JPS6345098Y2 - - Google Patents

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JPS6345098Y2
JPS6345098Y2 JP1981086687U JP8668781U JPS6345098Y2 JP S6345098 Y2 JPS6345098 Y2 JP S6345098Y2 JP 1981086687 U JP1981086687 U JP 1981086687U JP 8668781 U JP8668781 U JP 8668781U JP S6345098 Y2 JPS6345098 Y2 JP S6345098Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビジヨン信号の波形を、映像を
表示するラスター走査型表示装置、例えば陰極線
管上に、映像と重畳して表示する多重表示装置に
関するものである。
従来は、テレビジヨン信号の波形は、映像モニ
ターとは別個にオシロスコープ等の慣例の波形モ
ニター上に表示していたが、波形と映像とを同時
に同一表示面上に表示することはできなかつた。
本考案の目的は、波形モニターを用いることな
しに、映像モニターのみで映像と波形とを同時に
表示できるようにした多重表示装置を提供するこ
とにある。
そのために、本考案では、2次元メモリーと、
該2次元メモリーの書込みアドレス発生回路およ
び読出しアドレス発生回路と、前記2次元メモリ
ーへの書込みをテレビジヨン画像信号の特定水平
走査期間に関連した期間にわたつて行うように
し、前記書込みアドレスのうち水平アドレスを画
素間隔クロツク信号で形成し、垂直アドレスを前
記テレビジヨン画像信号をデイジタル化した信号
で形成し、前記2次元メモリーのうち前記書込み
アドレスにより指定されたアドレスに、前記テレ
ビジヨン画像信号に対応する波形情報を表わす2
値データを書込む手段と、前記2次元メモリーか
らの読出しをテレビジヨン画面中の波形表示領域
として予じめ定めた領域に対応する期間にわたつ
て行う手段と、その読出した信号を前記テレビジ
ヨン画像信号と合成して、前記テレビジヨン画像
と当該画像に関連する信号波形とを前記テレビジ
ヨン画面中に同時に表示させる手段とを具備した
ことを特徴とする。
本考案の好適例では、メモリー配列のアドレス
構成を垂直アドレスと水平アドレスの1ビツト2
次元構成としておき、テレビジヨン信号をA/D
変換し、そのStraight Binary Code出力を各ビ
ツト反転し、その出力によりメモリーの垂直アド
レスをアクセスすることにより、メモリーの配列
上にテレビジヨン信号の波形をアドレス対応させ
て書込み、それをラスター走査に従つて読出し、
画像信号と合成することによつて、ラスター走査
型表示装置上にテレビジヨン画像とそれに対応す
る信号波形とを同時に表示する。ここに、波形は
画像に対して1フイールド内の遅れで表示でき
る。
本考案では、前記2次元メモリーは2つの2次
元メモリー部分を有し、その一方のメモリー部分
の書込み期間を前記テレビジヨン画像信号の奇数
フイールドの特定水平走査期間に関連した期間に
定め、他方のメモリー部分の書込み期間を前記テ
レビジヨン画像信号の偶数フイールドの特定水平
走査期間に関連した期間に定めることができる。
また、本考案では、前記書込みアドレスを、表
示すべき信号波形の濃淡階調を表わすのに必要な
ビツト数で構成し、前記テレビジヨン画像信号の
1フレーム2フイールドのうち、第1フイールド
において、当該第1フイールドを通して前記書込
みアドレスの各々がアクセスされた回数を計数す
るカウンタを有し、該カウンタの内容を前記2次
元メモリーのうち該当アドレスの各々に書込み、
第2フイールドにおいて、ラスターの走査に応じ
て、前記2次元メモリーの内容を読出し、その読
出し出力をデイジタル−アナログ変換し、そのア
ナログ出力により1フイールドの信号波形を濃淡
で表示するようにし、前記アナログ出力を前記テ
レビジヨン画像信号と合成することもできる。
以下に図面を参照して本考案を詳細に説明す
る。
第1図は本考案多重表示装置の基本的構成を示
し、ここではある任意の水平期間の波形をラスタ
ー走査形表示装置上に表示する。第1図におい
て、1はA/D変換器であり、入力テレビジヨン
信号をStraight Binary Codeに変換する。その
Straight Binary Code出力をインバータ2を介
して垂直アドレス切換器3に供給する。4は読出
垂直アドレス発生部であり、得られる読出垂直ア
ドレスを垂直アドレス切換器3および書込位置指
定回路5に供給する。この書込位置指定回路5
は、書込位置の走査線を指定する。A/D変換器
1とインバータ2とにより書込垂直アドレス発生
部6が形成され、その書込垂直アドレス出力およ
び読出垂直アドレス発生部4からの読出垂直アド
レス出力と書込位置指定回路5からの書込位置指
定出力とを垂直アドレス切換器3に供給し、その
垂直アドレス出力をメモリー7に垂直アドレスと
して供給する。水平方向についても同様に構成さ
れ、書込水平アドレス発生部8からの書込水平ア
ドレスおよび読出水平アドレス発生部9からの読
出水平アドレスと書込位置指定回路5からの書込
位置指定出力とを水平アドレス切換器10に供給
する。その水平アドレス出力をメモリー7に水平
アドレスとして供給する。
メモリー7のアドレス構成は、水平アドレスと
垂直アドレスの2次元構成、かつ各アドレスは1
ビツトとしておき、読出し時には、水平アドレス
は読出水平アドレス発生部9において水平同期パ
ルスからの内部の画素間隔クロツクパルスの個数
をカウントして発生させ、垂直アドレスは読出垂
直アドレス発生部4において垂直同期パルスから
の水平同期パルスの個数をカウントして発生させ
る。このような構成をとることにより、テレビジ
ヨン画面と波形表示領域のメモリーアドレスの対
応は、第2図AおよびBに示すようになる。ここ
で、第2図Aはテレビジヨン画面100とその表
示領域101とを示し、この表示領域100に対
応して、メモリー7のアドレス構成は第2図Bに
示すような垂直アドレス1〜yおよび水平アドレ
ス1〜xから成る。
メモリー7には、その第2図Bに示すような配
列上に入力テレビジヨン信号の波形を水平および
垂直アドレスに対応させて書込み、その書込まれ
た波形をラスター走査に従つて読出し、合成回路
11において入力テレビジヨン信号と合成し、そ
の合成出力をラスター走査型表示装置(陰極線管
表示装置)12に供給してテレビジヨン画像とそ
れに対応する信号波形とを同時に表示する。な
お、第1図において、13は、メモリー7のう
ち、書込垂直および水平アドレスにより指定され
たアドレスのメモリー位置に、入力テレビジヨン
信号に対応して波形を表わすための1ビツトデー
タを書込むか否かを指示する入力データ切換器
(切換スイツチ)であり、1ビツトデータを書込
むときには、この入力データ切換器13を「1」
位置となす。
ここで、第1図に従つて本考案装置の動作を説
明する。まず、通常は、垂直アドレスおよび水平
アドレスの双方ともそれぞれ読出垂直アドレス発
生部4および読出水平アドレス発生部9から発生
し、それぞれ垂直アドレス切換器3および垂直ア
ドレス切換器10を経てメモリー7に供給されて
おり、第2図Aに示したテレビジヨン画面100
の波形表示領域101になると、順次に指定され
る垂直および水平アドレスに従つて、当該アドレ
スの記憶内容「0」または「1」を読出す。それ
と同時に、入力データ切換器13を「0」側に切
換えて同じアドレスに「0」を書込んでそのアド
レスの記憶内容をクリアしておき、次の波形信号
の書込みに備えておく。
次に、ラスターが書込位置指定回路5によつて
あらかじめ指定された走査線になると、書込みの
ためのサンプリング点近傍において垂直および水
平アドレスともそれぞれアドレス切換器3および
10によつて書込垂直アドレス発生部6および書
込水平アドレス発生部8からの各書込アドレスに
切換えられる。書込垂直アドレス発生部6では、
入力テレビジヨン信号はA/D変換器1によつて
Straight Binary Codeに変換されるが、その各
ビツトがインバータ2によつて反転され、その反
転出力が書込垂直アドレスとして用いられる。書
込水平アドレス発生部8では、内部クロツクをカ
ウントして発生した出力を書込水平アドレスとし
て用いる。
このようにして発生された垂直および水平アド
レスによりメモリー7をアクセスし、入力データ
切換器13を「1」側に切換えて「1」信号を書
込むことにより、第3図Aに示すように、第3図
Bに示す実際の波形に対するA/D変換での各サ
ンプル点において、その瞬時値が大きいもの、つ
まり映像レベルの高いものはメモリー配列の上の
方(垂直アドレスの小さい方)へ、逆に瞬時値が
小さいもの、つまり映像レベルの低いものは下の
方(垂直アドレスの大きい方)へ「1」が書込ま
れ、ある水平期間の波形がメモリー7の配列上
に、アドレスに対応されて書込まれたことにな
る。この水平期間が終了すると、書込みは終わ
り、表示領域101になると読出し、書込んだ波
形を表示することになる。これらの動作から、読
出されたメモリー出力はある指定された水平期間
の波形を示すことになり、合成回路11により、
もとの画像信号と合成すれば、表示装置12上
に、もとの画像に波形を重畳して表示できる。
ここで本考案の具体例について示す。ここで
は、 テレビジヨン信号:NTSC複合信号 A/D変換サンプリング周波数および書込クロ
ツク周波数:1MHz、読出クロツク:2MHz 量子化ビツト数:7ビツト メモリー配列 水平:64、垂直:128 64×128=8Kビツト 書込走査線(書込位置):フイールドで垂直ブ
ランキングから128本目 表示領域:フイールドで垂直ブランキングから
64〜192本、水平ブランキングから書込ク
ロツク数で16〜48クロツク とすると、テレビジヨン画面とメモリーアドレス
の対応表示領域、書込位置は第4図のようにな
る。なお、水平および垂直のブランキング期間を
考慮すると、図中の128本および16μsecの値はも
う少し小さくなる。
また、実際の画像、その画像波形およびその表
示波形は第5図A,BおよびCに示すようになる
ことがわかる。最終的には、第5図AとCの表示
内容を合成した形態で表示される。合成回路11
では、適当な合成方法で合成すればよく、表示波
形を白色だけでなく、色付加することもできる。
この具体例では、A/D変換のサンプリング周
波数を1MHzとしたが、サンプリング定理より、
サンプリング周波数を映像周波数成分の2倍以上
の周波数に定めなければ、つまりNTSC方式では
9MHz以上でなければならないことは言うまでも
ない。しかし、A/D変換の容易さ、メモリー容
量およびメモリーのスピードを考慮すると、ホワ
イトクリツプのレベル、サブキヤリアの有無を知
るためには1MHzでも良い。
上例のように1MHzでサンプリングした場合、
同期部分の実際の波形と表示波形との対応は第6
図AとBのようになる。第6図AのΓ印はA/D
変換の際の標本点を示す。第6図Cはテレビジヨ
ン画面100上の実際の表示波形を示すが、その
波形中の同期パルス部分の前縁と後縁とを拡大し
たのが第6図Bである。ここで、クロツクおよび
水平アドレスのリセツト期間の部分の波形は表示
しない。これは、回路構成を簡単化するためで、
このリセツト期間をサンプリング周期(ここでは
1μsec)以下にすれば、実用上問題はないと考え
られる。なお、回路構成が多少複雑になつてもよ
い場合には、このリセツト期間をなくすこともで
きる。ここで、第6図Cに示すように、アドレス
の対応は、水平同期パルスの一番底が垂直アドレ
スの128番地、画像部分の120%(同期をいれない
で白レベルを100%としたとき)のところが垂直
アドレスの1番地とし、同期の開始点の水平アド
レスを1番地、終了点を64番地とする。なお、第
6図Cに示すように、0%、100%、120%、−40
%の水平走査線位置と水平アドレスの1番地およ
び64番地にスケールを表示するのが好適である。
また、同期パルスの部分を表示波形の中央部に
表示したい場合には、第7図Aに示すように2H
(水平期間)表示するが、第7図Bに示すように
1Hの表示であつても、画面100の中央(水平同期
から63.5/2μsecの位置)で水平アドレスのリセ
ツトを行えばよい。
以上では、ある水平期間(第5図Aに破線で示
す水平期間)の波形を表示する例について示して
きたが、垂直方向でみた波形の場合にも本考案を
適用できること勿論であり、例えば第8図のよう
に、テレビジヨン画面100上で各走査線につい
て水平同期からの任意の位置を指定し、その位置
の画像レベルをA/D変換して水平期間の波形の
表示の場合と同様な操作を行えばよい。その場合
の回路構成例を第9図に示す。第9図において第
1図と異なるのは、書込位置指定回路5と同様の
構成の書込位置指定回路20が、垂直アドレスで
はなく水平アドレスに接続されていることだけで
ある。
本考案の上例では、1フイールド内のある任意
の水平期間あるいは垂直期間についての波形を一
定の明るさの「線」によつて表示することはでき
るが、1フイールド全体の波形の様子をオシロス
コープのように濃淡で表示することはできない。
そこで、次に、1フイールド全体の波形の様子
を、オシロスコープと同様に濃淡によつて表示す
ることができるようにした本考案多重表示装置の
一例について説明する。
ここで、まずオシロスコープでテレビジヨン信
号波形が濃淡で表示される理由を以下に述べる。
オシロスコープの掃引時間の設定を1水平期間
に設定した場合には、テレビジヨン信号を1水平
期間ごとに観察することになる。この場合、ある
任意の水平位置について考えてみると、どこの水
平走査期間においても、同一信号レベルの場合
は、オシロスコープ上同一の場所に表示される。
この「表示」されるという動作は、そこの場所に
オシロスコープのビームスポツトが配置されるこ
とで蛍光体が光ることを意味する。1回の表示ご
とにこの動作が1回行われるわけであるが、オシ
ロスコープには残光時間があるため、その残光が
消えない間にもう一度この表示動作が起こると、
蛍光体の明るさはさらに明るくなる。ここで例え
ばオシロスコープの残光時間がテレビの1フイー
ルド間の時間であつたとすると、前述のようにオ
シロスコープの掃引時間を1水平期間に設定すれ
ば、同一フイールド内で同一水平位置の点で同一
信号レベルのものが多くあるような場合には明る
く、少ない場合には暗く表示される。すなわち、
オシロスコープの画面上の任意の水平位置では、
その垂直方向に明るい点と暗い点とが混在して表
示されることになり、その結果1フイールド全体
のテレビジヨン信号の波形の様子が濃淡によつて
表示されることになる。
したがつて、これと同様な動作を信号処理によ
つて行ない、ラスタースキヤン型のテレビジヨン
画面に表示すればよいことになる。
第9図に示した実施例においては、ある水平走
査期間の信号レベルが2値信号としてテレビジヨ
ン画面に表示されるだけである。これを改善して
1フイールド全体のテレビジヨン信号の波形の様
子を、前述したオシロスコープと同様に濃淡で表
示することを考える。そのためには、1水平期間
のテレビジヨン信号の波形を1フイールド分、同
時に一括して表示し、かつ、その波形の重なり合
つた点を明るく表示するようにすればよいことに
なる。
第9図示の実施例では、信号レベルに応じて2
次元メモリーの垂直アドレスが決定される。ここ
で1フイールド期間に、この2次元メモリーの同
一点が何回アクセスされたかがわかれば、それが
濃淡情報となる。このことは、オシロスコープの
場合でいえば、ある点にビームスポツトが配置さ
れ、その残光期間にその点に再びビームスポツト
が配置される回数すなわちその点での明るさに対
応している。
したがつて、ある水平走査期間においてある水
平位置がアクセスされた場合、当該水平走査期間
に達するまでのそれ以前の水平走査期間において
その点が何回アクセスされたかを2次元メモリー
から読み出し、その内容を1だけカウントアツプ
してから、これを2次元メモリーの元の場所に格
納するという動作を1フイールドの期間に亘つて
行なえば、濃淡情報が得られることになる。換言
すれば、オシロスコープにおけるビームスポツト
の重なり具合が、2次元メモリーの各アドレスの
値に対応することになる。
したがつて、このような実施例に使用される2
次元メモリーは、これだけの濃淡情報を格納でき
るように、1アドレスあたりのビツト数を1ビツ
トでなく8ビツト等の複数ビツトにする必要があ
る。
第10図は、1フイールドを水平方向に見た波
形を濃淡で表示する場合の基本的構成を示し、こ
こで第1図と同様の個所には同一符号を付すこと
にする。本例のメモリー7は、垂直アドレスと水
平アドレスの2次元配列としておき、かつ各アド
レスは表示すべき濃淡の階調に応じたビツト数か
ら成るものとする。原理的には、前述した任意の
水平期間の波形表示とアドレスの発生の形態は全
く同じであり、テレビジヨン画面と表示領域、お
よび表示領域とアドレス構成は、第2図Aおよび
Bと同じになる。
ここで、波形を濃淡で表わすためには、各アド
レスがアクセスされる毎にメモリー7から読み出
してカウンタ30にてその内容をカウント・アツ
プしてから再び元の各アドレスにメモリーすると
いう動作を1フイールドに亘つて行ない、次のフ
イールドでそのデジタル形態の濃淡情報をラスタ
ーに従つて読出し、その読み出された情報をテレ
ビジヨン画面に表示するために、テレビジヨン信
号に加算可能なアナログ形態の信号にD/A変換
器31によりD/A変換しなければならない。
以下、第10図において、第9図示の実施例に
おける任意水平期間の波形表示の場合と異なると
ころだけを以下に説明する。
2:1の飛越走査の場合、1フレーム2フイー
ルドのうちの一方のフイールドにおいて次の書込
み操作を行う。そのために、フイールドパルス発
生部32で発生したフイールドパルスをアドレス
切換器3および10に供給する。
書込み操作 入力テレビジヨン信号は、A/D変換器1で
A/D変換され、そのデイジタル出力をインバー
タ2で反転させて垂直アドレスを得る。他方、水
平アドレスは内部に持つクロツクから発生させて
形成する。カウンタ30は各アドレスが何回アク
セスされたかをカウントするものであり、あるア
ドレスがアクセスされた時に、そのアクセスされ
たアドレスに対応するメモリーの内容を、つま
り、この書込中のフイールドにおいて、ラスター
がこの位置に来るまでに、この当該アドレスをア
クセスした回数をこのカウンタ30にロードし、
それを1つカウント・アツプしてメモリー7の当
該アドレスの記憶位置に戻して格納する。この操
作を1フイールド行うことで、1フイールドの終
了時においては、1フイールドあたり各アドレス
が何回アクセスされたかがメモリー7へ書込まれ
るが、これは垂直アドレスと画像レベルとの対応
から、メモリー7の内容が1フイールドの波形の
濃淡を表わすことになる。
以上のことを換言すれば、メモリー7の水平ア
ドレスはテレビジヨン画面の水平位置に対応して
おり、垂直アドレスは画像信号レベルに対応して
いる。本実施例の場合、画像信号レベルが高いも
のの方が、番数の小さい垂直アドレスに対応して
おり、番数の小さいアドレスほど画面の上に表示
されるように設定されている。即ち、画面の上部
にある程画像信号レベルが高いことになる。
このように設定されたメモリー7の各アドレス
の内容は、そこのアドレスが何回アクセスされた
かを格納している。各アドレスが何回アクセスさ
れたかは、カウンタ30によつて計算される。つ
まり該当アドレスがアクセスされるたびに当該ア
ドレスの内容を読み出して、カウンタ30によつ
て1を加算し、当該アドレスのアクセス回数を
「1」カウントアツプしてから、その情報をメモ
リー7の元のアドレスに格納する。このようにし
て得られた情報すなわちメモリー7の内容が濃淡
情報である。
読出し操作 読出しは、他のフイールドで行われ、表示領域
になると、ラスターに従つてメモリー7の内容を
読出し、その出力をD/A変換器31でD/A変
換してテレビジヨン信号に加算することで、テレ
ビジヨンの画像に重畳して、1フイールド全体の
テレビジヨン信号の波形の様子を濃淡で表示する
ことができる。
これら書込、読出し操作は、フイールド毎に交
互に行われるので、読出しが1フイールドおきに
なされ、フリツカーを生じるが、それを避けるた
めにはメモリー7の記憶容量を2倍にして、奇数
フイールド用のメモリーと、偶数フイールド用の
メモリーとを設け、これら両メモリーともアドレ
ス配列は第2図Bのように定めておき、奇数フイ
ールド用のメモリーにおいては奇数フイールドで
書込みを行い、偶数フイールドで読出しを行い、
他方、偶数フイールド用メモリーにおいては、そ
の逆に奇数フイールドで読出しを行い、偶数フイ
ールドで書込みを行う必要がある。
以上から明らかなように、本考案によれば、従
来のオシロスコープ等の波形モニターを使用する
ことなく、画像をモニターしている陰極線管上
に、画像と重畳した形で画像信号波形を表示する
ことができるため、従来の波形モニターが不必要
になる。特に、ENG、EFP取材等における機器
の小型化の中で、高品位な画質管理を行なおうと
するとテレビカメラの持つ自動調整機能だけにま
かせるわけにはいかず、波形の監視が必要となつ
てくるが、本考案には、かかる波形の監視を波形
モニターを使用せずに画像モニターだけで行える
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示すブロツク線図、第
2図AおよびBはその波形表示領域とアドレスと
の対応の説明図、第3図AおよびBは実際の波形
とアドレスとの対応の説明図、第4図は波形表示
領域の具体例の説明図、第5図A,BおよびCは
実際の画像、信号波形および表示波形の説明図、
第6図A,BおよびCは同期部分の実際の波形、
表示波形およびテレビジヨン画面上の表示波形の
説明図、第7図AおよびBは画面中央でリセツト
を行う2例の説明図、第8図は垂直書込位置の説
明図、第9図および第10図は本考案の他の2例
を示すブロツク線図である。 1……A/D変換器、2……インバータ、3…
…垂直アドレス切換器、4……読出垂直アドレス
発生部、5……書込位置指定回路、6……書込垂
直アドレス発生部、7……メモリー、8……書込
水平アドレス発生部、9……読出水平アドレス発
生部、10……水平アドレス切換器、11……合
成回路、12……表示装置、13……メモリー入
力切換スイツチ、20……書込位置指定回路、3
0……カウンタ、31……D/A変換器、32…
…フイールドパルス発生部、100……テレビジ
ヨン画面、101……波形表示領域。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平走査と垂直走査とを行うラスタスキヤン方
    式の表示手段と、 各アドレスの記憶領域が、表示すべき信号波形
    の濃淡諧調を表わすのに必要なビツト数で構成さ
    れた2次元メモリと、 あらかじめ定められた間隔のクロツク信号によ
    つて、前記2次元メモリの書込み水平アドレス
    を、各水平走査期間毎に繰り返して発生する書込
    み水平アドレス発生手段と、 テレビジヨン画像信号をデイジタル化した信号
    に従つて書込み垂直アドレスを発生する書込み垂
    直アドレス発生手段と、 前記書込み水平アドレスおよび前記書込み垂直
    アドレスによつて指定された前記2次元メモリの
    記憶領域に、前記テレビジヨン画像信号に対応し
    た波形情報を表わす2値データを、前記テレビジ
    ヨン信号の1フレーム2フイールドのうち第1フ
    イールドの期間にわたつて書込む書込み手段と、 前記2次元メモリの各記憶領域の各々につい
    て、それがアクセスされた回数を計数し、その回
    数に対応したデイジタル値を前記記憶領域の各々
    に格納するカウンタと、 第2フイールドにおいて、テレビジヨン画面中
    の波形表示領域として予め定められた領域に対応
    する期間にわたつて、該領域のラスタ走査に対応
    して前記2次元メモリーに格納されている前記デ
    イジタル値を順次読出す読出し手段と、 該読出し手段の出力をアナログ出力に変換する
    デイジタル・アナログ変換手段と、 前記アナログ出力を前記第2フイールドのテレ
    ビジヨン画像信号と合成して、前記第2フイール
    ドのテレビジヨン画像と前記アナログ出力により
    濃淡で表示される前記第1フイールドの信号波形
    とを前記表示手段に同時に表示させる手段と を具備したことを特徴とする多重表示装置。
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JP5538973B2 (ja) * 2010-03-26 2014-07-02 キヤノン株式会社 撮像装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5397330A (en) * 1977-02-07 1978-08-25 Hamamatsu Tv Co Ltd Device for indicating waveform

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JPS57200969U (ja) 1982-12-21

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