連続形成
した旋回切断刃4の基端部を軸7を介して旋回可能に軸
着して、ケーブルを該旋回切断刃4と上記固定切断刃3
とで完全に包囲した状態で切断できる構成を前提とした
ものであるが、特徴とするところは、以下の構成に存す
る。
即ち1図示する如く、固定握り部1と揺動握り部2の」
二部正面側を、連結板8を介して連結するものとし、該
連結板8と固定握り部1の関係は、螺子部材9で両者1
・8を固定し、揺動握り部2との関係では、軸]0を介
して揺動rif能に連結する一方、各握り部]・2の−
1一部背面側は、上記固定切断刃3の[11広基部3 
aで連結するものとし、該I11広基部3aとの関係も
、固定握り部1は螺子部材9で同様に固定し、揺動握り
部2は−に記軸工Oを介して揺動可能に連結して、揺動
握り部2を固定握り部]に対して開閉操作できる構成と
なす。
そして、斯る固定切断刃3の11広基部3aと連結板8
間の固定握り部1側近傍に、−1−記旋回切断刃4の外
側歯部4aと咬合する第一小歯車〕】と、該第−小歯車
]1と同軸]3で軸着された第二大歯車]2を夫々設け
ると共に、第二大歯車12に対し咬合状態を正逆二方向
に切り替えできる係止部材]4を設ける構成となす。
該係止部材14は、特Fこ第4図・第5図に示す如く、
固定握り部1の」二部に設けられているガイ1く孔】−
6にスライド可能に挿通され、11つスプリング17を
介して自身の先端爪部]−4aが、常時第二人歯車12
と咬合する方向に付勢されており、白身の−1一部1こ
設けられているノブ18下面の凸部18aを、上記ガイ
ド孔16の孔縁に形成されている正面側のテーパー溝り
6a内に係入すると、先端爪部14aが第二大歯車12
の歯に咬合して、係止部材14は第二大歯車12に対す
る正方向の咬合状態に置かれ、逆にノブ18を180°
回転して、凸部18aを正面側のテーパー溝16aから
スプリング17に抗して引き上げて、該凸部18aを背
面側のテーパー溝16b内に係入すると、先端爪部1.
4 aが第二大歯車12の歯に逆向きで咬合して、係止
部材14は第二大歯車12に対する逆方向の咬合状態に
切り替えできる構成となっている。
尚、斯る係止部材14の先端爪部14aには、第二大歯
車12が一方向に対して回転するときは、該第二大歯車
12の回転を空滑り状態で許容し、他方向に回転しよう
とするときは、該他方向への回転を確実に阻止できる形
状が施されていることは言うまでもない。
更に、上記固定切断刃3の巾広基部3aと連結板8間に
延在する揺動握り部2の上部に、上記軸10を介して第
二大歯車12と咬合する爪歯車19を回動可能に設ける
と共に、該爪歯車19に対して咬合状態を二方向に切り
替えできるラチェット爪部材20を設けるものとする。
該ラチェット爪部材20は、特に第4図・第5図に示す
如く、平板状に成形されて、操作レバー21を連結した
軸22により回動可能に軸支されて、前面側に上記第二
大歯車12と咬合するーの咬合爪部20aと他の咬合爪
部20bを二叉状に形成すると共に、後面側に突起部2
0cを形成し、自身の後面側を揺動握り部2内に設けら
れたベアリング23とスプリング24により押圧して、
上記レバー21の回動操作で、ラチェット爪部材20を
回動して、ベアリング23を突起部20cの一側に係合
ロックすると、−の咬合爪部20aのみが爪歯車19の
歯に咬合して、ラチェット爪部材20が爪歯車]9に対
する正方向の咬合状態に置かれ、逆にベアリング23を
突起部20cの他側に係合ロックすると、今度は他の咬
合爪部20bのみが爪歯車19の歯に咬合して、ラチェ
ット=11− 爪部材20を爪歯車19に対する逆方向の咬合状態に切
り替えできる構成となっている。
従って、斯るラチェット爪部材20と上記係止部材14
を、いずれも正方向の咬合状態に切り替えると、各歯車
11・12・19は、夫々旋回切断刃4を閉じ方向に旋
回させる状態に有機的に回転し、逆に両者20・14を
逆方向の咬合状態に切り替えると、各歯車11・12・
19は、今度は旋回切断刃4を開き方向に旋回させる状
態に有機的に回転することとなる。
又、上記固定切断刃3と旋回切断刃4の対向する内側縁
には、受刃部5と押刃部6が夫々形成されている訳であ
るが、本実施例にあっては、図示する如く、いずれの刃
部5・6も、両切断刃3・4を軸着する軸7を中心とす
る円弧り上に位置する略V字状に形成し、該7字形状の
中心部位5a・6aの刃先角度を比較的鈍角となし、両
側部位5b・5b・6b・6bの刃先角度を比較的鋭角
となして、ケーブルの切断初期には、各刃部5・6の鋭
角な両側部位5bと6bで、ケーブルの外周部を徐々に
切断して、最終的には、各刃部5・6の鈍角な中心部位
5a・6aで、剪断力を集中してケーブルの芯部を切断
できる構成となっている。
尚、図中25は一対の握り部1・2を拡開方向に付勢す
る太鼓状を呈するコイルばね、26は不使用時に一対の
握り部1・2を閉じた状態にロックするロック部材で、
固定握り部1に設けられた該ロック部材26を、上記コ
イルばね25に抗して揺動握り部2のロック溝27内に
係入することにより、一対の握り部1・2の閉じた不使
用状態を維持するものである。
更に、本実施例にあっては、図示する如く、固定握り部
1と揺動握り部2に、把持を至便ならしめる鍔部1a・
2aを一体に形成すると共に、固定握り部1の外側面に
は、把持時に特に手の平がフィツトし易いようなテーパ
ーカット形状1bを施し、揺動握り部2の外側面には、
特に指がフィツトし易いような波形形状2bを施すもの
とする。
依って、斯る構成の手動式ケーブルカッターを用いて、
各種金属ケーブルCを切断する場合には、第4図A−B
に示す如く、予め係止部材14とラチェッlへ爪部材2
0を夫々、対応する歯車12・19に対する正方向の咬
合状態に切り替えセットした後、旋回切断刃4を開放し
て、該旋回切断刃4と固定切断刃3間に画成される空所
S内にケーブルCを挿通し、次いで旋回切断刃4の自由
端部を連結板8と固定切断刃3の巾広基部3a間内に案
内して、該旋回切断刃4と固定切断刃3でケーブルCの
外周域を完全に包囲し、その後一対の握り部1−・2を
把持して、揺動握り部2を連続して開閉操作すると、該
揺動握り部2の開閉の都度、ラチェット爪部材20の−
の咬合爪部20aで爪歯型19を正方向に回転させるこ
ととなる。
すると、該爪歯型19の回転により、第二大歯車]−2
が正方向に回転すると同時に、該第二大歯車12と同軸
13の第一小歯車11も同方向に回転して、該小歯車1
1に自身の外側歯部4aを咬合する旋回切断刃4を、」
−記菱形状空所Sを零とする閉じ方向に自動的に旋回移
動させるので、これにより旋回切断刃4の押刃部6と固
定切断刃3の受刃部5で、ケーブルCが容易に切断され
ることとなる。
然し、斯る切断過程にあっては、既述した如く、各切断
刃3・4の刃部5・6が7字状に形成され、且ついずれ
の刃部5・6も、中心部位5a・6aが鈍角で、両側部
位5b・6bが鋭角となっているので、切断初期は第6
図Aに示す如く、ケーブルCは各両側部位5bと6bの
四辺により、外周部から徐々に切断される一方、該ケー
ブルCの芯部Caは漸次7字状の各刃部5・6の中心位
置に確実に導かれて、最終的には同図Bに示す如く、該
芯部Caが剪断能力が高い鈍角な中心部位5a・6aに
より、剪断力を集中して切断されることとなるので、特
に当該分野において課題とされている鋼の芯線を有する
アルミ撚線(AC8R)をも容易に切断することが可能
となる。
又、ケーブルCの切断過程で、1−ラブルが発生して、
以後の切断続行が不能となったような場合には、第5図
A −Bに示す如く、既述したノブ18とレバー21の
回動操作で、直ちに係止部材14とラチェット爪部材2
0を夫々、対応する歯車12・19に対する逆方向の咬
合状態に切り替えセットした後、再度一対の握り部1・
2を把持して、揺動握り部2を連続して開閉操作すると
、該揺動握り部2の開閉の都度、今度はラチェット爪部
材20の他の咬合爪部20bで爪歯型19を逆方向に回
転させることとなる。
すると、該爪歯型19の回転により、第二大歯車12が
逆方向に回転すると同時に、該第二大歯車12と同軸1
3の第一小歯車11も同方向に回転して、該小歯車11
−に自身の外側歯部4aを咬合する旋回切断刃4を、今
度は逆戻りの開き方向に自動的に旋回移動させるので、
これにより該旋回切断刃4を開放すれば、両切断刃3・
4間からケーブルCを簡単に取り出して、1〜ラブルを
容易に解消することが可能となる。
しかも、本実施例にあっては、ケーブルCの切断作業と
同様な揺動握り部2の開閉操作で、旋回切断刃4を機械
的に逆戻りさせるものであるから、1〜ラブル時の作業
が極めて簡単且つ安全に行なえることとなる。
尚、」二記実施例は、揺動握り部2の開閉操作と連動し
て爪歯型19を回転する手段に、平板状のラチェット爪
部材20を用いたものであるが、第7図に示す如く、該
ラチェット爪部材20をビン状となし、該ピン状爪部材
20の前面部に爪歯型19と咬合しないニュー1ヘラル
部位20dを形成すると共に、該ニュートラル部位20
dの両側部に、正逆切り替え可能な−と他の咬合爪部2
0a・20bを形成する一方、後面側に突起部20cを
形成して、同図Aに示す如く、該ラチェッ1へ爪部材2
0を揺動握り部2のガイド孔28から引き出して、ベア
リング23を突起部20cの一側に係合ロックさせるこ
とにより、−の咬合爪部20aのみを爪歯型19に咬合
させて、ピン状爪部材20を正方向の咬合状態に置き、
逆に同図Bに示す如く、爪部材20をガイド孔28内に
押し込んで、ベアリング23を突起部20cの他側に係
合ロックさせることにより、他の咬合爪部20 bのみ
を爪歯型19に咬合させて、ビン状爪部月20を逆方向
の咬合状態に切り替えできるように構成することも、実
施に応じ任意である。尚、この場合には、上記実施例に
おける操作レバー21や、該レバー21と平板状爪部材
20を連結する軸22が、不要となることは言うまでも
ない。
「発明の効果」 以上の如く、本発明は、固定握り部側に旋回切断刃の外
側歯部と咬合する第一歯車と、該第一歯車と同軸に軸着
された第二歯車を夫々設けると共に、該第二歯車に対し
咬合状態を正逆二方向に切り替えできる係止部材を設け
る一方、揺動握り部側に第二歯車と咬合する爪歯型を設
けると共に、該爪歯型に対し咬合状態を正逆二方向に切
り替えできるラチェット爪部材を設けて、該ラチェット
爪部材と上記係止部材の咬合状態の正逆切り替えで、揺
動握り部の開閉操作に伴いラチェット爪部材で爪歯型を
正逆回転させて、該爪歯型の回転力を第二歯車から同軸
の第一歯車を経て、旋回切断刃に伝達することを特徴と
するものであるから、予め係止部材とラチェット爪部材
を夫々、対応する歯車に対する正方向の咬合状態に切り
替えセラ1〜した後、ケーブルの外周域を旋回切断刃と
固定切断刃で完全に包囲し、一対の握り部を把持して、
揺動握り部を連続して開閉操作すれば、旋回切断刃と固
定切断刃で、如何なる種類の金属ケーブルをも容易に切
断することが可能となる。
又、ケーブルの切断過程で、トラブルが発生して、以後
の切断続行が不能となったような場合には、直ちに係止
部材とラチェット爪部材を夫々、対応する歯車と逆方向
の咬合状態に切り替えセラ1− した後、再び一対の握
り部を把持して、揺動握り部を連続して開閉操作すると
、今度はラチェット爪部材が爪歯型を逆方向に回転する
と同時に、第二歯車を逆方向に回転させて、該第二歯車
と同軸の第一歯車をも逆方向に回転させるので、該第一
歯車に自身の外側歯部を咬合する旋回切断刃は。
自動的に逆戻り方向に旋回移動して、両切断月間からケ
ーブルを取り除くことが可能となるので。
これにより1−ラブルが容易に解消されることとなる。
従って、本発明は、斯る旋回切断刃の自動逆戻り構造に
より、従来カッターの最大の問題点を解決して、極めて
使用便利なケーブルカッターを提供することが可能とな
った。
又、本発明は、従来の如きトグル機構を一切採用せずに
、基本的には歯車運動機構を採用しているので、既述の
旋回切断刃の自動逆戻りが初めて可能となったことは言
うまでもないが、各歯車の径比・歯数等を適宜選択する
ことにより、切断ケーブルに応じた剪断力を自由に設定
することが可能となるばかりか、同時に爪歯型の間欠送
り量を調整すれば、−回の揺動握り部の開閉操作におけ
る各歯車の回転量、換言すればケーブルの切断量を自由
に設定できる利点をも併せて有することとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る手動式ケーブルカッター
を示す正面図、第2図は同背面図、第3図は同側面図、
第4図Aは特に係止部材とラチェット爪部材の正方向の
咬合状態とその関連部分を示す要部拡大説明図、同図B
は正方向の咬合状態における係止部材の状態を示す要部
側面図、第5図Aは同逆方向の咬合状態とその関連部分
を示す要部拡大説明図、同図Bは逆方向の咬合状態にお
ける係止部材の状態を示す要部側面図、第6図A・Bは
ケーブルの切断状態を示す要部拡大説明図、第7図Aは
ラチェット爪部材の他側を爪歯型に対する正方向の咬合
状態をもって示す要部拡大説明図、同図Bは同他側を爪
歯型に対する逆方向の咬合状態をもって示す要部拡大説
明図である。 1・・・固定握り部、2・・・揺動握り部、3・・・固
定切断刃、4・・・旋回切断刃、4a・・・外側歯部、
7・・・切断刃同士を軸着する軸、8・・・連結板、1
1・・・第一小歯車(第一歯車)、12・・・第二大歯
車(第二歯車)、13・・・同軸、14・・・係止部材
、14a・・・先端爪部、19・・・爪歯型、20・・
・ラチェット爪部材、20a・・・−の咬合爪部、20
b・・・他の咬合爪部、C・・・ケーブル。 第6図(A) 第6図CB) 第7図(A) 第7図(B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上部が相互に連結され且つばね作用により拡開方向に付
    勢された一対の握り部を備え、該両握り部の一方を固定
    握り部と他方を揺動握り部となし、固定握り部の上部に
    固定切断刃の基部を固設すると共に、該固定切断刃の先
    端部に自身の円弧状外側面に歯部を連続形成した旋回切
    断刃の基端部を旋回可能に軸着して、ケーブルを該旋回
    切断刃と固定切断刃とで完全に包囲した状態で切断する
    ことのできるケーブルカッターにおいて、固定握り部側
    に上記旋回切断刃の外側歯部と咬合する第一歯車と、該
    第一歯車と同軸に軸着された第二歯車を夫々設けると共
    に、該第二歯車に対し咬合状態を正逆二方向に切り替え
    できる係止部材を設ける一方、揺動握り部側に上記第二
    歯車と咬合する爪歯車を設けると共に、該爪歯車に対し
    咬合状態を正逆二方向に切り替えできるラチェット爪部
    材を設けて、該ラチェット爪部材と上記係止部材の咬合
    状態の正逆切り替えで、揺動握り部の開閉操作に伴いラ
    チェット爪部材で爪歯車を正逆回転させて、該爪歯車の
    回転力を第二歯車から同軸の第一歯車を経て、上記旋回
    切断刃に伝達するように構成したことを特徴とする手動
    式ケーブルカッター。
JP18756186A 1986-08-09 1986-08-09 手動式ケ−ブルカツタ− Pending JPS6347011A (ja)

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DE3724999A DE3724999C2 (de) 1986-08-09 1987-07-28 Von Hand betätigbarer Kabelschneider
US07/079,504 US4779342A (en) 1986-08-09 1987-07-30 Hand-operated cable cutter with gear drive
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