JPS6343310Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6343310Y2 JPS6343310Y2 JP1983147171U JP14717183U JPS6343310Y2 JP S6343310 Y2 JPS6343310 Y2 JP S6343310Y2 JP 1983147171 U JP1983147171 U JP 1983147171U JP 14717183 U JP14717183 U JP 14717183U JP S6343310 Y2 JPS6343310 Y2 JP S6343310Y2
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- Japan
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- gutter
- ear
- tongue
- gutter body
- tongue piece
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- Expired
Links
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Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、水路を形成するとい本体の幅方向の
端縁に筒状の耳部を備えてなる雨どいに関する。
端縁に筒状の耳部を備えてなる雨どいに関する。
第1図に例示したように、従来のこの種の雨ど
いAは、とい本体1と筒状の耳部2とが継目のな
い一体物として構成されていた。即ち、金属又は
硬質熱可塑性樹脂にて構成された補強用の芯材3
を有する雨どいAにあつては、とい本体1部分の
芯材3aと耳部2部分の芯材3bとが一体物とし
て構成され、これらの芯材3aと3bを例えば合
成樹脂層4にてコーテイングしていた。
いAは、とい本体1と筒状の耳部2とが継目のな
い一体物として構成されていた。即ち、金属又は
硬質熱可塑性樹脂にて構成された補強用の芯材3
を有する雨どいAにあつては、とい本体1部分の
芯材3aと耳部2部分の芯材3bとが一体物とし
て構成され、これらの芯材3aと3bを例えば合
成樹脂層4にてコーテイングしていた。
しかし、かかる雨どいAは、押出成形機から芯
材3を押し出すと同時に、コーテイング材である
合成樹脂を押し出して上記芯材3に熱融着させる
ことによつて製造されるため、次の欠点が指摘さ
れていた。
材3を押し出すと同時に、コーテイング材である
合成樹脂を押し出して上記芯材3に熱融着させる
ことによつて製造されるため、次の欠点が指摘さ
れていた。
(イ) 押出成形機の樹脂押出通路のうち、耳部2に
相当する部分(耳部相当部)の通路面積がとい
本体1に相当する部分(とい本体相当部)の通
路面積に比べて極端に小さいため、合成樹脂の
押し出し時の抵抗が上記耳部相当部においてと
い本体相当部よりも大きくなり、耳部2に合成
樹脂がまわりきらずにこれがむき出しになつた
り、或は合成樹脂が十分にまわりきつたとして
も、とい本体相当部との押し出し時の抵抗差に
よつて成形歪が残ることがある。
相当する部分(耳部相当部)の通路面積がとい
本体1に相当する部分(とい本体相当部)の通
路面積に比べて極端に小さいため、合成樹脂の
押し出し時の抵抗が上記耳部相当部においてと
い本体相当部よりも大きくなり、耳部2に合成
樹脂がまわりきらずにこれがむき出しになつた
り、或は合成樹脂が十分にまわりきつたとして
も、とい本体相当部との押し出し時の抵抗差に
よつて成形歪が残ることがある。
(ロ) 耳部2が筒状であり、かつその曲率が小さい
ために、耳部2の芯材2bの曲げ加工が困難を
伴なう。
ために、耳部2の芯材2bの曲げ加工が困難を
伴なう。
本考案は従来の欠点を改善するためになされた
もので、とい本体から分割した耳部に舌片を設
け、この舌片の下端に設けられた係合片又は透孔
を含む部分をとい本体に埋設して係合一体化させ
ることによつて、上述した成形上の欠点及び耳部
の芯材の曲げ加工の困難性を解消し得る雨どいを
提供することを目的とする。
もので、とい本体から分割した耳部に舌片を設
け、この舌片の下端に設けられた係合片又は透孔
を含む部分をとい本体に埋設して係合一体化させ
ることによつて、上述した成形上の欠点及び耳部
の芯材の曲げ加工の困難性を解消し得る雨どいを
提供することを目的とする。
以下、図示した実施例に従つて本考案を説明す
る。
る。
第2図に例示した雨どいAにおいて、とい本体
1は塩化ビニル、ポリカーボネート、ナイロン等
の合成樹脂にて半割円筒状に構成されている。ま
た、半円筒状の耳部2は、アルミニウム、ステン
レス鋼その他合成樹脂含浸紙等の不錆材料にて構
成され、該耳部2に一体に設けられた舌片5が、
上記とい本体1の端縁において埋設されている。
そして、舌片5ととい本体1とは、とい本体1か
らの舌片5の抜け方向で係合されている。ここ
で、とい本体1の形状は半割角筒状でも良く、ま
た耳部2の形状は円筒、角筒、部分筒状その他の
ものであつても良い。
1は塩化ビニル、ポリカーボネート、ナイロン等
の合成樹脂にて半割円筒状に構成されている。ま
た、半円筒状の耳部2は、アルミニウム、ステン
レス鋼その他合成樹脂含浸紙等の不錆材料にて構
成され、該耳部2に一体に設けられた舌片5が、
上記とい本体1の端縁において埋設されている。
そして、舌片5ととい本体1とは、とい本体1か
らの舌片5の抜け方向で係合されている。ここ
で、とい本体1の形状は半割角筒状でも良く、ま
た耳部2の形状は円筒、角筒、部分筒状その他の
ものであつても良い。
舌片5をとい本体1に係合させるための構成が
第3図ないし第5図に例示されている。即ち、第
3図のものは、舌片5の下端に、該舌片5の内方
へ折り返されてなる係合片5aをその全長に亘つ
て一体形成したものであり、また、第4図のもの
は、上記のように折り返されてなる係合片5bを
舌片5の長手方向の複数箇所に形成したものであ
る。これらによれば、舌片5をとい本体1に埋設
することによつて、第6図のように、その係合片
5a又は5bがとい本体1を構成する合成樹脂層
にその抜け方向で強固に係合され、とい本体1に
対して耳部2が一体化されたものとなる。一方、
第5図のものは、舌片5の下端に長手方向複数箇
所に透孔5cを形成したものであり、これによれ
ば、舌片5をとい本体1に埋設することによつ
て、第7図のように、とい本体1を構成する合成
樹脂が上記透孔5cに入り込むので、第3図及び
第4図で説明したものと同様に、舌片5ととい本
体1が抜け方向で強固に係合され、両者が一体化
されたものとなる。このように、舌片5の下端に
係合片又は透孔を設けて、該部分がとい本体1に
埋設されるようにしているので、とい本体1から
耳部2が脱落することは皆無となる。
第3図ないし第5図に例示されている。即ち、第
3図のものは、舌片5の下端に、該舌片5の内方
へ折り返されてなる係合片5aをその全長に亘つ
て一体形成したものであり、また、第4図のもの
は、上記のように折り返されてなる係合片5bを
舌片5の長手方向の複数箇所に形成したものであ
る。これらによれば、舌片5をとい本体1に埋設
することによつて、第6図のように、その係合片
5a又は5bがとい本体1を構成する合成樹脂層
にその抜け方向で強固に係合され、とい本体1に
対して耳部2が一体化されたものとなる。一方、
第5図のものは、舌片5の下端に長手方向複数箇
所に透孔5cを形成したものであり、これによれ
ば、舌片5をとい本体1に埋設することによつ
て、第7図のように、とい本体1を構成する合成
樹脂が上記透孔5cに入り込むので、第3図及び
第4図で説明したものと同様に、舌片5ととい本
体1が抜け方向で強固に係合され、両者が一体化
されたものとなる。このように、舌片5の下端に
係合片又は透孔を設けて、該部分がとい本体1に
埋設されるようにしているので、とい本体1から
耳部2が脱落することは皆無となる。
なお、舌片5ととい本体1との係合部の構造
は、第6図及び第7図に示されたもの以外のも
の、例えば第3図及び第4図で説明した係合片5
a又は5bを舌片5の外方へ折り返し状に形成し
たものでも、その他舌片を1本に限らず複数本と
した構造のものでも良い。また、第2図で説明し
た雨どいAにあつては、そのとい本体1が合成樹
脂層のみから構成されており、補強用の芯材を有
していないが、この点は、とい本体1に第1図で
説明した芯材3と同一材質の芯材3′をサンドイ
ツチ状に介在しても良く、その場合に、耳部2の
舌片5ととい本体1とを係合させる手段として、
舌片5に形成した係合片を芯材に係合させる構成
とすることが可能となる。さらに、耳部2は不錆
材料にて構成する場合は問題ないが、鉄等の材料
にて構成する場合は、該耳部2にあらかじめ発錆
防止のための合成樹脂コーテイングを施しておく
ことは有益である。
は、第6図及び第7図に示されたもの以外のも
の、例えば第3図及び第4図で説明した係合片5
a又は5bを舌片5の外方へ折り返し状に形成し
たものでも、その他舌片を1本に限らず複数本と
した構造のものでも良い。また、第2図で説明し
た雨どいAにあつては、そのとい本体1が合成樹
脂層のみから構成されており、補強用の芯材を有
していないが、この点は、とい本体1に第1図で
説明した芯材3と同一材質の芯材3′をサンドイ
ツチ状に介在しても良く、その場合に、耳部2の
舌片5ととい本体1とを係合させる手段として、
舌片5に形成した係合片を芯材に係合させる構成
とすることが可能となる。さらに、耳部2は不錆
材料にて構成する場合は問題ないが、鉄等の材料
にて構成する場合は、該耳部2にあらかじめ発錆
防止のための合成樹脂コーテイングを施しておく
ことは有益である。
次に、とい本体1に耳部2の舌片5を埋設する
方法としては、とい本体1を押し出し成形しつ
つ、別途曲げ加工した耳部2の舌片5を上記とい
本体1の押し出し速度と同一速度で同一方向へ送
りながら成形金型内で該とい本体1の端縁に挿入
する方法を一例として採ることが可能である。
方法としては、とい本体1を押し出し成形しつ
つ、別途曲げ加工した耳部2の舌片5を上記とい
本体1の押し出し速度と同一速度で同一方向へ送
りながら成形金型内で該とい本体1の端縁に挿入
する方法を一例として採ることが可能である。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、とい本体から分割された耳部の舌片を上記と
い本体に埋設することによつて両者が一体化され
ているので、従来のようにとい本体と耳部との間
に成形歪が残留することはない。また、耳部はそ
れ自体単独に製作されるので、耳部の曲げ曲率が
小さくてもその曲げ加工を容易に行なうことがで
きる。さらに、耳部の舌片下端には係合片又は透
孔を形成し、該係合片又は透孔がとい本体に埋設
するように係合一体化しているので、とい本体と
耳部が確実に一体化され耳部が脱落することはな
い。
ば、とい本体から分割された耳部の舌片を上記と
い本体に埋設することによつて両者が一体化され
ているので、従来のようにとい本体と耳部との間
に成形歪が残留することはない。また、耳部はそ
れ自体単独に製作されるので、耳部の曲げ曲率が
小さくてもその曲げ加工を容易に行なうことがで
きる。さらに、耳部の舌片下端には係合片又は透
孔を形成し、該係合片又は透孔がとい本体に埋設
するように係合一体化しているので、とい本体と
耳部が確実に一体化され耳部が脱落することはな
い。
さらに第2図に示した実施例のように、とい本
体1の端縁と耳部2との間に隙間Sを形成してお
けば、この隙間S部分において舌片5を曲げるこ
とによつて、とい本体1の彎曲曲率を変えずに、
つまり水路面積を変えずにとい幅Lを増減調節で
きる利点もある。
体1の端縁と耳部2との間に隙間Sを形成してお
けば、この隙間S部分において舌片5を曲げるこ
とによつて、とい本体1の彎曲曲率を変えずに、
つまり水路面積を変えずにとい幅Lを増減調節で
きる利点もある。
第1図は従来の雨どいの断面図、第2図は本考
案実施例の雨どいの断面図、第3図は舌片を備え
た耳部の斜視図、第4図は同変形例の斜視図、第
5図は他の変形例の斜視図、第6図及び第7図は
舌片ととい本体の係合部の構造を説明するための
拡大した断面図である。 A……雨どい、1……とい本体、2……耳部、
3……芯材、5……舌片、5a,5b……係合
片、5c……透孔。
案実施例の雨どいの断面図、第3図は舌片を備え
た耳部の斜視図、第4図は同変形例の斜視図、第
5図は他の変形例の斜視図、第6図及び第7図は
舌片ととい本体の係合部の構造を説明するための
拡大した断面図である。 A……雨どい、1……とい本体、2……耳部、
3……芯材、5……舌片、5a,5b……係合
片、5c……透孔。
Claims (1)
- 水路を形成するとい本体の幅方向の端縁に筒状
の耳部を備えてなる雨どいにおいて、とい本体と
耳部とが分割されると共に、耳部に設けられた舌
片の下端には係合片又は透孔が形成され該舌片を
とい本体に埋設させ係合一体化させてなることを
特徴とする雨どい。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14717183U JPS6055633U (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 雨どい |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14717183U JPS6055633U (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 雨どい |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6055633U JPS6055633U (ja) | 1985-04-18 |
JPS6343310Y2 true JPS6343310Y2 (ja) | 1988-11-11 |
Family
ID=30327356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14717183U Granted JPS6055633U (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 雨どい |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055633U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5975827U (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-23 | 積水化学工業株式会社 | 雨樋 |
-
1983
- 1983-09-22 JP JP14717183U patent/JPS6055633U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6055633U (ja) | 1985-04-18 |
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