JPS6344809B2 - - Google Patents

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JPS6344809B2
JPS6344809B2 JP55016715A JP1671580A JPS6344809B2 JP S6344809 B2 JPS6344809 B2 JP S6344809B2 JP 55016715 A JP55016715 A JP 55016715A JP 1671580 A JP1671580 A JP 1671580A JP S6344809 B2 JPS6344809 B2 JP S6344809B2
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JP
Japan
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electrode
holder
axis
electrode holder
adjusting
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JP55016715A
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English (en)
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JPS55155182A (en
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Gureefu Herumuuto
Raimuperu Uue
Uamuzaa Anton
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Balzers und Leybold Deutschland Holding AG
Original Assignee
Leybold Heraeus GmbH
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Publication date
Application filed by Leybold Heraeus GmbH filed Critical Leybold Heraeus GmbH
Publication of JPS55155182A publication Critical patent/JPS55155182A/ja
Publication of JPS6344809B2 publication Critical patent/JPS6344809B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B9/00General processes of refining or remelting of metals; Apparatus for electroslag or arc remelting of metals
    • C22B9/16Remelting metals
    • C22B9/18Electroslag remelting
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/60Heating arrangements wherein the heating current flows through granular powdered or fluid material, e.g. for salt-bath furnace, electrolytic heating

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金型及び電極支持装置を備えた電気
溶解装置用の電極保持体を有する電極締付装置で
あつて、該電極締付装置内に電極保持体及び電極
の角度位置調節のための少なくとも1つの調節装
置が配置されている形式のものに関する。
このような形式の、エレクトロスラグ溶解装置
用の電極締付装置は例えばドイツ連邦共和国特許
出願公開第1816450号及びドイツ連邦共和国特許
出願公告第2134089号明細書により公知である。
調節装置はこの場合一種のカルダン継手として構
成されており、電極はその重心及び重力に基づい
て、例えば斜めに溶接された被締込端部の影響が
一層補償される位置まで、電極自体で位置修正を
行なう。カルダン継手内に適当な摩擦状態が保持
される場合、電極を外側からのみ調節可能に保持
することが可能である。しかし公知の装置では、
金型内において電極位置がずれた場合、電極位置
を所期のように制御することもしくはその他の救
済手段を講ずることは不可能である。エレクトロ
スラグ溶解法により金型内において個々の溶解電
極を溶解させる場合、スラグ浴が電極外周のあら
ゆる側でできるだけ対称に生じるようにするた
め、金型と電極とを可能な限り同心的に配置する
ことが望ましい。このような同心性もしくは軸方
向の対称性は溶解プロセス、スラグ浴及び溶解池
内における温度分布形状並びに金属溶解物の凝固
条件にとつて極めて重要である。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2512169号及
び同第2731227号明細書によれば、エレクトロス
ラグ溶解実施中溶解電極を水平方向で移動をせる
ためのX−Y軸調節装置が公開されている。これ
らの調節装置にはX軸及びY軸方向での調節のた
めのスピンドルを有する伝動モータが所属してい
る。電極は水平に走行可能な台車上に懸架されて
いる。しかしこのような手段によつてはたんに電
極軸線をそれ自体に対して平行に移動させること
しかできず、ある基準点に対して電極軸線を角度
調節することは不可能である。このような理由か
らこの調節装置は真空アーク炉において使用でき
ない。それというのは、この場合貫通式パツキン
グ内にある電極ロツドが電極の平行移動を妨げる
からである。
電極と金型壁との間の片側に過度に僅かな距離
しかない場合、アーク炉の場合にはアークが、ま
たエレクトロスラグ溶解炉の場合には電流径が電
極と金型壁との距離が最も短かい個所を走る危険
がある。この場合金型壁の局部的な融解を生じる
ことがあり、これにより、水冷式金型の場合に蒸
気爆発を避けることができない。
1つの電極が溶解された後できるだけ短時間に
次の別の電極を溶解位置にセツトしなければなら
ない電極交換のさいに電極の調節可能性は特に重
要である。このような理由から、後続の電極が走
入するさいに電極軸線の旋回によつて位置修正を
行なうことが必要である。しかしこのようなこと
は従来公知の装置では不可能である。
本発明の課題は、はじめに述べた形式の電極締
付装置を改良して、電極の所期の調節をたんに溶
解過程前だけでなしに、溶解過程中にも行なうこ
とができ、しかもこの目的のために、緊締されて
いる電極に接触する必要がないようにすることに
ある。殊にこの場合電極を遠隔操作により調節可
能であるようにすることにある。
この課題は本発明によれば、はじめに述べた形
式の電極締付装置において、調節装置が2つの所
定の旋回軸線X−X,Y−Yを有しており、これ
らの軸線は互いに直角に延びており、かつこれら
の軸線に互いに無関係に操作可能の調節駆動装置
が所属していることによつて解決されている。
勿論X−Y座標系における調節も可能である公
知技術に対して本発明によれば、両方の旋回軸線
は具体的な部分によつて構成されており、かつこ
れらの旋回軸線には、やはり公知のカルダン継手
と異なり、それぞれ1つの調節駆動装置が所属し
ており、これにより電極保持体及びこれと共に電
極がX−X軸線及び(又は)Y−Y軸線を中心に
して所期量だけ調節可能である。
本発明を実施する場合溶解装置の操作作業員
は、溶解電極と金型との偏心距離もしくは所定位
置からのずれを観察し、上記の形式で、電極に接
触することなしに容易にこれらを所期のように調
節しかつ本来の位置に移すことができる。この調
節は、溶解プロセス中いつでも可能であり、例え
ば電極軸線が直線状に延びておらず、その結果電
極調節量を時間経過に伴なつて変化させなければ
ならない場合にも可能である。この調節はまた、
電極及びその被締込端部が、ドイツ連邦共和国特
許出願公開第1816450号明細書において顕著に示
されているように、互いに交叉方向に延びている
場合にも可能である。溶解過程中における電極の
量的減少については電極の下端部−常にこの下端
部だけが問題となる−が金型内に常に同心的に位
置しているように十分な考慮が払われることはな
い。この場合、電極支持装置が電極の溶解中案内
によつて下降せしめられる形式の溶解装置におい
ては、この下降運動がほぼ精確に鉛直に行なわれ
るように考慮しなければならない。このようにす
ることにより、電極支持装置が1つの旋回軸線に
基づいて水平方向で旋回可能である場合でも、旋
回半径に対して接線方向で位置補償が行なわれる
だけでなく、半径方向においても位置補償が行な
われる。さらにこのような電極支持アームでは一
般に微調節のために必要な駆動装置が欠除してい
る。
X−Y座標系を完全に省略した形式での電極の
角度位置の理想的な調節可能性は、両方の旋回軸
X−X及びY−Yが水平方向に延びかつ有利には
交叉している場合にえられる。この場合には電極
支持装置を旋回可能にする必要がない。即ち本発
明の手段は、門形エレクトロスラグ溶解装置に対
しても使用することができる。この場合剛性の横
材が鉛直方向で運動可能に2つの直立柱に沿つて
案内されているが、又はクレーンブリツジ形式で
レール対上を案内されるようにするのが有利であ
る。しかし1つの鉛直軸線を中心にして旋回可能
である電極支持装置を有しているエレクトロ溶解
装置では、電極運動のための十分な自由度を有す
る簡単な構造形式が次のようにすることによつて
可能である。即ち電極支持装置用の既に存在する
鉛直の旋回軸線を電極調節のための所定の両旋回
軸線の1つとして利用するのである。このような
電極締付装置の本発明の一実施例によれば、電極
支持装置が調節装置により鉛直の軸線を中心にし
て円軌道上を旋回可能であり、かつ一方の旋回軸
線X−Xが円軌道に対して接線方向に向けられて
おり、かつ他方の旋回軸線Y−Yが鉛直の軸線で
ある。このような構成によれば、下側の電極端部
はX−X軸線を中心にして電極支持装置の旋回軸
線に対して、即ち直立柱の軸線に対して半径方向
に運動し、かつこれに対して垂直方向での下側の
電極端部の運動は直交するY−Y軸を中心とする
旋回によつて行なわれる。電極はこの場合たんに
部分的に平行移動を行なうにすぎないが、この平
行移動量は多くの用途において十分である。
調節装置により鉛直の軸線を中心にして円軌道
を旋回可能である電極支持装置の場合、旋回軸線
X−X及びY−Yの位置は、旋回軸線X−Xは円
軌道に対して接線方向に、かつ旋回軸線Y−Yは
円軌道の半径に対して平行に延びているようにす
るのが特に有利である。
X−X軸線については次のように構成するのが
有利である。即ち電極保持体と電極支持装置との
間に調節駆動装置が配置されており、該調節駆動
装置により電極保持体が旋回軸線X−Xを中心に
して調節可能であるようにするのである。電極支
持アームとその付加装置、例えば複数の重量測定
ボツクスを介して電極支持装置上に支持されてい
る中間フレームとはユニツトをを構成するものと
みなすことができる。
電極保持体用の特に有利な調節装置をうるた
め、本発明の一実施例によれば、旋回軸線X−X
が、両側において電極保持体内へ係合している2
つのピンにより形成されており、これらのピンの
うち一方のピンは不動に電極支持装置(又は中間
フレーム)に取付けられており、かつ他方のピン
は距離aだけずらして偏心的に回動ピンに取付け
られており、該回動ピンは回動可能に電極支持装
置(又は中間クレーム)に支承されており、この
場合旋回軸線X−X及び、中心位置における回動
ピンの回転軸線が水平の一平面内に位置してお
り、かつピンと電極保持体との間に球面状支承部
が配置されている。
この場合回動ピンの回動運動は偏心ピンを水平
平面から上方又は下方へ運動させるのに十分であ
り、これにより電極保持体はY−Y軸線を中心に
して相応する角度だけ旋回せしめられる。偏心ピ
ンのクランク半径は、偏心ピンが通る角度範囲に
比して大であり、これりよりピンのほぼ直線的な
運動がえられる。
個々の軸線を中心とする調節運動ができるだけ
互いに影響し合うことなし行なわれるようにする
ために、本発明の一実施例によれば、電極保持体
に腕が配置されており、該腕が所属の調節駆動装
置に接続するための球面状支承部を有しており、
該球面状支承部の中心点がY−Y軸線上にかつX
−X軸線外に位置している。
本発明の装置においては、旋回軸線もしくはピ
ン並びに所属の調節駆動装置を直接電極支持装置
内に配置することは必ずしも必要ではない。上記
構成部分を中間クレームに配置することも可能で
ある。このような形式によれば、中間フレーム内
において力及び反力が完全に相殺され、その結果
中間フレームを電極支持装置に取付けられている
複数の重量測定ボツクス上に配置することが可能
となる。この場合重量測定ボツクスを、電極軸線
もしくは電極保持体の軸線に対して同心的に1つ
の仮想円周に等間隔で分配して配置するのが有利
である。溶解電極の重量測定は溶解過程の制御に
とつて近来極めて重要とされている。個々の重量
測定ボツクスの電気的の出力信号の総和を測定す
ることにより、電極のある程度傾斜した位置とは
無関係に、電極の全重量の精確な測定値をうるこ
とができる。
本発明の一実施例によれば、溶解電極が旋回可
能な電極支持装置、所謂電極支持アーム内へ嵌挿
されており、該電極支持アームは高さ方向で走行
可能な電極台車に取付けられている。直立柱に沿
つて電極台車が降下することによつて溶解電極は
その消費量に応じて金型内へ導入される。しかし
本発明の実施は必ずしも直立柱及びこの直立柱に
沿つて鉛直に走行可能な電極台車を用いることに
制限されるものではない。
本発明の有利な一実施例によれば、電極保持体
に案内装置及び駆動装置が取付けられており、該
駆動装置により電極ロツドが電極支持装置に対し
て軸方向で移動可能である。案内装置としては、
電極ロツドの、その固有の軸線に沿つた電極保持
体に対して相対的な移動を許容する全ての構成部
分を含み、その結果電極ロツドは電極保持体と一
緒に旋回可能である。
本発明によれば、所定の旋回軸線を中心にして
調節駆動装置により運動可能の電極保持体の以上
述べた利点の他にさらに、新しい電極の後装置の
ために必要であると共に電極の連続的な溶解を行
なうためにも同じく必要である溶解電極の昇降駆
動装置を電極支持装置上に配置することができる
という利点がえられる。これによりまずスペース
が不足する場合に所謂直立柱を省略することが可
能であり、換言すれば、電極支持装置を直接工場
壁に不動に取付けることが可能である。柱及び模
材より成る案内装置によれば、電流供給部を適当
に構成することにより、電流路を同軸的又はほぼ
同軸的に形成することが可能である。このことは
溶解のために交流電流が使用される場合に著しく
有利である。それというのは電流路が非同軸的に
形成される場合には損失が周波数と共に増大する
からである。柱を適当な長さに製作することによ
り電極全長が長い場合にも電極の確実な案内が達
成される。電極ロツドの全長を適当に定めること
により、ブロツクが複数の溶解電極から構成され
ている場合、溶解電極を相応する長さの被締込端
部を使用するなしに僅かな余りを残して溶解させ
ることができる。この場合最初の溶解電極が末端
まで溶解されてしまつたときに不都合な作業条件
が生じる。それというのはこのような場合溶解池
はブロツクの上端部では金型内の極めて深い下方
に位置するからである。確実な電極案内はまた、
所謂スラグ金型内の方形横断面の電極の溶解を行
なう場合にも重要である。最後に本発明の手段
は、電極の運動を相応する長さの電極ロツドによ
り炉内部へ真空密に伝達しなければならない真空
アーク炉においても特に有利である。
特に構造が簡単であつて確実に機能する案内装
置をうるために本発明の一実施例によれば、該案
内装置が、柱及び横材から成つている。中心位置
で鉛直のフレームとして製作されており、該フレ
ーム内において電極ロツドが柱に対して平行に案
内されている。
電極ロツドが真空密にパツキング体によつて取
囲まれていて、かつこのパツキング体が補償器
(ベローズ)を介して炉体上部に接続されている
形式の真空アーク炉においては、補償器の中心が
ほぼ、X−X軸及びY−Y軸によつて規定された
一平面内に位置するようにするのが特に有利であ
る。このような構成によれば、電極もしくは電極
ロツドの所期の旋回のさいに、曲げ運動を行なう
ように設計された補償器にもつぱらこのような曲
げ運動だけを強制的に行なわせることができる。
補償器の、炉体上部とは反対側の端部の横方向移
動はこれにより一層排除される。調節駆動装置の
所定の調節量に応じてフレームは電極軸線の運動
に追従する。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図には、エレクトロスラグ溶解装置10が
示されており、これは基礎11、直立柱12、電
極台車13、電極締付装置15を有する電極支持
装置14及び、金型底板17を有する水冷式直立
金型16から構成されている。電極台車13はロ
ール18及び対応するロール案内により鉛直方向
で走行可能に直立柱12に配置されており、かつ
鉛直の旋回軸19を介して電極支持装置14に連
結されている。電極締付装置15内には被締付
体、(被締込端部)20が配置されており、これ
は溶解電極21に所属しているが、しかしこの電
極と一緒に溶解されることはない。被締付体20
は上端部に電極締付装置15内へ溶解電極21を
搬送し懸架するための環部22を有している。電
極は仮想軸線23を有し、その旋回軸線19から
の距離は旋回半径Rで示されており、これは、電
極21の旋回運動の水平の円軌道を規定する。
金型16内には、溶解したスラグ24の層があ
り、これを通して電極21の再溶解が行なわれ
る。溶解物ははじめに溶解物湯内へ集められ、そ
の後凝固してブロツク26を形成する。このブロ
ツクはエレクトロスラグ溶解法の一次製品であ
る。このような溶解法並びに第1図に示されてい
るエレクトロスラグ溶解装置は、電極締付装置1
5の細部を除いて、公知技術に属するものであ
り、従つて詳細な説明は省略する。
第2図には、電極支持装置14の外側の端部が
示されており、これは電極締付装置を含んでお
り、かつその中心軸線は旋回半径Rにより規定さ
れており、またこの電極支持装置自体は、たんに
部分的に示されている円軌道Kを規定している。
電極締付装置15は電極保持体27から成つてお
り、これは、前方に向つて開いている水平U字形
に製作されており、上側は支持板28によつて閉
鎖されており、この支持板は、図面を見易くする
ため、太線で図示されている。支持板28はその
前側の電極保持体27の範囲内に被締付体20を
嵌挿するための切欠き29を有し、かつまた、非
対称形に製作された後端部には腕部30を有し、
その端部には球面支承部31がある。電極保持体
27及び支持板28は互いに不動に結合されてい
る。
電極保持体27は三方をU字形の中間フレーム
32によつて取囲まれており、これは、仮想円上
に等間隔に配置された3つの重量測定ボツクス3
3を介して電極支持装置14上に支持されてい
る。電極保持体27は電極支持装置14内におい
て方形の切欠き34内に配置されており、これは
中間フレーム32よりも直立柱12に向つて著し
く長く延びている。
中間フレーム32には継手35により圧力媒体
シリンダ36が配置されており、そのピストンロ
ツド34は調節駆動装置38に作用しており、そ
の詳細は第6図に図示されており、該装置38自
体は球面支承部31に作用し、該支承部及びこれ
と一緒に支持板28は中間フレーム32に対し
て、図平面に対して垂直の方向で、それも旋回軸
線X−Xを中心にして、旋回せしめられる。さら
に中間フレーム32には継手39を介してさらに
別の圧力媒体シリンダ40が配置されており、そ
のピストンロツド41は調節駆動装置42と協動
し、この装置42の詳細は第3図及び第4図、殊
に第5図に図示されている。調節駆動装置42は
回動ピン43に作用し、このピンは中間フレーム
32内に支承されていて、かつ第3図及び第4図
によれば、偏心ピン44を介して電極保持体27
と協働する。回動ピン43の回動により、偏心ピ
ン44を介して電極保持体27及びこれと共に支
持板28を旋回軸線Y−Yを中心にして旋回させ
ることができ、該旋回軸線は球面支承部31を通
り、要するに切欠き29の中心軸線に対して側方
へずらして配置されている。旋回軸線Y−Yをさ
らに第4図について詳細に説明する。互いに直交
しかつ一水平平面内に位置している旋回軸線X−
X及びY−Yの存在により、つねに、電極保持体
27及び支持板28を2つの座標の方向で、調節
駆動装置38及び42の設計によつて規定される
限度内で所期の角度だけ旋回させることができ
る。圧力媒体シリンダ36及び40はこの目的で
図示されていない圧力媒体導管に接続されてお
り、その結果調節駆動装置38,42の圧力媒体
供給量の調量による制御が可能である。
第3図から判るように、電極保持体27の下側
には閉鎖板45が配置されており、これは、腕3
0を除いて支持板28の形状とほぼ同じ形状を有
している。閉鎖板45もやはり、前方に向つて開
いた切欠き46を有している。この支持板28及
び閉鎖板45上には切欠き29もしくは46の周
囲に定心装置47及び48が配置されており、こ
れらは円錐面49を有し、その頂点は下方に向い
ている。定心装置47,48と協働するために被
締付体20はカラー52,53によつて形成され
ている挿入部50,51を有している。カラー5
2は電極が懸架された後、下側の端面を以つて支
持板28上に支持されており、これに対してカラ
ー53は定心装置48内に、しかし閉鎖板45の
上側に位置している。図面から判るように、定心
装置47,48は半径方向で被締付体20もしく
は電極21に対して作用し、この作用によりこれ
らの被締付体もしくは電極は電極締付装置15内
に固定される。第2図から判るように、定心装置
47(同様に定心装置48)はそのカラー52
(53)の外囲に係合し、従つて被締付体20は
第3図の位置よりも持ち上げられた位置でのみ電
極締付装置15内へ装着され、またこれから取出
すことができる。電極の持上げ高さは定心装置4
7の軸方向高さと少なくとも等しくされている。
第3図から判るように、調節駆動装置42のピ
ン44は球面支承部54により電極保持体27の
右側壁内へ係合している。回動ピン43及びピン
44の軸線は、図平面に対して垂直であつてかつ
旋回軸線X−Xを通る一平面内において、第4図
でみて距離aだけずらして配置されており、これ
により、回動ピン43が旋回するさいに電極保持
体27の右側壁は、旋回軸Y−Yを中心にして上
方又は下方へ運動し、この旋回軸線Y−Yは、第
3図の図平面に対してやはり垂直に延びている。
全ての垂直方向力の和は電極保持体27から中間
フレーム32へ、さらにこゝから重量測定ボツク
ス33へ伝達され、これらのボツクスは電極支持
装置14上に支持されており、該装置14の重量
測定ボツクス33の範囲は上方に開いた箱形の断
面形状を有している。
閉鎖板45の下側には、1つの鉗子形接触子の
対称的に配置された2つの鉗子状顎55,56が
あり、これらはヒンジ軸57を介して電気的の押
圧接触子58及び59と協働し、これらは被締付
体20の外周面に適合して接触している。このよ
うな形式で溶解用電流は押圧接触子にある図示さ
れていない端子を介して電極へ供給される。鉗子
状顎55及び56は同時にまた被締付体20のた
めの錠止装置として役立つ。この目的のために鉗
子状顎のほぼ半径方向に延びている部分の下側に
錠止面60が設けられており、これらは、顎が閉
じられたときに被締付体20の上側の環状の端面
61に支持される。これにより溶解用電流の給電
のさい装置からの電極の意図しない抜け出しが効
果的に防止される。
第2図、第3図及び第4図から判るように、偏
心ピン44の軸線は回動ピン43の軸線に対して
数mmの距離aだけずらされており、しかも両方の
軸線は、第4図の断面である平面と合致する一平
面内に位置している。球面支承部54の軸線でも
あるピン44の軸線は図示の中心位置で旋回軸線
X−Xと合致しているが、しかしまた中心位置外
においても、極めて僅かな角度のずれを除けば、
旋回軸線と合致している。中心位置におけるピン
44とは反対側にさらに別のピン62が同軸的に
位置しており、このピンは延長部63により中間
フレーム32内で不動に支承されており、かつこ
れにより間接的に電極支持装置14に支持されて
いる。旋回軸線X−Xはたんにピン62を通つて
いるだけでなく、さらに延長部63をも通つてい
る。ピン62にも球面支承部64が配置されてお
り、その中心点は球面支承部31の中心点と共に
旋回軸線Y−Yを規定する。
第4図から判るように、回動ピン43だけが、
図示の中心位置から回動すると、電極保持体27
は旋回軸線Y−Yを中心にした旋回運動を行な
う。即ち電極の軸線23はX−X方向に又はX−
X方向に対して平行に変位する。これに反して、
回動ピン43、ひいてはまたピン44が図示の位
置で固定されていて、たんに腕30が球面支承部
31及び調節駆動装置38を介して図平面に対し
て垂直に運動すると、電極保持体27は旋回軸線
X−Xを中心にして旋回運動を行なう。即ち図平
面に対して垂直に延びている電極の軸線23はY
−Y方向に対して平行に運動する。それぞれ2つ
の球面支承部、54,64又は31,64が旋回
軸の1つに位置しているから、調節運動が互いに
影響し合うことはない。しかしまた、両方の調節
駆動装置38及び42が駆動された場合(これは
同方向又は互いに逆方向に行なうことができる)、
両運動を重畳させることも容易に可能である。電
極軸線23の旋回軸線の交点外に位置している部
分は従つてある限られた範囲内において正又は負
の符号を有する座標系の全ての点に意図的に達す
ることができる。電極はこの位置において調節駆
動装置38及び42のロツクにより及び(又は)
圧力媒体シリンダ36及び40の圧力媒体供給の
遮断によつて確実に固定されることができる。
さらに第5図から調節駆動装置42がどのよう
な構造形式で構成されているかが判る。即ち回動
ピン43には単腕レバー65があり、このレバー
にはホーク66及びピン67を介して圧力媒体シ
リンダ40のピストンロツド41が取付けられて
いる。この圧力媒体シリンダへの負荷により、回
動ピン43を所期の位置に移しかつこの位置に保
持することができる。
閉鎖板45の後端部には支承ピン68があり、
この支承ピンには両方の鉗子状顎55及び56
(そのうち第5図では前方の鉗子状顎56だけが
みえている)が枢着されている。鉗子状顎は支承
ピン68を越えてレバー69によつて延長されて
おり、これらのレバーの間にはさらに別の圧力媒
体駆動装置70がある。これにより、押圧接触子
58及び59を確実に被締付体20へ押付けるこ
とができる。
さらに第5図及び第6図には、旋回軸線X−X
を中心とする調節運動のための調節駆動装置38
の細部の構成が示されている。調節運動のために
基準プラツトホーム32の付加部71には水平軸
線を有する支承ピン72が配置されており、この
支承ピンには単腕レバー73が旋回可能に支承さ
れている。このレバーには偏心ピン74が配置さ
れており、その軸線は支承ピン72の軸線に対し
て水平方向で距離aだけずらされている(第6
図)。ピン74には連接板75が配置されており、
これは球面支承部31に結合されており、この支
承部自体は腕30の付加部76に取付けられてい
る。付加部76との球面支承部の結合は支承ピン
77(第4図)を介して行なわれる。レバー73
は圧力媒体シリンダ36のピストンロツド37と
ホーク78及びピン79を介して結合されてい
る。第6図から判るように、圧力媒体シリンダ3
6が作動されるとレバー73は旋回運動を行なう
が、この旋回運動はピン74の垂直方向の運動に
変換される。この垂直方向の運動には、連接板7
5、付加部76、ひいてはまた支持板28の腕3
0が追従する。
第7図にはエレクトロスラグ溶解装置100が
示されており、これは基礎101、軸保持体10
3を有する直立柱102、電極締付装置105を
有する電極支持装置104及び、金型底部107
を有する水冷式金型106から構成されている。
軸保持体103は鉛直の旋回軸109を介して電
極支持装置104に連接されている。電極締付装
置105は溶解装置に属する電極ロツド110の
下端部に配置されている。溶解される電極111
はこれに溶接された被締付体112を介して締付
装置105内に嵌込まれており、かつこの装置に
導電的に接続されている。電極111は仮想軸線
113を有し、その旋回軸線109からの距離は
旋回半径Rで示されており、この半径Rは電極1
11の旋回運動のための水平の円形軌道を規定す
る。
金型106内には図示の溶解過程中溶解したス
ラグ114の層があり、この層を通して電極11
1は、供給される溶解電流の作用により、溶解す
る。溶解物はまず溶解池に集められ、次いで凝固
してブロツク116を形成し、該ブロツク116
はエレクトロスラグ溶解法の1次製品である。こ
の溶解法並びに第7図に示されている溶解装置
は、以下に詳細に述べる事項を除いて、公知技術
に属しており、従つてこれらの公知技術について
は詳細な説明を省略する。
電極締付装置105はその下端部で半径方向で
案内されており、かつその上端部で横材118に
懸架されており、該横材118は両端部にロール
を有しており、これらは鉛直の柱119に沿つて
走行する。電極ロツド110は圧力媒体シリンダ
として製作されており、その内部にあるピストン
120はピストンロツド121を介して横材12
2に懸架されており、これは柱119を介して、
第3図に示す形式で間接的に電極支持装置104
上に支持されている。油圧の供給により、ピスト
ン120の上側のピストンロツド121により、
電極ロツド110が持上げられる。油圧がピスト
ン120の下側に供給されると、電極ロツド11
0は下降せしめられる。上に述べた構成部材の協
働により、電極111は電極ロツド110と共
に、直立柱102、軸保持体103、電極支持装
置104、柱119及び横材122に対して上昇
又は下降せしめられる。部材119,122及び
135は協働して1つの案内108を形成する。
第8図は真空アーク溶解法において使用される
類似の溶解装置132を示す。この場合も、軸保
持体103を有する直立柱102及び電極締付装
置105を有する電極支持装置104が設けられ
ている。水冷式金型106内には溶解池115を
もつたブロツク116がある。電極111は、電
極111と溶解池115との間に発生せしめられ
るアーク125を介して溶解される。電極ロツド
110はスピンドル126を介して動かされ、こ
のスピンドルはモータ127によつて駆動され
る。この目的のために横材118内にスピンドル
ナツトが配置されている。スピンドル126は公
知の形式で電極ロツド110内に同軸的に配置さ
れている。モータ127は横材122及び柱12
9を介して、第9図について説明する形式で、間
接的に電極支持装置104上に支持されている。
真空アーク炉において同時に炉体下部ともみるこ
とができる金型106は上側を炉体上部129に
よつて閉鎖されており、これは補償装置(ベロー
ズ)128を介して、第9図に示されている形式
で間接的に電極支持装置104に結合されてい
る。炉体上部129は抗張部材130により電極
支持体104に懸架されており、かつパツキング
131により金型106に対してシールされてい
る。
軸109を中心にして電極支持装置104を旋
回可能に構成する代りに、この装置を鉛直柱10
2に不動に結合することにより、この電極支持装
置104を並進運動可能に構成することも可能で
ある。この場合、複数の支持脚を有することもで
きる直立柱は車輪により直線的に運動可能に走行
レール上に配置される。旋回半径が大きい場合こ
れらの走行レールを円弧形に敷設することができ
る。
第9図においては、第8図と同じ部分には共通
の同じ符号が付されている。この第9図は電極支
持装置104の外側端部を示しており、該外側端
部は電極締付装置105を内蔵している。重要な
部分は外側が円筒形の電極保持体135であり、
該保持体内には2つの柱119が取付けられてお
り、これらは上側の横材122を支持している。
下側に位置している横材118は2つのロール1
36により柱119に沿つて案内される。横材1
18には電極ロツド110が懸架されている。電
極ロツド110の下端部にある電極締付装置10
5内には被締付体112が2つの丸形キー137
により固定されている。電極ロツド110は極め
て精密に加工されており、かつ付加的にパツキン
グ体138内で案内されており、このパツキング
体138内には案内のためにラジアル軸受が配置
されている。パツキング体は電極ロツド110を
真空密に取囲むスタフイングボツクスの形式で構
成することができる。しかし、パツキング体を、
必要な密閉性が中間吸引作用を有するラビリンス
パツキング状の室列によつてえられるようにした
所謂圧力段区分として構成することも可能であ
る。パツキング体138は電極保持体135の下
部にねじ結合されていてかつ補償器128を介し
て炉体上部129に真空密に結合されている。
上記系内における力の伝達径路からみて基準プ
ラツトホームとみることができる電極保持体13
5は電極支持装置104内にピン139及び14
0により支承されている。ピン139及び140
は電極保持体135内の球面支承部141,14
2に支承されている。ピン139は不動に電極支
持装置104内に取付けられており、これに対し
てピン140は、電極支持装置104内に鉛直方
向で可動に案内されているスライダ143内に不
動に配置されている。スライダ143はその上端
部で偏心盤145の偏心ピン144に懸架されて
おり、この偏心型は電極支持装置104に支承さ
れておりかつレバーアーム146を介して調節駆
動装置147により作動される。電極保持体13
5の上部にはさらにレバーアーム148が取付け
られており、これは調節駆動装置149に接続さ
れていてこれにより作動される。
電極支持装置104に対する電極保持体135
の角度調節は、調節駆動装置149が作動される
さいに両方の球面状支承部141,142を通つ
ている軸線X−Xを中心として行なわれる。調節
駆動装置147が作動されると偏心ピン144を
介してスライダ143が鉛直方向で動かされかつ
これによりピン140が上昇又は降下せしめられ
る。これにより軸線Y−Yを中心とする調節が行
なわれ、この軸線Y−Yは軸線X−Xに対して90
度ずれかつ水平に位置しており、かつ球面状支承
部141の中心を通つている。補償器128の中
心はほぼピン139及び140の高さにある。従
つて電極保持体135のX−Y−調節のさいには
補償器128の最小限の角度運動又は軸方向運動
が生ずるにすぎない。
電極保持体135は金型111内の間接的な保
持部材、それを、柱119、横材122、スピン
ドル126、図示されていないスピンドルナツ
ト、横材118、電極ロツド110及び、締付体
112を丸形キー137によつて固定している電
極締付装置105を介しての間接的な保持部材で
ある。電極保持体135はしかし、電極111の
位置調節のための調節駆動装置及びピン支承部に
より、電極の角度位置の中心調節部材としてかつ
基準プラツトオームとして、役立つ。
電極ロツド110、ひいては電極111への給
電は横材118を介して行なわれる。この横材に
は導亜ケーブル150が懸架されており、これは
取付点151に対して電極ロツド110が移動す
ると導電レール152に沿つて移動する。導通レ
ール152は絶縁されて柱119に取付けられて
おり、かつレール下端部にフレキシブルの導電ケ
ーブル接続部153を支持しており、この時他方
の側で不動の導電レール154に接続されてい
る。フレキシブルの導電ケーブル接続部153は
電極保持体135の円滑なX−Y−調節を可能に
する。この場合導電ケーブル135を、X−Y−
調節のさいに導電ケーブル接続部153のたんに
僅かな変形しか生じないようにするために、でき
るだけピン139の近くに配置するのが有利であ
る。
第10図において、第8図及び第9図と同じ部
分には同じ符号が付されている。第10図は、電
極保持体135が上記の形式で支承されている電
極支持装置104の端部の平面図である。柱11
9に沿つてロール136が走行し、横材118を
スピンドルナツト及びスピンドル128と一緒に
案内する。さらに第10図には柱119における
導電レール152の位置及び横材118に接続し
た導電ケーブル150が示されている。電極保持
体135の上縁部にはレバーアーム148があ
り、これは調節駆動装置149により作動され
る。この駆動装置は保持体155により電極支持
装置104に接続されている。図面にはさらにス
ライダ143が示されており、これは案内156
により電極支持装置104に沿つて鉛直に案内さ
れかつ偏心盤145によりレバー146を介して
調節駆動装置147から作動される。調節駆動装
置147は保持体157によりやはり電極支持装
置104に支承されている。
第11図において、第7図及び第9図と同じ部
分には同じ符号が付されている。第11図は、第
7図に示す装置においても使用することができる
電極保持体135の断面図である。
この場合、第9図に示されているパツチング体
138の代りに、給電体160が円筒形の電極保
持体135の下部にねじはめられている。給電体
160は公知の形式でラジアル軸受及び電気的の
摺動接触子を含んでおり、該接触子を介して溶解
用電流が電極ロツド110へ、さらにここから電
極の被締付体112へ導かれる。給電はフレキシ
ブルのケーブル161を介して導電レール162
から給電体160へ行なわれる。円筒形の電極保
持体135はその他の点では第9図の場合と全く
同様の形式ピン139,140上に支承されてい
る。X−Y−調節も第9図のそれと同じ形式で行
なわれる。
第11図は、第9図の装置に対しても同様の形
式式で使用可能な本発明の装置のさらに別の変化
実施例を示すものである。この場合、相応して変
形して製作されている電極支持装置104と電極
保持体135との間に電極支持装置104に所属
する中間フレーム163が配置されており、この
中間フレームにはピン139が支承されている。
反対側に配置されているピン140はスライダ1
43内に支承されており、このスライダの反力は
やはり中間フレーム163へ伝達される。中間フ
レーム163と電極支持装置104との間には周
囲に分配して配置された複数の重量測定ボツクス
164があり、これらの重量測定ボツクスによ
り、これらによつて支持される部分の総重量を知
ることができる。溶解装置に属する部分の総重量
を差引くことによりその都度の電極重量がえられ
る。一般に周囲に等間隔で分配された3つの重量
測定ボツクスが配置され、この場合全ての測定値
の総和が前記の総重量である。
中間フレーム32及び163は水平方向で所謂
長リンクによつて案内されており、その結果圧力
測定ボツクス33及び164は、中間フレーム及
び電極支持装置14及び104の間において案内
された所定の位置を取り、側方へずれることはあ
りえない。
調節駆動装置として圧力媒体シリンダが挙げら
れた。この圧力媒体シリンダは液力又は空気力流
体を負荷することができる。しかし本発明によれ
ば、このような圧力媒体駆動装置の代りに例えば
電気的の調節機構を用いることも可能であり、こ
の場合該調節機構がその調節位置を確保するため
に自縛機構及び(又は)錠止装置を備えているよ
うにするのが有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の3つの実施例を示すもので、第
1図は直立柱及び電極台車を有するエレクトロス
ラグ溶解装置の略示側面図(金型は断面して示
す)、第2図は電極保持体及びその調節駆動装置
が配置されている電極支持装置の端部の平面図、
第3図は第2図の装置の、第2図−線による
部分的断面図を含む前面図、第4図は第3図の装
置の、第3図−線による断面図即ち第2図の
図平面に対して平行の一平面で断面した図、第5
図は第2図及び第3図の装置を矢印の方向でみ
た側面図、第6図は第2図−線による断面
図、即ち第3図の図平面に対して平行の一平面で
断面した図、第7図は第1図と類似の、しかし電
極台車を有しないエレクトロスラグ溶解装置の略
示側面図、第8図は第7図と類似の真空P−7溶
解炉の略示側面図(金型及び炉体上部は断面して
示す)、第9図は調節駆動装置を有する電極保持
体を備え、例えば第8図の装置に使用可能の電極
支持装置の前面図、第10図は電極保持体及びそ
の調節駆動装置を備え、例えば第8図の装置に使
用可能の、第9図X−X線による電極支持装置端
部の平面図、第11図は例えば第7図の装置に使
用可能の電極支持装置の断面図である。 10…エレクトロスラグ溶解装置、11…基
礎、12…直立柱、13…電極台車、14…電極
支持装置、15…電極締付装置、16…金型、1
7…金型底板、18…ロール、19…旋回軸、2
0…被締付体(被締込端部)、21…溶解電極、
22…環部、23…軸縁、24…スラグ、26…
ブロツク、27…電極保持体、28…支持板、2
9…切欠き、30…腕部、31…球面支承部、3
2…中間フレーム、33…重量測定ボツクス、3
4…切欠き、35…継手、36…圧力媒体シリン
ダ、37…ピストンロツド、38…調節駆動装
置、39…継手、40…圧力媒体シリンダ、41
…ピストンロツド、42…調節駆動装置、43…
回動ピン、44…ピン、45…閉鎖板、46…切
欠き、47,48…定心装置、49…円錐面、5
0,51,52,53…挿入部カラー、54…球
面支承部、55,56…錐子状類、58,89…
押圧接触子、60…錠止面、61…端面、62…
ピン、63…延長部、64…球面支承部、65…
単腕レバー、66…ホーク、67…ピン、68…
支承ピン、69…レバー、70…圧力媒体駆動装
置、71…付加部、72…支承ピン、73…単腕
レバー、74…ピン、75…連接板、76…付加
部、77…支承ピン、78…ホーク、79…ピ
ン、100…エレクトロスラグ溶解装置、101
…基礎、102…直立柱、103…電極台車、1
04…電極支持装置、105…電極締付装置、1
06…金型、108…案内装置、109…旋回
軸、110…電極ロツド、118…横材、128
…補償器、134…内室、135…電極保持装
置、136…ロール、138…バツキング体、1
39,140…ピン、141,142…球面状支
承部、147,149…調節駆動装置、160…
給電体、161…導電ケーブル、163,164
…重量測定ボツクス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金型及び電極支持装置を備えた電気溶解装置
    用の電極保持体を有する電極締付装置であつて、
    該電極締付装置内に電極保持体及び電極の角度位
    置調節のため少なくとも1つの調節装置が配置さ
    れている形式のものにおいて、調節装置が2つの
    所定の旋回軸線X−X,Y−Yを有しており、こ
    れらの軸線は互いに直角に延びており、かつこれ
    らの軸線に互いに無関係に操作可能の調節駆動装
    置38,42,147,149が所属しているこ
    とを特徴とする電気溶解装置用の電極保持体を有
    する電極締付装置。 2 両旋回軸線X−X,Y−Yが水平に延びてい
    る特許請求の範囲第1項記載の電極締付装置。 3 電極支持装置14が調節装置により鉛直の軸
    線19を中心にして円軌道K上を旋回可能であ
    り、かつ一方の旋回軸線X−Xが円軌道に対して
    接線方向に向けられており、かつ他方の旋回軸線
    Y−Yが鉛直の軸線である特許請求の範囲第1項
    記載の電極締付装置。 4 電極支持装置が調節装置により鉛直の軸線1
    9を中心にして円軌道K上を旋回可能であり、か
    つ一方の旋回軸線X−Xが円軌道に対して接線方
    向に延びており、かつ他方の旋回軸線Y−Yが円
    軌道の半径に対して平行に延びている特許請求の
    範囲第2項記載の電極締付装置。 5 電極保持体27,135と電極支持装置1
    4,104との間に調節駆動装置38,149が
    配置されており、該調節駆動装置により電極保持
    体が旋回軸線X−Xを中心に調節可能である特許
    請求の範囲第1項記載の電極締付装置。 6 電極保持体27が水平U字形に製作されてお
    り、かつ電極21に対して半径方向で作用する2
    つの定心装置47,48を有している特許請求の
    範囲第1項記載の電極締付装置。 7 水平U字形の定心装置47,48が先端を下
    向きにした円錐面49を有している特許請求の範
    囲第6項記載の電極締付装置。 8 水平U字形の定心装置47,48がU字の開
    放側に向つて、上向き円錐面49を有しており、
    該円錐面の後側に、電極21の被締付体20の相
    応するカラー52,53が嵌挿可能である特許請
    求の範囲第6項記載の電極締付装置。 9 電極保持体27の下側に溶解用電流を電極2
    1へ供給するための鉗子形接触子55,56が配
    置されており、かつ該鉗子形接触子に電極の意図
    しない分離を防止するための錠止装置が取付けら
    れている特許請求の範囲第1項記載の電極締付装
    置。 10 電極保持体27に腕30が設けられてお
    り、この腕30はこれを調節駆動装置38に結合
    するための球面状支承部31を有しており、かつ
    球面状支承部31の中心点がY−Y軸線上でかつ
    X−X軸線外に配置されている特許請求の範囲第
    5項記載の電極締付装置。 11 旋回軸線X−X,Y−Y並びに所属の調節
    駆動装置38,42,147,149が中間フレ
    ーム32,163に配置されており、該中間のフ
    レームは複数の重量測定ボツクス33,164を
    介して電極支持装置14,104上に支持されて
    いる特許請求の範囲第1項記載の電極締付装置。 12 電極保持体135に案内装置108及び駆
    動装置が取付けられており、該駆動装置により電
    極ロツド110が電極支持装置104に対して軸
    方向に移動可能である特許請求の範囲第1項記載
    の電極締付装置。 13 案内装置108が柱119及び横材122
    より成る、中心位置において鉛直のフレームであ
    り、該フレーム内で電極ロツド110が柱119
    に対して平行に案内されている特許請求の範囲第
    12項記載の電極締付装置。 14 電極ロツド110の上端部に横材118が
    取付けられており、該横材は両側でロール136
    を介して柱119に支持されている特許請求の範
    囲第13項記載の電極締付装置。 15 電極保持体135が中空体として製作され
    ていて、その内室134内に給電体160が配置
    されており、該給電体は電極ロツド110を取囲
    みかつフレキシブルのケーブル161を介して不
    動の導電レール162に接続している特許請求の
    範囲第12項記載の電極締付装置。 16 金型及び電極支持装置を備えた電気溶解装
    置用の電極保持体を有する電極締付装置であつ
    て、該電極締付装置内に電極保持体及び電極の角
    度位置調節のため少なくとも1つの調節装置が配
    置されている形式のものにおいて、調節装置が2
    つの所定の旋回軸線X−X,Y−Yを有してお
    り、これらの軸線は互いに直角に延びており、か
    つこれらの軸線に互いに無関係に操作可能の調節
    駆動装置38,42,147,149が所属して
    おり、かつ、上記の一方の旋回軸線X−Xが、両
    側において電極保持体27内へ係合している2つ
    のピン44,62により形成されており、これら
    のピンのうち一方のピン62は不動に電極支持装
    置14に取付けられており、かつ他方のピンは距
    離aだけずらして偏心的に回動ピン43に取付け
    られており、該回動ピンは回動可能に電極支持装
    置に支承されており、この場合上記の一方の旋回
    軸線X−X及び、中心位置における回動ピンの回
    転軸線43aが水平の一平面内に位置しており、
    かつピン44,62と電極保持体27との間に球
    面状支承部54,56が配置されていることを特
    徴とする電気溶解装置用の電極保持体を有する電
    極締付装置。 17 回動ピン43と電極支持装置14との間に
    調節駆動装置42が配置されており、かつ該調節
    駆動装置により回動ピン43がその回転軸線43
    aを中心にして調節可能であり、かつ電極保持体
    27が、球面状支承部64を通る旋回軸線Y−Y
    を中心にして調節可能である特許請求の範囲第1
    6項記載の電極締付装置。 18 金型及び電極支持装置を備えた電気溶解装
    置用の電極保持体を有する電極締付装置であつ
    て、該電極締付装置内に電極保持体及び電極の角
    度位置調節のための少なくとも1つの調節装置が
    配置されている形式のものにおいて、調節装置が
    2つの所定の旋回軸線X−X,Y−Yを有してお
    り、これらの軸線は互いに直角に延びており、か
    つこれらの軸線に互いに無関係に操作可能の調節
    駆動装置147,149が所属しており、かつ、
    電極保持体135に案内装置108及び駆動装置
    が取付けられており、該駆動装置により電極ロツ
    ド110が電極支持装置104に対して軸方向で
    移動可能であり、かつ、電極保持体135が中空
    体として製作されており、かつその内室134内
    にパツキング体138が配置されており、該パツ
    キング体は電極ロツド110を真空密に取囲んで
    いてかつ補償器128を介して炉体上部129に
    接続されていることを特徴とする電気溶解装置用
    の電極保持体を有する電極締付装置。 19 補償器128の中心が、X−X軸線及びY
    −Y軸線によつて規定された一平面内にほぼ位置
    している特許請求の範囲第18項記載の電極締付
    装置。 20 金型及び電極支持装置を備えた電気溶解装
    置用の電極保持体を有する電極締付装置であつ
    て、該電極締付装置内に電極保持体及び電極の角
    度位置調節のための少なくとも1つの調節装置が
    配置されている形式のものにおいて、調節装置が
    2つの所定の旋回軸線X−X,Y−Yを有してお
    り、これらの軸線は互いに直角に延びており、か
    つこれらの軸線に互いに無関係に操作可能の調節
    駆動装置147,149が所属しており、かつ、
    電極保持体135に案内装置108及び駆動装置
    が取付けられており、該駆動装置により電極ロツ
    ド110が電極支持装置104に対して軸方向で
    移動可能であり、かつ、旋回軸線X−Xが両側で
    電極保持体135内へ係合する2つのピン13
    9,140により形成されており、その一方のピ
    ン139は不動に電極支持装置104に取付けら
    れており、かつ他方のピン140は距離bだけ上
    下方向で移動可能にスライダ143に取付けられ
    ており、該スライダは高さ調節可能に電極支持装
    置に支承されており、この場合旋回軸線X−X及
    び中心高さ位置におけるピン140は水平の一平
    面内に位置しており、かつピン139,140と
    電極保持体135との間に球面状支承部141,
    142が配置されていることを特徴とする電気溶
    解装置用の電極保持体を有する電極締付装置。 21 スライダ143と電極支持装置104との
    間に調節駆動装置147が配置されており、該調
    節駆動装置によりスライダ143が高さ調節可能
    であり、ひいては電極保持体135がその、球面
    状支承部141を通る旋回軸線Y−Yを中心にし
    て旋回可能である特許請求の範囲第20項記載の
    電極締付装置。
JP1671580A 1979-02-15 1980-02-15 Electrode clamper having electrode retainer for electrically melting equipment Granted JPS55155182A (en)

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