JPS6346582A - パタ−ン検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は画像として入力したパターンが定められたパタ
ーンの種類と同一であるか否かをチェックする、例えば
ＩＣ（集積回路）パッケージ種別印字検査装置等のパタ
ーン検査装置に関する。 （従来の技術） 従来ＩＣパッケージ種別印字検査装置において入力した
パターンが定められたパターンの種類と同一であるか否
かをチェックする以下に述べる第１〜第３の方法がある
。この第１の方法はあらかじめ登録した複数の基準パタ
ーンを入力パターンに重ね合せ、類似度を算定しそれら
の類似度の中で最大となる基準パターンの種類を判定し
、それが定められたパターンの種類と一致するか否かを
チェックする方法である。また、第２方法として入力し
たパターンに対し、定められたパターンの種類と同一の
基準パターンのみを重ね合せの対蒙とし、その際の類似
度がある閾値以上か否かで判断する方法である。さらに
第３の方法として定められたパターンのある特徴部分に
着目し、入力パターンにその特徴部分が有るか否かで判
断する方法である。 （発明が解決しようとする問題点） しかし、上記第１の方法では基準パターン数が増加する
に従い、処理速度が遅くなる欠点がある。 十記第２の方法では、類似１．たパターンが存在

【７た
場合に閾値の設定が困難である事、雑音等の影響で類似
度が低下した場合と他種類のパターンの入力による類似
度低下の場合との区別がつきにくくなるため、本来正し
いのに正しくないと判断する、またはその逆の割合が増
加する等の欠点がある。 上記第３の方法では、特徴となる部分の選定が一般に繁
雑になる事、また、雑音等の増加に従いその特徴を抽出
する事が困難になる等の欠点がある。 そこで、本発明は入力パターンと基準パターンとの比較
照合が必要最低限ですみ、入力パターンが定められたパ
ターンの種類と同一か否かを効率的かつ柔軟性をもって
入力パターンが定められたパターンの種類と同一である
か否かを判断することが可能なパターン検査装置を提供
するにある。 ［発明の構成］ （間ｍ点を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するため、画像として入力した
パターンが、定められたパターンの種類と同一であるか
否かをチェックするパターン検査装置において、上記入
力パターンを１つのパターンの種類に対応づける際基準
となる、複数の基準パターンを設ける基準パターン作成
手段と、上記定められたパターン種類と同一の上記基準
パターンに対し、他の複数の基準パターンを入力パター
ンとしてそれらのパターン間の類似度を算定する基準パ
ターン間類似度算定手段と、この基準パターン間類似度
算定手段により算定した類似度を降順に順序づけ、上記
定められたパターン種類に対し、最も類似する順に上記
基準パターン種類を並べ換え、定められたパターン種類
に対する基準パターンの類似パターン系列を作成する類
似バクーン系列作成手段と、この類似パターン系列の各
類似度をもとに、実際の入力パターンと比較照合すべき
基準パターンを決定するための基準類似度を算定する基
準類似度算定手段と、実際の入力パターンと定められた
パターン種類と同一の基準パターンとの類似度と、上記
算定した基準類似度をもとに比較照合すべき他の基準パ
ターンを決定する比較参照基準パターン決定手段と、こ
の比較参照基準パターン決定手段で決定された各基準パ
ターンと実際の入力パターンとの類似度を算定する類似
度算定手段と、この類似度算定手段で算定した類似度が
実際の入力パターンが定められたパターンの種類と同一
であるか否かを決定する文字良否判断手段とから構成し
たものである。 （作用） 上記のように構成することにより、実際の入力パターン
と定められたパターン種類と同一の基準パターンとの類
似度が算定され、その類似度と上記基準類似度をもとに
比較参照すべき他の基準パターンが決定され、入力パタ
ーンと上記決定した基準パターンとの各類似度が求めら
れ、それらをもとに入力パターンが定めらたパターン種
類と同一か決定される。従って、入力パターンと基準パ
ターンとの比較照合が必要最低限ですみ、入力パターン
が定められたパターンの種類と同一か否かを効率的かつ
柔軟性をもって入力パターンが定められたパターンの種
類と同一であるか否かを判断することが可能となる。 （実施例） 以下、本発明についてＩＣ上に印刷された型番が定めら
れた型番と同一であるか否かをチェックする、検査装置
を例にあげて説明するが、これに限らず何でもよい。第
１図は、本発明の主要なハードウェア構成をを示す一実
施例である。第２図は、本発明の機能構成を示すブロッ
ク図である。 はじめに、第１図と第２図により本発明の詳細な説明す
る。画像入力装置１１はＣＣＤカメラ等に代表される、
画像を入力するための装置で画像入力手段２１に相当し
、これによりＩＣ表面上に印刷された型番画像を濃淡画
像として入力する。 上記入力画像は画像メモリ１２に記憶され、画像処理プ
ロセッサ１３を用い、画像２値化手段２２により上記入
力画像を２値化し、文字画像切り出し手段２３により対
象の型番文字列の文字を１文字１文字分離する。この分
離した文字は、基準パターン作成手段２７によりデータ
変換・圧縮され、入力パターンと比較参照すべき基準パ
ターンデータとして基準パターン辞＠１５にあらかじめ
登録しておく上記基準パターン登録は、入力文字パター
ンの全種類に対してあらかじめ行なっておくものとする
。全種類の基準パターンは、あらかじめパターンマツチ
ングハードウェア１４を用いて基準パターン間類似度算
定手段２８により基準パターン間での類似度を求めてお
き、類似パターン系列作成手段２９により定められた文
字種類の基準パターンに対する、他字種基準パターンの
類似パターン系列をあらかじめ作成しておく。上記類似
パターン系列の各基準パターンに対する上記類似度をも
とに基準類似度算定手段３０により、類似パターン系列
の各基準パターン字種に対応した基準類似度をあらかじ
め算定しておく。 実際の検査の段階では、上記同様画像入力手段２１によ
りＩＣ画像の入力、画像２値化手段２２により２値化処
理、文字画像切り出し手段２３により型番文字列から１
文字１文字を分離する。上記分離した１文字を入力パタ
ーンとし、定められた字種と同一の基準パターン辞書１
５より取り出し、基準パターンとしパターンマツチング
ハードウェア１４を用い、定字種類似度算定手段２４に
より類似度を求める。この求めた類似度と上記あらかじ
め算定した類似パターン系列の各基準パターン字種に対
応した基準類似度をもとに比較参照基準パターン決定手
段３１により他字種パターンとして比較参照すべき基準
パターンを求め、それらの全基準パターンを基準パター
ン辞書１５より取り出し上記同様パターンマツチングハ
ードウェア１４を用い、他字種類似度算定手段２５によ
り、入力パターンと各種基準パターンとの類似度を求め
る。文字良否判断手段２６では、上記定字種類似度算定
手段２４及び他字種類似度算定手段２５で求めた、各類
似度のうち最大となる基準パターン字種を求め、それが
定められたパターン字種と同一か否かで入力文字パター
ン字種の良否を判断する。 上記の１文字入力パターンに対する処理過程を文字画像
切り出し手段２３で切り出した１文字１文字に対して繰
り返し、全文字に対し１文字でも不良なら入力したＩＣ
型番は定められた型番と異なるとして、結果出力手段３
１により表示装置１７にＮ−Ｇ　（Ｎｏ　　ｇｏｏｄ）
を出力する。全文字が良であれば上記同様表示装置１７
にＯ−Ｋを出力する。ホストＣＰＵ１６は上記処理の全
体の制御をつかさどる。 第３図に本発明の主要部分である、基準パターン間類似
度算定手段２８、類似パターン系列作成手段２９、基準
類似度算定手段３０、比較参照基準パターン決定手段３
１の作用を説明するための図を示す。 基準パターン間類似度算定手段２８では、第３図に示す
様に１つの基準パターンａに対し、他の全基準パターン
を入力パターンａ、ｂ、ｃ、ｄ・・・とした場合の各類
似度ＩＲａａ、ＩＲａｂ。 ＩＲｂｃ、ＩＲａｄ・・・を求める。基準パターンｂに
対しても同様の処理を行ない、Ｉ　Ｒｂ　ａ。 ＩＲｂｂ、ＩＲｂｃ、ＩＲｂｄ−−−を求め、他の基中
パターンに対しても同様の処理を行なう。こ、二で、２
！準パターンとし７た字種とへカベター〕／と【７た基
準パターン字種が互いに入れ換わった場合の類似度（例
えばＩ　Ｒａ　ｂとＩＲｂａ）は同一、、！−なるので
、実際の類似度算出は省略できる。 類似パターン系列作成手段２９では、上記の１つの基準
パターンａに対する全基準パター　ンを入力パターンと
１７だ場合の各類似度を、ＩＲａａ。 ＩＲａｄ、ＩＲａｂ、　　ＩＲａｃ−・・というように
降順にＪ、ｆ２べ変え、】つの基準パターン字種に対し
て、最も類似した順に基準パターンの類似パターン系！
ｌＪａ、ｄ、ｂ、ｅ・・・を作る。これを他の基準パタ
ーンに対しても同様に行なう。基準類似度算定手段３０
では、上記のように求めた類似パターン系列ａ、ｄ、ｂ
、ｃの類似度最大値（同一基準パターン同士の類似度Ｉ
Ｒ，ａａ、ＩＲｂｂ等）と類似パターン系列の各類似度
との差のσ％を各類似度に加え、基準類似度ＩＬＲを定
義［７、それらを類似パターン系列の各基準パターンに
対応づける。 すなわち、第３図でＸ　Ｌ　Ｒ，ａ　ａ　−Ｉ　Ｒａ　
ａ　。 ＩＬＲａｄ＝　　（ＩＲａａ−ＩＲａｄ）　　＊　　α
／１００十ＩＲａｄ、１ＬＲａｂ−（ＩＲａａ−ＩＲａ
ｂ）＊α／１００　＋　Ｉ　Ｒａ　ｂ、　−となる。 ここで、αは基準パターン間類似算定手段２８で求めた
各類似度の実際の入力文字パターンに対する許容範囲を
規定する指数であり、基準パターン種類と同一と判断す
る、類似度の分布範囲によって決定されるものとし５、
ここでは、α−５０として実施した場合である。 比較参照基準パターン決定手段３１では、定字種類似度
算定手段２４で求めた、実際の入力文字パターンと定め
られた字種の基準パター　ンとの類似度Ｒに対し、上記
基準類似度算定手段３０で求めた基準類似度ＩＬＲとを
比較１−、、Ｉｌ、Ｒ＞Ｒを満足する基準類似度ＩＬＲ
に対応した類似パターン系列の全基準パターンを他字種
類似度算定手段２５で比較参照すべき他字種基準パター
ンとして選定する。なお、上記基準パターン間類似度算
定から基準類似度算出までは、基準パターン作成時にあ
らかじめ自動的に生成されるものとする。 以上述べた実施例によれば、入力文字パターンと定めら
れｔ−字種の一＆ξ・準パターンとの類似度によって他
に比較参照すべきｉＡ弗パターンを必要最小限に選定す
ることがでさるため、効率的かつ柔軟性であり、雑音等
の影響による類似度低下が少ないほど高速に人力文字パ
ターンの良占判断ができ、雑音等の影響による類似度低
下が大きい場合も対処ｉ’ｉｌ能である。 〔発明の効果］ 以４二述べた本発明は次のように構成したものである。 すなわち、画像として入力したパターンが、定められた
・くターフ７・−の種類と同一であるか否かをチェック
するベターン検貨、装ｇにおいて、上記入力バター゛、
・を１つのパターンの種類に対応づける際基準となる、
複数の基桑パターンを設ける基準パターン作成手段と、
１−２定められたパターン種類と同一の−「−記扶準ベ
ターンに対し、他の複数の！λ準パターンを入カバクー
ンとＩ−てそれらのパターン間の類似度を算定する基準
パターン間類似度算定手段と、この基準パターン間類似
度算定手段に上り算定した類似度を降順に順序つり、１
−２定められたパターン種類に対１７、最も類似する順
に上記基準パターン種類を並べ換え、定められたパター
ン種類に対するｐ弗バタ〜ンの類似パターン系列を作成
する類似パターン系列作成手段と、この類似パター　ン
系列の各類似用：をもとに、実際の入力パターンと比較
照合すべき入（準バタ、−ンを決定するための基準類似
度を算定するへ僧類似度算定手段と、実際の入力パター
ンと定められたパターン種類と同一の基準パター〉との
類似度と、」二記算定ｊ７た基準類似度をもとに比較照
合すべき他の塙亭パターンを決定する比較参照基準パタ
ーン決定手段と、この比較参照基準パターン決定手段で
決定された各基準パターンと実際の人カベターンとの類
吋度を算定する類の度算定手段と、この類似度算定手段
で算定した類似度が実際の入力パターンが定められたパ
ターンの種類と同一であるか否かを決定する文字良否判
断手段とから構成したものである。従って、本発明によ
れば、入力パターンと基準パターンとの比較照合が必要
最低限ですみ、入力パターンが定められたパターンの種
類と同一か否かを効率的かつ柔軟性をもって入力パター
ンが定められたパターンの種類と同一であるか否かを判
断することが可能なパターン検査装置を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の主要なハードウェア構成
を示す図、第２図は、本発明の実施例として機能構成を
示すブロック図、第３図は、本発明の主要部分を説明す
るための図である。 １１・・・画像入力装置、１２・・・画像メモリ、１３
・・・画像プロセッサ、１４・・・パターンマツチング
ハードウェア、１５・・・基準パターン辞書、１６・・
・ホストＣＰＵ、１７・・・表示装置、２１・・・画像
入力手段、２２・・・画像２値化手段、２３・・・文字
画像切り出し手段、２４・・・文字種類似度算定手段、
２５・・・地文字種類似度算定手段、２６・・・文字良
否判断手段、２７・・・基準パターン作成手段、２８・
・・基準パターン間類似度算定手段、２９・・・類似パ
ターン系列作成手段、３０・・・基準類似度算定手段、
３１・・・比較参照基準パターン決定手段、３２・・・
結果出力手段。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 Ｎ２図 ＼。 第３　図 類似　基準 パターン系列　類似度 −ａ　　−−夏ＬＲａニ ー−、−ｄ　−ＩＬＲａｄ −−ｂ　−−ＩＬＲ＝ｂ −・−ｃ　−ＩＬＲ，ｃ −−−〜ｂ−−ＴＬＲｂｂ −ａ　−Ｉび― −ｄ　−ＸＬＲｂｄ −ｃ　−ＩＬＲｂｅ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像として入力したパターンが、定められたパターンの
   種類と同一であるか否かをチェックするパターン検査装
   置において、上記入力パターンを１つのパターンの種類
   に対応づける際基準となる、複数の基準パターンを設け
   る基準パターン作成手段と、上記定められたパターン種
   類と同一の上記基準パターンに対し、他の複数の基準パ
   ターンを入力パターンとしてそれらのパターン間の類似
   度を算定する基準パターン間類似度算定手段と、この基
   準パターン間類似度算定手段により算定した類似度を降
   順に順序づけ、上記定められたパターン種類に対し、最
   も類似する順に上記基準パターン種類を並べ換え、定め
   られたパターン種類に対する基準パターンの類似パター
   ン系列を作成する類似パターン系列作成手段と、この類
   似パターン系列の各類似度をもとに、実際の入力パター
   ンと比較照合すべき基準パターンを決定するための基準
   類似度を算定する基準類似度算定手段と、実際の入力パ
   ターンと定められたパターン種類と同一の基準パターン
   との類似度と、上記算定した基準類似度をもとに比較照
   合すべき他の基準パターンを決定する比較参照基準パタ
   ーン決定手段と、この比較参照基準パターン決定手段で
   決定された各基準パターンと実際の入力パターンとの類
   似度を算定する類似度算定手段と、この類似度算定手段
   で算定した類似度が実際の入力パターンが定められたパ
   ターンの種類と同一であるか否かを決定する文字良否判
   断手段とからなる事を特徴とするパターン検査装置。