JPS6341920Y2 - - Google Patents

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JPS6341920Y2
JPS6341920Y2 JP1442586U JP1442586U JPS6341920Y2 JP S6341920 Y2 JPS6341920 Y2 JP S6341920Y2 JP 1442586 U JP1442586 U JP 1442586U JP 1442586 U JP1442586 U JP 1442586U JP S6341920 Y2 JPS6341920 Y2 JP S6341920Y2
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JP
Japan
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impeller
hollow shaft
feed
rice
main body
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JP1442586U
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JPS62128787U (ja
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はモミガラ飼料製造装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、反芻動物の粗飼料として利用されてきた
稲藁は、コンバイン等の普及により水田に切り込
むようになり、入手が困難で、モミガラが利用さ
れる傾向にある。が、モミガラは、剛毛とリグニ
ン等とをもつため、モミガラの飼料化に当たつて
は、モミガラを粉砕機により粉砕した後、成形機
によりペレツト状に成形するか、またはモミガラ
にアンモニアを添加した後、高温,高圧容器に入
れて、加工するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来、モミガラは前記のように粉砕機により粉
砕した後、成形機によりペレツト状に成形する
か、粉砕したモミガラを密封容器に入れて、醗酵
させる。或いはモミガラにアンモニアを添加した
後、高温、高圧容器に入れて、加工するようにし
ており、多くの時間と各種の機器とを必要とし
て、コスト高になるという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の問題点に対処するもので、竪型
円筒状の装置本体と、同装置本体の底部を貫通し
た中空軸と、同装置本体の下方に配設した中空軸
用回転駆動装置と、同中空軸の装置本体内上端部
に取付けた断面山型のインペラーと、同装置本体
の上部に設けた原料投入用上部蓋と、同装置本体
の底部に設けた飼料排出用下部蓋とを具えている
ことを特徴としたモミガラ飼料製造装置に係わ
り、その目的とする処は、モミガラ飼料を安価に
製造できる改良されたモミガラ飼料製造装置を供
する点にある。
(作用) 本考案のモミガラ飼料製造装置は前記のように
構成されており、中空軸用回転駆動装置を駆動し
て、中空軸とインペラーとを回転させる。またこ
のとき、中空軸の内部からインペラーの内部を経
て装置本体内へ空気を送り込む。この状態で、上
部蓋を開いて、原料、即ち、モミガラと副飼料と
しての糠、麸等、酵素、微生物、水分等を装置本
体内へ投入する。同原料は、インペラーが断面山
型に形成されていることにより効率よく撹拌され
る。このとき、装置本体内へ投入された原料は、
撹拌されながら好気性菌により醗酵していくが、
原料投入後、1〜2時間経過したら、インペラー
を停止し、送気も停止して、上部蓋を閉じる。こ
の結果、装置本体内の原料の醗酵により酸素濃度
が低下して、嫌気性菌が原料を醗酵させるように
なる。この状態を15〜40時間持続させて、、モミ
ガラ飼料を得る。またモミガラ飼料が製造された
ら下部蓋を開き、インペラーを回転させて、モミ
ガラ飼料を装置本体外へ排出する。
(実施例) 次に本考案のモミガラ飼料製造装置を第1,
2,3図に示す一実施例により説明すると、第1
図の2が装置本体(槽)の上面板、3は装置本体
の竪型円筒状側部、6が装置本体の底面板、4が
同装置本体の底面板6を貫通した中空軸、7が同
装置本体の下方に配設した中空軸用回転駆動装
置、5が同中空軸4の装置本体内上端部に取付け
た1枚または複数枚の断面山型インペラー、1が
同装置本体の上面板2に設けた原料投入用上部
蓋、8が同装置本体の底面板6に設けた飼料排出
用下部蓋で、上記インペラー5は、第2図に示す
よにインペラー前板5′とインペラー後板5″とに
より構成され、インペラー前板5′の下側縁と底
面板6との間には前部隙間10が形成され、イン
ペラー後板5″と底面板6との間には後部隙間1
1が形成され、同インペラー5内には空気通路9
が形成されて、同空気通路9が第3図に示すよう
に通気孔13を介して上記中空軸4の内部12に
連通している。また同インペラー5の上面には複
数個の板状(または棒状)の補助桟14が立設さ
れている。
次に前記第1,2,3図に示すモミガラ飼料製
造装置の作用を具体的に説明する。中空軸用回転
駆動装置7を駆動すると、中空軸4とインペラー
5とが第2図の矢印方向に回転する。またこのと
き、中空軸4の内部12から通気孔13とインペ
ラー5内とを経て装置本体内へ空気が送り込まれ
る。この状態で、上部蓋1を開いて、原料、即
ち、モミガラと副飼料としての糠、麸等、酵素、
微生物、水分等を装置本体内へ投入する。同原料
は、インペラー5により撹拌されるが、効率よく
撹拌するためには、原料を繰り返し押し上げた
り、下降させる必要があるが、このためにインペ
ラー5が断面山型に形成され、原料が回転するイ
ンペラー前板5′に沿つて繰り返し上方へ押し上
げられ、また押し上げられた原料はインペラー後
板5″に沿つて下降する。インペラー5の傾斜角
度は急な程よい。また撹拌が補助桟14でも促進
される。このとき、原料が前部間隙10からイン
ペラー5内に入るが、上記のように中空軸4の内
部12→通気孔13→インペラー5内へ供給され
た空気が後部間隙11から装置本体内へ排出され
るので、インペラー5内に入つた原料が同空気と
ともに装置本体内へ戻される。上記装置本体内へ
投入された原料は、撹拌されながら好気性菌によ
り醗酵していくが、原料投入後、1〜2時間経過
したら、インペラー5を停止し、送気も停止し
て、上部蓋1を閉じる。この結果、装置本体内の
原料の醗酵により酵素濃度が低下して、嫌気性菌
が原料を醗酵させるようになる。この状態を15〜
40時間持続させると、モミガラ飼料が得られる。
次いで下部蓋8を開き、モミガラ飼料を装置本体
外へ落下させる。このとき、インペラー5を回転
させると、装置本体内のモミガラ飼料を余すこと
なく排出できる。なお下部蓋8は、底部板6の中
央部にあるよりも側部3に近い方がインペラー5
の回転による排出が促進される。
(考案の効果) 本考案のモミガラ飼料製造装置は前記のように
中空軸回転駆動装置を駆動して、中空軸とインペ
ラーとを回転させ、また中空軸の内部からインペ
ラーの内部を経て装置本体内へ空気を送り込む一
方、上部蓋を開いて、原料、即ち、モミガラと副
飼料としての糠、麸等、酵素、微生物、水分等を
装置本体内へ投入し、断面山型のインペラーより
効率よく撹拌する。このとき、装置本体内へ投入
された原料は、撹拌されながら好気性菌により醗
酵していくが、原料投入後、1〜2時間経過した
ら、インペラーを停止し、送気も停止して、上部
蓋を閉じる。この結果、装置本体内の原料の醗酵
により酸素濃度が低下して、嫌気性菌が原料を醗
酵させるようになる。この状態を15〜40時間持続
させて、モミガラ飼料を得る。またモミガラ飼料
が製造されたら下部蓋を開き、インペラーを回転
させて、モミガラ飼料を装置本体外へ排出するの
で、1つの装置本体(槽)を使用して短い時間の
間にモミガラ飼料を製造できて、モミガラ飼料を
安価を供し得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わるモミガラ飼料製造装置
の一実施例を示す縦断側面図、第2図は第1図矢
視−線に沿う縦断側面図、第3図は中空軸の
上端部とインペラーとの結合部を示す側面図であ
る。 1……原料投入用上部蓋、2,3,6……装置
本体、2……装置本体の上部、6……装置本体の
下部、4……中空軸、5……インペラー、7……
中空軸用回転駆動装置、8……飼料排出用下部
蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 竪型円筒状の装置本体と、同装置本体の底部を
    貫通した中空軸と、同装置本体の下方に配設した
    中空軸用回転駆動装置と、同中空軸の装置本体内
    上端部に取付けた断面山型のインペラーと、同装
    置本体の上部に設けた原料投入用上部蓋と、同装
    置本体の底部に設けた飼料排出用下部蓋とを具え
    ていることを特徴としたモミガラ飼料製造装置。
JP1442586U 1986-02-05 1986-02-05 Expired JPS6341920Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1442586U JPS6341920Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1442586U JPS6341920Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62128787U JPS62128787U (ja) 1987-08-14
JPS6341920Y2 true JPS6341920Y2 (ja) 1988-11-02

Family

ID=30804400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1442586U Expired JPS6341920Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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JP (1) JPS6341920Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62128787U (ja) 1987-08-14

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