JPS6341596B2 - - Google Patents
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- JPS6341596B2 JPS6341596B2 JP58177524A JP17752483A JPS6341596B2 JP S6341596 B2 JPS6341596 B2 JP S6341596B2 JP 58177524 A JP58177524 A JP 58177524A JP 17752483 A JP17752483 A JP 17752483A JP S6341596 B2 JPS6341596 B2 JP S6341596B2
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- sewing machine
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- pulse
- drive device
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 92
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003079 width control Methods 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は被加工物を挾持した布押えを、
PROMなどの記憶素子により一定形状に移動せ
しめ、一定形状の縫目を得る自動縫いミシンの駆
動装置に係り、特に自動縫いミシンの布押え位置
決め装置の駆動における振動，脱調を防止するこ
とができる自動縫いミシンの駆動装置に関するも
のである。
PROMなどの記憶素子により一定形状に移動せ
しめ、一定形状の縫目を得る自動縫いミシンの駆
動装置に係り、特に自動縫いミシンの布押え位置
決め装置の駆動における振動，脱調を防止するこ
とができる自動縫いミシンの駆動装置に関するも
のである。
従来の自動縫いミシンの駆動装置の一例を第１
図に示し説明すると、図において、１は縫目を形
成するミシン、２はこのミシン１の頭部の上軸と
共に回転し、特定数のパルスと針上位置および針
下位置信号を発生する検出器である。３はミシン
を回転させるミシンモータ、４はこのミシンモー
タ３を駆動させるミシンドライバで、これらはミ
シンを駆動する駆動装置を構成している。
図に示し説明すると、図において、１は縫目を形
成するミシン、２はこのミシン１の頭部の上軸と
共に回転し、特定数のパルスと針上位置および針
下位置信号を発生する検出器である。３はミシン
を回転させるミシンモータ、４はこのミシンモー
タ３を駆動させるミシンドライバで、これらはミ
シンを駆動する駆動装置を構成している。
５，６は被加工物を挾持する布押え装置（図示
せず）を直交するＸ，Ｙの各方向に駆動させるパ
ルスモータで、これらはＸ，Ｙ駆動機構部７を構
成している。８，９はこのパルスモータ５，６を
それぞれ駆動させるパルスモータドライバ、１０
はこのパルスドライバ８，９に縫目長さに相当す
る送りパルス列を供給する送りパルス列生成回路
で、これらは上記パルスモータ５，６と共に位置
決め駆動装置を構成している。
せず）を直交するＸ，Ｙの各方向に駆動させるパ
ルスモータで、これらはＸ，Ｙ駆動機構部７を構
成している。８，９はこのパルスモータ５，６を
それぞれ駆動させるパルスモータドライバ、１０
はこのパルスドライバ８，９に縫目長さに相当す
る送りパルス列を供給する送りパルス列生成回路
で、これらは上記パルスモータ５，６と共に位置
決め駆動装置を構成している。
１１はミシンスタートスイツチ（ミシンスイツ
チ）、１２は布押えを上下させるスイツチ、１３
は各部を制御する中央演算処理装置（以下、
CPUと呼称する）、１４，１５はデータの入出力
ポート、１６はシステムコントロール用メモリ、
１７はデーター時メモリ、１８はパターンデータ
メモリ、１９はデータバス、２０はアドレスバ
ス、２１はパルス列生成回路１０の出力と入出力
ポート１５の出力を入力２１ｂ，２１ａとしこれ
ら両入力の論理積をとりパルス列を通過させるア
ンドゲートである。
チ）、１２は布押えを上下させるスイツチ、１３
は各部を制御する中央演算処理装置（以下、
CPUと呼称する）、１４，１５はデータの入出力
ポート、１６はシステムコントロール用メモリ、
１７はデーター時メモリ、１８はパターンデータ
メモリ、１９はデータバス、２０はアドレスバ
ス、２１はパルス列生成回路１０の出力と入出力
ポート１５の出力を入力２１ｂ，２１ａとしこれ
ら両入力の論理積をとりパルス列を通過させるア
ンドゲートである。
そして、縫目を形成するミシン１と、このミシ
ン１を駆動する駆動装置と、被加工物を挾持する
布押え装置を予めプログラムされたデータによつ
て位置決めする位置決め装置と、これら各装置を
制御する制御装置CPUとを備え、上記布押え装
置をミシン１の回転に同期して間欠的に上記デー
タ通り駆動させるように構成されている。
ン１を駆動する駆動装置と、被加工物を挾持する
布押え装置を予めプログラムされたデータによつ
て位置決めする位置決め装置と、これら各装置を
制御する制御装置CPUとを備え、上記布押え装
置をミシン１の回転に同期して間欠的に上記デー
タ通り駆動させるように構成されている。
このように構成された自動縫いミシンの駆動装
置における動作を説明する。
置における動作を説明する。
まず、布押えスイツテ１２が踏まれると、布押
えが下がり、被加工物である被縫製物はその布押
えで挾持される。そして、ミシンスイツチ（ミシ
ンスタートスイツチ）１１が投入されると、入出
力ポート１４を通してミシンドライバ４を駆動さ
せ、これによつてミシンモータ３は回転を始め、
ミシンン１は回りはじめる。これと同時に、
CPU１３は縫いパターンデータの入力されてい
るパターンデータメモリ１８からミシンの針下位
置信号に同期して１針分の布送りデータを読み取
り、そのデータを入出力ポート１４を通して送り
パルス列生成回路１０に出力する。
えが下がり、被加工物である被縫製物はその布押
えで挾持される。そして、ミシンスイツチ（ミシ
ンスタートスイツチ）１１が投入されると、入出
力ポート１４を通してミシンドライバ４を駆動さ
せ、これによつてミシンモータ３は回転を始め、
ミシンン１は回りはじめる。これと同時に、
CPU１３は縫いパターンデータの入力されてい
るパターンデータメモリ１８からミシンの針下位
置信号に同期して１針分の布送りデータを読み取
り、そのデータを入出力ポート１４を通して送り
パルス列生成回路１０に出力する。
つぎに、この送りパルス列生成回路１０からは
針下位置信号に同期して縫目長さに相当するパル
スをアンドゲート２１の入力２１ｂに出力する。
このとき、入出力ポート１５からはアンドゲート
２１の入力２１ａに“ハイレベル”を出力し、上
記送りパルス列生成回路１０からのパルス列をパ
ルスモータドライバ８，９に出力してＸ，Ｙの各
軸のパルスモータ５，６をそれぞれ駆動させ、所
定の送り量分布押えと移動させる。
針下位置信号に同期して縫目長さに相当するパル
スをアンドゲート２１の入力２１ｂに出力する。
このとき、入出力ポート１５からはアンドゲート
２１の入力２１ａに“ハイレベル”を出力し、上
記送りパルス列生成回路１０からのパルス列をパ
ルスモータドライバ８，９に出力してＸ，Ｙの各
軸のパルスモータ５，６をそれぞれ駆動させ、所
定の送り量分布押えと移動させる。
第２図は従来の自動縫いミシンのパルスモータ
ドライバの一例を示すブロツク図である。図にお
いて、２２は布押え装置（図示せず）を駆動させ
るパルスモータのコイル、２３は相切換用のトラ
ンジスタ、２４はこの相切換用のトランジスタ２
３を制御する相切換回路、２５はパルスモータの
コイル２２に流れる電流を検出する電流検出抵
抗、２６はパルスモータのコイル２２に流れる電
流を電流検出抵抗２５の電圧として取り出した電
圧と基準電圧２７とを比較する電圧比較回路、２
８はパルス幅制御回路（以下、PWMと呼称す
る）、２９はこのPWM２８に基準発振周波数を
出力する基準発振回路、３０は上記PWM２８の
出力によつてオン・オフの動作が制御されるトラ
ンジスタ、３１は直流電源、３２は帰還用のダイ
オードである。
ドライバの一例を示すブロツク図である。図にお
いて、２２は布押え装置（図示せず）を駆動させ
るパルスモータのコイル、２３は相切換用のトラ
ンジスタ、２４はこの相切換用のトランジスタ２
３を制御する相切換回路、２５はパルスモータの
コイル２２に流れる電流を検出する電流検出抵
抗、２６はパルスモータのコイル２２に流れる電
流を電流検出抵抗２５の電圧として取り出した電
圧と基準電圧２７とを比較する電圧比較回路、２
８はパルス幅制御回路（以下、PWMと呼称す
る）、２９はこのPWM２８に基準発振周波数を
出力する基準発振回路、３０は上記PWM２８の
出力によつてオン・オフの動作が制御されるトラ
ンジスタ、３１は直流電源、３２は帰還用のダイ
オードである。
そして、相切換用のトランジスタ２３のコレク
タはパルスモータのコイル２２を介してトランジ
スタ３０のエミツタに接続され、トランジスタ２
３のエミツタは電流検出抵抗２５を介して直流電
源３１の負荷側に接続され、ベースは相切換回路
２４の出力端に接続されている。また、トランジ
スタ３０のコレクタは直流電源３１の正極側に接
続され、ベースはPWM２８の出力端に接続され
ている。そして、パルスモータのコイル２２とト
ランジスタ２３のコレクタとの接続点は帰還ダイ
オード３２を順方向に介して直流電源３１の正極
側に接続され、パルスモータのコイル２２の巻線
のインダクタンスによる逆起電力を処理し直流電
源３１に回生するように構成され、また、電圧比
較回路２６の出力である誤差信号によつてPWM
２８のパルス幅を制御するように構成されてい
る。
タはパルスモータのコイル２２を介してトランジ
スタ３０のエミツタに接続され、トランジスタ２
３のエミツタは電流検出抵抗２５を介して直流電
源３１の負荷側に接続され、ベースは相切換回路
２４の出力端に接続されている。また、トランジ
スタ３０のコレクタは直流電源３１の正極側に接
続され、ベースはPWM２８の出力端に接続され
ている。そして、パルスモータのコイル２２とト
ランジスタ２３のコレクタとの接続点は帰還ダイ
オード３２を順方向に介して直流電源３１の正極
側に接続され、パルスモータのコイル２２の巻線
のインダクタンスによる逆起電力を処理し直流電
源３１に回生するように構成され、また、電圧比
較回路２６の出力である誤差信号によつてPWM
２８のパルス幅を制御するように構成されてい
る。
つぎに第１図に示す自動縫いミシンの駆動装置
および第２図に示すパルスモータドライバの動作
を説明する。
および第２図に示すパルスモータドライバの動作
を説明する。
まず、自動縫いミシンの第１図に示すCPU１
３がミシンスイツチ１１が投入されたことを検出
し運転開始信号を読み取ると、第１図に示すミシ
ン１は回転を始め、ミシン針は上下運動を開始
し、縫製が始まる。そして、ミシン１の頭部に取
り付けられた検出器２（第１図参照）よりの針下
位置信号に同期して上記検出器２からミシンの回
転によつて特定数生成されるパルスを利用した縫
目長さに相当するパルス列をパルスドライバ８，
９に入力し、パルスモータ５，６の回転によつて
布押え装置を所定の長さ分移動させる。
３がミシンスイツチ１１が投入されたことを検出
し運転開始信号を読み取ると、第１図に示すミシ
ン１は回転を始め、ミシン針は上下運動を開始
し、縫製が始まる。そして、ミシン１の頭部に取
り付けられた検出器２（第１図参照）よりの針下
位置信号に同期して上記検出器２からミシンの回
転によつて特定数生成されるパルスを利用した縫
目長さに相当するパルス列をパルスドライバ８，
９に入力し、パルスモータ５，６の回転によつて
布押え装置を所定の長さ分移動させる。
つぎに、パルスモータドライバの概略構成を示
す第２図において、縫目長さに相当するパルス列
Ｃがパルスモータドライバに入力されると、相切
換回路２４は励磁相の選択を行ない、相切換用の
トランジスタ２３をオン・オフする。そして、電
圧比較回路２６はパルスモータのコイル２２に流
れる電流値I1を電流検出抵抗２５の電圧として取
り出し、この電圧と基準電圧２７とを比較してそ
の誤差信号をPWM２８に出力する。このPWM
２８は基準発振回路２９からの基準発振に基づ
き、上記誤差信号により高周波パルスのパルス幅
を制御してトランジスタ３０をスイツチングして
定電流制御を行なう。
す第２図において、縫目長さに相当するパルス列
Ｃがパルスモータドライバに入力されると、相切
換回路２４は励磁相の選択を行ない、相切換用の
トランジスタ２３をオン・オフする。そして、電
圧比較回路２６はパルスモータのコイル２２に流
れる電流値I1を電流検出抵抗２５の電圧として取
り出し、この電圧と基準電圧２７とを比較してそ
の誤差信号をPWM２８に出力する。このPWM
２８は基準発振回路２９からの基準発振に基づ
き、上記誤差信号により高周波パルスのパルス幅
を制御してトランジスタ３０をスイツチングして
定電流制御を行なう。
したがつて、パルスモータのコイル２２には、
パルスモータコイルに印加される電圧E1と流れ
る電流I1の関係を示す説明図である第３図に示す
電圧E0（直流電源３１の電圧）が印加され、その
幅に応じて印加される平均電圧はE1，このとき
の平均電流はI1となる。
パルスモータコイルに印加される電圧E1と流れ
る電流I1の関係を示す説明図である第３図に示す
電圧E0（直流電源３１の電圧）が印加され、その
幅に応じて印加される平均電圧はE1，このとき
の平均電流はI1となる。
しかしながな、このような自動縫いミシンの駆
動装置においては、パルスモータコイル２２に流
れる電流I1はミシンの回転に関係なく一定であ
る。このため、ミシンの高速運転時、つまり、パ
ルスモータドライバへの入力パルスレート（１秒
間当りのパルス数）が高いときにパルスモータは
負荷に対しトルク不足となり、脱調を起こして縫
製パターンデータの縫製ができなくなり、被縫製
物の品質低下あるいは生産性の低下および自動縫
いミシンの性能低下を招くという欠点があつた。
また、ミシンの低速回転時、つまり、パルスモー
タドライバへの入力パルスレートが低いときに
は、パルスモータは負荷に対しトルク過大とな
り、振動するため布押え駆動装置が不快音を発生
するなどの欠点があつた。
動装置においては、パルスモータコイル２２に流
れる電流I1はミシンの回転に関係なく一定であ
る。このため、ミシンの高速運転時、つまり、パ
ルスモータドライバへの入力パルスレート（１秒
間当りのパルス数）が高いときにパルスモータは
負荷に対しトルク不足となり、脱調を起こして縫
製パターンデータの縫製ができなくなり、被縫製
物の品質低下あるいは生産性の低下および自動縫
いミシンの性能低下を招くという欠点があつた。
また、ミシンの低速回転時、つまり、パルスモー
タドライバへの入力パルスレートが低いときに
は、パルスモータは負荷に対しトルク過大とな
り、振動するため布押え駆動装置が不快音を発生
するなどの欠点があつた。
本発明は以上の点に鑑み、このような問題を解
決すると共にかかる欠点を除去すべくなされたも
ので、その目的はミシンの高速運転時にはパルス
モータトルクを増加させ、ミシンの低速運転時に
はパルスモータトルクを減少させて、ミシンの高
速運転時の駆動力不足、ミシンの低速運転時の振
動を解消し、自動縫いミシンの性能向上および縫
製の生産性向上が得られる自動縫いミシンの駆動
装置を提供することにある。
決すると共にかかる欠点を除去すべくなされたも
ので、その目的はミシンの高速運転時にはパルス
モータトルクを増加させ、ミシンの低速運転時に
はパルスモータトルクを減少させて、ミシンの高
速運転時の駆動力不足、ミシンの低速運転時の振
動を解消し、自動縫いミシンの性能向上および縫
製の生産性向上が得られる自動縫いミシンの駆動
装置を提供することにある。
このような目的を達成するため、本発明はミシ
ンの回転速度に比例して位置決め装置の駆動力を
変化させる手段を備え、パルスモータコイルに流
れる電流値を変化させ、ミシンの高速運転時には
パルスモータのトルクを増加させ、ミシンの低速
運転時にはパルスモータのトルクを減少させるこ
とができるようにしたものである。
ンの回転速度に比例して位置決め装置の駆動力を
変化させる手段を備え、パルスモータコイルに流
れる電流値を変化させ、ミシンの高速運転時には
パルスモータのトルクを増加させ、ミシンの低速
運転時にはパルスモータのトルクを減少させるこ
とができるようにしたものである。
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第４図は本発明による自動縫い目ミシンの駆動
装置の一実施例を示すブロツク図で、自動縫いミ
シンのパルスモータドライバに係る部分を抽出し
て示したブロツク図である。
装置の一実施例を示すブロツク図で、自動縫いミ
シンのパルスモータドライバに係る部分を抽出し
て示したブロツク図である。
この第４図において第２図と同一符号のものは
相当部分を示し、３３は送りパルス列、３４はこ
の送りパルス列３３を入力としそのパルス列を積
分回路などにより平均化電圧として出力３４ａす
る電圧平均化回路で、その出力３４ａは電圧比較
回路２６の基準電圧入力端子に印加するように構
成されている。
相当部分を示し、３３は送りパルス列、３４はこ
の送りパルス列３３を入力としそのパルス列を積
分回路などにより平均化電圧として出力３４ａす
る電圧平均化回路で、その出力３４ａは電圧比較
回路２６の基準電圧入力端子に印加するように構
成されている。
つぎにこの第４図に示す実施例の動作を第５図
および第６図を参照して説明する。
および第６図を参照して説明する。
第５図はミシン運転速度による送りパルス列３
３と、電圧平均化回路３４によつて得られた平均
化電圧の出力３４ａの関係を示す説明図で、T0，
T1，T2は送りパルス列３３の周期を示し、e0，
e1，e2は平均化電圧を示す。そしてイはミシンの
低速運転の領域を示し、ロはミシンの中速運転の
領域、ハはミシンの高速運転の領域を示す。
３と、電圧平均化回路３４によつて得られた平均
化電圧の出力３４ａの関係を示す説明図で、T0，
T1，T2は送りパルス列３３の周期を示し、e0，
e1，e2は平均化電圧を示す。そしてイはミシンの
低速運転の領域を示し、ロはミシンの中速運転の
領域、ハはミシンの高速運転の領域を示す。
第６図はミシン運転時にパルスモータコイル２
２に印加される平均電圧E2，E3と平均電流I2，I3
との関係を示す説明図で、ａはミシンの高速運転
時の場合を示したものであり、ｂはミシンの低速
運転時の場合を示したものである。
２に印加される平均電圧E2，E3と平均電流I2，I3
との関係を示す説明図で、ａはミシンの高速運転
時の場合を示したものであり、ｂはミシンの低速
運転時の場合を示したものである。
まず、第４図において、パルスモータコイル２
３〜電圧比較回路２６およびPWM２８〜帰還ダ
イオード３２についての動作は前述の第２図の場
合と同様である。
３〜電圧比較回路２６およびPWM２８〜帰還ダ
イオード３２についての動作は前述の第２図の場
合と同様である。
つぎに、電圧平均化回路３４には送りパルス列
３３が入力され、そのパルス周波数に比例した平
均化電圧が出力３４ａとして送出される。そし
て、第５図に示すように、送りパルス列３３の周
期はミシンの回転数に比例してT0＞T1＞T2（T0
→T1→T2）と短くなり、パルス周波数は高くな
るため、電圧平均化回路３４に得られる平均化電
圧の出力３４ａもe0＜e1＜e2（e0→e1→e2）と高く
なる。
３３が入力され、そのパルス周波数に比例した平
均化電圧が出力３４ａとして送出される。そし
て、第５図に示すように、送りパルス列３３の周
期はミシンの回転数に比例してT0＞T1＞T2（T0
→T1→T2）と短くなり、パルス周波数は高くな
るため、電圧平均化回路３４に得られる平均化電
圧の出力３４ａもe0＜e1＜e2（e0→e1→e2）と高く
なる。
そして、電圧比較回路２６の基準電圧入力端に
は上記平均電圧の出力３４ａが入力されるため、
ミシンの回転数が高いときには基準電圧は高くな
り、電流検出抵抗２５の電圧を高くするように、
PWM２８はトランジスタ３０をスイツチングし
て、第６図のａに示されるように、パルスモータ
コイル２２に印加される平均電圧E2および平均
電流I2は高くなる。これとは逆に、ミシンの回転
数が低いときには、基準電圧は低くなり、第６図
のｂに示されるように、前述と同様な動作で、パ
ルスモータコイル２２に印加される平均電圧E3
および平均電流I3は低くなる。すなわち、E3＜
E2，I2＞I3である。
は上記平均電圧の出力３４ａが入力されるため、
ミシンの回転数が高いときには基準電圧は高くな
り、電流検出抵抗２５の電圧を高くするように、
PWM２８はトランジスタ３０をスイツチングし
て、第６図のａに示されるように、パルスモータ
コイル２２に印加される平均電圧E2および平均
電流I2は高くなる。これとは逆に、ミシンの回転
数が低いときには、基準電圧は低くなり、第６図
のｂに示されるように、前述と同様な動作で、パ
ルスモータコイル２２に印加される平均電圧E3
および平均電流I3は低くなる。すなわち、E3＜
E2，I2＞I3である。
したがつて、布押え位置決め装置の駆動力はミ
シンの高速運転時には高く、ミシンの低速運転時
には低く設定することができ、ミシン高速運転時
の駆動力不足，ミシン低速運転時の振動が解消さ
れ、自動縫いミシンの性能向上および縫製の生産
性向上を図ることができる。
シンの高速運転時には高く、ミシンの低速運転時
には低く設定することができ、ミシン高速運転時
の駆動力不足，ミシン低速運転時の振動が解消さ
れ、自動縫いミシンの性能向上および縫製の生産
性向上を図ることができる。
なお、上記実施例においては、パルスモータコ
イル２２の電流値をかかえるために、電流検出抵
抗２５の電圧を比較する基準電圧を変換する場合
を例にとつて説明したが、電流検出抵抗２５の抵
抗値の切換え、基準発振回路２９の発振周波数の
切換え、あるいは、PWM２８の遅延時間の切換
えであつてもよく、上記実施例と同様な利点が得
られる。
イル２２の電流値をかかえるために、電流検出抵
抗２５の電圧を比較する基準電圧を変換する場合
を例にとつて説明したが、電流検出抵抗２５の抵
抗値の切換え、基準発振回路２９の発振周波数の
切換え、あるいは、PWM２８の遅延時間の切換
えであつてもよく、上記実施例と同様な利点が得
られる。
以上説明したように、本発明によれば、ミシン
の回転速度に比例して位置決め駆動装置の駆動力
を変化させる手段を備え、ミシン運転速度に応じ
て布押え位置決め装置の駆動力を増減できるよう
に構成されているため、ミシン高速運転時の駆動
力不足，ミシン低速運転時の振動が解消され、自
動縫いミシンの性能向上および縫製の生産性向上
が得られるので、実用上の効果は極めて大であ
る。
の回転速度に比例して位置決め駆動装置の駆動力
を変化させる手段を備え、ミシン運転速度に応じ
て布押え位置決め装置の駆動力を増減できるよう
に構成されているため、ミシン高速運転時の駆動
力不足，ミシン低速運転時の振動が解消され、自
動縫いミシンの性能向上および縫製の生産性向上
が得られるので、実用上の効果は極めて大であ
る。
第１図は従来の自動縫いミシンの駆動装置の一
例を示すブロツク図、第２図は第１図におけるパ
ルスモータドライバに係る部分を抽出して示した
ブロツク図、第３図は第２図の動作説明に供する
パルスモータコイルに印加される電圧と流れる電
流の関係を示す説明図、第４図は本発明による自
動縫いミシンの駆動装置におけるパルスモータド
ライバの一実施例を示すブロツク図、第５図およ
び第６図は第４図の動作説明に供するミシン運転
速度により送りパルス列と平均化電圧との関係を
示す説明図およびミシン運転時にパルスモータコ
イルに印加される平均電圧と平均電流との関係を
示す説明図である。 １……ミシン、２……検出器、３……ミシンモ
ータ、４……ミシンドライバ、５，６……パルス
モータ、８，９……パルスモータドライバ、１０
……送りパルス列生成回路、１１……ミシンスイ
ツチ、１２……布押えスイツチ、１３……CPU
（制御装置）、２２……パルスモータコイル、２５
……電流検出抵抗、２６……電圧比較回路、２８
……パルス幅制御回路、３４……電圧平均化回
路。
例を示すブロツク図、第２図は第１図におけるパ
ルスモータドライバに係る部分を抽出して示した
ブロツク図、第３図は第２図の動作説明に供する
パルスモータコイルに印加される電圧と流れる電
流の関係を示す説明図、第４図は本発明による自
動縫いミシンの駆動装置におけるパルスモータド
ライバの一実施例を示すブロツク図、第５図およ
び第６図は第４図の動作説明に供するミシン運転
速度により送りパルス列と平均化電圧との関係を
示す説明図およびミシン運転時にパルスモータコ
イルに印加される平均電圧と平均電流との関係を
示す説明図である。 １……ミシン、２……検出器、３……ミシンモ
ータ、４……ミシンドライバ、５，６……パルス
モータ、８，９……パルスモータドライバ、１０
……送りパルス列生成回路、１１……ミシンスイ
ツチ、１２……布押えスイツチ、１３……CPU
（制御装置）、２２……パルスモータコイル、２５
……電流検出抵抗、２６……電圧比較回路、２８
……パルス幅制御回路、３４……電圧平均化回
路。
Claims (1)
- １ 縫目を形成するミシンと、このミシンを駆動
する駆動装置と、被加工物を挟持する布押え装置
を予めプログラムされたデータによつて位置決め
する位置決め駆動装置と、これら各装置を制御す
る制御装置とを設け、前記布押え装置を前記ミシ
ンの回転に同期して前記データ通り駆動させる自
動縫いミシンにおいて、周期がミシンの回転数に
比例して短くなる送りパルス列を入力してそのパ
ルス周波数に比例した平均化電圧を基準電圧とし
て出力する電圧平均化回路を前記位置決め駆動装
置のパルスモータドライバに付加し、前記布押え
装置を駆動させるパルスモータコイルに流れる電
流を電圧に変換して取り出したその電圧と前記基
準電圧とを電圧比較回路で比較し、前記ミシンの
回転速度に比例して前記位置決め駆動装置の駆動
力を変化させることを特徴とする自動縫いミシン
の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17752483A JPS6085784A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 自動縫いミシンの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17752483A JPS6085784A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 自動縫いミシンの駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6085784A JPS6085784A (ja) | 1985-05-15 |
| JPS6341596B2 true JPS6341596B2 (ja) | 1988-08-17 |
Family
ID=16032424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17752483A Granted JPS6085784A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 自動縫いミシンの駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6085784A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62254692A (ja) * | 1986-04-25 | 1987-11-06 | Mutoh Ind Ltd | ステツピングモ−タ駆動回路 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5144058A (ja) * | 1974-08-12 | 1976-04-15 | Union Special Corp | |
| JPS5923237A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-02-06 | コンバツシヨン・エンヂニアリング・インコ−ポレ−テツド | 原子力蒸気供給システムにおける放射計構造体に対する二方向アイソト−プ投影方法 |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP17752483A patent/JPS6085784A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5144058A (ja) * | 1974-08-12 | 1976-04-15 | Union Special Corp | |
| JPS5923237A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-02-06 | コンバツシヨン・エンヂニアリング・インコ−ポレ−テツド | 原子力蒸気供給システムにおける放射計構造体に対する二方向アイソト−プ投影方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6085784A (ja) | 1985-05-15 |
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