JPS6342262B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342262B2 JPS6342262B2 JP52123310A JP12331077A JPS6342262B2 JP S6342262 B2 JPS6342262 B2 JP S6342262B2 JP 52123310 A JP52123310 A JP 52123310A JP 12331077 A JP12331077 A JP 12331077A JP S6342262 B2 JPS6342262 B2 JP S6342262B2
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- Japan
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- magnetic
- emulsion
- water
- fluid
- magnetic fluid
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- Expired
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Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
本発明は磁性粒子を疎水性もしくは親水性液体
に分散した磁性流体を分散質とし、親水性もしく
は疎水性流体を分散媒とするエマルジヨン中の分
散質を磁力で選択的に偏在化させて、この偏在化
した分散質を多孔性の支持体に担持させる画像記
録方法に関するものである。 従来から画像記録方法として、静電記録，
Xerox法，電子写真法，インクジエツト法など多
くのものが知られているが、情報記録装置に必要
な機能である。きれいなハードコピーが低電力で
手早く安定に、かつ低コストで得られる点を満足
できるものがない。 また、磁性流体のみを用いる特公昭52−8657，
51−15419がある。しかし、これらはノズルを用
いるので高密度化が難しく、また電気的吸引のた
めに高圧を要する欠点がある。 本発明は上記従来技術の欠点を改良するものと
して磁性流体のエマルジヨンで、このエマルジヨ
ンのユニークな特性で前記必要な機能を併せもつ
記録方法を提供するものである。 まず本発明の原理について第１図とともに説明
する。１は磁性流体の水中油滴形エマルジヨンで
この中の５は水やアルコール系の親水性流体、２
は分散質でこれは油性流体４中にマグネタイト
（Fe3O4）等の磁性微粒子（100〜150Å径）３を
界面活性剤で懸だくさせたものである。ここで２
は外部磁界に対し磁性粒子と同様にふるまうとと
もに、繊維質又は多孔性の材料に対してきわめて
吸着しやすい性質を示す。この磁性流体エマルジ
ヨンを磁化された支持シート６，７上に接触させ
ると、水中油滴エマルジヨン１の分散質２は磁化
されたシート６の磁気によつて吸引され、水中油
滴形エマルジヨン１の中で偏在化する。例えば支
持シート６は疎水性の表面をもつもので、支持シ
ート６と１を矢印の方向に相対的に移動させる
と、水中油滴エマルジヨン１中の分散質２が集ま
つて８のように付着し支持シート６上の磁気模様
が可視化される。この状態で６上に普通の紙のよ
うな繊維質材料を重ね合せると前記の磁性流体の
性質により付着物８が紙に速やかに転写されハー
ドコピーを得る。あるいは支持シートが７のよう
に疎水性の多孔質又は繊維質であると、磁気によ
り水中油滴エマルジヨン１の中で偏在化した分散
質２はただちに支持シート７に吸収又は吸着さ
れ、７上に９のようになつて画像を形成する。 ここで６，７いずれの場合も、水中油滴エマル
ジヨン１中の親水性流体は６，７がともに疎水性
の吸油体なのでそれぞれの表面に吸収又は吸着す
ることはなく、磁性流体のみが、支持シートに吸
収又は吸着されて画像を形成する。 なお磁性粒子の分散媒とエマルジヨンの分散媒
とは互いに混ざらず、共に不揮発性に近い方が都
合が良い。また上記説明においては磁性粒子を疎
水性液体に分散した磁性流体を分散質，親水性流
体を分散媒とするエマルジヨンを用いたが、この
逆に磁性粒子を水の中に分散した磁性流体を分散
質として、それを油の中に分散して、いわゆる油
中水滴形もよい。このとき支持シートは親水性に
する必要がある。 次に具体例について説明する。 実施例 １ 第２図は転写形の記録装置であつて、画信号１
３はライン形磁気ヘツド１０によつて疎水面をも
つ磁気ドラム６上に磁気パターンに変換される。
次にこのパターンは水中油滴形磁性流体エマルジ
ヨン〔（マグネタイト＋流パラ）／水〕１′で８の
ように可視化され、シート１１上に転写される。
１２はクリーナーである。この装置によつて高品
質の画像を普通紙上に高速に得て、かつ転写直後
のハードコピーを手で触つても手指の汚染や画質
の劣化は全く認められなかつた。 実施例 ２ 第３図は直接記録形の記録装置であつて、画信
号１３はライン形磁気ヘツド１０で磁力に変換さ
れ、この磁力で水中油滴形磁性流体エマルジヨン
〔（マグネタイト＋流パラ）／水〕と接する面が疎
水化処理された紙支持体１４上に１′中の磁性流
体を偏在化させると同時に吸収又は吸着させ８の
ように可視画像に変換される。この装置によつて
第２図装置と同等のハードコピーをより簡単に得
られる。 実施例 ３ 第３図の装置で水中油滴形磁性流体エマルジヨ
ン１′として水中油滴形磁性流体エマルジヨン
〔（マグネタイト＋水／流パラ〕を１４としてすぐ
乾く程度に約20〜40％の水分をもたせた紙を用い
て、実施例１，２と同様にハードコピーを得た。 以下他の実施例を表に示す。なお、表中の磁性
流体の加熱減量割合は乾燥の度合を示し、120℃
で300時間加熱したときの重量変化を示している。
またＭはマグネタイトを示す。
に分散した磁性流体を分散質とし、親水性もしく
は疎水性流体を分散媒とするエマルジヨン中の分
散質を磁力で選択的に偏在化させて、この偏在化
した分散質を多孔性の支持体に担持させる画像記
録方法に関するものである。 従来から画像記録方法として、静電記録，
Xerox法，電子写真法，インクジエツト法など多
くのものが知られているが、情報記録装置に必要
な機能である。きれいなハードコピーが低電力で
手早く安定に、かつ低コストで得られる点を満足
できるものがない。 また、磁性流体のみを用いる特公昭52−8657，
51−15419がある。しかし、これらはノズルを用
いるので高密度化が難しく、また電気的吸引のた
めに高圧を要する欠点がある。 本発明は上記従来技術の欠点を改良するものと
して磁性流体のエマルジヨンで、このエマルジヨ
ンのユニークな特性で前記必要な機能を併せもつ
記録方法を提供するものである。 まず本発明の原理について第１図とともに説明
する。１は磁性流体の水中油滴形エマルジヨンで
この中の５は水やアルコール系の親水性流体、２
は分散質でこれは油性流体４中にマグネタイト
（Fe3O4）等の磁性微粒子（100〜150Å径）３を
界面活性剤で懸だくさせたものである。ここで２
は外部磁界に対し磁性粒子と同様にふるまうとと
もに、繊維質又は多孔性の材料に対してきわめて
吸着しやすい性質を示す。この磁性流体エマルジ
ヨンを磁化された支持シート６，７上に接触させ
ると、水中油滴エマルジヨン１の分散質２は磁化
されたシート６の磁気によつて吸引され、水中油
滴形エマルジヨン１の中で偏在化する。例えば支
持シート６は疎水性の表面をもつもので、支持シ
ート６と１を矢印の方向に相対的に移動させる
と、水中油滴エマルジヨン１中の分散質２が集ま
つて８のように付着し支持シート６上の磁気模様
が可視化される。この状態で６上に普通の紙のよ
うな繊維質材料を重ね合せると前記の磁性流体の
性質により付着物８が紙に速やかに転写されハー
ドコピーを得る。あるいは支持シートが７のよう
に疎水性の多孔質又は繊維質であると、磁気によ
り水中油滴エマルジヨン１の中で偏在化した分散
質２はただちに支持シート７に吸収又は吸着さ
れ、７上に９のようになつて画像を形成する。 ここで６，７いずれの場合も、水中油滴エマル
ジヨン１中の親水性流体は６，７がともに疎水性
の吸油体なのでそれぞれの表面に吸収又は吸着す
ることはなく、磁性流体のみが、支持シートに吸
収又は吸着されて画像を形成する。 なお磁性粒子の分散媒とエマルジヨンの分散媒
とは互いに混ざらず、共に不揮発性に近い方が都
合が良い。また上記説明においては磁性粒子を疎
水性液体に分散した磁性流体を分散質，親水性流
体を分散媒とするエマルジヨンを用いたが、この
逆に磁性粒子を水の中に分散した磁性流体を分散
質として、それを油の中に分散して、いわゆる油
中水滴形もよい。このとき支持シートは親水性に
する必要がある。 次に具体例について説明する。 実施例 １ 第２図は転写形の記録装置であつて、画信号１
３はライン形磁気ヘツド１０によつて疎水面をも
つ磁気ドラム６上に磁気パターンに変換される。
次にこのパターンは水中油滴形磁性流体エマルジ
ヨン〔（マグネタイト＋流パラ）／水〕１′で８の
ように可視化され、シート１１上に転写される。
１２はクリーナーである。この装置によつて高品
質の画像を普通紙上に高速に得て、かつ転写直後
のハードコピーを手で触つても手指の汚染や画質
の劣化は全く認められなかつた。 実施例 ２ 第３図は直接記録形の記録装置であつて、画信
号１３はライン形磁気ヘツド１０で磁力に変換さ
れ、この磁力で水中油滴形磁性流体エマルジヨン
〔（マグネタイト＋流パラ）／水〕と接する面が疎
水化処理された紙支持体１４上に１′中の磁性流
体を偏在化させると同時に吸収又は吸着させ８の
ように可視画像に変換される。この装置によつて
第２図装置と同等のハードコピーをより簡単に得
られる。 実施例 ３ 第３図の装置で水中油滴形磁性流体エマルジヨ
ン１′として水中油滴形磁性流体エマルジヨン
〔（マグネタイト＋水／流パラ〕を１４としてすぐ
乾く程度に約20〜40％の水分をもたせた紙を用い
て、実施例１，２と同様にハードコピーを得た。 以下他の実施例を表に示す。なお、表中の磁性
流体の加熱減量割合は乾燥の度合を示し、120℃
で300時間加熱したときの重量変化を示している。
またＭはマグネタイトを示す。
【表】
以上のように本発明の画像記録方法によれば、
鮮明なハードコピーを低電力で手早く安定に低コ
ストで得られる。すなわち、ゼロツクス法や電子
写真法ではコロナチヤージのための高圧源が必要
でかつ定着のための加熱や加圧さらには乾燥操作
も必要であつたが本発明では原理の項で説明した
ようにこれらが一切不要であるから機器が低コス
トになり、かつ安定性と高速性はこれら従来法の
長所を活かしている。また、感熱法や通電記録法
に比べ、ハードコピーの質がきわめて高く、かつ
画像の安定性は原理的に高い。さらに、磁性流体
は磁気インクの一種であるから、ハードコピーを
磁気的に読み取ることもきわめて容易である。 保守面についていえば、第１表のように加熱減
量が10％以下の磁性流体をもちい、かつエマルジ
ヨンの分散媒にも不乾性のものを用いると消耗量
の補充のみとなり、１年以上のメインテナンスフ
リーの効果がある。
鮮明なハードコピーを低電力で手早く安定に低コ
ストで得られる。すなわち、ゼロツクス法や電子
写真法ではコロナチヤージのための高圧源が必要
でかつ定着のための加熱や加圧さらには乾燥操作
も必要であつたが本発明では原理の項で説明した
ようにこれらが一切不要であるから機器が低コス
トになり、かつ安定性と高速性はこれら従来法の
長所を活かしている。また、感熱法や通電記録法
に比べ、ハードコピーの質がきわめて高く、かつ
画像の安定性は原理的に高い。さらに、磁性流体
は磁気インクの一種であるから、ハードコピーを
磁気的に読み取ることもきわめて容易である。 保守面についていえば、第１表のように加熱減
量が10％以下の磁性流体をもちい、かつエマルジ
ヨンの分散媒にも不乾性のものを用いると消耗量
の補充のみとなり、１年以上のメインテナンスフ
リーの効果がある。
第１図は磁性流体エマルジヨンを用いる本発明
の記録原理を示す図、第２図は本発明の記録方法
の一実施例の転写形装置のモデル図、第３図は本
発明の記録方法の異なる実施例の直接記録形のモ
デル図である。 １……水中油滴形エマルジヨン、２……分散
質、３……磁性微粒子、４……油性流体、５……
親水性流体、６，７……シート、８……付着物。
の記録原理を示す図、第２図は本発明の記録方法
の一実施例の転写形装置のモデル図、第３図は本
発明の記録方法の異なる実施例の直接記録形のモ
デル図である。 １……水中油滴形エマルジヨン、２……分散
質、３……磁性微粒子、４……油性流体、５……
親水性流体、６，７……シート、８……付着物。
Claims (1)
- １ シリコンオイル、ジペンタエリスリトールエ
ステル、ピロメリツト酸エステルの少なくとも一
種からなる第１の液体、水もしくはアルコールで
ある第２の液体のうちいずれか一方の液体中に分
散した磁性流体を分散質、他方の液体を分散媒と
するエマルジヨン中の前記分散質を画像情報を担
う磁力で偏在化させ、この偏在化した磁性粒子を
多孔性の支持体に担持させる画像記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12331077A JPS5456450A (en) | 1977-10-13 | 1977-10-13 | Image recording method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12331077A JPS5456450A (en) | 1977-10-13 | 1977-10-13 | Image recording method |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5456450A JPS5456450A (en) | 1979-05-07 |
| JPS6342262B2 true JPS6342262B2 (ja) | 1988-08-22 |
Family
ID=14857368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12331077A Granted JPS5456450A (en) | 1977-10-13 | 1977-10-13 | Image recording method |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5456450A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5040617A (ja) * | 1973-08-13 | 1975-04-14 |
-
1977
- 1977-10-13 JP JP12331077A patent/JPS5456450A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5040617A (ja) * | 1973-08-13 | 1975-04-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5456450A (en) | 1979-05-07 |
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