JPS6342602Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6342602Y2
JPS6342602Y2 JP1982057711U JP5771182U JPS6342602Y2 JP S6342602 Y2 JPS6342602 Y2 JP S6342602Y2 JP 1982057711 U JP1982057711 U JP 1982057711U JP 5771182 U JP5771182 U JP 5771182U JP S6342602 Y2 JPS6342602 Y2 JP S6342602Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tube
speaking tube
speaking
microphone
main body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982057711U
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English (en)
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JPS58161342U (ja
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Publication date
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Priority to JP1982057711U priority Critical patent/JPS58161342U/ja
Publication of JPS58161342U publication Critical patent/JPS58161342U/ja
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Publication of JPS6342602Y2 publication Critical patent/JPS6342602Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は携帯無線電話機の構造に関する。
従来、マイクロホンとスピーカを有する携帯無
線電話機においては、スピーカを耳に近い位置に
もつてきた時に、マイクロホンが口に近い位置に
くるような配置となつてくる。したがつてスピー
カが耳に近い位置にあるために、微弱な音声でも
聞きとることができると同時に、その状態でマイ
クロホンが口に近い位置にくるため、口から発せ
られる音声が、周囲で発生している雑音よりも明
確にマイクロホンに伝達される構造となつてい
る。
一般に、携帯無線電話機においては、その運搬
性を考えた場合にはできるだけ小型化されること
が望ましく、できる限り簡単にしかも容易に服の
ポケツト等に収納できることが望まれる。このよ
うな小型でかつ個人が自由に持ち運べるような携
帯型の電話機は、通信情報端末機の究極の姿と考
えられ、盛んに実用化研究開発がなされてきてい
る。
しかるに近年になつて、集積回路や小型化電池
の進歩により、ワイシヤツのポケツトに収納でき
るような小型の携帯無線電話機の実現もそう遠く
ない時期に可能となつてきた。
このとき問題となるのは、従来より発表されて
いる携帯無線電話機においては、マイクロホンと
スピーカの配置を、前述のごとく、通話者の口と
耳の近くに設定しているため、どうしても装置自
身が細長くなるという傾向を有し、全長は15セン
チメートルをゆうに越している例も見られる。
このような構造の携帯無線電話機では、簡単に
ワイシヤツのポケツト等に収納するには難がある
と考えられ、どうしてもより小型でしかも全長の
短い携帯無線電話機の実現が望まれることにな
る。それでは、携帯無線電話機を単に小型化する
ことにより、耳にスピーカ部のみがあたるような
構造の電話機とした場合には、口からマイクロホ
ンまでがはなれてしまうために、マイクロホンに
音声が達するまでの間に周囲からの雑音がはいり
こみ、通信品質の劣化を招くという欠点を生ず
る。
本考案は、前記の欠点を解決し、かつ小型で収
納性の優れた携帯無線電話機の実現のためになさ
れたものである。本考案によれば、携帯無線電話
機に伝声管を有し、通話使用時にこの伝声管を引
き出して使用し、通話しない時には、電話機本体
に収納することにより、上記欠点を解決すること
ができる。
以下に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図は、本考案の一実施例である。
第1図は、伝声管2とスピーカ部3を含み、伝
声管2を引き出した状態の電話機本体1を示す図
面である。9はダイヤル部を示す。スピーカ部3
を耳にあてた状態で、伝声管の入力部4が口に近
い位置となるような状態とすることにより、話し
声が周囲の雑音等にかき消されることなく伝声管
の入力部4より入力される。伝声管2の出し入れ
は電話機本体1に設けられている穴8を通して行
われる。
第2図は内部構造の平面断面図であつて、伝声
管を引き出した状態を示す。伝声管2は中空とな
つているため、伝声管の入力部4よりはいる音声
は、周囲の雑音の混入が少くて、伝声管の出力部
5に伝わる。伝声管の出力部5に伝わつた音声
は、遮蔽のほどこされた伝声管収納部6の中を伝
わり、マイクロホン7に到達する。
第3図は、伝声管2を伝声管収納部6に収納し
た状態の電話機本体1の平面断面図である。伝声
管収納部6は、伝声管2の大きさがはいる容積を
もち、電話機本体1に収納した状態では、小型で
持ち運びのしやすい構造となる。
通常、通話時において、一度伝声管2を引き出
して口の位置近くにセツトしてしまえば、スピー
カ部3を耳にあてた状態で同時に送話もできる状
態となり、しかも片手で取り扱いができる。逆
に、携帯無線電話機を使用しない場合や待ち受け
時には、伝声管2を電話機本体1にスライドさせ
てしまい込んでおくことが可能な構造となつてい
る。
さらに、伝声管2が電話機本体1からぬけ落ち
てしまわないように、本体にあけた穴8の径より
も太くなるように段差が設けられている。また、
伝声管2と穴8とのすき間を縮めることにより電
話機本体1との一体性がよい構造となつている。
伝声管2は金属パイプのようなものを利用する
こともできるが、携帯無線電話機のように使用時
に誤つて落下するような場合を考慮して、適当な
硬度のゴムや合成樹脂のパイプを使用することも
できる。
また、伝声管2の先端は、第1図のように、通
話者の口の方向に向くように適度な折り曲げをつ
けることも、雑音侵入の防止対策として効果があ
る。
さらに先端の曲げられた伝声管2に対し、この
先端が自由に角度を変えられ易いように構造を工
夫すれば、雑音侵入防止の効果をより以上に上げ
ることも可能となる。
また伝声管2を出し入れする機能を利用する方
法として、この伝声管2の一部に切替スイツチ機
構を設けることも可能であり、例えばこのスイツ
チを利用して、オンフツク信号を発信するような
使用法も、容易に実現することができる。
本発明は以上説明したように、携帯無線電話機
本体1に伝声管2を付属し、通話時において本体
より伝声管2を引き出し、伝声管2の入力部4を
口の近くの位置にもつてくることにより、周囲の
雑音の混入を防ぎ、話し声をより明確にマイクロ
ホン7に伝達できる。さらに、使用しない場合あ
るいは待ち受けの状態では、伝声管2を電話機本
体1に収納できるので小型化がはかれ、しかも全
長の短い携帯無線電話機を実現できるので、服の
ポケツト等に収納し易い、いわゆる運搬性や収納
性に優れた携帯無線電話機を構成できる点で、そ
の効果が大である。
また本考案では、伝声管と伝声管収納部はテレ
スコープ状に伸縮自在となつており、しかも伝声
管がどのような位置にあつても内蔵マイクに対し
音声を伝達できる構成となつているため、利用者
は受話器と伝声管の間隔を任意に設定出来るので
あり、子供や女性、あるいは男性など利用者毎に
異なる個々のサイズに合わせてその間隔を設定で
き、通話品質を良好に保つことが可能である。ま
た、周囲の騒音の状態などによつて、送話口をよ
り口に近付けて通話品質を保つことも出来る利点
もある。
上述の実施例では、特定形状、特定配置の伝声
管について述べたが、伝声管の形状や配置は上述
の実施例のものに限定されるものではなく、その
他の形状や配置であつても、この考案の目的を満
足する限り、その効果が発揮されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、伝声管を引き出した状態での携帯無
線電話機本体の外観斜視図。第2図は、伝声管を
引き出した状態での電話機本体の平面断面図。第
3図は、伝声管を収納した状態での電話機本体の
平面断面図。 1……電話機本体、2……伝声管、3……スピ
ーカ部、4……伝声管入力部、5……伝声管出力
部、6……伝声管収納部、7……マイクロホン、
8……穴、9……ダイヤル部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内蔵マイクを有する携帯無線電話機であつて、
    該携帯無線電話機本体に、引き出しおよび収納が
    自在で、音声を前記内蔵マイクに伝達する伝声管
    と、該伝声管を収納し該伝声管を引き出す側と反
    対側の端部に前記内蔵マイクを設けた伝声管収納
    部を有することを特徴とする携帯無線電話機。
JP1982057711U 1982-04-22 1982-04-22 携帯無線電話機 Granted JPS58161342U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982057711U JPS58161342U (ja) 1982-04-22 1982-04-22 携帯無線電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982057711U JPS58161342U (ja) 1982-04-22 1982-04-22 携帯無線電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58161342U JPS58161342U (ja) 1983-10-27
JPS6342602Y2 true JPS6342602Y2 (ja) 1988-11-08

Family

ID=30068142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982057711U Granted JPS58161342U (ja) 1982-04-22 1982-04-22 携帯無線電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58161342U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58997Y2 (ja) * 1978-06-15 1983-01-08 日本電気株式会社 携帯用通信機の筐体構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58161342U (ja) 1983-10-27

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