JPS634493Y2 - - Google Patents

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JPS634493Y2
JPS634493Y2 JP10561984U JP10561984U JPS634493Y2 JP S634493 Y2 JPS634493 Y2 JP S634493Y2 JP 10561984 U JP10561984 U JP 10561984U JP 10561984 U JP10561984 U JP 10561984U JP S634493 Y2 JPS634493 Y2 JP S634493Y2
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JP
Japan
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magnet
main body
strainer
iron powder
liquid flow
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JP10561984U
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JPS6122516U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内燃機関またはその他の機械器具類の
潤滑油、燃料等の液体に混入している塵埃及び鉄
粉等を有効に除去するストレーナ装置に関する。
上記潤滑油、燃料等の液体に塵埃及び鉄粉等が
混入しているとポンプ、キヤブレター等の詰り、
シリンダー、ピストン等の損傷、摩耗等を招く欠
点があり、さらに動作を不安定にする欠点があ
る。
〔従来の技術〕
従来、上記のごとき潤滑油、燃料等に混入して
いる塵埃及び鉄粉等を除去するための装置とし
て、フイルターを使用するものあるいは磁石体を
使用するもの〔例えば実公昭41−23519号)等が
提供されている。
しかしながら、磁石体により鉄粉等を除去する
ものにあつては磁石体が液体流路の一過程に設け
られており、液体の流速、粘度等により完全に除
去されない場合があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記のごとき欠点を除去するため上記
液体を収納したタンク中にフイルター及び磁石体
からなるストレーナが常時浸漬されているように
構成したものである。
したがつて、常時、鉄粉等を吸着するように働
くとともに、タンクが反転、変位しても影響を受
けずに鉄粉等を除去することができるものであ
り、さらに磁石体に吸着した鉄粉等を必要に応じ
て掃除、除去することができるよう構成したもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を除去するため、外側面に
フイルターが張設され、磁石体を略中心に位置決
めする放射状リブを有する二つ割りの本体間が着
脱自在に構成され、該二つ割りの本体の放射状リ
ブ間に磁石体が装着され、上記二つ割りの本体の
一方本体に設けられた液体流路継手に可撓性ホー
スを連結した構成としたものである。
〔作 用〕
本考案によれば、本体内部の略中心に磁石体を
装着し、二つ割り本体の一方本体に設けた液体流
路継手に可撓性ホースを連結したため、磁石体が
錘となり、全体が自由に稼動する。
したがつて、前記液体の収納タンク内に投入し
ておけば収納タンクの反転、変位に応じて液体と
ともに移動し、常時浸漬状態が維持されるもので
あり、チエンソー等の携帯用内燃機関のストレー
ナ装置として最適である。
さらに、二つ割り本体間が着脱自在に構成され
ているため内部の磁石体を取り出して吸着した鉄
粉等を必要に応じて除去して再使用することがで
き、内部洗浄も完全に行うことができる。
〔実施例〕
本考案のストレーナ1は第1図示のごとく、二
つ割り本体1a,1bで構成され、その間が着脱
自在に構成される。
図面実施例の場合、一方本体1aに雌ネジ2a
を構成し、他方本体1bに雄ネジ2bを構成し、
螺合構造により着脱自在に構成しているが、凹凸
嵌合構造としてもよい。
図中3a及び3bは100〜150メツシユのフイル
ター、4は磁石体、5a及び5bは該磁石体4を
略中心に位置決めするリブ、6は一方本体1aに
設けた液体流路継手である。
上記、一方本体1aは前記フイルター3aをイ
ンサートし、液体流路継手6、雌ネジ2a部及び
リブ5aを一体にして樹脂成型することにより構
成される。
また、他方本体1bも同様にして前記フイルタ
ー3bをインサートし、雄ネジ2b部及びリブ5
bを一体にして樹脂成型することにより構成され
る。
さらに本考案では上記液体流路継手6に可撓性
ホース7が連結される。
なお、上記磁石体4の磁力及び磁石体4と吸込
口となる液体流路継手6の内部端との間隔はその
間を通過する鉄粉等が完全に吸着される磁力及び
間隔とされる。
第2図には上記ストレーナ1の使用状態が示さ
れている。
図中8は例えば潤滑油、9はその収納タンクで
あり、本考案のストレーナ1は該収納タンク9内
に投入され、該収納タンク9からは上記可撓性ホ
ース7が導出される。
なお、9aは収納タンク9の蓋体である。
また、10は潤滑油8の供給状態の検知装置、
11は検知信号を取出すリード線である。
また、12は潤滑油8を吸上げるプランジヤー
ポンプであり、吐出口13、該吐出口13からの
吐出量を調整する調整ネジ14、プランジヤーポ
ンプ12を駆動させるカム15及び復帰スプリン
グ16等で構成されている。
上記構成にあつて、内燃機関等を駆動させる
と、そのクランクシヤフトと同期して上記カム1
5が回転させられ、ネジ14で適量にセツトされ
たプランジヤーポンプ12が駆動をはじめ、収納
タンク9内の潤滑油8がストレーナ1を介して吸
上げられて吐出口13から所定個所に送り込まれ
る。
〔考案の効果〕
本考案のストレーナ1によれば、何らかの事情
で混入した通常の塵埃はフイルター3a,3bに
よりほとんどが除去される。
そして、仮りに、上記フイルター3a,3bを
通過した微鉄粉等があつても、それらは磁石体4
に吸着し、プランジヤーポンプ12側には清浄な
潤滑油のみが送られるものであり、ポンプまたは
キヤブレター等の詰り、シリンダー、ピストン等
の損傷、摩耗等を防止することができるものであ
る。
さらに、本考案では上記ストレーナ1には可撓
性ホース7が連結され、収納タンク9を自由に移
動するよう構成されている。
したがつて収納タンク9が反転、変位しても磁
石体4が錘となつてストレーナ1が液体と共に移
動し、常時浸漬状態が維持され、常時磁石体4が
鉄粉等を吸着するように働くものである。
さらに、本考案によればば、本体が二つ割りに
構成され、しかも着脱自在に構成されているた
め、内部の磁石体を取り出して吸着した鉄粉等を
必要に応じて除去して再使用することができ、内
部洗浄も完全に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は分解状態を示す一部切欠斜視図、第2図は使用
状態を示す一部切欠正面図である。 1…ストレーナ、1a…一方本体、1b…他方
本体、2a…雌ネジ、2b…雄ネジ、3a,3b
…フイルター、4…磁石体、5a,5b…リブ、
6…液体流路継手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外側面にフイルターが張設され、磁石体を略中
    心に位置決めする放射状リブを有する二つ割りの
    本体間が着脱自在に構成され、該二つ割りの本体
    の放射状リブ間に磁石体が装着され、上記二つ割
    りの本体の一方本体に設けられた液体流路継手に
    可撓性ホースが連結されてなることを特徴とする
    ストレーナ装置。
JP10561984U 1984-07-12 1984-07-12 ストレ−ナ装置 Granted JPS6122516U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10561984U JPS6122516U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 ストレ−ナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10561984U JPS6122516U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 ストレ−ナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6122516U JPS6122516U (ja) 1986-02-10
JPS634493Y2 true JPS634493Y2 (ja) 1988-02-05

Family

ID=30664931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10561984U Granted JPS6122516U (ja) 1984-07-12 1984-07-12 ストレ−ナ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5949077B2 (ja) * 2012-04-10 2016-07-06 株式会社デンソー フィルタユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6122516U (ja) 1986-02-10

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