JPS6345912A - 梯子型電気濾波器 - Google Patents

梯子型電気濾波器

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JPS6345912A
JPS6345912A JP18935386A JP18935386A JPS6345912A JP S6345912 A JPS6345912 A JP S6345912A JP 18935386 A JP18935386 A JP 18935386A JP 18935386 A JP18935386 A JP 18935386A JP S6345912 A JPS6345912 A JP S6345912A
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JP
Japan
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case
spring
plate spring
austenite phase
shape memory
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JP18935386A
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JPH0821827B2 (ja
Inventor
Masahiro Wata
綿 昌宏
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、−面が開口するケース内に、複数個の直列共
振子及び並列共振子を、端子板、絶縁板等とともに介装
してなる梯子型電気濾波器に関する。
〈従来技術〉 この種、梯子型電気濾波器にあって、共振子等の各装着
部材を密接状に保持する必要がある。
そこで、従来は、各装着部材をケース内に挿入して後に
、スペーサを最端部に圧入し、各装着部材を緊密状態と
なるようにしていた。
しかるにこの手段であると、スペーサを微小間隙内に無
理やり強く押し込む圧入工程を要するから組付けが面倒
であり、またスペーサの肉厚は挿入可能な厚に限定され
るため、必ずしも密嵌状とはなり難く、各装着部材にガ
タ付が生じ易く、場合によっては接続不良を生じるとい
う欠点があった。
一方、スペーサに換えて板バネをもちいたものもある。
このものは、その弾性を利用することにより比較的容易
に挿入ができ、またバネ圧で、各装着部材を圧接するも
のであるから、装着部材を緊密に保持し得る利点がある
しかるに、前記板バネは、経年使用により、金属疲労を
生じ、徐々にバネ圧が低下し、各装着部材にガタ付を生
じ易く、ついには接続不良を生じるという欠点があった
本発明は、このような欠点を是正し得る梯子型電気濾波
器の提供を目的とするものである。
く問題点を解決するための手段〉 本考案は、−面が開口するケース内に、複数個の直列共
振子及び並列共振子を、端子板、絶縁板等とともに介装
してなる梯子型電気濾波器において、 使用温度でオーステナイト相域にある形状記憶合金から
なる湾曲状板バネをケース内に介装したことを特徴とす
るものである。
く作用〉 ニッケル、チタンの合金等からなる形状記憶合金は、低
温域ではマルテンサイト相を呈し、高温域ではオーステ
ナイト相を呈するものである。
ここでマルテンサイト相域の変態終了温度は通常−80
〜80℃の範囲で、合金の組成等を選定することにより
、比較的随意に設定することが可能である。またオース
テナイト変態終了温度は、通常−10〜110°Cの範
囲で設定することが可能である。
ところでこのオーステナイト相にある形状記憶合金の特
性として、第3図Cに示すように、超弾性変形を示すこ
とが知られている。すなわち通常の金属(第3図a)、
マルテンサイト相にある形状記憶合金(第3図b)の場
合には、応力を過剰にかけると組成変形により、その応
力を除去しても、歪が完全には元に戻らない性質がある
。しかるにオーステナイト相にある形状記憶合金にあっ
ては、弾性変形域につづいて応力誘起マルテンサイト生
成によって外形変化を生じ、応力を除去すると、逆変態
によって変形が消失するという特性がある。
そこで、オーステナイト変態終了温度の選定可能範囲か
ら、該変態終了温度を梯子型電気濾波器の使用温度より
も低い温度となるように、形状記憶合金の組成等を選定
する。そして、使用温度にあって、板バネはオーステナ
イト相域にあるようにする。
而て、オーステナイト相域にある形状記憶合金は、超弾
性変形の特性を有するから、板バネは圧縮された状態を
継続的に維持されても、金属疲労によるバネ圧力の低下
を生じ難い、このため、ケースの収納空隙内で、板バネ
により各装着部材は常に緊密状態を保持される。
〈実施例〉 第1図について、lは、絶縁材料からなる矩形状のケー
スであって、該ケースlには、上面が開口する収納空隙
2が形成されている。前記収納空隙2内には、前方から
最端部の端子板4a、肉厚の大きな直列共振子5.端子
板4b、端子板6゜肉Hの薄い並列共振子7.端子板8
.絶縁板9が縦列に配置されて一組とする装着部材が、
数組収納される。
前記共振子5.7の前後面には電極が形成されており、
該共振子5,7に接触する各端子板4a、4b、6.8
はリン青銅を基材とし、その表面に銀メツキが施されて
なり、その面部には、前記電極との電気的接続を確実と
するため、夫々圧接用隆起lOが形成されている。また
両端部の端f板4a、4aには一側方の肩部に接続突片
11が突成され、複数の端子板8には、他側方の肩部に
接続突片12が突成されている。このため、その装着状
態で、ケースlの上面には、−側方に、両端位置で端子
板4aの接続突片11が突出し、他側方に、端子板8の
接続突片12が多数−列に突出することとなる。さらに
また前記端子板4bは断面コ字形をしており、圧接用隆
起lOが形成された夫々の接触面を、直列共振子5の電
極と接続して、各直列共振子5を直列接続している。そ
の直列共振子5の列は最端部の端子板4a 、 4aの
接続突片11,11により電気的接続がなされ得る。
そして、ケースlの開口には封止板14が被着され、次
にエポキシ樹脂等の封止剤15が充填される。
前記した各装着部材の最端部には、前記ケース1との内
面間で、断面が内側に湾曲してバネ作用を生ずる形状記
憶合金からなる板バネ13が配設されている。しかもこ
の板バネ13は、その使用温度でオーステナイト相域に
ある材料を使用する。
このオーステナイト相域にあっては、超弾性変形を示し
、過剰応力によっても塑性変形を生じない特性を有する
。このため、前記板バネ13が端r−板4aとケースl
の収納空隙2間で挟持された状態のままであっても、経
年変化によるバネ弾力の低下を可及的に阻止することが
可能となる。
従って、ケースl内で各装着部材は相互に緩みを生じる
ことなく保持される。
また前記オーステナイト相域にあっては、リン11?銅
からなる板バネよりもそのバネ弾力が大きい。
法衣は、各相での抗張力(Kg/crn’) 、硬度(
HV)を、前記端子板4a、4b、6.8の材料のリン
青銅と比較したものである。
以下余白 この抗張力(Kg/cm’)  、硬度(HV)はその
金属の弾性力を示すものであって、オーステナイト相に
ある形状記憶合金は、リン青銅以上であることが示され
る。従って、そのバネ圧においても通常の板バネに比し
て同等以上の作用を生ずることが示される。
〈発明の効果〉 本発明は、上述のように、使用温度でオーステナイト相
域にある形状記憶合金からなる板バネをケースに介装し
て、各装着部材の家電化を図ったものであるから、板バ
ネのバネ弾力を継続的に保持することができ、ケース内
を緊密状態に保つことができ、特性が安定する等の優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の梯子型電気症波器の縦断側
面図、第2図は板バネ13の斜視図、第3図aは通常の
金属の応力−歪曲線、第3図すはマルテンサイト相にあ
る形状記憶合金の応力−歪曲線、!In 3図Cはオー
ステナイト相にある形状記憶合金の応力−歪曲線である
。 l;ケース 2;収納空隙 4a、4b;端子板 5;
直列共振子 6:端子板 7:並列共振子 8;端子板
 13:板バネ 酩1因 第 3図 b                  c擬(超ン弾
性変形 (応力誘起マルテンサイト生成) 形状回復

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  一面が開口するケース内に、複数個の直列共振子及び
    並列共振子を、端子板、絶縁板等とともに介装してなる
    梯子型電気濾波器において、 使用温度でオーステナイト相域にある形状記憶合金から
    なる湾曲状板バネをケース内に介装したことを特徴とす
    る梯子型電気濾波器。
JP61189353A 1986-08-12 1986-08-12 梯子型電気濾波器 Expired - Lifetime JPH0821827B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61189353A JPH0821827B2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12 梯子型電気濾波器

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JP61189353A JPH0821827B2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12 梯子型電気濾波器

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Publication Number Publication Date
JPS6345912A true JPS6345912A (ja) 1988-02-26
JPH0821827B2 JPH0821827B2 (ja) 1996-03-04

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ID=16239903

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JP61189353A Expired - Lifetime JPH0821827B2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12 梯子型電気濾波器

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55159617U (ja) * 1979-05-07 1980-11-17
JPS58176422U (ja) * 1982-05-20 1983-11-25 松下電器産業株式会社 梯子形セラミツクフイルタ
JPS6052722U (ja) * 1983-09-19 1985-04-13 株式会社村田製作所 電子部品
JPS60136531U (ja) * 1984-02-20 1985-09-10 株式会社村田製作所 電子部品収納用金属ケ−ス

Patent Citations (4)

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JPS60136531U (ja) * 1984-02-20 1985-09-10 株式会社村田製作所 電子部品収納用金属ケ−ス

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JPH0821827B2 (ja) 1996-03-04

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