JPS6345298A - 安定なα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法 - Google Patents

安定なα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法

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JPS6345298A
JPS6345298A JP61188663A JP18866386A JPS6345298A JP S6345298 A JPS6345298 A JP S6345298A JP 61188663 A JP61188663 A JP 61188663A JP 18866386 A JP18866386 A JP 18866386A JP S6345298 A JPS6345298 A JP S6345298A
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JP
Japan
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type
aspartame
aspartyl
methyl ester
phenylalanine methyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP61188663A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Wakamatsu
若松 英敏
Shigeaki Irino
入野 滋哲
Tsuneo Harada
恒夫 原田
Akira Tokuda
徳田 昭
Kiyotaka Koyama
小山 清孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
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Publication of JPS6345298A publication Critical patent/JPS6345298A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、保存安定性の閣れた、α−L−アスパルチル
−し一フェニルアラニンメチルエステル(以下、アスパ
ルテームと記載する。)を製造する方法に関するもので
ある。
[従来の技術] アスパルテームには、I型及び■型という、2種類の結
晶形が存在し、工型結晶は、吸湿しやすく、保存中に、
着色2分解を生じやすいが、■型結晶は、吸湿性が少な
く、流動性及び保存安定性が良いと言われている。
従来、湿アスパルテーム結晶を、80℃以上で乾燥し、
アスパルテームの■型結晶を得る方法(特開昭59−1
72441及び特開昭6O−37949)や造粒物を得
るため、乾燥した■型結晶に、水分含量35〜45%に
なるように加水して、押出し造粒し、これを、再乾燥す
る方法(特開昭59−95862)等が知られている。
[発明が解決しようとする問題点] ■型結晶を得るためには、従来法では高温で乾燥するた
め、アスパルテームの分解生成物、つまりジケトピラジ
ンM4体を生じやすい。それに造粒物を得るには、■型
結晶のアスパルテーム乾燥品に一旦加水した後、造粒し
再乾燥を行う等、工程管理上並びにエネルギー・コスト
上、不利である。
本発明の目的は、これらの問題点を解決し、従来のよう
な高温乾燥すること無しに、保存安定性の優れたアスパ
ルテームを製造することができる方法を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段並びに作用]本発明者ら
は、これらの問題点を解決するために、鋭意研究を行っ
たところ、工型結晶を含むアスパルテームを極性有機溶
媒と接触させることにより高温乾燥すること無しに安定
な■型結晶のアスパルテームを製造することができるこ
とを発見した。
即ち、本発明はその工型結晶を含むα−L−7スバルチ
ルーし一フェニルアラニンメチルエステルを極性有機溶
媒と接触させることを特徴とするα−L−アスパルチル
−し一フェニルアラニンメチルエステル■型結晶の製造
法を提供するものである。本発明の方法で極性有機溶媒
と接触させる■型結晶を含むアスパルテームは通常アス
パルテームの湿結品を乾燥して1!7られる。乾燥前の
湿アスパルテーム結晶は、いかなる晶析法及び分離方法
を用いて製造されてもよく、湿アスパルテーム結晶の装
γ5方法については、いっさい問わない。
得られた湿アスパルテーム結晶は、造粒機で処理しても
、しなくてもよい。造粒機で処理する場合も、押出し造
粒、あるいは圧縮造粒等、どのタイプの造粒機を使用し
てもよい。
湿アスパル結晶を押出し造粒機を用いて押出し処理する
場合、0.1〜10.0m+φ径のスクリーンを通過さ
せることにより、円柱状の造粒物を得ることができる。
好ましくは、1.0〜4.0m+φ径のスクリーンを通
過させる方がよい。
こうして1!?られる湿アスパルテーム結品又(よその
造粒物の乾燥は、温度及び乾燥方法について格別の限定
はない。しかし、ia潟で乾燥を行うと7スパルテーム
の分解生成物である、ジケトピペラジン誘導体を生成す
るので80℃未満で乾燥を行うのが望ましい。
得られたアスパルテーム乾燥品の結晶形は、エヤでも■
型と■型の混合形でもよい。このアスパルテーム乾燥品
に極性有機溶媒を少なくとも約1%好ましくは約3%以
上添加し、必要により多少の加熱を行うことにより、そ
の工型結晶は■型結晶へ転移する。加熱温度は高々50
℃程度、加熱時間は通常数分程度で充分である。極性有
機溶媒としては、Cの低級アルキルアルコールが好1〜
4 ましい。この場合、炭素数の少ない、極性の強い有機溶
媒の方が、■型から■型結晶への転移が速く進む。この
ようにして得られたアスパルテーム■型結晶は、脱溶媒
しても結晶形は、■型へは戻らない。よって、有機溶媒
で処理して得られたアスパルテーム■型結晶はどのよう
な方法で脱溶媒してもよく、それによって容易に保存安
定性の良い■型アスパルテームを得ることができる。
[実施例] 実施例中■型結晶比率(%、■型結晶の工型結晶と■型
結晶の合mに対する比率)は■型及び■型の標準試料を
用いてその混合物をvA製し、xm回折角(2θ)4.
4° (■型)及び5.0゜(■型)でのそれぞれの特
有ピークの強度比から検量線を作成し、各試料の強度比
とこの検量線からその比率を求めた。
実施例1 遠心分i1!1機で固液分離した、湿アスパルテーム(
30K9)を70℃の熱風を用いた′a初乾燥機で乾燥
した。
(取出量12.3に9.水分2.1%)結晶形は、■型
であった。この■型結M10gにn−ブタノール0.3
5G (3,5%含液)を添加し、混合した後、サンプ
ル瓶に入れ、密封し、50℃で1時間過熱処理を行った
。得られた混合物を40℃で1時間減圧乾燥し、水分1
.5%のアスパルテームを得た。
極性有機溶媒での処理をイソプロパツール及びメタノー
ルを用いて同様な操作を行った。結晶形の分析結果を表
1に示す。
表1 有機溶媒処理での結晶形変化 実施例2 実施例1で得た水分2.1%のアスパルテーム■型結晶
(3,5g)をナス型フラスコに取り、n−ブタノール
100gを加えアスパルテームを懸濁させた。この懸濁
溶液をロータリーエバポレーターを用いて、50℃で減
圧乾固を行い、水分0.8%のアスパルテーム乾燥品を
得た。
他に、極性有機溶媒としてメタノール、メタノール−酢
酸(耐酸含有35重量%)を用い、同じエヤ結品(3,
5g)をこれらの極性有機溶媒100gに溶解し、不溶
解アスパルテームを濾過して除き、50℃で減圧乾固し
た。得られたアスパルテームの結晶形分析の結果を表2
に示す。
表2 [発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明によればa温乾燥
することなしに、あるいは、工程管理上並びにエネルギ
ー・コスト上、不利な操作をすることなしに、安定性の
優れたアスパルテームを得。
ることができる。
本発明の方法により得られる安定なアスパルテームは、
卓上甘味料のように、糖類等、他の物質と共に、顆粒化
または錠剤化して使用する場合に、特に有用である。
特許出願人  東洋曹達工業株式会社 手続補正書 昭和61年12月11日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)その I 型結晶を含むα−L−アスパルチル−L−
    フェニルアラニンメチルエステルを極性有機溶媒と接触
    させることを特徴とするα−L−アスパルチル−L−フ
    ェニルアラニンメチルエステルII型結晶の製造方法。 2)極性有機溶媒がC_1_〜_4の低級アルキルアル
    コールである特許請求の範囲第1項の製造方法。
JP61188663A 1986-08-13 1986-08-13 安定なα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法 Pending JPS6345298A (ja)

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JP61188663A JPS6345298A (ja) 1986-08-13 1986-08-13 安定なα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法

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ID=16227671

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JP61188663A Pending JPS6345298A (ja) 1986-08-13 1986-08-13 安定なα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0272062A2 (en) * 1986-12-19 1988-06-22 MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc. Preparation process of alpha-L-phenyl-alanine methyl ester having low hygroscopicity

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0272062A2 (en) * 1986-12-19 1988-06-22 MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc. Preparation process of alpha-L-phenyl-alanine methyl ester having low hygroscopicity
JPS63156800A (ja) * 1986-12-19 1988-06-29 Mitsui Toatsu Chem Inc 吸湿性の小さいα−L−アスパルチル−L−フエニルアラニンメチルエステルの製造法

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