JPS6341673A - 従動回転機構を備えた起熱回転装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、消費エネルギーの紗ない減圧起熱効果と高
出力のエネルギー取出し機能を有する従動回転機構を備
えた起熱回転装置に関する。

（従来の技術〕 本発明者は、減圧または加圧の状態において従動回転機
構を働かせて電気的ないし機械的エネルギーを取出せる
ようにした一連の技術を提案した。例えば、特願昭６０
−１９３９８０号、特願昭６０−１９３９８１号、特願
昭６０−２１８１５０号、特願昭６１−７１０３５号、
特願昭６１−１１４４９３号などを挙げることができる
が之等の提案は従動回転機構が回転体の吸気側または排
気側のいづれかに配設されて必要な電気的ないし機械的
エネルギーを取り出せるようにしており二次的なエネル
ギーの取り出しにきわめて有効である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上述の提案では、−次的エネルギーの取り出
しはきわめて効果的であり能率的であるがニー次的エネ
ルギーの取り出しを更に高出力で得るトに些か限界的な
問題があり、本発明者はその点でより　一層有効な手段
の開発に鋭意努力する必把かあった。

〔問題点を解決するだめの手段〕

この発明は、基本的には従来の技術を用い、第　人的に
は筒状ケーシング内において従動回転機構を一対の回転
体の中間に配設しｔｉｆ　ｔｔｚの回転体の吸気、排気
の調圧室という環境Ｆに配設することによりきわめて強
大なエネルギーを得るようにした従動回転機構を備えた
起熱回転装置とし、史に１−述の　対の回転体の中間の
調圧室に臨ませる従動回転機構を筒状ケーシンク内に収
容してユニット化し、これを多段に連設することにより
多ｌ−１的用途に供し得られるようにしてＬ記問題点を
解決したものである。

（作用） 従動回転機構がそれぞれ異なる一対の回転体の中間に配
設されているので、排気作用と吸気作用との相乗作用を
受けて従動回転機構の回転作用が促進されると共に、従
動回転体の回転力が強勢されるため前後の回転体の回転
消費エネルギーが著しく低下し、電力の節約が極めて効
率よく図られる。

そして、従動回転機構によって得られる電気的エネルギ
ーや機械的エネルギーは、他の必要な二次エネルギー源
となって多目的に利用できる。

〔実施例〕

第１図は、この発明に係る従動回転機構を備えた起熱回
転装置の基本的構成を示す一実施例であって以下に図面
と共に説明する。

１は、吸気口２および排気口３を開口した筒状ケーシン
ク、４は、この筒状ケーシング１の中央位置に配設した
従動回転機構、５および６は、この従動回転機構４の前
後に配設される一対の回転体をそれぞれ示し、同一方向
に作用する吸排機能を有し、その大きさを自由に可変設
定できるようになっている。

ところで、従動回転機構４は、筒状ケーシング１の外周
に沿って微小間隙の下に多数の放射状の羽根７とこの羽
根７を設けた円環８と多数の支脚９とによって構成され
る従動回転体４ａを有し、その中心軸１０を発電機１１
の回転軸として接続してあり、筒状ケーシンク１との間
の調圧室ａ内に必要な支持片１２を設けて従動回転機構
４を確実に支持固定するものである１、なお、上述の羽
根７は自由にその形状を形成でき、従動回転機能の優れ
た構成とすることができる。

また、前後の回転体５．６は筒状ケーシング１との間て
必要な支持片１３．１４によって支持される電動モータ
１５，１６をイｊし、その回転軸１７．１８と直結また
は図示しないが伝導機構を介して回転板１９．２０が連
結され、この回転板１９．２０の外周には、プロペラフ
ァン、シロッコファンのように所望の一定方向に傾斜し
た多数の羽根２１．２２を固設し、吸気口２より排気口
３に向けて気体を流通できるように構成するものである
。１述の電動モータ１５，１６は、他のガソリンエンジ
ンなど好みの駆動源として用いることができる。

なお、従動回転機構４が発電機１１でなく機械的エネル
ギーとして取り出す場合は第２図に示すように中心軸１
０にブーりまたはスプロケットなどの伝動体２３を固着
し、ベルトまたはチェノなとの伝達体２４を筒状ケーシ
ング２５の切欠部２６より外部に取り出し必要なプーリ
またはスプロケットなどの被伝動体２７と連結してその
出力軸２８より必要な回転力を得ることができる。そし
て、ｒｒｌｆ記一対の回転体５，６の電動モータ１５．
１６は、必要な電源（主として交流電源）により直列ま
たは並列接続で駆動させると共に、従動回転機構４の発
電機１１は、主として交流（直流でも良い）で取り出し
、トランスなどにより必要な電圧に昇降させて光源とし
てまたは機械的な動力として、あるいは熱源として種々
の負荷をイ動かせることができるものである。

なお、♂γ号２９（１筒状ケーシング１の吸気口２側に
設けた開度の調節自在な堰板を示し、気体の流入計を適
宜絞り込めるようにしである。

叙トの構成に基づいて作用を説明する。

一対の回転体５．６が、通電された電動モータ１５．１
６の働きを以フて同一方向に回転されると、気体は吸気
口２より筒状グーシンク１内に流入し、旋回渦流となっ
て排気口３より排気される。

吸気［１２側に設けられる堰板２９の開度を調節するこ
とにより気体の流入量は変化し、従って筒状ケーング１
内の減圧平衡状態も何度する。そして、その減圧度に応
して減圧起熱作用を１１シて筒状ケーシング１の温度は
一ト昇する。

従動回転体４ａ自体は、その羽根７が両回転体５．６の
中間１ｑ置の調圧室ａ内にあり、面方の回転体５に対し
ては排気側に位置し、後方の回転体６に対しては吸気側
に位置しているのて排気と吸気との両件用を受け、激し
い旋回渦巻く減圧状態の通過気流によって従動回転作用
を受は高速回転を呈する。

したかって、第１図の発電機１１は、回転作用を受けて
必要な電気工ネルキーを発生すると共に第２図の機械的
な出力伝達により中心軸１０の回転力は伝動体２３、伝
達体２４を経て被伝動体２７より必要な二次的な機械的
エネルギーを得ることができる。

なお、この機械的エネルギーを更に他の電動機（図示せ
ず）と接続すれば第１図と同様に電気エネルギーを取り
出すこともできる。

ところで、従動回転機構４が従動回転作用を開始すると
前後の回転体５，６の電動モータ１５゜１６は従動回転
機構４自体か能動的な回転作用を呈することと筒状ケー
シンク１の中央何処での流体抵抗が著しく低下するため
、急激に消費電力が低下し実験によると％〜局以下とな
り、電力の著しい節約を図ることができると共に反対に
従動回転機構４よりの第一二次的エネルギーは極めて大
きなエネルギーとして取り出すことができるものである
。

以上は、一対の回転体５．６に一個の従動回転機構４を
組込んだ一個の筒状ケーシング１のみについて説明した
が、第１図に示す筒状ケーシング１を二以上多段に接続
１−れば、より一層減圧起熱効果と従動回転機構４によ
る第二次エネルギーの取り出しか活発となり、しかも回
転体５．・６の電動モータ１５，１６の消費電力を効率
よく低下させることができる（図示せず）。

なお、上述の多段接続構成において、筒状ケーシング１
の回転体５．６の中間に臨まれる従動回転機構４は、多
段の連設によって隣り合う従動回転機構４が必ず二個の
回転体５．６を介在させた構造となってｒうので、この
ような組み合せに代えて隣り合う回転体の間に必ず一個
づつ従動回転機構４を配設する構成として組み合せるこ
ともできる（第３図参照）。

ところで、上述の筒状ケーシング１は例えば大きな空間
、容積を占める研究室、工場、ハウス農場、病院を始め
一般家庭のキッチン、ダイニングルームなと清浄空気を
好み、適度の室温を必要とする何処に筒単に配置でき、
しかもその取付方向は筒状ケーシング１の吸気１１２側
でも排気口３側ても良く、これにより減圧または加圧の
恒圧起熱状態の下に二次的エネルギーが得られて他の種
々の用途に利用できる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、従動回転機構によって得られる二次
的エネルギーは、新しい有効エネルギーとして殺菌、照
明、熱源或は機械的手段などあら・　ゆる用途に活用で
きると共に、ことに複数の回転体の消費エネルギーがき
わめて紗〈てずむので電力の節約となるなど筒状ケーシ
ング内での減圧平衡、旋回渦巻作用に基づく創造的なエ
ネルギー効果による多目的用途はきわめて顕著である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る従動回転機構を備えた起熱回転
装置の一実施例を示す縦断面図、第２図は同上要部の他
側を示す縦断面図、第３図は他の実施例を示す一部を省
略した縦断面図である。 １・・・・・・・・・筒状ケーシング ４・・・・・・・・・従動回転機構 ４ａ・・・・・・従動回転体 ５．６・・・電動モータ１５，１６を有する回転体１０
・・・・・・中心軸 １１・・・・・・発電機 ２９・・・・・・堰板 ａ・・・・・・・・・よ１圧室

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）吸気口および排気口をそれぞれ開口した筒状ケー
   シング内の前後に吸排機能を有する一対の回転体を並設
   し、かつ隣り合う回転体の中間に従動回転機構を備えて
   機械的ないし電気的エネルギーを得るようにしたことを
   特徴とする従動回転機構を備えた起熱回転装置。
2. （２）従動回転機構および前後に並設した一対の回転体
   をそれぞれ配設した筒状ケーシングを二以上連設して複
   数の従動回転機構より機械的ないし電気的エネルギーを
   得ることを特徴とする従動回転機構を備えた起熱回転装
   置。
3. （３）吸気口および排気口をそれぞれ開口した筒状ケー
   シング内に吸排機能を有する三以上の回転体と隣り合う
   前記回転体との間に順次と二以上の従動回転機構を配設
   し、該従動回転機構より機械的ないし電気的エネルギー
   を得ることを特徴とす従動回転機構を備えた起熱回転装
   置。