JPS6345395Y2 - - Google Patents

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JPS6345395Y2
JPS6345395Y2 JP6392282U JP6392282U JPS6345395Y2 JP S6345395 Y2 JPS6345395 Y2 JP S6345395Y2 JP 6392282 U JP6392282 U JP 6392282U JP 6392282 U JP6392282 U JP 6392282U JP S6345395 Y2 JPS6345395 Y2 JP S6345395Y2
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JP
Japan
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area
blade
counter
motor
switch
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JP6392282U
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JPS58164962U (ja
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Priority to JP6392282U priority Critical patent/JPS58164962U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の窓拭器に関し、特に運転手
の視界を確実に確保することができる窓拭器を提
供しようとするものである。
<考案の背景> 1アーム式の窓拭器はブレードの拭払領域を広
く採るため拭払領域内の1点について見れば、ブ
レードが通過する周期が長くなつてしまう。この
ため雨量が多いときは視界が損なわれる傾向があ
る。この欠点を解消するために雨量に応じてモー
タの回転速度を切換えるようにし、雨量が多いと
きでも視界を確保することが考えられているが、
モータの速度には限界がある。また極端にブレー
ドの拭払い速度を速くすると耐久強度及び作動音
の増加等の問題が発生する。
<考案の目的> この考案は通常の速度でブレードを駆動させな
がら然も主領域、つまり運転手側の視界を確実に
確保することができる窓拭器を提供しようとする
ものである。
<考案の概要> この考案では拭払領域を運転手側の主領域と補
助席側の副領域とに分割し、主領域を拭く回数を
副領域を拭く回数より多くするように構成したも
のである。
つまり、この考案ではブレードの位置を検出す
る位置検知スイツチを設け、この位置検知スイツ
チによりブレードが主領域から副領域に移ること
を検出し、その検出によりモータの回転を反転さ
せる。モータの反転によりブレードは複数回主領
域を往復し、その往復回数を計数器で計数し、そ
の計数値が所定値に達するとモータの反転動作を
中断させ、そのとき1回だけ副領域を拭払うよう
に構成したものである。
<考案の実施例> 第1図にこの考案によるブレードの拭払領域に
ついて示す。第1図において1は運転手側の主領
域、2は補助席側の副領域、3はこれらを合せた
ブレードの全拭払領域を示す。
この考案では主領域1を所定の回数拭払うと、
副領域2を1回拭くように構成するものである。
第2図はそのための実施例を示す。第2図にお
いて4はブレードを駆動するワイパーモータ、5
はワイパーモータ4の回転方向を切換る回転方向
制御手段を示す。この回転方向制御手段5は例え
ば二つのスイツチ6と7を持つリレー8によつて
構成することができる。リレー8のスイツチ6と
7が接点a側に接触している状態でモータ4は正
転方向に駆動され、スイツチ6と7が接点b側に
接触している状態でモータ4は逆転方向に駆動さ
れるものとする。9は窓拭器の主スイツチを示
す。リレー8は無励磁状態においてスイツチ6と
7は接点a側に接触し、励磁することによりスイ
ツチ6と7を接点b側に転換させるものとする。
11はブレード(こゝでは特に図示しない)の
位置を検出するスイツチを示す。このスイツチ1
1は例えばブレードが副領域2に存在する状態で
オンを保持する構造とされる。こゝで副領域2の
端部位置をA、主領域の端部位置をB、主領域1
と副領域2の境界位置をCとする。主スイツチ9
をオフにしたとき、自動停止手段(これも周知の
構造であるためこゝでは説明を省略する)により
ブレードはA点で自動的に停止するものとする。
スイツチ11は一端側、つまりこの例では可動
接点を主スイツチ9を通じてバツテリ12の正極
端子側に接続し、固定接点を抵抗器13を通じて
バツテリ12の負極端子側に接続し、更に抵抗器
13に発生する電圧を計数器14の入力端子に接
続する。計数器14はスイツチ11がオンになる
回数を計数する動作を行う。つまり抵抗器13に
電圧が発生する立上りを計数するフリツプフロツ
プ回路によつて構成することができる。この例で
は主領域1を2回拭く毎に副領域2を1回拭くよ
うにした場合について説明する。このため計数器
14はフリツプフロツプ回路を二段縦続接続して
構成することができる。
このように計数器14をフリツプフロツプ回路
の二段縦続接続により構成することにより、計数
器14の出力はスイツチ11が2回オンになる毎
に反転する。計数器14の出力側にスイツチ素子
15を接続し、このスイツチ素子15によりリレ
ー8を制御するように構成する。尚、16は主ス
イツチ9をオンに操作したとき、計数器14を初
期リセツトするための微分回路である。
<考案の作用効果> 上述の構成において主スイツチ9がオフの状態
では周知の自動停止手段によりブレードはA点に
停止している。従つてスイツチ11はオンの状態
にある。この状態で主スイツチ9をオンに操作す
ると微分回路16の微出力信号により計数器14
はリセツトされる。このため計数器14の出力は
L論理を出力する。このL論理出力によりスイツ
チ素子15はオフとされ、リレー8は非励磁状態
となる。よつてスイツチ6と7は接点aに接触
し、モータ4を正転方向に駆動する。
モータ4が正転方向に駆動されることによりブ
レードはA点からC点に向つて移動する。ブレー
ドがC点を通過すると第3図Aに示すように計数
器14の入力信号はL論理に立下る。計数器14
は入力信号の立下りに対しては応動しない。よつ
てモータは正転駆動状態に保持される。従つてブ
レードはB点に達し、再びC点に戻る。こゝでス
イツチ11がオンとなり、計数器14に立上り信
号を入力する。計数器14は起動時に立上り信号
を1回計数しているから、この立上り信号により
2個の立上りを計数したこととなる。このため計
数器14の出力は第3図Bに示すようにH論理に
反転し、スイツチ素子15をオンに制御する。ス
イツチ素子15がオンに制御されることによりリ
レー8が励磁され、スイツチ6と7が接点b側に
切換えられる。これによりモータ4は回転方向を
逆転させ、ブレードを再びB点方向に移動させB
点から再びC点に戻る。こゝまでで主領域1を2
回拭いたこととなる。
ブレードがC点に戻るとスイツチ11がオンと
なるが、計数器14は立上りの1個目の立上りを
計数した状態であるため出力は反転しない。よつ
てモータ4は逆転状態を保持し、ブレードをA点
まで移動させる。ブレードがA点からC点に戻る
とスイツチ11がオフとなり、計数器14の入力
信号は立下る。ブレードがB点からC点に戻ると
スイツチ11がオンとなり、計数器14に2個目
の立上り信号を供給する。従つて計数器14の出
力が反転し、スイツチ素子15をオフに戻す。ス
イツチ素子15がオフとなることによりリレー8
が非励磁状態となり、モータ4は正転状態に戻
る。よつてブレードは再びB点の方向に戻り主領
域1を2回拭くこととなる。
上述したようにこの考案によれば、主領域1を
2回拭く毎に副領域2を1回拭くものであるから
モータ4の回転速度をあまり速くしなくとも主領
域1を数多く拭くことができる。よつて運転手の
視界を確保できる。
つまり、この考案によればブレードの移動速度
を速くしなくとも主領域1を数多く拭くことがで
きるから、耐久性及び作動音の増加等の問題が解
消され、その効果は実用に供して頗る大である。
尚、上述では計数器14をフリツプフロツプ回
路を二段縦続接続したいわゆる2進計数器とした
が、計数器14の進数は2進に限られるものでな
く、3進、4進等に選定することにより主領域を
拭く回数を多くできることは容易に理解できよ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による窓拭器の動作を説明す
るための正面図、第2図はこの考案の一実施例を
示す接続図、第3図はこの考案の動作を説明する
ための波形図である。 1:主領域、2:副領域、4:モータ、5:回
転方向制御手段、11:ブレード位置検出スイツ
チ、14:計数器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A ブレードを駆動するモータと、 B ブレードの拭払領域を主領域と副領域に2分
    割し、その何れの領域にブレードが存在するか
    を検知する位置検知スイツチと、 C この位置検知スイツチが主領域から副領域に
    侵入する回数を計数し、所定回計数する毎に上
    記モータの回転を逆転させるモータ回転方向制
    御手段と、 から成る窓拭器。
JP6392282U 1982-04-30 1982-04-30 窓拭器 Granted JPS58164962U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6392282U JPS58164962U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 窓拭器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6392282U JPS58164962U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 窓拭器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58164962U JPS58164962U (ja) 1983-11-02
JPS6345395Y2 true JPS6345395Y2 (ja) 1988-11-25

Family

ID=30074000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6392282U Granted JPS58164962U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 窓拭器

Country Status (1)

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JP (1) JPS58164962U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58164962U (ja) 1983-11-02

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