JPS6345655Y2 - - Google Patents

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JPS6345655Y2
JPS6345655Y2 JP183482U JP183482U JPS6345655Y2 JP S6345655 Y2 JPS6345655 Y2 JP S6345655Y2 JP 183482 U JP183482 U JP 183482U JP 183482 U JP183482 U JP 183482U JP S6345655 Y2 JPS6345655 Y2 JP S6345655Y2
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JP
Japan
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cooling
hot gas
switching
pressure regulating
heating section
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JP183482U
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JPS58104860U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば鮮魚を乾燥させる場合にお
いて一般にK値と呼ばれている鮮度指標値を上昇
させることなく、良質の干物を短時間に製造する
手段として適する冷却式除湿装置に関するもの
で、低温で低相対湿度の空気をコスト的に安価
に、かつ、連続的に安定した温度と湿度にコント
ロールして供給するようにしたことを特徴とする
ものである。
従来のこの種除湿装置においては、空気を冷却
して除湿する冷却コイルが着霜によりその能力が
低下するのを除くため、除霜する必要が生じる
が、この除霜時には断続運転をよぎなくされた
り、あるいは、冷却コイルを並列に設置して着霜
の成長を見計つて交互に切り換えて使用する方法
もあつたが、いずれの方法においても、これら冷
却系内で発生するエネルギを有効活用されていな
かつた。すなわち、例えば除霜用のエネルギ、低
湿空気の加熱用エネルギに蒸気や電気エネルギ等
を使つていた。
この考案は、上記事情に鑑みなされたもので、
冷却系内で発生するエネルギ及び系外からのエネ
ルギを有効活用することにより、ランニングコス
トの軽減を図り、かつ、定低温で定湿度の空気が
連続的に得られるようにしたことを特徴とする冷
却式除湿装置を提供しようとするものである。
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案の除湿装置の第一実施例を示
す配管図で、図中、1は例えば鮮魚を乾燥する乾
燥室であつて、2つの冷却コイル2,3を並列に
配設した冷却部4と、この冷却部4内で冷却され
た空気を除湿するための加熱部5とを含む除湿系
を形成している。
前記冷却コイル2,3は、ケーシング6内で区
画された各室6a,6b内に配設され、その一次
側の冷媒管路7にはそれぞれ三方電磁弁8,9及
び電磁弁10,11を介して受液器35に接続さ
れ、また、冷却コイル2,3の二次側にはそれぞ
れ三方電磁弁13,14及び共通する吸入圧力調
整弁15を介して前記冷凍機12のホツトガス発
生部12aの吸入ポート12bが接続されてい
る。
前記加熱部5は、電磁弁16を介して前記冷凍
機12のホツトガス発生部12aの吐出ポート1
2cに接続されており、かつ、このホツトガス供
給主管路17にはホツトガス分岐管路18が分岐
され、このホツトガス分岐管路18を介して廃熱
利用手段である温水タンク19の加熱部20が接
続され、温水タンク19の加熱部20と前記加熱
部5の二次側はそれぞれ共通の管路21を介して
前記受液器35に接続されている。
一方、前記冷却コイル2,3の一次側の三方電
磁弁8,9の1つのポート8a,9a同士は互い
に連結され、かつ、ホツトガス供給管路22を介
して前記ホツトガス主管路17に接続されてい
る。なおこの場合、このホツトガス供給管路22
中には電磁弁23及び第1の凝縮圧力調整弁24
が配設されており、更に電磁弁23は前記冷却部
4中に配備された除霜温度検知器25と接続する
除霜温度コントローラ26によつて切換動作しう
るようになつている。なお、コントローラ26は
設定手段であるタイマ27によつて設定されるよ
うになつており、更に、タイマ27は電磁弁23
のほかに前記冷媒管路7中の三方電磁弁8,9及
び冷却コイル2,3の二次側に設けた三方電磁弁
13,14をも切換動作しうるようになつてい
る。また、前記電磁弁10,11は、加熱部5の
別の冷風温度コントローラ28によつて絶対湿度
を制御しうるようになつている。更に、加熱部5
の相対湿度コントローラ29によつて前記ホツト
ガス供給主管路17中の電磁弁16が制御される
ようになつている。
また、前記ホツトガス分岐管路18における温
水タンク19の加熱部20の一次側には第2の凝
縮圧力調整弁30が配設されており、この第2の
凝縮圧力調整弁30は前記第1の凝縮圧力調整弁
より高い圧力に設定されている。したがつて、ホ
ツトガスは、加熱部5、冷却コイル2,3のうち
の除霜切換側及び温水タンク19の加熱部20の
順位に流れる。
なお、31は前記ホツトガス供給主管路17と
管路21とを接続する均圧管路32中に配設され
る均圧用凝縮圧力調整弁、33は前記冷却部4の
各室6a,6bの出口側に配備される切換用ダン
パ、34は除湿系の冷却除湿用空気圧送フアンで
ある。
第2図はこの考案の第二実施例を示すもので、
廃熱利用手段を前記温水タンク19に変えてリモ
ートコンデンサ19′の加熱部20′とした場合を
示すものである。なお、第二実施例においてその
他の構造は前記第一実施例と同様であるので、説
明は省略する。
上記のように構成されるこの考案の除湿装置に
おいて、今、室6b内の冷却コイル3を除霜する
には、まず、タイマ27を除霜時間例えば30〜
180分に設定し、タイマ27により室6b内の除
霜信号が除霜温度コントローラ26に伝達され
る。コントローラ26はバイメタル式サーモスタ
ツト等で形成され、例えば5〜10℃になると通電
回路がOFFの状態となり、−5℃付近で通電回路
がONの状態となるようになつている。したがつ
て、除霜コントローラ26が除霜指令を受けるこ
とによつて通電回路がONの状態になり、電磁弁
23が開くと同時に、三方電磁弁9及び14がホ
ツトガス供給管路22と連通して、ホツトガスが
冷却コイル3に流入し、冷却コイル3の除霜を行
う。なお、この間、他方の三方電磁弁8及び13
は冷媒を流す方向に切り換つているので、冷却コ
イル2には冷媒が供給されて冷却運転は連続的に
行われている。室6b内の除霜が進み、室6b内
の温度が例えば5〜10℃になると、コントローラ
26が作動して電磁弁23の通電回路をOFFに
し、電磁弁23のみが閉となる。したがつて、室
6a内の冷却コイル2は引き続き冷却運転を行つ
ているため、温度が下降し、下降温度が−5℃以
下になると、除霜温度検知器25によつて検知さ
れるとともに、コントローラ26によつて通路回
路がONとなるが、タイマ27による除霜指令が
発令しないため、待機状態となつている。そし
て、タイマ27の除霜指令により、電磁弁23が
開くとともに、三方電磁弁8,9及び13,14
が前述とは逆の状態に切り換つて、冷却コイル2
にホツトガスを、冷却コイル3には冷媒をそれぞ
れ供給するようになる。なおこの場合、ダンパ3
3は室6aを塞ぐ方向に切換わることはもちろん
である。そして、冷却コイル2の除霜が行われて
いる間に冷却コイル3により冷却運転が引き続き
行われ、室6bが−5℃以下になると、また、前
述と同様の動作が行われて、冷却運転と除霜とを
交互に切り換えることができる。
したがつて、冷却除湿用空気流路中の除湿空気
は露点温度が一定に保持された状態で連続的に乾
燥室1内に流入されて鮮魚等の乾燥に供すること
ができる。
なお、除霜に供するエネルギは、第1及び第2
の凝縮圧力調整弁24及び30の設定圧力差(約
0.5Kg/cm2g以上)により、加熱部5、除霜切換
側の冷却コイル2又は3及び廃熱利用手段20又
は20′の順に利用されるので、加熱部5で要す
る以外のエネルギを除霜に供することができ、更
に除霜に供する以外の余分なエネルギは廃熱利用
手段例えば温水タンク19内の水の加熱、保温に
供し、その加熱された温水を装置の洗浄用として
利用することができ、エネルギの有効利用を図る
ことができる。
なお、除霜切換側冷却コイル2又は3には装置
外部からの入熱や乾燥室1からの入熱の一部等が
作用するので、除霜効果の助長が図れ、除霜に供
するエネルギの余熱分を廃熱利用として有効に利
用することができる。
以上に説明したように、この考案の冷却式除湿
装置によれば、冷却系内の冷凍機から発生するエ
ネルギ及び系外からのエネルギを有効に除湿用加
熱部、除霜及び廃熱利用の順に利用することがで
き、しかも、冷却コイルは切換動作によつて常時
冷却運転を行えるようになつているので、定低温
でかつ定湿度の空気が連続的に得られるなどの優
れた効果が得られ、その利用価値は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の除湿装置の第一実施例を示
す配管図、第2図はこの考案の第二実施例を示す
配管図である。 図において、1……乾燥室、2,3……冷却コ
イル、5……加熱部、7……冷媒管路、8,9,
13,14……三方電磁弁、8a,9a……ポー
ト、12……冷凍機、12a……ホツトガス発生
部、17……ホツトガス供給主管路、18……ホ
ツトガス分岐管路、19……温水タンク、19′
……リモートコンデンサ、20,20′……加熱
部(廃熱利用手段)、22……ホツトガス供給管
路、23……電磁弁、24……第1の凝縮圧力調
整弁、25……除霜温度検知器、26……除霜温
度コントローラ、27……タイマ、30……第2
の凝縮圧力調整弁、35……受液器、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷却除湿用空気流路中に2つの冷却コイルを並
    列に配設するとともに、加熱部を配設し、かつ、
    前記両冷却コイルと冷凍機とを切換手段を介して
    接続するとともに、前記冷凍機から発生するホツ
    トガスを前記加熱部に供給する循環回路を形成し
    て成る冷却式除湿装置であつて、前記冷却コイル
    の一次側の冷媒管路中の切換手段をそれぞれ三方
    切換弁で形成するとともに、これら切換弁の1つ
    のポート同士をホツトガス供給管路を介して前記
    冷凍機のホツトガス発生側に接続し、前記ホツト
    ガス供給管路中に第1の凝縮圧力調整弁及び切換
    弁を配設し、この際、前記切換弁を前記冷却コイ
    ル部の冷風温度コントロールにより作動しうるよ
    うに形成するとともに、この切換弁及び前記両三
    方切換弁をタイマ等の設定手段により選択的に切
    換動作可能に形成し、前記加熱部と並列的に配設
    される廃熱利用手段の一次側に第2の凝縮圧力調
    整弁を配設し、この第2の凝縮圧力調整弁と前記
    第1の凝縮圧力調整弁とにおいて第1の凝縮圧力
    調整弁を優先的に設定することにより、前記加熱
    部、冷却コイルの除霜切換側及び廃熱利用手段の
    順にホツトガスを供給させるようにした冷却式除
    湿装置。
JP183482U 1982-01-12 1982-01-12 冷却式除湿装置 Granted JPS58104860U (ja)

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JP183482U JPS58104860U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 冷却式除湿装置

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Publication Number Publication Date
JPS58104860U JPS58104860U (ja) 1983-07-16
JPS6345655Y2 true JPS6345655Y2 (ja) 1988-11-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677666B2 (ja) * 1987-11-30 1994-10-05 株式会社東芝 除湿機
JPH0733859Y2 (ja) * 1988-05-23 1995-08-02 株式会社東洋製作所 冷凍式除湿装置

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JPS58104860U (ja) 1983-07-16

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