JPS6341918Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6341918Y2 JPS6341918Y2 JP1985110822U JP11082285U JPS6341918Y2 JP S6341918 Y2 JPS6341918 Y2 JP S6341918Y2 JP 1985110822 U JP1985110822 U JP 1985110822U JP 11082285 U JP11082285 U JP 11082285U JP S6341918 Y2 JPS6341918 Y2 JP S6341918Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed
- housing
- granulating
- extrusion
- blades
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 35
- 238000005469 granulation Methods 0.000 claims description 28
- 230000003179 granulation Effects 0.000 claims description 28
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 20
- 239000008188 pellet Substances 0.000 claims description 8
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 claims description 6
- 238000000227 grinding Methods 0.000 claims description 2
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 5
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 235000019688 fish Nutrition 0.000 description 2
- 241000473391 Archosargus rhomboidalis Species 0.000 description 1
- 241000555825 Clupeidae Species 0.000 description 1
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 1
- 241001600434 Plectroglyphidodon lacrymatus Species 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 241001504592 Trachurus trachurus Species 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 235000019512 sardine Nutrition 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はハマチやタイ、アジ、その他の魚養殖
用餌料を機械的に造粒加工する装置に係り、殊更
その餌料を一台の加工装置によつて、自動連続的
に押出し乍ら一定粒度の細かいペレツト状に截
断・造粒するに当り、その生状態の餌料や就中冷
凍状態の硬い餌料を、段階的に細かく且つ均一な
粒度に効率良く截断・造粒できるようにすると共
に、そのための造粒プレートや造粒刃などの交換
も容易に行なえるようにすることを主目的とする
ものである。
用餌料を機械的に造粒加工する装置に係り、殊更
その餌料を一台の加工装置によつて、自動連続的
に押出し乍ら一定粒度の細かいペレツト状に截
断・造粒するに当り、その生状態の餌料や就中冷
凍状態の硬い餌料を、段階的に細かく且つ均一な
粒度に効率良く截断・造粒できるようにすると共
に、そのための造粒プレートや造粒刃などの交換
も容易に行なえるようにすることを主目的とする
ものである。
以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構
成を詳述すると、第1〜9図はその船舶に搭載使
用する型式の餌料加工装置を表わしており、10
はアングル鋼材などから安定な直方体型に枠組み
一体化された据付フレーム、11はその中央上部
に固定設置されたホツパーであつて、第3,4図
の拡大図から明白なように、その内部が餌料の粉
砕・撹拌室Aとされている。そのホツパー11は
据付フレーム10の長手方向に沿つて細長く、且
つ断面漏斗形状を呈していると共に、その拡開す
る上方から餌料が投入されるようになつている。
成を詳述すると、第1〜9図はその船舶に搭載使
用する型式の餌料加工装置を表わしており、10
はアングル鋼材などから安定な直方体型に枠組み
一体化された据付フレーム、11はその中央上部
に固定設置されたホツパーであつて、第3,4図
の拡大図から明白なように、その内部が餌料の粉
砕・撹拌室Aとされている。そのホツパー11は
据付フレーム10の長手方向に沿つて細長く、且
つ断面漏斗形状を呈していると共に、その拡開す
る上方から餌料が投入されるようになつている。
その餌料としては、比較的安価なイワシなどの
天然動物質餌料がそのまま生餌の状態として、又
は冷凍餌の硬化状態として用いられるのであり、
必要に応じては人工餌もその粘結剤を介して混合
状態に投入される。12はその投入口の開閉蓋で
ある。
天然動物質餌料がそのまま生餌の状態として、又
は冷凍餌の硬化状態として用いられるのであり、
必要に応じては人工餌もその粘結剤を介して混合
状態に投入される。12はその投入口の開閉蓋で
ある。
13は上記粉砕・撹拌室A内に水平状態として
貫通支架された回転軸であり、そのホツパー11
の外部から油圧モーター14によつて回転駆動さ
れる。15はその圧油の切換弁、16は減速機を
示している。その回転軸13の中央位置には、複
数枚(図例では4枚づつの合計8枚)の回転粉砕
刃17が並列状態に固定されており、これと対応
するようにホツパー11の内壁面から突設された
固定粉砕刃18との相互間で、餌料を或る程度の
ランダムな形状・大きさに挟み切る如く、剪断し
得るようになつている。19はその固定粉砕刃1
8の複数枚の共通に取付けるための取付板であ
り、ホツパー11における内壁面の就中底面付近
に溶接されている。
貫通支架された回転軸であり、そのホツパー11
の外部から油圧モーター14によつて回転駆動さ
れる。15はその圧油の切換弁、16は減速機を
示している。その回転軸13の中央位置には、複
数枚(図例では4枚づつの合計8枚)の回転粉砕
刃17が並列状態に固定されており、これと対応
するようにホツパー11の内壁面から突設された
固定粉砕刃18との相互間で、餌料を或る程度の
ランダムな形状・大きさに挟み切る如く、剪断し
得るようになつている。19はその固定粉砕刃1
8の複数枚の共通に取付けるための取付板であ
り、ホツパー11における内壁面の就中底面付近
に溶接されている。
その場合、回転粉砕刃17は平板形態を呈して
おり、その4枚づつが何れもボス20から180度
の一直線状をなす如く、且つすべて同一方向を指
向するように派出されているけれども、その枚数
や配列形態、派出方向性などは勿論図例のものに
限らない。21はキー、22は固定用の押しボル
ト、Fは上記回転軸13の回転方向を示してい
る。
おり、その4枚づつが何れもボス20から180度
の一直線状をなす如く、且つすべて同一方向を指
向するように派出されているけれども、その枚数
や配列形態、派出方向性などは勿論図例のものに
限らない。21はキー、22は固定用の押しボル
ト、Fは上記回転軸13の回転方向を示してい
る。
又、23は回転粉砕刃17におけるボス20の
両端部から、その回転軸13と一体に回転するよ
うに延出された左右一対の撹拌羽根であつて、そ
の一対の相互により回転粉砕刃17を言わば挟ん
でいると共に、その一対が上記一直線状をなす回
転粉砕刃17と直交する如き配置関係のもとに向
かい合つている。しかも、その撹拌羽根23は何
れもホツパー11の凹曲状底面と対応するよう
に、その板面に捻りが与えられ乍ら全体として円
弧状に弯曲されており、その弯曲の方向性が左右
一対の互いに逆向きとして定められている。つま
り、そのような撹拌羽根23の一対によつて、粉
砕・撹拌室A内の餌料を撹拌しつつ、左右横方向
から上記粉砕刃17,18が存在する中央位置
へ、その餌料を寄せ合い集中させ得るように構成
されているわけである。
両端部から、その回転軸13と一体に回転するよ
うに延出された左右一対の撹拌羽根であつて、そ
の一対の相互により回転粉砕刃17を言わば挟ん
でいると共に、その一対が上記一直線状をなす回
転粉砕刃17と直交する如き配置関係のもとに向
かい合つている。しかも、その撹拌羽根23は何
れもホツパー11の凹曲状底面と対応するよう
に、その板面に捻りが与えられ乍ら全体として円
弧状に弯曲されており、その弯曲の方向性が左右
一対の互いに逆向きとして定められている。つま
り、そのような撹拌羽根23の一対によつて、粉
砕・撹拌室A内の餌料を撹拌しつつ、左右横方向
から上記粉砕刃17,18が存在する中央位置
へ、その餌料を寄せ合い集中させ得るように構成
されているわけである。
24はそのような撹拌羽根23を支承する複数
本(図例では3本)づつの支持アームであつて、
何れも角柱材から成ると共に、その派出基端部が
回転軸13へ嵌合固定されたボス25に溶接さ
れ、同じく先端部が撹拌羽根23自身へボルトな
どにより固定されている。26はその撹拌羽根2
3の途中に付与された複数個(図例では2個づ
つ)の切欠き刃であり、何れもホツパー11の内
壁面から対応的に突出された固定刃27と相俟つ
て、その撹拌羽根23によつても餌料を一層効率
良く剪断し得るようになつている。その撹拌羽根
23により、餌料の上記撹拌作用と粉砕作用の双
方を行なえるように工夫されているわけであり、
その場合切欠き刃26と固定刃27の個数や配列
形態、撹拌羽根23自身の枚数及び配列形態など
は、図例のものに限らず採用できること言うまで
もない。
本(図例では3本)づつの支持アームであつて、
何れも角柱材から成ると共に、その派出基端部が
回転軸13へ嵌合固定されたボス25に溶接さ
れ、同じく先端部が撹拌羽根23自身へボルトな
どにより固定されている。26はその撹拌羽根2
3の途中に付与された複数個(図例では2個づ
つ)の切欠き刃であり、何れもホツパー11の内
壁面から対応的に突出された固定刃27と相俟つ
て、その撹拌羽根23によつても餌料を一層効率
良く剪断し得るようになつている。その撹拌羽根
23により、餌料の上記撹拌作用と粉砕作用の双
方を行なえるように工夫されているわけであり、
その場合切欠き刃26と固定刃27の個数や配列
形態、撹拌羽根23自身の枚数及び配列形態など
は、図例のものに限らず採用できること言うまで
もない。
更に、28はホツパー11と直交する方向に沿
つて延在する円筒型のハウジングであり、そのホ
ツパー11の直下位置において据付フレーム10
の中央部に固定支持されている。そのハウジング
28の内部は、上記のような粉砕・撹拌作用を受
けた餌料の押出・造粒室Sとして定められてお
り、その室内に餌料を押出作用する押出スクリユ
ー29の回転軸30が、やはり水平状態に貫通架
設されている。
つて延在する円筒型のハウジングであり、そのホ
ツパー11の直下位置において据付フレーム10
の中央部に固定支持されている。そのハウジング
28の内部は、上記のような粉砕・撹拌作用を受
けた餌料の押出・造粒室Sとして定められてお
り、その室内に餌料を押出作用する押出スクリユ
ー29の回転軸30が、やはり水平状態に貫通架
設されている。
特に、そのハウジング28と押出スクリユー2
9の回転軸30は、何れも複数個(図例では2
個)づつに分割された上、その分割体相互の着脱
自在に接続されている。
9の回転軸30は、何れも複数個(図例では2
個)づつに分割された上、その分割体相互の着脱
自在に接続されている。
即ち、28aは上記ホツパー11の直下位置に
臨む比較的長いベースハウジングであり、そのホ
ツパー11の底面と直交し合う頂面には、餌料が
上下直通状に落下する連通口31が開設されてい
ると共に、溶接やその他の固定手段によりホツパ
ー11と接続一体化されている。32はその接続
用のカバープレート、28bはベースハウジング
28aよりも短かい延長ハウジングであり、その
ベースハウジング28aの開口前端部へ同芯連通
状態に接合され、且つ袋ナツトなどの締結リング
33により着脱自在に接続一体化されている。
臨む比較的長いベースハウジングであり、そのホ
ツパー11の底面と直交し合う頂面には、餌料が
上下直通状に落下する連通口31が開設されてい
ると共に、溶接やその他の固定手段によりホツパ
ー11と接続一体化されている。32はその接続
用のカバープレート、28bはベースハウジング
28aよりも短かい延長ハウジングであり、その
ベースハウジング28aの開口前端部へ同芯連通
状態に接合され、且つ袋ナツトなどの締結リング
33により着脱自在に接続一体化されている。
そして、ベースハウジング28aと延長ハウジ
ング28bの内部には、上記押出スクリユー29
を各々具備した第1回転軸30aと第2回転軸3
0bが、その相互同芯の着脱自在に接続された状
態として架設されており、外部から油圧モーター
34によつて相互一体に回転駆動されるようにな
つている。35はその圧油の切換弁である。その
場合、押出スクリユー29は悉く同一の直径を有
する円形であり、その螺旋ピツチが餌料押出進行
方向の前側へ行くに連れて、徐々に狭くなるよう
に変化されている。
ング28bの内部には、上記押出スクリユー29
を各々具備した第1回転軸30aと第2回転軸3
0bが、その相互同芯の着脱自在に接続された状
態として架設されており、外部から油圧モーター
34によつて相互一体に回転駆動されるようにな
つている。35はその圧油の切換弁である。その
場合、押出スクリユー29は悉く同一の直径を有
する円形であり、その螺旋ピツチが餌料押出進行
方向の前側へ行くに連れて、徐々に狭くなるよう
に変化されている。
その趣旨は上記粉砕・撹拌後の餌料を、そのホ
ツパー11からベースハウジング28a内へ極力
多量に受容しつつ、その押出に伴なつて圧縮させ
ることにより、その後の截断・造粒作用を効率良
く営なめるようにする点にある。但し、そのよう
な変化の付与はこれを第4図から示唆される通
り、長い第1回転軸30aの押出スクリユー29
にのみ適用し、短かい第2回転軸30bの押出ス
クリユー29については、その螺旋ピツチを第1
回転軸30a上のそれより比較的に狭く定めつつ
も、全体として均一にすることができる。
ツパー11からベースハウジング28a内へ極力
多量に受容しつつ、その押出に伴なつて圧縮させ
ることにより、その後の截断・造粒作用を効率良
く営なめるようにする点にある。但し、そのよう
な変化の付与はこれを第4図から示唆される通
り、長い第1回転軸30aの押出スクリユー29
にのみ適用し、短かい第2回転軸30bの押出ス
クリユー29については、その螺旋ピツチを第1
回転軸30a上のそれより比較的に狭く定めつつ
も、全体として均一にすることができる。
又、36は上記ベースハウジング28aと延長
ハウジング28bの内壁面へ、その長手方向(回
転軸線方向)に沿つて走る平行状態として各々列
設された複数個(図例では8個)の仕切り用凹凸
条であり、その凹条部と凸条部とが両ハウジング
28a,28bの相互間において、位置決め合致
されている。これは、その凸条部により押出スク
リユー29の外周面と相俟つて、その押出作用中
に餌料を剪断すると同時に、その剪断された餌料
を凹条部に逃しつつ、後述の造粒作用時における
餌料の余分量を所謂リサイクル的に退動させるも
のである。
ハウジング28bの内壁面へ、その長手方向(回
転軸線方向)に沿つて走る平行状態として各々列
設された複数個(図例では8個)の仕切り用凹凸
条であり、その凹条部と凸条部とが両ハウジング
28a,28bの相互間において、位置決め合致
されている。これは、その凸条部により押出スク
リユー29の外周面と相俟つて、その押出作用中
に餌料を剪断すると同時に、その剪断された餌料
を凹条部に逃しつつ、後述の造粒作用時における
餌料の余分量を所謂リサイクル的に退動させるも
のである。
この点、図例では凹凸条36を第5〜7図のよ
うにその複数個の全体的に見た場合に、その断面
形状のラチエツト歯型に形成しており、押出スク
リユー29の回転方向Pとの相関々係において、
剪断された餌料を押出スクリユー29の外周面に
沿つて進行させつつも、円滑に外方へ逃がすよう
案内できる構成として定めている。従い、仕切り
用としての機能も相伴い、餌料の局部的に団塊化
することがなく、効率良く押出作用できると共
に、その清掃も簡便に行なえるものである。
うにその複数個の全体的に見た場合に、その断面
形状のラチエツト歯型に形成しており、押出スク
リユー29の回転方向Pとの相関々係において、
剪断された餌料を押出スクリユー29の外周面に
沿つて進行させつつも、円滑に外方へ逃がすよう
案内できる構成として定めている。従い、仕切り
用としての機能も相伴い、餌料の局部的に団塊化
することがなく、効率良く押出作用できると共
に、その清掃も簡便に行なえるものである。
37は上記両ハウジング28a,28bの接続
部と延長ハウジング28bの開口前端部におい
て、その第1、2回転軸30a,30bと一体回
転し得るように各々嵌め付けられた造粒刃であ
り、その同じ位置において各々ハウジング28
a,28bの内周面へ、施蓋状態に嵌め付け固定
された造粒プレート38を挟持する前側造粒刃3
7aと後側造粒刃37bとの一対づつから成つて
いる。そして、その固定状態の造粒プレート38
には多数の餌料保持用通孔39が貫通開口されて
おり、その通孔39内に受け入れ保持された餌料
を、回転する前後一対づつの造粒刃37a,37
bにより、一定粒度のペレツト状に摺り切り細断
するようになつている。
部と延長ハウジング28bの開口前端部におい
て、その第1、2回転軸30a,30bと一体回
転し得るように各々嵌め付けられた造粒刃であ
り、その同じ位置において各々ハウジング28
a,28bの内周面へ、施蓋状態に嵌め付け固定
された造粒プレート38を挟持する前側造粒刃3
7aと後側造粒刃37bとの一対づつから成つて
いる。そして、その固定状態の造粒プレート38
には多数の餌料保持用通孔39が貫通開口されて
おり、その通孔39内に受け入れ保持された餌料
を、回転する前後一対づつの造粒刃37a,37
bにより、一定粒度のペレツト状に摺り切り細断
するようになつている。
その場合、通孔39の開口径Dは餌料押出進行
方向の前側へ行くに連れて徐々に小さくなるよう
に定められている。つまり、ベースハウジング2
8aに嵌め付けられた側の造粒プレート38にお
ける通孔39の開口径Dは大きく、延長ハウジン
グ28b側の同じく造粒プレート38における通
孔39の開口径Dは小さく関係設定されているの
であり、以つて餌料を段階的に細かく截断・造粒
するようになつている。
方向の前側へ行くに連れて徐々に小さくなるよう
に定められている。つまり、ベースハウジング2
8aに嵌め付けられた側の造粒プレート38にお
ける通孔39の開口径Dは大きく、延長ハウジン
グ28b側の同じく造粒プレート38における通
孔39の開口径Dは小さく関係設定されているの
であり、以つて餌料を段階的に細かく截断・造粒
するようになつている。
因みに、その両通孔39の開口径Dと形状は、
例えば直径・約3〜12mm、長さ・約4〜18mmの円
柱型である。その通孔39の配列形態は、図例の
ような同心円の等間隔おきのみに限らない。尚、
前端一対づつの造粒刃37a,37bは、その互
いに合致する枚数(図例では4枚づつ)の刃片を
具備している。
例えば直径・約3〜12mm、長さ・約4〜18mmの円
柱型である。その通孔39の配列形態は、図例の
ような同心円の等間隔おきのみに限らない。尚、
前端一対づつの造粒刃37a,37bは、その互
いに合致する枚数(図例では4枚づつ)の刃片を
具備している。
40は両造粒刃37a,37bの取付短軸であ
り、第1、2回転軸30a,30bの中心部に
各々進退自在として螺入一体化されていると共
に、その丸軸に切り欠かれた扁平面により両造粒
刃37a,37bと一体回転し得る嵌合状態にあ
る。その第1回転軸30aの両造粒刃37a,3
7bは、その取付短軸40へ同芯状態に嵌合され
た第2回転軸30bにより、その抜け止めが達成
されていると共に、その第2回転軸30bを取付
短軸40から抜くことにより、両造粒刃37a,
37bを取りはずすこともできる。
り、第1、2回転軸30a,30bの中心部に
各々進退自在として螺入一体化されていると共
に、その丸軸に切り欠かれた扁平面により両造粒
刃37a,37bと一体回転し得る嵌合状態にあ
る。その第1回転軸30aの両造粒刃37a,3
7bは、その取付短軸40へ同芯状態に嵌合され
た第2回転軸30bにより、その抜け止めが達成
されていると共に、その第2回転軸30bを取付
短軸40から抜くことにより、両造粒刃37a,
37bを取りはずすこともできる。
他方、第2回転軸30b上の両造粒刃37a,
37bは、その取付短軸40へボルト41で被着
固定されたキヤツプ42により、抜け止めされて
いると共に、やはりそのキヤツプ42の除去によ
つて取りはずすことが可能である。43はそのキ
ヤツプ42と前側造粒刃37aとの相互間に介挿
された板バネであり、餌料の押出力と対抗する力
を造粒刃37に付与している。44は延長ハウジ
ング28bの開口前端部に被着螺合された固定リ
ングであり、上記した締結リング33と同じよう
に、工具類や手動ハンドルの回動操作によつて着
脱されることになる。
37bは、その取付短軸40へボルト41で被着
固定されたキヤツプ42により、抜け止めされて
いると共に、やはりそのキヤツプ42の除去によ
つて取りはずすことが可能である。43はそのキ
ヤツプ42と前側造粒刃37aとの相互間に介挿
された板バネであり、餌料の押出力と対抗する力
を造粒刃37に付与している。44は延長ハウジ
ング28bの開口前端部に被着螺合された固定リ
ングであり、上記した締結リング33と同じよう
に、工具類や手動ハンドルの回動操作によつて着
脱されることになる。
45は両ハウジング28a,28bの内周面に
嵌め付けられた造粒プレート38を各々押圧する
抜け止めリング、46はその造粒プレート38の
廻り止めキーであり、これによつて造粒プレート
38が固定状態に保持されている。尚、図例では
ハウジング28と押出スクリユー29の回転軸3
0とを2個づつに分割しているが、その延長ハウ
ジング28bや第2回転軸30bを単位体とし
て、その延長ハウジング28bの開口前端部へ更
に別個な延長ハウジングを同様な手段のもとに接
続すると共に、その第2回転軸30bへ更に第3
回転軸を一体回転し得る同芯状態に接続すること
も可能であり、これを繰り返す如く継ぎ足して使
用しても良い。
嵌め付けられた造粒プレート38を各々押圧する
抜け止めリング、46はその造粒プレート38の
廻り止めキーであり、これによつて造粒プレート
38が固定状態に保持されている。尚、図例では
ハウジング28と押出スクリユー29の回転軸3
0とを2個づつに分割しているが、その延長ハウ
ジング28bや第2回転軸30bを単位体とし
て、その延長ハウジング28bの開口前端部へ更
に別個な延長ハウジングを同様な手段のもとに接
続すると共に、その第2回転軸30bへ更に第3
回転軸を一体回転し得る同芯状態に接続すること
も可能であり、これを繰り返す如く継ぎ足して使
用しても良い。
又、船舶に搭載使用する型式につき説示した
が、上記した油圧モーター14,34に代る伝動
モーターや、その他の回転駆動源を採用すること
により、本考案の加工装置を言わば陸上におい
て、その加工場の作業床などへそのまま据付け使
用できることも、勿論である。
が、上記した油圧モーター14,34に代る伝動
モーターや、その他の回転駆動源を採用すること
により、本考案の加工装置を言わば陸上におい
て、その加工場の作業床などへそのまま据付け使
用できることも、勿論である。
以上のように、本考案ではその構成上餌料の粉
砕・撹拌室Aを形作る漏斗型ホツパー11の底面
に、その粉砕・撹拌された餌料の押出・造粒室S
を形作る円筒型ハウジング28を連通開口状態に
接続一体化し、そのハウジング28内に押出スク
リユー29の回転軸30を架設した魚養殖用餌料
の加工装置であつて、 そのハウジング28と押出スクリユー29の回
転軸30とを各々複数個に分割して、その分割体
相互の着脱自在に接続一体化すると共に、その接
続部と餌料押出進行方向の前端部に、ハウジング
28の内周面へ固定状態に嵌め付けられた造粒プ
レート38と、上記回転軸30の外周面へ一体回
転するように嵌め付けられて、造粒プレート38
と相俟ち餌料を摺り切る所要数の造粒刃37とを
各々配設し、且つその造粒プレート38に開口さ
れた餌料保持用通孔39の開口径Dを、上記押出
スクリユー29による餌料押出進行方向の前側へ
行くに連れて徐々に小さくして、その餌料を段階
的に細かくなるペレツト状に截断・造粒するよう
設定してあるため、餌料を段階的に細かく且つ均
一な粒度のペレツト状として、効率良く截断・造
粒できる効果がある。
砕・撹拌室Aを形作る漏斗型ホツパー11の底面
に、その粉砕・撹拌された餌料の押出・造粒室S
を形作る円筒型ハウジング28を連通開口状態に
接続一体化し、そのハウジング28内に押出スク
リユー29の回転軸30を架設した魚養殖用餌料
の加工装置であつて、 そのハウジング28と押出スクリユー29の回
転軸30とを各々複数個に分割して、その分割体
相互の着脱自在に接続一体化すると共に、その接
続部と餌料押出進行方向の前端部に、ハウジング
28の内周面へ固定状態に嵌め付けられた造粒プ
レート38と、上記回転軸30の外周面へ一体回
転するように嵌め付けられて、造粒プレート38
と相俟ち餌料を摺り切る所要数の造粒刃37とを
各々配設し、且つその造粒プレート38に開口さ
れた餌料保持用通孔39の開口径Dを、上記押出
スクリユー29による餌料押出進行方向の前側へ
行くに連れて徐々に小さくして、その餌料を段階
的に細かくなるペレツト状に截断・造粒するよう
設定してあるため、餌料を段階的に細かく且つ均
一な粒度のペレツト状として、効率良く截断・造
粒できる効果がある。
即ち、粉砕・撹拌室A内で或る程度のランダム
な大きさに粉砕され、且つ局部的に団塊化するこ
となく撹拌された上、押出・造粒室S内に受容さ
れた餌料を、ベースハウジング28a内におい
て、先づ開口径Dの大きな通孔39を備えた造粒
プレート38に通過させつつ、その第1回転軸3
0a上の回転造粒刃37a,37bによつて或る
程度に細かく、且つ均一の粒度に截断・造粒し、
引き続き延長ハウジング28b内において、開口
径Dの小さな通孔39を備えた造粒プレート38
にその餌料を通過させ乍ら、第2回転軸30b上
の回転造粒刃37a,37bによつて更に細かく
截断・造粒するようになつているので、比較的柔
らかい生餌にあつては勿論のこと、特に硬化状態
の冷凍餌でも抵抗なく、頗る円滑に効率良く所期
する粒度のペレツト状として截断・造粒できるの
である。
な大きさに粉砕され、且つ局部的に団塊化するこ
となく撹拌された上、押出・造粒室S内に受容さ
れた餌料を、ベースハウジング28a内におい
て、先づ開口径Dの大きな通孔39を備えた造粒
プレート38に通過させつつ、その第1回転軸3
0a上の回転造粒刃37a,37bによつて或る
程度に細かく、且つ均一の粒度に截断・造粒し、
引き続き延長ハウジング28b内において、開口
径Dの小さな通孔39を備えた造粒プレート38
にその餌料を通過させ乍ら、第2回転軸30b上
の回転造粒刃37a,37bによつて更に細かく
截断・造粒するようになつているので、比較的柔
らかい生餌にあつては勿論のこと、特に硬化状態
の冷凍餌でも抵抗なく、頗る円滑に効率良く所期
する粒度のペレツト状として截断・造粒できるの
である。
しかも、そのハウジング28と押出スクリユー
29の回転軸30は各々複数個に分割されてお
り、その相互着脱自在な継ぎ足し状態に接続一体
化されているため、延長ハウジング28bとその
第2回転軸30b側のみを別個なものと交換装着
することによつて、餌料の押出ピツチ(送り量)
を容易に変えることができると共に、その造粒プ
レート38や造粒刃37の保守・点検、交換など
の諸作業も効率良く行なえることになり、実益大
である。
29の回転軸30は各々複数個に分割されてお
り、その相互着脱自在な継ぎ足し状態に接続一体
化されているため、延長ハウジング28bとその
第2回転軸30b側のみを別個なものと交換装着
することによつて、餌料の押出ピツチ(送り量)
を容易に変えることができると共に、その造粒プ
レート38や造粒刃37の保守・点検、交換など
の諸作業も効率良く行なえることになり、実益大
である。
第1図は本考案に係る餌料加工装置の全体概略
正面図、第2図は同じく全体概略側面図、第3図
はそのホツパーの内部を抽出して示す拡大平面
図、第4図は第3図の−線に沿う一部切欠の
断面図、第5〜9図は第4図の−線、−
線、−線、−線並びに−線に沿う各
拡大断面図である。 11……ホツパー、13,30,30a,30
b……回転軸、17,18……粉砕刃、23……
撹拌羽根、28……ハウジング、28a……ベー
スハウジング、28b……延長ハウジング、29
……押出スクリユー、31……連通口、36……
凹凸条、37,37a,37b……造粒刃、38
……造粒プレート、39……通孔、40……取付
短軸、A……粉砕・撹拌室、S……押出・造粒
室、D……開口径。
正面図、第2図は同じく全体概略側面図、第3図
はそのホツパーの内部を抽出して示す拡大平面
図、第4図は第3図の−線に沿う一部切欠の
断面図、第5〜9図は第4図の−線、−
線、−線、−線並びに−線に沿う各
拡大断面図である。 11……ホツパー、13,30,30a,30
b……回転軸、17,18……粉砕刃、23……
撹拌羽根、28……ハウジング、28a……ベー
スハウジング、28b……延長ハウジング、29
……押出スクリユー、31……連通口、36……
凹凸条、37,37a,37b……造粒刃、38
……造粒プレート、39……通孔、40……取付
短軸、A……粉砕・撹拌室、S……押出・造粒
室、D……開口径。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 餌料の粉砕・撹拌室Aを形作る漏斗型ホツパ
ー11の底面に、その粉砕・撹拌された餌料の
押出・造粒室Sを形作る円筒型ハウジング28
を連通開口状態に接続一体化し、そのハウジン
グ28内に押出スクリユー29の回転軸30を
架設した魚養殖用餌料の加工装置であつて、 そのハウジング28と押出スクリユー29の
回転軸30とを各々複数個に分割して、その分
割体相互の着脱自在に接続一体化すると共に、
その接続部と餌料押出進行方向の前端部に、 ハウジング28の内周面へ固定状態に嵌め付
けられた造粒プレート38と、上記回転軸30
の外周面へ一体回転するように嵌め付けられ
て、造粒プレート38と相俟ち餌料を摺り切る
所要数の造粒刃37とを各々配設し、 且つその造粒プレート38に開口された餌料
保持用通孔39の開口径Dを、上記押出スクリ
ユー29による餌料押出進行方向の前側へ行く
に連れて徐々に小さくなるよう定めて、その餌
料を段階的に細かくなるペレツト状に截断・造
粒するよう構成したことを特徴とする魚養殖用
餌料の加工装置。 2 造粒刃37を餌料押出進行方向に沿う前後一
対づつの組37a,37bとして、その一対づ
つにより造粒プレート38を挟持するように、
押出スクリユー29の回転軸30へ嵌め付けた
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲・第
1項記載の魚養殖用餌料の加工装置。 3 押出スクリユー29の螺施ピツチを、餌料押
出進行方向の前側へ行くに連れて徐々に狭くな
るように設定したことを特徴とする実用新案登
録請求の範囲・第1項記載の魚養殖用餌料の加
工装置。 4 ハウジング28の内周面に、その長手方向に
走る平行な複数個の仕切り用凹凸条36を具備
させると共に、その凹凸条36の断面形状を全
体的にラチエツト歯型として形成したことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲・第1項記載
の魚養殖用餌料の加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985110822U JPS6341918Y2 (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985110822U JPS6341918Y2 (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6217891U JPS6217891U (ja) | 1987-02-03 |
JPS6341918Y2 true JPS6341918Y2 (ja) | 1988-11-02 |
Family
ID=30990178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985110822U Expired JPS6341918Y2 (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6341918Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0722695Y2 (ja) * | 1990-02-05 | 1995-05-24 | 株式会社岩田レーベル | 分割表示ラベル |
NO340652B1 (no) * | 2009-06-25 | 2017-05-22 | Trouw Int Bv | Fôrblokk og metode for framstilling av fôrblokk |
-
1985
- 1985-07-18 JP JP1985110822U patent/JPS6341918Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6217891U (ja) | 1987-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2452899A1 (en) | Livestock food processing mixing machine | |
US5395286A (en) | Apparatus for cutting and mixing fibrous products | |
JPS6341918Y2 (ja) | ||
CN114342674B (zh) | 用于农业牲畜的秸秆粉碎喂料机 | |
WO2001096021A1 (en) | Granulator | |
JP3820562B2 (ja) | 破砕装置 | |
JPH018157Y2 (ja) | ||
EP0998980B1 (de) | Zerkleinerungsvorrichtung mit zwei im wesentlichen parallel verlaufenden, motorisch angetriebenen Wellen | |
US3974969A (en) | High speed chopper for precision mixers | |
DE3340136A1 (de) | Zerkleinerungs- und mischmaschine fuer biologisches und organisches zerkleinerungsgut | |
JPS6411276B2 (ja) | ||
CN213314708U (zh) | 一种畜牧用可充分粉碎饲料的饲料混合装置 | |
KR200174239Y1 (ko) | 어류사료 제조장치 | |
EP3831471A1 (en) | Granulating equipment for the production of animal bedding | |
JP2804740B2 (ja) | 攪拌機付き造粒機 | |
JPH11226441A (ja) | 破砕装置用の回転刃 | |
CN108655155B (zh) | 一种农业废弃物综合利用装置 | |
JPS5843739A (ja) | 氷結冷凍魚スラブの破砕方法及びその装置 | |
CN218531125U (zh) | 一种直锤式万能破碎机 | |
CN218166853U (zh) | 一种v型高效混合机 | |
CN212856051U (zh) | 一种破碎机 | |
CN217016879U (zh) | 一种高效多用途饲料粉碎装置 | |
CN115070894B (zh) | 一种通过预破碎筛除杂质的树墩破碎机 | |
CN212383659U (zh) | 一种挤压式肥料造粒机 | |
CN221472012U (zh) | 一种骨肉粉碎机 |