JPS6345943Y2 - - Google Patents

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JPS6345943Y2
JPS6345943Y2 JP10694284U JP10694284U JPS6345943Y2 JP S6345943 Y2 JPS6345943 Y2 JP S6345943Y2 JP 10694284 U JP10694284 U JP 10694284U JP 10694284 U JP10694284 U JP 10694284U JP S6345943 Y2 JPS6345943 Y2 JP S6345943Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tooth
plate
locking
tilting
teeth
Prior art date
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JP10694284U
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English (en)
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JPS6121335U (ja
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Publication date
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は書見台、譜見台、黒板などにあつて、
その傾斜角度を簡易に調整し得る装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕 従来の書見台等には各種のものがあり、最も一
般的には、基台にヒンジを介して螺着した書見板
を、その背面に配した支持腕により、所望傾斜角
度となるよう支持する構成のものが知られてい
る。
しかしながら、上記のものにあつては、書見板
の傾斜角度が予め規定されていて任意の角度に調
整できなかつたり、支持腕の係止位置を変えて角
度調整可能としたものにあつても、支持腕の係止
が不確実で外れてしまつたりする惧れがあり、ま
た当該傾斜角度の調整操作が面倒となる難点があ
つた。
また基台に書見板を回動自在なるよう軸支する
と共に、軸端に螺設した締着ねじを、任意の傾斜
角度とした位置にて締めつけることで、書見板の
当該傾斜位置を固定する構成としたものもある。
しかし、この場合にあつても、重いものを載せ
たり、押圧したりすると書見板の傾斜角度が意に
反して変動してしまうといつた不都合があるだけ
でなく、締着ねじの螺回操作にも、手数と強い力
による労力が必要となり、当該操作中書見板を一
定傾斜角に保持していなければならないから、そ
の操作性も満足すべきものとなつていない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、このような従来の実情に鑑みてなさ
れたもので、前記の如き支持腕や締着ねじによる
固定化の発想を捨て、書見板等の側に設けた係合
歯と、基台の操作用係止弾板に設けた係止歯とを
適時、所定の簡易な操作だけで係脱自在となるよ
う構成することで、任意の傾斜角度となるよう書
見板等を確実に係止し得る構成となし、これに
て、前記の問題点に解決を与えようとするのが、
その目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するため、基台に
は、前後方向に傾動自在となるよう傾動板を枢支
し、当該傾動板の裏側には弧状に曲突した傾動支
持部を設けると共に、当該傾動支持部には、その
下位に沿つて、基台から前方へ延出した係止用操
作弾板を延出し、さらに上記傾動支持部と係止用
操作弾板とには、傾動板の押倒し動に対して、こ
れを許容せず、逆起し動に対しては、これを許容
するよう夫々係合歯と係止歯とを突設すると共
に、両歯の係合を係止用操作弾板の下動操作によ
り離脱自在としたものである。
〔作用〕
本考案は、上記の通り構成することによつて、
係止用操作弾板を押下してやり、傾動板を所望傾
度に調整した後、上記押下を解除するだけで、傾
動板を当該位置に固定させることができ、このと
き大きな力を傾動板が傾倒する方向へ加えても、
係合歯と係止歯との係当により不本意に変動して
しまうことなく、また傾動板は傾斜後、これを引
き越す際には上記係合歯と係止歯との摺動によ
り、係止用操作弾板を前記の如く押下操作しなく
ても、動かすことができる。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第3図に示す一実施例によつ
て設示すると、基台1の上位にあつて、書見板、
黒板等の傾動板2が前後方向に傾動自在なるよう
枢支されており、かつ当該基台1と傾動板2とに
は、後述の如く夫々適時互いに係脱自在な係止歯
3、係合歯4が設けられている。
すなわち、上記傾動板2には、その裏側下端部
に左右の端面が閉塞され、かつ半円弧状に曲突さ
れた傾動支持部5が設けられ、該傾動支持部5の
中央部には第2図bに示されている如く多数の横
向させた係合歯4を所定のピツチで突設したもの
が、左右に2列平行となるよう縦装されており、
さら同支持部5の左右両端からは枢支軸6が突出
されており、該係合歯4は、歯だけが歯幅よりも
大きい角柱状に形成され、図中2′は傾動板2の
下端から曲突させた文書等の受縁を示している。
一方、所望箇所に載置される前記基台1には、
その手前側にあつて上記枢支軸6が回転自在に嵌
合される支持板7を、左右両側端において縦向き
に形成し、さらに左右の脚台部1′,1′間である
中央部からは手前側へ向けて上下方向へ撓み自在
な係止用操作弾板8が延出されている。
この係止用操作弾板8は、その基根側が上記傾
動支持部5の外周弧面に沿つた下方へ曲突の円弧
状をなして、当該傾動支持部5の下位に沿つて臨
設され、かつ上面に、当該支持部5の係合歯4と
噛合する係止歯3が、当該2列の係合歯4に対応
するよう左右に所定間隔をもつて2ケ突設されて
いる。
この係止歯3は、第3図に明示の通り係止用操
作弾板8の自由端側である歯前面3aが、後方へ
傾斜させてあり、これにより前記係合歯4が矢印
A方向へ移動することは、係止用操作弾板8の弾
力に抗して、当該歯前面3aと摺接しながら進行
することで、1歯宛送るのが可能な送り面に形成
されているのに対し、係止用操作弾板8の基根側
である歯後面3bは、前記係合歯4の戻り(反矢
印方向)を阻止し得るように同歯4と面接状態と
なる直立した戻り止め面に形成されている。
次に、その用法について説明する。
まず、水平状態にある傾斜板2を引き越す場合
には、基台1を片手で押えながら手前側に回動さ
せればよく、これにより傾動支持部5が枢支軸6
を中心に回動し、この際係合歯4が係止歯3の歯
前面3aである送り面上を係止用操作弾板8の弾
力に抗して摺動可能であるから、係止歯3の頂部
を乗り越えた該係合歯4は、歯後面3bの戻り止
め面に当接噛合するに至り、係合歯4が1歯だけ
送られることとなる。
従つて、このような操作により傾斜板2の傾斜
角度が順次拡大し、任意の角度となつたとき、同
板2の引き起しを停止して当該傾斜位置を保持す
ることができる。
更に、傾斜板2を起立させていくと、同板2の
下端9が第2図のように基台1のストツパ部10
に悩接することによつて回動を停止し、第2図a
の想像線で示す最大の起立状態となる。
次に、この起立状態にある傾斜板2を押倒し
て、その傾斜角度を変えようとする場合には、係
止用操作弾板8を下方へ手動押圧して撓ませる
と、第2図、第3図の想像線に示すように、係止
歯3と係合歯4との噛合が外れ、傾動板2を押倒
させる方向に回動可能となるから、所望の傾斜角
度となるまで押動した後、係止用操作弾板8の押
下を解除すると、復元により係止歯3が当該係合
歯4と噛合い、傾動板2が、当該角度で固定化さ
れる。
尚、係合歯4としては、実施例の断面矩形状に
限られるものでなく、係止歯3の形状に対応し
て、前記の如き摺動、当接の噛合が可能であれ
ば、形状の如何は問わない。
一方係止歯3も、前記実施例の如く歯面を平面
状に限るべきものでなく、また歯数も1ケに限ら
れることなく2ケ以上縦設するようにしてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案は、前記のように構成され上記のように
具現されるものであるから係止用操作弾板の押下
操作と、その解除および傾動板の傾倒、引き越し
操作といつた簡易かつ迅速な手動だけで、傾動板
を所望傾斜角度に調整することができ、しかも押
し倒し方向に対する係合が確実であるので、使用
中に傾動板の傾斜角度が意に反して変動する惧れ
がなく、従つて使用する書類等の重量が大でも支
障なく、さらに引き越し操作は、係止用操作弾板
の押下操作しに、み傾動板の回動操作が可能であ
るため、より迅速な傾度調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の書見台による一実施例を示し、第
1図は一部破断全体斜視図、第2図aは中央部縦
断側面図、同図bは係合歯突設箇所の部分正面
図、第3図は係合歯と係止歯の噛合状態を示す拡
大縦断側面図である。 1……基台、2……傾動板、3……係止歯、3
a……歯前面、3b……歯後面、4……係合歯、
5……傾動支持部、8……係止用操作弾板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基台には、前後方向に傾動自在なるよう傾動
    板を枢支し、当該傾動板の裏側には弧状に曲突
    した傾動支持部を設けると共に、当該傾動支持
    部には、その下位に沿つて、基台から前方へ延
    出した係止用操作弾板を臨設し、さらに上記傾
    動支持部と係止用操作弾板とには、傾動板の押
    倒し動に対して、これを阻止し、逆起し動に対
    しては、これを許容するよう夫々係合歯と係止
    歯とを突設すると共に、両歯の係合を係止用操
    作弾板の下動操作により離脱自在とした書見台
    等の傾斜角度調整装置。 (2) 係合歯は、弧状である傾動支持部に横向きに
    て所要複数だけ縦方向に列設されている実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の書見台等の傾斜
    角度調整装置。 (3) 撓み可能に形成された係止用操作弾板に設け
    られている係止歯には、その歯前面に係合歯を
    1歯宛移送可能な送り面を、歯後面には戻り移
    送を阻止する戻り止め面が形成されている実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の書見台等の傾
    斜角度調整装置。
JP10694284U 1984-07-14 1984-07-14 書見台等の傾斜角度調整装置 Granted JPS6121335U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10694284U JPS6121335U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 書見台等の傾斜角度調整装置

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JP10694284U JPS6121335U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 書見台等の傾斜角度調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS6121335U JPS6121335U (ja) 1986-02-07
JPS6345943Y2 true JPS6345943Y2 (ja) 1988-11-30

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ID=30666213

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JP10694284U Granted JPS6121335U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 書見台等の傾斜角度調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014004311A (ja) * 2012-05-31 2014-01-16 Junichi Tanaka タブレットpcや一般の書面を含む各種視覚メディアに対応した省スペース卓上書見台

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JP6457351B2 (ja) * 2014-08-05 2019-01-23 藤本 圭一 書籍保持装置

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JP2014004311A (ja) * 2012-05-31 2014-01-16 Junichi Tanaka タブレットpcや一般の書面を含む各種視覚メディアに対応した省スペース卓上書見台

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JPS6121335U (ja) 1986-02-07

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