JPS6342329Y2 - - Google Patents

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JPS6342329Y2
JPS6342329Y2 JP2128882U JP2128882U JPS6342329Y2 JP S6342329 Y2 JPS6342329 Y2 JP S6342329Y2 JP 2128882 U JP2128882 U JP 2128882U JP 2128882 U JP2128882 U JP 2128882U JP S6342329 Y2 JPS6342329 Y2 JP S6342329Y2
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JP
Japan
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output device
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vehicle
voltage
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JP2128882U
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JPS58123314U (ja
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の各種運行データを出力する
ための出力装置を搭載した運行記録装置に関する
ものである。
近年、自動車には各種の電子装置が搭載される
ようになり、安全性、経済性、快適性において、
様々な効果を発揮している。中でも車速信号やエ
ンジン回転数などの各種信号をとり込みそれらを
分析、処理してその結果を直接車載した出力装置
に出力する運行記録装置がある。
第1図はこの種従来装置の一例のブロツク図
で、1は自動車のセンサー群であり、たとえば車
速センサ11やエンジン回転数センサ12などか
らなる。2は情報処理装置(以下CPUと称す)
であり、センサー群1からの情報をとり込み、決
められた通りのデータ処理を行ない、また必要な
情報内容についてはこれを記憶し、更には出力装
置3を駆動し、所定の様式で運行データを出力す
る機能を有している。例えば車速信号11がパル
ス状の信号でその周波数が車速に比例しているよ
うな場合、パルスの数をカウントすれば走行距離
が得られ、パルスの周期を計測すれば車速が得ら
れる。また図示していないが、自動車の情報源1
に燃料流量センサを備えると上記走行距離データ
と共に燃料消費率等も算出できる。4は出力スイ
ツチでこれを操作すればCPU1は上述の種々の
運行データを所定の様式で出力装置3に出力す
る。
さて、このような従来装置においては次のよう
な不具合を生じる恐れがあつた。すなわち出力装
置3はその種類(プリンタ磁気テープ、磁気デイ
スクなど)を問わず可動部分を伴うものが多く、
しかも複雑な機構設計が成されていることが多
い。従つて、走行中の自動車内のように、苛酷な
振動条件下で出力装置3を作動させることは出力
装置内部でも共振等により新たな振動現象が発生
し、誤動作や、出力装置3の故障といつた事態も
起こりかねない。
この考案は上記のような難点の解消を目的とし
てなされたもので、走行中のような振動条件下で
は、出力装置を作動させないように規制する装置
を設けたものである。
第2図はこの考案の一実施例のブロツク図で、
5は入力信号の周波数に比例した電圧を出力する
F/V変換器、6は電圧比較器、7はアナログス
イツチである。
次に動作について説明する。今自動車が走行中
には自動車の情報源1の中の車速センサ11から
は連続したパルスが発生しCPU2およびF/V
変換器5に送出される。CPU2に入つたパルス
は内部で所定の演算、処理が行なわれ、一方F/
V変換器5に入つたパルスは内部で周波数に比例
した値の電圧信号に変換され、車速パルスが流入
している間はF/V変換器5の出力電圧aは正の
電圧が出力される。
次にこの出力電圧aは次の電圧比較器6に入
る。電圧比較器6は入力電圧aが0より大ならば
出力に“0”を逆に入力電圧aが0以下ならば出
力に“1”を発生するよう構成してあり、従つ
て、走行中は電圧比較器6の出力bは“0”の状
態にある。次段のアナログスイツチ7は公知のと
おり、制御入力bが“0”ならば端子cと端子d
間を電気的に遮断し、逆に制御入力bが“1”な
らば端子cと端子d間を接続するよう構成されて
いる。従つて、走行中であれば端子cと端子d間
は遮断される。
このような条件下では出力スイツチ4を操作し
てもCPU2は出力指令を受け付けず従つて出力
装置3が作動することはない。次に、自動車が停
止しており車速信号が発生していないときの上述
の各信号状態を見ると、F/V変換器5の出力電
圧aは0V、電圧比較器6の出力bは“1”、であ
るからアナログスイツチ7は導通状態でc−d間
は電気的につながつている。従つて自動車が停止
時には出力スイツチ4の操作はCPU2に受け付
けられCPU2は所定の様式で運行データを出力
装置3に出力する。このようにして走行中の振動
条件下での出力装置3の動作を禁止でき、出力装
置3の信頼性の向上を図ることができる。
第3図はこの考案の他の実施例のブロツク図
で、8は第2のF/V変換器、9は第2の電圧比
較器、10はAND回路である。次に動作につい
て説明する。自動車が停止中は第1の電圧比較器
6の出力bは“1”である。しかし自動車が停止
中であつてもエンジンが回転していれば、エンジ
ン回転数センサ12の発生パルスによつて、第2
のF/V変換器8の出力eにはその流入パルスの
周波数に比例した電圧が発生し、第2の電圧比較
器9の出力fは“0”となる。このような場合、
次段のAND回路10の出力gは“0”となりア
ナログスイツチ7は導通せず、結果として、出力
スイツチ4の操作はCPU2に受け付けられず、
出力装置3は作動しない。出力装置3が作動する
ためには、AND回路10の出力gが“1”にな
ることすなわち、車速センサ11からもエンジン
回転数センサ12からもともに信号が出力されて
いないことが必要となる。この実施例では自動車
が停止中でかつエンジンも停止中のみ出力装置3
が駆動される運行記録装置が構成できるので、出
力装置3が振動条件下で動作するようなことは無
く、装置全体の信頼性が一層向上する。
上記実施例では車速信号とエンジン回転数信号
の有無をF/V変換器と電圧比較器で構成する例
を示したがこれを別の手段で行なつても良く、た
とえばエンジン回転数の有無の検出では自動車の
発電機系に装着されているボルテージレギユレー
タのL端子またはK端子(これらの端子には発電
機が回転中すなわちエンジンが回転中には所定の
直流電圧が発生する)でも良い。要するに走行中
であるか否か、およびエンジンが回転中であるか
否かを検出できれば良い。
なお上記実施例では車速信号とエンジン回転数
信号の有無を外部回路で検出する例を示したが、
直接CPU2内で両信号の有無を検知し、出力装
置3の作動の是非を判断するようにしても良い。
第4図はその処理手順の一例を示すフローチヤー
トである。同図により、出力スイツチが投入され
ても車速信号とエンジン回転数信号がともに0の
ときのみ出力処理作業が実行されることが分か
る。
更には上記いづれの実施例においても、出力ス
イツチ4の操作を外部回路もしくはソフトウエア
の判断により、有効または無効とする構成をとつ
ているが、これとは別に出力装置の駆動に係わる
信号ライン、例えば出力装置用電源又は出力装置
起動信号などを車速信号またはエンジン回転数信
号の条件で制御する構成をとつても良い。すなわ
ち出力装置3自体の作動を停止することによつて
実質的に情報処理装置の出力動作を禁止するよう
にしてもよい。
この考案は自動車の運行情報を出力するための
出力装置を搭載した運行記録装置において、自動
車の走行、停止を弁別する手段と、当該自動車の
走行中は上記出力装置の作動を禁止する制御装置
とを備えたことを特徴とするもので、出力装置を
走行停止時さらにはエンジン停止時のみ作動可能
に構成したので、故障しにくい、信頼性の高い運
行記録装置を構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の運行記録装置の構成を示すブロ
ツク図、第2図はこの考案の一実施例のブロツク
図、第3図はこの考案の他の実施例のブロツク
図、第4図はこの考案の更に他の実施例の処理手
段を示すフローチヤートである。 図において、1は自動車のセンサー群、2は情
報処理装置、3は出力装置、4は出力スイツチ、
5はF/V変換器、6は電圧比較器、7はアナロ
グスイツチ、8はF/V変換器、9は電圧比較
器、10はAND回路、11は車速センサ、12
はエンジン回転数センサである。図において、同
一符号はそれぞれ同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の運行情報をとり込み、データ処理を行
    ない、必要な情報を記憶し出力する情報処理装置
    を有する運行記録装置において、自動車の停止状
    態を運行情報より弁別する手段と、当該自動車が
    停止状態にない場合は上記情報処理装置の出力動
    作を禁止する制御装置とを備えたことを特徴とす
    る運行記録装置。
JP2128882U 1982-02-16 1982-02-16 運行記録装置 Granted JPS58123314U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2128882U JPS58123314U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 運行記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2128882U JPS58123314U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 運行記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58123314U JPS58123314U (ja) 1983-08-22
JPS6342329Y2 true JPS6342329Y2 (ja) 1988-11-07

Family

ID=30033419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2128882U Granted JPS58123314U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 運行記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58123314U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58123314U (ja) 1983-08-22

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