JPS6346519Y2 - - Google Patents

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JPS6346519Y2
JPS6346519Y2 JP1982071097U JP7109782U JPS6346519Y2 JP S6346519 Y2 JPS6346519 Y2 JP S6346519Y2 JP 1982071097 U JP1982071097 U JP 1982071097U JP 7109782 U JP7109782 U JP 7109782U JP S6346519 Y2 JPS6346519 Y2 JP S6346519Y2
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JP
Japan
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blade
extensioner
extension
end bit
width
Prior art date
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JP1982071097U
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English (en)
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JPS58172561U (ja
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Priority to JP7109782U priority Critical patent/JPS58172561U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はブルドーザやその他の各種ローダ等
に装備されるエクステンシヨナ着脱式ブレードに
関する。
従来のブレードは機種に応じた横幅(ブレード
幅)になつており、その幅を可変することは不可
能である。
このため、トレーラ等によるブレード装備車輌
の運送時において、ブレードがトラツク荷台から
飛び出すような場合、該ブレードを取外して運送
後に再度装着するようにしている。
かかるブレードの脱着作業は、ブレード重量が
相当に嵩むため多くの労力と時間を費やす結果と
なつて手間がかかるのみならず、大きな危険性を
伴なう。
特に、前述の如くブレード幅を可変できないた
め、山間林道等での作業には狭幅ブレードを使用
し、かつ一般的な現場や軟弱土壌現場では広幅ブ
レードを使用するという具合に、現場状況や作業
用途などに応じてブレード幅の異なつた数種類の
ブレードを使い分けねばならないという難点があ
る。
更に、その使い分けのために数種類のブレード
を用意すること自体、相当な費用がかかる。
また、実公昭36−19945号の特殊プラウと翼板
を有する排土機においては、翼板を回転可能に脱
着する構成が開示されている。しかしこの構成に
おいても、翼板は、ブレード幅を延長する方向に
拡張変位させることはできない。
この考案は上記事情に鑑みてなされ、その主目
的は、現場状況や作業用途などに応じてブレード
幅を容易に可変できるようにしたエクステンシヨ
ナ着脱式ブレードを提供するにある。
この考案のまたの目的は、ブレード装備車輌の
運送時におけるブレード脱着の必要なくブレード
幅の制限をクリアさせることが可能なエクステン
シヨナ着脱式ブレードを提供するにある。
この考案の別の目的は、ブレード装備車輌運送
作業の簡易化と安全性向上が図れるエクステンシ
ヨナ着脱式ブレードを提供するにある。
上記課題を達成するために、この考案は、 (A) 車輌に装備されるブレードの長手方向の端部
で長手方向の延長線に沿つてエクステンシヨナ
を変位可能に装着したエクステンシヨナ着脱式
ブレードであつて、 (B) エクステンシヨナが下記の構成からなる、 (a) ブレードと連結する側の側面に上記ブレー
ドの長手方向の端部に形成された側板と隙間
なく整合可能なフランジを設ける、 (b) エクステンシヨナの背面にブレードの背面
側に沿つて突出するプレート状のステーを一
体に設け、 該ステーを前記フランジとブレードの側板
とが一体に接してブレードとエクステンシヨ
ナとが隙間なく連結される一体位置と、エク
ステンシヨナがブレードからその長手方向の
延長線上に所定間隔で離間するブレード幅延
長位置とでブレードの背面にそれぞれ固定す
る、 (c) エクステンシヨナの前面下端でブレードの
カツテイングエツジの延長方向にブレード側
に突出するエンドビツドを設けて、 前記ブレード幅延長位置でブレードのエツ
ジ取付部のエンドビツド取付代に一側が衝合
し、前記一体位置では上記エンドビツド取付
代に沿つて装着されてブレードのカテイング
エツジと一連となる長さに設定して、 それぞれの位置でエンドビツドをエンドビ
ツド取付代に固定する、 という技術的手段を講じている。
これにより、エクステンシヨナは、ブレード
の長手方向でその延長線に沿つて、ブレードと
隙間なく連結される一体位置と、ブレードの延
長方向に離間するブレード幅延長位置とに変位
する。
この変位したエクステンシヨナは、それぞれ
の変位位置でその背面に設けたステーでブレー
ド背面と固定され、またその前面に設けたエン
ドビツドでブレードのエンドビツド取付代に固
定される。
また一体位置ではエクステンシヨナの側面の
フランジとブレードの側面とが隙間なく当接さ
れると共に、前記エンドビツドはブレードのカ
ツテイングエツジと連結されて一連となる。
以下、この考案の好適実施例を図面に基づいて
説明する。
図示のブレード1は、背面長手方向に延びる断
面チヤンネルの裏側補強骨材2(第2図、第3図
参照)と、その両端開口部を閉塞する側板3と、
モールドボードの前面下縁に該下縁両端側のエン
ドビツド取付代4を残して装着されたカツテイン
グエツジ5とを有する周知構成になつている。
かかるブレード1の両端部に左右一対のエクス
テンシヨナ6,7が脱着可能に装着されるように
なつている。
これらのエクステンシヨナ6,7はブレード1
の長手方向の端部で長手方向の延長線に沿つてエ
クステンシヨナ6,7を装着して、該エクステン
シヨナ6,7がブレード1と隙間なく連結される
一体位置と、エクステンシヨナ6,7を延長方向
に離間してブレード1の横幅を延長拡大するブレ
ード幅延長位置に変位可能とするためのもので、
該ブレードと同様に裏側補強骨材8と、ブレード
側板3と同一形状をなして該側板に接合させるた
めのフランジ9と、ブレード1の前記エンドビツ
ド取付代4に跨がつて脱着可能に取着されるエン
ドビツド10とを備え、ブレード1と同一断面形
状に構成されている。
また、各エクステンシヨナ6,7におけるそれ
ぞれの裏側補強骨材8の背壁面には、ブレード1
の裏側補強骨材2の背壁面上に延びる上下一対の
ステー11,12の基端側が溶接等の手段で一体
結合させてある。
かかるエクステンシヨナ6,7は、それぞれの
フランジ9がブレード側板3に、かつステー1
1,12がブレード側補強骨材2の背壁面に、ま
た、エンドビツド10がブレード1側にエンドビ
ツド取付代4にそれぞれ脱着可能にボルト締めさ
れることによつて、ブレード1の両端部に装着固
定される。
図示例の場合、ブレード1の側板3とエクステ
ンシヨナ6,7のフランジ9がそれぞれの補強骨
材2および8の背壁面より僅かに突出しているの
で、各ステー11,12は第3図で一層詳細な如
く、前記フランジ9に形成の凹欠部9a,9bの
嵌込まれた状態でエクステンシヨナ6,7の裏側
補強骨材8に溶接されている。
また、ブレード側板3には、前記ステー11,
12のそれぞれを嵌脱自在に嵌込整合させてブレ
ード側補強骨材2の背壁面上に接合させるための
凹欠部3a,3bが形成してある。
従つて、各エクステンシヨナ6,7は、それぞ
れのステー11,12をブレード側板3の凹欠部
3a,3bに嵌込整合させることによつて、ブレ
ード端部への適正装着位置に必然的に位置決めさ
れる。
その位置決めによつて、ブレード側板3とエク
ステンシヨナ6,7のフランジ9とに設けられた
ボルト孔相互および各ステー11,12とエクス
テンシヨナ側補強骨材8の背壁とに設けられたボ
ルト孔相互が必然的に合致整合するため、ボルト
締めによる各エクステンシヨナの装着は簡単に手
際よく遂行できる。
以上、この考案では、ブレードの両端に該ブレ
ード幅を延長拡大するためのエクステンシヨナを
脱着可能に装着してなるので、次の如き種々の優
れた効果が得られる。
(i) 一つのブレードで該ブレード幅の異なつた作
業を遂行できる。
即ち、この考案のブレードはエクステンシヨ
ナを両端に装着した場合と、一方端にのみ装着
した場合と、全く装着しない場合とではそれぞ
れブレード幅が異なるため、例えば、含水比の
多い泥状土質の場合と、稍々軟弱な土質の場合
と、通常土質の場合とではそれぞれに応じたブ
レード幅に可変することにより、土質条件や現
場条件等に適応したブレードとして使い分ける
ことができる。
また、エクステンシヨナ自体、横幅の異なつ
た複数種類のものを用意しておけば、ブレード
幅を作業用途に合せて更に一層種々に可変でき
る。
(ii) ブレード幅の可変時には、ブレードそのもの
を取替えることなく、該ブレードより遥かに重
量が小さく且つ小型のエクステンシヨナだけを
脱着すればよいので、該脱着作業も簡単かつ安
全に手際よく遂行できる。また、エクステンシ
ヨナは延長時にブレード側へ突出するステー
と、同様に突出するエンドビツドとが、それぞ
れその延出端側をブレードと衝合させボルト締
めして固着するので連結強度が高く信頼性に優
れる。
(iii) トレーラ等の車輌によるブレード装備車輌の
運送時には、全てのエクステンシヨナを取外す
ことにより、前記運送時におけるブレード幅の
制限を容易にクリアできる。
このため、従来の如くブレードをプツシユアー
ムのトラニオン部から取外すような面倒かつ危険
な作業が省け、ブレード装備車輌をそのまま自走
によりトラツク荷台に乗せ得ることなどから、こ
の種の運送作業の簡易化と安全性向上にも大きく
寄与する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の好適一実施例を示すもので、
第1図はブレードとエクステンシヨナを分離した
状態の正面側斜視図、第2図はエクステンシヨナ
装着状態の裏面側斜視図、第3図は同分離状態の
裏面側斜視図である。 1はブレード、6,7はエクステンシヨナであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車輌に装備されるブレードの長手方向の端部で
    長手方向の延長線に沿つてエクステンシヨナを変
    位可能に装着したエクステンシヨナ着脱式ブレー
    ドであつて、 エクステンシヨナが、 ブレードと連結する側の側面に設けられて上記
    ブレードの長手方向の端部に形成された側板と隙
    間なく整合可能なフランジと、 エクステンシヨナの背面に一体に設けられてブ
    レードの背面側に沿つて突出すると共に、前記フ
    ランジとブレードの側板とが一体に接してブレー
    ドとエクステンシヨナとが隙間なく連結される一
    体位置と、エクステンシヨナがブレードからその
    長手方向の延長線上に所定間隔で離間するブレー
    ド幅延長位置とでブレードの背面にそれぞれ固定
    されるプレート状のステーと、 エクステンシヨナの前面下端でブレードに設け
    たカツテイングエツジの延長方向に設けられてブ
    レード側に突出すると共に、前記ブレード幅延長
    位置でブレードのエツジ取付部のエンドビツド取
    付代に一側が衝合し、前記一体位置では上記エン
    ドビツド取付代に沿つて装着されてブレードのカ
    ツテイングエツジと一連となる長さに設定されて
    それぞれの位置でエンドビツド取付代に固定され
    るエンドビツドと を有してなることを特徴とするエクステンシヨナ
    着脱式ブレード。
JP7109782U 1982-05-15 1982-05-15 エクステンシヨナ着脱式ブレ−ド Granted JPS58172561U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7109782U JPS58172561U (ja) 1982-05-15 1982-05-15 エクステンシヨナ着脱式ブレ−ド

Applications Claiming Priority (1)

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JP7109782U JPS58172561U (ja) 1982-05-15 1982-05-15 エクステンシヨナ着脱式ブレ−ド

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Publication Number Publication Date
JPS58172561U JPS58172561U (ja) 1983-11-18
JPS6346519Y2 true JPS6346519Y2 (ja) 1988-12-02

Family

ID=30080729

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7109782U Granted JPS58172561U (ja) 1982-05-15 1982-05-15 エクステンシヨナ着脱式ブレ−ド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60135358U (ja) * 1984-02-15 1985-09-09 新キャタピラ−三菱株式会社 エクステンシヨナ着脱式ブレ−ド

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Publication number Publication date
JPS58172561U (ja) 1983-11-18

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