JPS6343668A - 抗細菌接着フイルムおよびその製造方法 - Google Patents
抗細菌接着フイルムおよびその製造方法Info
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- JPS6343668A JPS6343668A JP62195416A JP19541687A JPS6343668A JP S6343668 A JPS6343668 A JP S6343668A JP 62195416 A JP62195416 A JP 62195416A JP 19541687 A JP19541687 A JP 19541687A JP S6343668 A JPS6343668 A JP S6343668A
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Landscapes
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はキノロンカルボン酸誘導体で抗細菌仕上げ処理
を施された接着フィルムに関する。
を施された接着フィルムに関する。
これは外科切開フィルムおよび手術後の創傷の被覆材料
として使用することができる。
として使用することができる。
今日、手術中に手術ドレープで患者を覆うことが通常な
されていることは知られている。この種の手術ドレープ
はその空気透過性および水分吸収能力において厳しい制
限があり、例えば英国特許出願第2,080,197号
に開示されている。
されていることは知られている。この種の手術ドレープ
はその空気透過性および水分吸収能力において厳しい制
限があり、例えば英国特許出願第2,080,197号
に開示されている。
第1図はその技術を示すもので、手術ドレープ2は手術
を施す予定の部位に開口部を有し、この中に外科切開フ
ィルム1を付設する。このフィルムは手術の際に切り通
され、透明なフィルム材、例えば低密度ポリエチレンフ
ィルム、ポリエステルフィルムまたは例えばポリウレタ
ンを含む材料よりなる他の所望のフィルムであることが
できる。−外科切開フィルムの患者の身体に対抗する側
は、押しつけることにより患者の身体と確実に接着する
ための接着剤が適用されている。この種の接着フィルム
は外科的創傷とその周囲の皮膚との間の貫通不可能な隔
壁として作用する。透明な接着フィルムは腹部手術、形
成外科手術、事故手術および火傷による傷の処置におい
て手術後の傷の被覆材料としても使用される。この場合
には特にポリウレタンフィルムが水および細菌に対して
貫通不能であり、ガスおよび水蒸気に対しては透過性が
あり、弾力性も有していることから従来の被覆材料より
も利点ををしている(A、5chraderらのrme
dweltJ。
を施す予定の部位に開口部を有し、この中に外科切開フ
ィルム1を付設する。このフィルムは手術の際に切り通
され、透明なフィルム材、例えば低密度ポリエチレンフ
ィルム、ポリエステルフィルムまたは例えばポリウレタ
ンを含む材料よりなる他の所望のフィルムであることが
できる。−外科切開フィルムの患者の身体に対抗する側
は、押しつけることにより患者の身体と確実に接着する
ための接着剤が適用されている。この種の接着フィルム
は外科的創傷とその周囲の皮膚との間の貫通不可能な隔
壁として作用する。透明な接着フィルムは腹部手術、形
成外科手術、事故手術および火傷による傷の処置におい
て手術後の傷の被覆材料としても使用される。この場合
には特にポリウレタンフィルムが水および細菌に対して
貫通不能であり、ガスおよび水蒸気に対しては透過性が
あり、弾力性も有していることから従来の被覆材料より
も利点ををしている(A、5chraderらのrme
dweltJ。
(1986)、37,500〜552参照)。しかしな
がら皮膚上に存在する細菌はこの接着フィルムで覆われ
るのみであるため傷の感染症の原因になる。
がら皮膚上に存在する細菌はこの接着フィルムで覆われ
るのみであるため傷の感染症の原因になる。
従って本発明は、抗細菌活性を有するキノロンカルボン
酸誘導体を含浸した接着フィルムおよび接着フィルムを
キノロンカルボン酸誘導体の水溶液に浸漬すること、ま
たは接着剤にキノロンカルボン酸を配合してフィルムに
適用することを包含するその製造方法に関する。
酸誘導体を含浸した接着フィルムおよび接着フィルムを
キノロンカルボン酸誘導体の水溶液に浸漬すること、ま
たは接着剤にキノロンカルボン酸を配合してフィルムに
適用することを包含するその製造方法に関する。
適当なキノロンカルボン酸誘導体は欧州特許47.00
5号(米国特許4,382,892号)に記載されてい
る。特に好ましいキノロンカルボン酸誘導体はオフロキ
サシン、ノルフロキサシン、シプロフロキサシンおよび
ペフロキサシンである。これらは接着フィルムそれ自体
および/または接着剤中に含有される。一般的に抗細菌
キノロンカルボン酸誘導体の量は濃度1119 / c
z ’を超えない。
5号(米国特許4,382,892号)に記載されてい
る。特に好ましいキノロンカルボン酸誘導体はオフロキ
サシン、ノルフロキサシン、シプロフロキサシンおよび
ペフロキサシンである。これらは接着フィルムそれ自体
および/または接着剤中に含有される。一般的に抗細菌
キノロンカルボン酸誘導体の量は濃度1119 / c
z ’を超えない。
一般的に、通常用いられている接着フィルムが含浸に適
している。ポリウレタン接着フィルムが好ましい。キノ
ロンカルボン酸誘導体で接着フィルムを含浸するのが最
も好都合である。
している。ポリウレタン接着フィルムが好ましい。キノ
ロンカルボン酸誘導体で接着フィルムを含浸するのが最
も好都合である。
数時間キノロンカルボン酸誘導体の水溶液中にフィルム
を浸すだけで十分である。一般的に、この目的のために
選択する溶液は0.1〜10%の間の濃度でキノロンカ
ルボン酸誘導体を含有する。溶液中にフィルムを入れて
おく時間は10〜20時間が好都合であるが、それより
短くても長くてもよい。次に接着フィルムを洗浄し、そ
の後外科切開フィルムまたは手術後の傷の被覆として使
用する。キノロンカルボン酸誘導体を含有する接着剤の
フィルムへの適用は公知の方法それ自体により行なう。
を浸すだけで十分である。一般的に、この目的のために
選択する溶液は0.1〜10%の間の濃度でキノロンカ
ルボン酸誘導体を含有する。溶液中にフィルムを入れて
おく時間は10〜20時間が好都合であるが、それより
短くても長くてもよい。次に接着フィルムを洗浄し、そ
の後外科切開フィルムまたは手術後の傷の被覆として使
用する。キノロンカルボン酸誘導体を含有する接着剤の
フィルムへの適用は公知の方法それ自体により行なう。
本発明の接着フィルムの特徴は吸収している活性物質を
終始ゆっくりと放出することにより抗細菌活性を長時間
持続する点である。第2図は数時間蒸留水で溶出したと
きのポリウレタン接着フィルムからのオフロキサシンの
放出を示している。6時間処理した後でも、フィルムは
細菌病原体を植菌した栄養培地の表面に置くと成育を抑
制する領域が明らかに観察されるほど十分な活性物質を
フィルム内に含有している。
終始ゆっくりと放出することにより抗細菌活性を長時間
持続する点である。第2図は数時間蒸留水で溶出したと
きのポリウレタン接着フィルムからのオフロキサシンの
放出を示している。6時間処理した後でも、フィルムは
細菌病原体を植菌した栄養培地の表面に置くと成育を抑
制する領域が明らかに観察されるほど十分な活性物質を
フィルム内に含有している。
もっとも、医療用合成移植組織にジラーゼ阻害剤を適用
することは既に提案されている。例えば心臓ペースメー
カーまたは血管カテーテルをジラーゼ阻害剤を含有する
表面コーティングで被覆できることが指摘されている。
することは既に提案されている。例えば心臓ペースメー
カーまたは血管カテーテルをジラーゼ阻害剤を含有する
表面コーティングで被覆できることが指摘されている。
これは、その移植組織にその後洗細菌剤を適用すること
を意味する(Stille、 rMIinch、 1c
ed、 Wsch、J 128(1986)、付録24
.7頁)。
を意味する(Stille、 rMIinch、 1c
ed、 Wsch、J 128(1986)、付録24
.7頁)。
これと比較して、抗細菌剤を接着フィルムに適用するた
めの特別な表面コーティングの使用が全く不必要である
ことはき外である。面記搗案されたノラーゼ阻害剤を含
有する表面コーティングを施すかわりに、直接的な含浸
方法を用いることは本発明の接着フィルムを安価に製造
するための重要な前提条件である。これは外科手術にお
ける創傷の感染防止に優れている。
めの特別な表面コーティングの使用が全く不必要である
ことはき外である。面記搗案されたノラーゼ阻害剤を含
有する表面コーティングを施すかわりに、直接的な含浸
方法を用いることは本発明の接着フィルムを安価に製造
するための重要な前提条件である。これは外科手術にお
ける創傷の感染防止に優れている。
実施例
15 X 27 cmの大きさの”’0psite (
Sm1th &Nephew製)ポリウレタン接着フィ
ルム片を18時間濃度1%のオフロキサシン水溶液(p
H= 7 )500 xQ中に入れた。次にフィルムを
蒸留水容800dで3回すすぎ、その浸水800雇中に
入れた。フィルムから溶出しているオフロキサシンを蛍
光光度計で測定した。第2図は溶出液l xQ当たりの
放出オフロキサシンの竜の経時変化を示すものである。
Sm1th &Nephew製)ポリウレタン接着フィ
ルム片を18時間濃度1%のオフロキサシン水溶液(p
H= 7 )500 xQ中に入れた。次にフィルムを
蒸留水容800dで3回すすぎ、その浸水800雇中に
入れた。フィルムから溶出しているオフロキサシンを蛍
光光度計で測定した。第2図は溶出液l xQ当たりの
放出オフロキサシンの竜の経時変化を示すものである。
これによれば、少なくとも6時間オフロキサシンが継続
的に放出されていることが明らかである。その後におい
てら、フィルム中にはまだ十分なオフロキサシンが残存
しており、lcx”片のフィルムをに!ebsiell
a・aerogenes 10g2E病原体を試験生物
体として含有する栄養培地上に置いたところ、フィルム
を置いた領域ならびにその近接部位で細菌生育の抑制が
観察された。
的に放出されていることが明らかである。その後におい
てら、フィルム中にはまだ十分なオフロキサシンが残存
しており、lcx”片のフィルムをに!ebsiell
a・aerogenes 10g2E病原体を試験生物
体として含有する栄養培地上に置いたところ、フィルム
を置いた領域ならびにその近接部位で細菌生育の抑制が
観察された。
第1図は、従来の手術ドレープを示す斜視図である。
第2図は、溶出オフロキサシンの量の経時変化を示すグ
ラフである。 1・・・外科切開フィルム、2・・・手術ドレープ。 特許出願人 ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト外
2名 FIG、1
ラフである。 1・・・外科切開フィルム、2・・・手術ドレープ。 特許出願人 ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト外
2名 FIG、1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)抗細菌活性を有するキノロンカルボン酸誘導体を含
浸した接着フィルム。 2)オフロキサシン、ノルフロキサシン、シプロフロキ
サシンまたはペフロキサシンとしてキノロンカルボン酸
誘導体を含有する特許請求の範囲第1項に記載の接着フ
ィルム。 3)抗細菌キノロンカルボン酸誘導体をフィルムおよび
/または接着剤に含有する特許請求の範囲第1項に記載
の接着フィルム。 4)抗細菌キノロンカルボン酸誘導体を1mg/cm^
2までの量で含有する特許請求の範囲第1項に記載の接
着フィルム。 5)手術用切開フィルムとして手術ドレープ内に付設す
る特許請求の範囲第1項に記載の接着フィルム。 6)手術後の創傷の被覆材料として用いる特許請求の範
囲第1項に記載の接着フィルム。 7)接着フィルムをキノロンカルボン酸誘導体の水溶液
に浸漬するか、またはキノロンカルボン酸を接着剤中に
配合してフィルムに適用することを包含する特許請求の
範囲第1項に記載の接着フィルムの製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE8621153.6 | 1986-08-07 | ||
DE8621153 | 1986-08-07 | ||
DE3635453.8 | 1986-10-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6343668A true JPS6343668A (ja) | 1988-02-24 |
Family
ID=6797229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62195416A Pending JPS6343668A (ja) | 1986-08-07 | 1987-08-06 | 抗細菌接着フイルムおよびその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6343668A (ja) |
ZA (1) | ZA875803B (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004501063A (ja) * | 1999-12-22 | 2004-01-15 | シュルツ, ハンス−ヘルマン | 化学療法剤の使用 |
JP2006297130A (ja) * | 1993-03-12 | 2006-11-02 | American National Red Cross | 補足された及び補足されていない組織シーラント、その製造法及び使用法 |
JP2011505959A (ja) * | 2007-12-13 | 2011-03-03 | メンリッケ・ヘルス・ケア・アーベー | 皮膚から突出した対象物の周囲の皮膚を保護するための包帯 |
JP2012045038A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Nihon Covidien Kk | 抗菌性医療用具およびその製造方法 |
-
1987
- 1987-08-06 ZA ZA875803A patent/ZA875803B/xx unknown
- 1987-08-06 JP JP62195416A patent/JPS6343668A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006297130A (ja) * | 1993-03-12 | 2006-11-02 | American National Red Cross | 補足された及び補足されていない組織シーラント、その製造法及び使用法 |
JP2004501063A (ja) * | 1999-12-22 | 2004-01-15 | シュルツ, ハンス−ヘルマン | 化学療法剤の使用 |
US8975275B2 (en) | 1999-12-22 | 2015-03-10 | Bayer Innovation Gmbh | Use of chemotherapeutic agents |
JP2011505959A (ja) * | 2007-12-13 | 2011-03-03 | メンリッケ・ヘルス・ケア・アーベー | 皮膚から突出した対象物の周囲の皮膚を保護するための包帯 |
US8764714B2 (en) | 2007-12-13 | 2014-07-01 | Mölnlycke Health Care Ab | Dressing for protecting the skin around objects projecting out therefrom |
JP2012045038A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Nihon Covidien Kk | 抗菌性医療用具およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ZA875803B (en) | 1988-03-30 |
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