JPS634200Y2 - - Google Patents

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JPS634200Y2
JPS634200Y2 JP1980190677U JP19067780U JPS634200Y2 JP S634200 Y2 JPS634200 Y2 JP S634200Y2 JP 1980190677 U JP1980190677 U JP 1980190677U JP 19067780 U JP19067780 U JP 19067780U JP S634200 Y2 JPS634200 Y2 JP S634200Y2
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motor
nand gate
terminal
level
flop
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はモータ、特にカメラのフイルムを自
動的に巻上げるためのモータの駆動装置に関す
る。
近年、カメラにおいてフイルムを巻上げるため
にモータが使われている。モータにトランジスタ
等のスイツチング素子が接続され、このスイツチ
ング素子の制御によりモータの回転が制御されて
いる。ここで、停止の際はモータの両端を短絡す
るが、トランジスタをスイツチング素子として用
いる場合は、トランジスタの発電電圧が飽和電圧
以下になると、短絡の効果がなくなり、低速で長
時間回転してしまう。そのため、フイルムの駒間
隔が不揃いになることがある。
この考案の目的は、正確に回転を停止させるこ
とができるモータ駆動装置を提供することであ
る。
以下、図面を参照してこの考案によるモータ駆
動装置の一実施例を説明する。第1図a,bはこ
の一実施例を含むフイルム巻上げ装置の回路図で
ある。電源端VCCがレリーズスイツチ10、コン
デンサ12、インバータ14を直列に介して
NANDゲートからなるフリツプフロツプ16の
セツト入力端に接続される。コンデンサ12の
両端はそれぞれ抵抗18,20を介して接地され
る。フリツプフロツプ16の出力端Qはコンデン
サ22、インバータ24を介してNANDゲート
からなるフリツプフロツプ26のセツト入力端
に接続される。コンデンサ22とインバータ24
の接続点は抵抗28を介して接地される。フリツ
プフロツプ16の出力端は2進カウンタ回路3
0のリセツト端Rに接続されるとともに、インバ
ータ32を介してNANDゲートからなるフリツ
プフロツプ34のリセツト入力端に接続され
る。発振器36の出力端が2進カンタ回路30の
クロツク入力端CKに接続される。カウンタ回路
30のk,l−1,l,l+1,l+2,m,n
桁目の出力信号はそれぞれ端子38,40,4
2,44,46,48,50から出力される。フ
リツプフロツプ26の出力端QがNANDゲート
52の一方入力端に接続されるとともに、インバ
ータ54、接続端子56を介してNANDゲート
58の一方入力端に接続される。カウンタ回路3
0のn桁目の出力端50がインバータ60を介し
てフリツプフロツプ34のセツト入力端に接続
される。フリツプフロツプ34の出力端が
NANDゲート52の他方入力端、アツプ/ダウ
ンカウンタ62のアツプ/ダウン切換端U/Dに
接続されるとともに、接続端子64を介して
NANDゲート58の他方入力端、NANDゲート
66の一方入力端およびインバータ68の入力端
に接続される。NANDゲート52の出力端が
NANDゲート70の一方入力端に接続されると
ともに、インバータ72を介してNANDゲート
74の一方入力端に接続される。インバータ32
の出力端がNANDゲート70,74の他方入力
端に接続される。
インバータ32の出力端、カウンタ回路30の
l桁目,l+1桁目,l+2桁目の出力端42,
44,46がNANDゲート76の入力端に接続
される。NANDゲート76の出力端がインバー
タ78を介してNANDゲート80の一方入力端
に接続される。カウンタ回路30のl−1桁目の
出力端40がNANDゲート80の他方入力端に
接続され、NANDゲート80の出力端がインバ
ータ82を介してDフリツプフロツプ84のトリ
ガ端Tに接続される。インバータ78の出力端が
抵抗86を介してNPN型トランジスタ88のベ
ースに接続される。トランジスタ88のエミツタ
は接地され、そのコレクタは定電流源90を介し
て発光ダイオード92のカソードに接続される。
発光ダイオード92のアノードは電源端VCCに接
続される。発光ダイオード92の発光を受光する
ホトダイオード94のアノード・カソードがそれ
ぞれ演算増幅器96の非反転入力端、反転入力端
に接続される。演算増幅器96の出力端が抵抗9
8を介してその反転入力端に接続されるととも
に、抵抗100を介して演算増幅器102の非反
転入力端に接続される。基準電圧端Vrefが演算増
幅器96の非反転入力端に接続されるとともに、
抵抗104を介して演算増幅器102の非反転入
力端に接続される。演算増幅器96の出力端は演
算増幅器106の非反転入力端に接続される。演
算増幅器102の出力端はダイオード108を順
方向に介してその反転入力端に接続されるととも
に、演算増幅器106の反転入力端に接続され
る。ダイオード108のカソードは抵抗110,
コンデンサ112を並列に介して基準電圧端Vref
に接続される。演算増幅器106の出力端はDフ
リツプフロツプ84の入力端Dに接続される。D
フリツプフロツプ84の出力端Qは4桁の2進カ
ウンタ114の入力端CKに接続されるとともに、
接続端116、コンデンサ118、抵抗120を
直列に介して接地される。インバータ32の出力
端がDフリツプフロツプ84、カウンタ114の
リセツト端Rに接続される。カウンタ114の3
桁目の出力端Qがアツプ/ダウンカウンタ62の
クロツク入力端CKに接続され、カウンタ114
の4桁目の出力端Qがインバータ122を介して
フリツプフロツプ26のリセツト端に接続され
る。電源端VCCが後蓋スイツチ124、インバー
タ126を直列に介してアツプ/ダウンカウンタ
62のリセツト端Rに接続される。後蓋スイツチ
124とインバータ126の接続点は抵抗128
を介して接地される。アツプ/ダウンカウンタ6
2の出力端がデコーダ130、ドライバ132を
介して表示素子134に接続される。
カウンタ回路30のk桁目の出力端38が7桁
の2進カウンタ136のクロツク入力端CKに接
続される。NANDゲート58の出力端がカウン
タ136のリセツト端Rに接続される。カウンタ
136の3桁目の出力端QがNANDゲート13
8,140の一方入力端に接続される。カウンタ
136の4桁目の出力端QがNANDゲート13
8の他方入力端に接続される。NANDゲート1
38の出力端はNANDゲートからなるフリツプ
フロツプ142のリセツト端に接続される。
NANDゲート58の出力端がインバータ144
を介してフリツプフロツプ142のセツト端に
接続される。フリツプフロツプ142の出力端Q
がNANDゲート140の他方入力端に接続され
る。NANDゲート140の出力端はNANDゲー
ト146の一方入力端、NANDゲート66の他
方入力端に接続される。インバータ144の出力
端がNANDゲート146の他方入力端に接続さ
れる。
電源端VCCがPNP型トランジスタ148,15
0,152,154,156のエミツタに接続さ
れる。NANDゲート66の出力端が抵抗158
を介してNPN型トランジスタ160のベースに
接続される。トランジスタ160のコレクタは抵
抗162を介してトランジスタ148のベースに
接続される。トランジスタ148のコレクタはモ
ータ164の一端、PNP型トランジスタ166
のコレクタおよびNPN型トランジスタ168の
コレクタに接続される。NANDゲート70の出
力端が接続端子170、抵抗172を介してトラ
ンジスタ150のベースに接続される。トランジ
スタ150のコレクタは抵抗174を介して
NPN型トランジスタ176のベースに接続され
る。トランジスタ176のコレクタはモータ16
4の他端およびトランジスタ154のコレクタに
接続される。NANDゲート146の出力端が抵
抗178を介してトランジスタ152のベースに
接続される。トランジスタ152のコレクタは抵
抗180を介してトランジスタ166のベースに
接続される。NANDゲート74の出力端が接続
端子182、抵抗184を介してトランジスタ1
56のベースに接続される。トランジスタ156
のコレクタは抵抗186,188を介してトラン
ジスタ168のベースおよびNPN型トランジス
タ190のベースにそれぞれ接続される。トラン
ジスタ190のコレクタは抵抗192を介してト
ランジスタ154のベースに接続される。トラン
ジスタ160,166,168,176,190
のエミツタは接地される。
カウンタ回路30のm桁目の出力端48が3桁
の2進カウンタ194のクロツク入力端CKに接
続される。インバータ68の出力端がNANDゲ
ート196の一方入力端に接続され、コンデンサ
118、抵抗120の接続点がインバータ198
を介してNANDゲート196の他方入力端に接
続される。NANDゲート196の出力端がカウ
ンタ194のリセツト端Rに接続される。カウン
タ194の3桁目の出力端Qがインバータ200
を介してNANDゲート202の一方入力端に接
続される。カウンタ136の7桁目の出力端Qが
インバータ204を介してNANDゲート202
の他方入力端に接続される。NANDゲート20
2の出力端がインバータ206、接続端子208
を介してフリツプフロツプ16のリセツト端に
接続される。
第2図はフイルム巻上げ機構の斜視図である。
モータ164の軸にギア210が軸止されてい
る。ギア210にはギア212が噛合されてい
る。ギア212はギア214と同軸に固定され、
ギア212の軸にはレバー216の一端が摩擦係
合されている。レバー216の他端にはギア21
8が軸支されている。ギア218に順次ギア22
0,222,224が噛合されている。ギア22
4はフイルム巻上げ軸226に軸止されている。
また、パトローネ228の軸には、ギア232の
ツメ230が嵌め込まれている。発光ダイオード
92がフイルム234の前面でパーフオレーシヨ
ンの位置に設けられる。発光ダイオード92の発
光はフイルム234あるいはパーフオレーシヨン
を介してフイルム234の後にあるフイルム押え
板で反射され、フオトダイオード94に入射され
るようになつている。
以下、この一実施例の動作を説明する。レリー
ズスイツチ10は常開スイツチであり、フイルム
の露出が終了したときに一度閉成される。スイツ
チ10が閉成されると、抵抗18、コンデンサ1
2の時定数に応じた所定期間、インバータ14の
出力信号がLレベルになる。この信号がフリツプ
フロツプ16のセツト端に供給されるので、フ
リツプフロツプ16の出力信号は第3図aに示
すようにLレベルになる。フリツプフロツプ16
のHレベルのQ出力信号がコンデンサ22、イン
バータ24を介してフリツプフロツプ26のセツ
ト端に供給されるので、フリツプフロツプ26
のQ出力信号は同図bに示すようにHレベルとな
る。
フリツプフロツプ16のLレベルの出力信号
がインバータ32を介してフリツプフロツプ34
のセツト端に供給されているので、フリツプフ
ロツプ34はリセツトが解除され、その出力端
はHレベルとなる。フリツプフロツプ26のQ出
力端もHレベルであるのでNANDゲート52の
出力端はLレベルになる。そのため、NANDゲ
ート74の出力端もLレベルとなる。これによ
り、トランジスタ156,190,154,16
8が導通状態になり、電源端VCCからトランジス
タ154、モータ164、トランジスタ168を
介して電流が流れる。モータ164はこの向きに
電流が流れると、第2図に示すように反時計方向
に回転する。そのため、ギア212が時計方向に
回転し、これによりレバー216もギア218が
ギア220に当接するまで回転する。そして、ギ
ア220,222,224を介してモータ164
の回転がフイルム巻上げ軸226まで伝達され、
フイルム234が巻上げられる。
カウンタ回路30の出力端子38,40,4
2,44,46,48,50からはそれぞれ周波
kl−1,ll+1,l+2,no
パル
ス信号が出力されている。フリツプフロツプ16
の出力信号がインバータ32を介してNAND
ゲート76に供給され、NANDゲート76の他
の入力端には周波数ll+1,l+2のパルス
信号が供給されているので、NANDゲート76
の出力信号は同図cに示すようになる。この出力
信号はTb=1/2flのパルス幅のLレベルのパルスが Ta=1/fl+2の周期でくり返えされるパルス信号 である。ここで、Ta:Tb=8:1である。これ
により、トランジスタ88がLレベルのパルスに
応じて導通し、発光ダイオード92は同図dに示
すようにパルス発光する。
このため、フイルムが検出用の光によつて露光
されるおそれはなく、同じ露光量であつても発光
の強さを強くすることができる。また、発光素子
として赤外発光素子を用いると、一層その効果が
上げる。
フオトダイオード94は発光ダイオード92の
発光がフイルム234で反射されたときは小さな
光電流を、パーフオレーシヨンを介してフイルム
押え板で反射されたときは大きな光電流を発生す
る。そのため、演算増幅器96の出力電圧は、フ
イルム234の巻上げに応じて第3図eに示すよ
うに正弦波状に変化する。演算増幅器102、ダ
イオード108、抵抗100,104,110,
コンデンサ112はピーク値検出回路を構成し、
この回路は演算増幅器96の出力電圧の最大値を
抵抗100,104で1/aに分圧した値をコン
デンサ112の充電電圧として記憶する。この記
憶値を同図eに破線で示す。抵抗110はコンデ
ンサ112の放電用の抵抗であり、このCR時定
数は1駒のフイルムの巻上げ時間に比べて無視で
きるよう充分大きく設定されている。コンデンサ
112は最初は充電されていないが、最初のTa
の期間に演算増幅器96の出力電圧の1/aの値
に充電される。そのため、演算増幅器106の出
力電圧は発光ダイオード92が発光している間の
みHレベルになる。カウンタ回路50のl−1桁
目の出力端40がNANDゲート80の一方入力
端に供給されているので、Dフリツプフロツプ8
4は発光ダイオード92の発光時間の半分の時点
で演算増幅器106の出力信号を読込む。
このように、Dフリツプフロツプを用いて発光
素子が発光している間に、受光素子の光信号を読
込むため、比較器の発振および受光回路の雑音の
影響を小さくすることができる。ピーク値検出回
路を用いているため、1回(1駒)のフイルム巻
上げ時間中に発光素子の発光の強さが大きく変化
しなければよく、定電流源も電源電圧に対してあ
る程度変化してもよく設計の自由度が大きい。さ
らに、温度による発光、受光素子の特性の変化も
無視しうる。
フイルムの巻上げが進み最初のパーフオレーシ
ヨンが過ぎると、演算増幅器96の出力は下がる
が、この出力のピーク値の1/aがコンデンサ1
12に記憶され演算増幅器106の反転入力端に
供給されている。演算増幅器96の出力は演算増
幅器106の非反転入力端に供給されているの
で、演算増幅器106の出力信号は第3図fに示
すように、演算増幅器96の出力がそのピーク値
の1/a以下になるとLレベルになり、ピーク値
以上のときはHレベルとなる。すなわち、演算増
幅器106の出力信号はパーフオレーシヨンに応
じてHレベルとなるパルス信号となる。フリツプ
フロツプ16の出力信号がインバータ32を介
してDフリツプフロツプ84、カウンタ114の
リセツト端に供給されているので、フイルムの巻
上げが開始されてから発光ダイオードとフオトダ
イオード間の光路を通過したパーフオレーシヨン
の数がカウンタ114でカウントされる。今、1
駒のフイルムは8個のパーフオレーシヨンに相当
するとする。カウンタ114が8個のパーフオレ
ーシヨンを計数すると、同図gに示すように4桁
目の出力信号がHレベルになる。そのため、フリ
ツプフロツプ26のリセツト端がLレベルにな
るので、フリツプフロツプ26のQ出力信号が同
図bに示したようにLレベルになる。このため、
NANDゲート52の出力端がHレベルになり、
NANDゲート74の出力端もHレベルとなる。
また、NANDゲート70出力端はLレベルとな
る。トランジスタ154,168は非導通状態に
なり、トランジスタ150,176が導通状態に
なる。
ここで、フオトダイオード94の出力光電流は
フイルム自体の反射率や温度により異なるので、
比較器106の基準電圧は一定の値に決めておく
と誤動作することがある。そこで、この実施例の
ように、基準電圧はピーク値を分圧した電圧を使
えば、フオトダイオード94の特性が変動しても
誤動作することがない。
一方、フリツプフロツプ34の出力信号がH
レベルであるので、NANDゲート58の出力信
号がLレベルになり、カウンタ136、フリツプ
フロツプ142のリセツトが解除される。最初、
カウンタ136の出力は全てLレベルであるの
で、フリツプフロツプ142のリセツト端はH
レベルであり、フリツプフロツプ142のQ出力
信号はHレベルである。そのため、NANDゲー
ト140の出力端がHレベル、NANDゲート1
46の出力端がLレベルになるので、トランジス
タ152,166が導通状態になる。これによ
り、モータ164はトランジスタ176,166
により短絡される。モータ164は貫性により、
トランジスタ166のコレクタ側に負、トランジ
スタ176のコレクタ側に正の電圧を発生するの
で、トランジスタ166はコレクタとエミツタが
逆に接続されると、コレクタ電圧がエミツタ電圧
よりも低くなりトランジスタの特性が悪くなる。
フリツプフロツプ26のQ出力信号がLレベル
に変化すると、カウンタ136のリセツトが解除
される。カウンタ136は周波数kのパルス信号
を計数するので、カウンタ136はリセツトされ
てから4/kの時間後に3桁目の出力端をHレベ
ルとする。これにより、NANDゲート140の
出力端がLレベルになり、NANDゲート66,
146の出力端がHレベルになる。ここで、トラ
ンジスタ148,160が導通状態になる。その
結果、電源端VCCからトランジスタ148、モー
タ164、トランジスタ176を介して電流が流
れ、モータ164は巻上げ時とは逆方向に回転す
る。さらに、4/k時間後にNANDゲート13
8の出力端がLレベルに反転するので、フリツプ
フロツプ142のQ出力端がLレベルに反転す
る。そのため、NANDゲート140の出力端が
Hレベルになり、NANDゲート146の出力端
がLレベルとなり、NANDゲート66の出力端
がLレベルになる。トランジスタ148,160
が非導通状態になり、モータ164は再びトラン
ジスタ176,166により短絡される。
このようにすると、パーフオレーシヨンが8個
計数されると、モータ164は短絡され消勢され
る。これにより、モータ164の貫性によるエネ
ルギがモータ内部で消費されモータの回転数が低
下する。このエネルギがトランジスタ166,1
76の飽和電圧以下になると、トランジスタの内
部抵抗が増加してエネルギー消費はもはや行なわ
れない。そのため、4/k期間経過すると、モー
タ164に回転方向が逆になるような電圧が4/
k期間だけ加えられ、この後、モータ146が再
び短絡される。このため、モータ146は実際に
は逆方向に回転しないうちに、再び短絡される。
以上のことにより、所定のパーフオレーシヨン計
数後、正確にフイルムの巻上げが終了する。
最後に、カウンタ136はリセツトされてから
64/k時間後に7桁目の出力信号をHレベルに反
転する。そのため、NANDゲート202の出力
端がHレベルとなり、フリツプフロツプ16のリ
セツト端がLレベルとなり、フリツプフロツプ
16がリセツトされ初期状態に戻る。
ここで、パーフオレーシヨンを計数するカウン
タ114の3桁目の出力信号をアツプ/ダウンカ
ウンタ62のクロツク入力端へ供給し、フリツプ
フロツプ34の出力信号がアツプ/ダウンカウ
ンタ62のU/D制御端へ供給しているので、ア
ツプ/ダウンカウンタ62は駒数を計数する。こ
の計数値が表示素子134で表示されるので、撮
影者はフイルムの残り具合を確認することができ
る。また、カメラの後蓋をあけるとスイツチ12
4が閉成されアツプ/ダウンカウンタ62はリセ
ツトされる。
次に、全ての駒のフイルムの巻上げが終了した
場合の動作を説明する。フイルムが終了すると、
モータ164が回転してもフイルムが移動しない
ため、演算増幅器96の出力する光電流は変化し
ない。演算増幅器106の出力信号はパルス状と
ならないので、カウンタ114はカウント動作し
ない。レリーズスイツチ10が閉成されカウンタ
回路30がリセツトされてから1/2fo期間経過
すると、カウンタ回路30のn桁目の出力信号が
Hレベルとなる。フリツプフロツプ34はセツト
端がLレベルになるので、その出力信号は第
4図bに示すようにLレベルになる。同図aはフ
リツプフロツプ16の出力信号である。これに
より、NANDゲート74の出力端がHレベルと
なり、トランジスタ156,190,154,1
68は非導通状態となる。NANDゲート70の
出力端はLレベルとなり、トランジスタ150,
176は導通状態になる。また、NANDゲート
66の出力端がHレベルになるので、トランジス
タ148,160は導通状態になる。その結果、
電源端VCCからトランジスタ148、モータ16
4、トランジスタ176を介して電流が流れ、モ
ータ164は巻上げ時とは逆方向に回転される。
すなわち、第2図においてモータ164は時計方
向に回転される。ギア212が反時計方向に回転
し、レバー216もギア218がギア232と当
接するまで回転する。これにより、モータ164
の回転がギア232に伝えられ、ギア232はツ
メ230を介してパトローネ228の軸を回転し
フイルム234を巻戻す。フリツプフロツプ34
の出力信号がLレベルであるので、NANDゲ
ート58の出力信号がHレベルになりカウンタ1
36はリセツトされる。このため、カウンタ13
6の計数によるモータの停止は行なわれない。フ
イルム巻戻し中も発光ダイオード92はパルス発
光され、第4図cに示すようにパーフオレーシヨ
ンが検出されフリツプフロツプ36の出力信号が
変化するが、フリツプフロツプ34の出力端が
Lレベルであるので、NANDゲート52の出力
信号は変ることがなくモータ164の動作に影響
がない。同図cは演算増幅器96の出力パルス信
号を示す。
フイルムの巻戻し中、パーフオレーシヨンに応
じてDフリツプフロツプ84から第4図dに示す
ようにパルス信号が生じ、このパルスがインバー
タ198を介してNANDゲート196の一方入
力端に供給されているので、NANDゲート19
6の出力端からも同図eに示すようにこのパルス
信号が発生される。これにより、カウンタ194
がリセツトされる。巻上げ期間中はフリツプフロ
ツプ34の出力端がHレベルであるので、
NANDゲート196の出力信号は常にHレベル
である。
巻戻しが終了すると、フオトダイオード94の
出力信号が常に一定のレベルになり、演算増幅器
96の出力パルス信号は一定となる。演算増幅器
106の出力端が常にHレベルとなるので、イン
バータ198、NANDゲート196の出力には
パルス信号が生じなくなり、カウンタ194がリ
セツトされない。カウンタ194がカウントを開
始してから一定時間、4/fn後に、カウンタ19
4はHレベルの信号を出力する。これにより、
NANDゲート202の出力端がHレベルとなり、
フリツプフロツプ16がリセツトされ初期状態に
なる。すなわち、全てのカウンタがリセツトさ
れ、モータ164への通電が断たれる。ここで、
発光ダイオード92とフオトダイオード94を巻
上げ軸226の近傍に設置しておくと、フイルム
が全てパトローネ228の中に巻込まれる前にモ
ータの回転を停止することができる。あるいは、
この一定時間4/fnを、フオトダイオード94の
前をフイルムの終端が通過してからパトローネ2
28内に巻込まれるまでの時間より短くしておけ
ばよい。
この考案は上述した実施例に限定されることな
く、受光素子が発光素子の発光をフイルムを介し
て受光するように配設されてもよい。また、フイ
ルム巻上げ装置以外の装置に応用してもよい。ま
た、モータの駆動回路において、モータの通電方
向を反転させるために逆極性のトランジスタ16
6,168を用いているが、第5図に示すように
双方向性のトランジスタ500を用いれば1つで
もよく、構成が簡単になる。このトランジスタ5
00はエミツタとコレクタの電圧が逆転しても、
増幅度や飽和電圧が変化しないことが必要であ
る。
以上説明したようにこの考案によれば正確にモ
ータの回転を停止することができるモータ駆動装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはこの考案によるモータ駆動装置
の一実施例を応用したフイルム巻上げ装置の回路
図、第2図はその斜視図、第3図a〜gはフイル
ム巻上げの動作を示すタイムチヤート、第4図a
〜eはフイルム巻戻しの動作を示すタイムチヤー
ト、第5図はこの考案の応用例を示す回路図であ
る。 10……レリーズスイツチ、16,26,3
4,84,142……フリツプフロツプ、30,
62,114,136,194……カウンタ、9
2……発光ダイオード、94……フオトダイオー
ド、112……コンデンサ、164……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータと電源端子間に接続され前記モータを順
    方向に回転させる第1スイツチング手段と、前記
    モータの両端間に接続され前記モータを短絡させ
    る第2スイツチング手段と、前記モータと電源端
    子間に接続され前記モータを逆方向に回転させる
    第3スイツチング手段と、駆動停止信号の発生に
    応じて計時動作を開始し、第1,第2の所定時間
    が経過した時、それぞれ第1,第2時定信号を出
    力する計時手段と、駆動開始信号に応じて第1ス
    イツチング手段を作動させ、駆動停止信号に応じ
    て第1スイツチング手段を不作動にするとともに
    第2スイツチング手段を作動させ、第1時定信号
    に応じて第2スイツチング手段を不作動にすると
    ともに第3スイツチング手段を作動させ、第2時
    定信号に応じて第3スイツチング手段を不作動に
    するとともに第2スイツチング手段を作動させる
    スイツチング制御手段を具備することを特徴とす
    るモータ駆動装置。
JP1980190677U 1980-12-26 1980-12-26 Expired JPS634200Y2 (ja)

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JP2563296B2 (ja) * 1987-01-19 1996-12-11 ウエスト電気株式会社 モ−タの駆動制御装置

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