JPS6341452A - N,n’,n’−置換−3−アミノピロリジンの製造法 - Google Patents

N,n’,n’−置換−3−アミノピロリジンの製造法

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JPS6341452A
JPS6341452A JP18660786A JP18660786A JPS6341452A JP S6341452 A JPS6341452 A JP S6341452A JP 18660786 A JP18660786 A JP 18660786A JP 18660786 A JP18660786 A JP 18660786A JP S6341452 A JPS6341452 A JP S6341452A
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剛 北條
Masumi Tsutsumi
堤 ます美
Kazuhiko Nakazono
中園 数彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、合成原料として有用な、殊に農薬・医薬の
ような生理活性物質をつくる構成要素として適合するN
、N’、N’−置換−3−アミノピロリジンの製造法に
関する。
〔従来の技術〕
従来、N、N″、N″−置換−3−アミノビロリジン頚
の物性、製法、用途などに関する報告は殆どなく、僅か
に19137〜1968年にC,D、 Lun5for
d等が、■−位及び/或いは3−位に置換基を有する3
−アミノピロリジン類を合成した例が報告されているの
みである。彼等はl−置換−3−ピロリジノールを用い
、塩化チオニル或いはトシルクロリドと処理して3−ク
ロロ、或いは3−トシル体とし、これらと第一アミンと
の反応により1−位と3−位の窒素原子上に置換基を持
つ3−アミノピロリジンを、また、1−位に置換基を有
する3−クロロ或いは3−トシルピロリジンとフタルイ
ミドカリとを反応させて3−(フタルイミノ)ピロリジ
ンとした後、これをヒドラジン分解して3−位に置換基
を持たないl−置換−3−アミノピロリジンを合成した
( J、 Med、 Chem、+ 10.1015 
(1975) ; 1did、。
旦、 1034 (1968) )。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記の如き従来の1−置換−3−ピロシノールを原料と
するN、N″、N”−置換−3−アミノピロリジン合成
法は長い工程が必要であり、所要時間、原料費、人件費
など実用的な観点から問題が多い。本発明の目的は、有
用な新規化合物を含むN、N”、N’−i換−3−アミ
ノピロリジンを工業的に都合良く製造する新しい方法を
提供する事である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的化合物は、N、N’、N’  互換−3−
アミノピロリジンとして化学式: をもって表される化合物である。
本発明によればかかるNINZN″−置換−3=アミノ
ピロリジンは、一般式: %式% 〔式中、X、 Y及びZはそれぞれ塩素、臭素、ヨウ素
のようなハロゲン原子、又はOR,21¥(ここでRは
C1〜C4の低級アルキル基よりなるアルカンスルホニ
ル基、或いはトルエンスルボニルのような芳香族スルホ
ニル基)を表す〕で表される三置換ブタンに、一般式: %式%) (式中、R1はC8〜C2゜のアルキル基、ベンジル、
互換ヘンシル、フェネチル等のアリールアルキル基、フ
ェニル、置換フェニル等のアリール基を表す)で表され
る第一アミンと、アンモニア或いは一般弐: R2(lit’)Nl+ (式中、R2及びR3はそれぞれ独立に水素原子、CI
” Cz oのアルキル基、ベンジル、置換ヘンシル、
フェネチル等のアリールアルキル基、フェニル、置換フ
ェニル等のアリール基を表す)で表される第一アミン、
或いは第二アミンを逐次反応させる事により得られる。
本反応に用いられる1、2.4−三置換ブタン類を具体
的に示すと、例えばC2,4−)リクロロブタン、1,
2.4− トリブロモブタン、1,4−ジブロモ−2−
メタンスルホノキシブタン、■、2−ジブロモー4−ク
ロロブタン、1.2.4− トリス(メタンスルホノキ
シ)ブタン、C2,4−)リス(p−トルエンスルホノ
キシ)ブタン、1.2−ジブロモ−4−メタンスルホノ
キシブタンなどが挙げられるが、原料としてはこれらに
限定されるものではなく、ブタン骨格上の各置換基には
ハロゲン原子、アルカンスルホニル基、芳香族スルホニ
ル基など、通常脱離基として使用されるものが任意の順
序で組み合わされたものが使用可能である。
本発明者等はこれらのC2,4−三置換ブタン類とアミ
ン類との反応を研究した結果、N、N’、N”−置換−
3−アミノピロリジンを一工程で合成する従来全く例を
みない新しい反応を見出し、更に詳細に反応条件の検討
を行って本製法を完成させたものである。
以下、本発明の具体的な方法について詳しく説明する。
本反応の条件は、用いる1、2.4−三置換ブタンの反
応性、及び用いるアミン類の反応性によって異なるが、
一般にはまず三置換ブタン1当量に対して、R’NH!
で表される第一アミン1当量を2当量の塩基を用いて温
和な条件にて反応させ、次いでアンモニア或いはR”(
R’)NHで表されるアミンを1当量の塩基を用いて反
応せしめる。
塩基としては、ナトリウムアルコラード、カセイソーダ
、炭酸カリなどの通常のアルカリが用いられるが、これ
に代えて導入するアンモニア或いは第一アミンを用いる
ことができる。本反応は溶媒の存在或いは非存在下に行
う事ができる。反応は、水、エタノール、イソプロピル
アルコール、ベンゼン、トルエンなどの通常の溶媒を用
いて均一な反応系で行ってもよく、また有機溶媒とアル
カリ水溶液との混合液の二相系にて行ってもよい。
最初のR’N)Ifで表される第一アミンとの反応は通
常40〜120℃の間で行い、1〜3時間で完結する。
次いでアンモニア或いはR”(R3)N11で表される
アミンとの反応は、用いるアミンの反応性にもよるが、
一般に最初の反応に比べ高い温度と長い反応時間が必要
である。
この後半の反応では、アンモニア或いはR”(R3)N
i1で表されるアミンの量は理論量よりも多く使用する
ことが望ましく、例え1f6当量以上用いると良い結果
が得られる。
一般に三置換ブタンと最初のアミンとの反応の後は、で
きるだけ続けて2番目のアミンとの反応を行うことが望
ましいが、用いる三置換ブタン及びアミンの種類によっ
ては、必要に応じて、前半の反応を終了した段階で粗製
の中間体を注意深く単離し、直ちに次の反応に供するこ
とも可能である。
特殊な場合として、本発明の方法によって1−位と3−
位の窒素原子上に同じ置換基を持ち、一般式: で表されるN、 N’−二置換−3−アミノピロリジン
を製造する場合には、最初に加えるアミンと2番目に加
えるアミンが同一の第一アミン(R’=R2、R’=l
l)であるので、この場合は逐次的に第一アミンを加え
る必要がなく、塩基の存在或いは非存在下に、第一アミ
ンと三置換ブタンを溶媒の存在或いは非存在下に一度に
反応させることが可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、入手が容易で市販の各種原料、例えば
L2,4−ブタントリオール、4−ブロモ−1−ブテン
などから常法によリ一工程で容易に高収率で得られる1
、2.4−三置換ブタン類、例えば1.2.4− )リ
スメタンスルホノキシブタン、1,2.4−1−リプロ
モブタンを用いてアミン類との反応を行うことにより、
従来その製造に長い工程を要していたN、 N’ 、 
N″−置換−3−アミノピロリジン類を一工程で好収率
に得る事ができる。
尚、本発明によって得られるN、N’ 、N’−置換−
3−7ミノピロリジンは、その構造から予想されるよう
に、繊維処理剤、紙処理剤、農薬、キレート剤、コーテ
ィング剤、接着剤、ゴム薬品に配合もしくは誘導体とし
て、又医薬、原薬の合成原料として利用され得る。
〔実 施 例〕
以下本発明の製造法の実施例を示すが、本発明の方法は
これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1(1−ベンジル−3−アミノピロリジンの合成
) カセイソーダ26.7gを水100m1に溶かし、トル
エン17On+1 とベンジルアミン38m lを加え
た。
かき混ぜながら1,2.4− トリス(メタンスルホノ
キシ)ブタン113.3g (融点63.5〜64.5
℃)を加え、約65℃まで加熱した。同温度で3時間反
応させた後、室温付近まで冷却した。分液し、有機層を
水100+alで洗った後減圧濃縮し、粗製の1−ベン
ジル−3−メタンスルホノキシピロリジンを得た(NM
R(CDCIs) ;  δ=7.36(s、511)
5.00〜5.37(m、l1l)、 3.67(s、
2+1)、 2.97(s、3H)。
1.73〜3.13(m、611)。IR(neat)
: 1350.1170゜950、 900 cm”’
)  。
これをイソプロピルアルコール170m1に溶がし、オ
ートクレーブ中に移した。液体アンモニア400m l
を導入し、温度130℃、内圧76〜80kg/c+n
2で4時間かき混ぜた。反応液を濃縮し、残分に水30
0n+ 1を加えた。分離した油層は廃棄し、水層にカ
セイソーダ66gを溶かし、ベンゼア150m1で2回
振り混ぜた。ベンゼン層を合わせ、硫酸マグネシウム上
で乾燥した後濃縮し、粗製の1−ベンジル−3−アミノ
ピロリジン38.1g(65,5%)を油状物として得
た。これを減圧上蒸留し、沸点107〜108℃/2m
m11gの精製品19.4g(33,3%)を得た。
NMR(CDCI:l) ;δ=7.34(s、511
)、 3.63(s、211)。
3.02〜3.77(m、III)、 1.01〜2.
97(m、611)。
1.37(s、211) IR(neat) ;3350.3250.1600.
880 cm”’実施例2 (1−ベンジル−3−メチ
ルアミノピロノジンの合成) イソプロピルアルコール175m1にベンジルアミン8
1.8mlを?6解させ、かき混ぜな力くら1,2.4
−トリス(メタンスルホノキシ)ブタン85.2g(融
点63.5〜64.5”c)を加え、82℃まで加熱し
た。同温度で還流下2時間反応させた後室温付近まで冷
却した。反応液をオートクレーブ中に入れ、メチルアミ
ンの40%水溶液300m lを加え、90℃で2時間
かき混ぜた。次に反応液を濃縮し、残分に5N力セイソ
ーダ水溶液500m1を加えた。
この水溶液にトルエン200m lを加えて振り、トル
エン層を分けて水洗いした後濃縮した。残分を減圧上蒸
留し、1IAIのベンジルアミンと副’1したN、N’
−ジベンジル−3−アミノピロリジンを除き、粗製の1
−ベンジル−3−メチルアミノピロリジン17.6g(
36,9%)を油状物として得た。これを減圧上蒸留し
、沸点102〜103°C/1mm11gの粗製品12
.9g(27,1%)を得た。
実施例3 (1−ベンジル−3−エチルアミノピロリジ
ンの合成) a) カセイソーダ26.7gを水100m1に溶解さ
せトルエン170+y+1 とベンジルアミン38m 
lを加えた。かき混ぜなからC2+4−)リス(メタン
スルホノキシ)ブタン113.3g (融点63.5〜
64.5°C)を加え、約65℃まで加熱した。同温度
で3時間反応させた後、室温付近まで冷却し分液した。
有機層をオートクレーブ中に入れ、エチルアミン40抛
1を加え、温度150’c、内圧25kg/cm”で2
時間かき混ぜた。反応後冷却し、反応液を水600m1
 、I Nカセイソーダ水溶液330m1 、水600
m1で順次洗浄した後濃縮し、粗製の1−ベンジル−3
−エチルアミノピロリジン31.7g(47,1%)を
油状物として得た。これを減圧上蒸留し、沸点106〜
107’C/1mm)1gの精製品16.4g(24,
3%)を得た。
NMR(CDC13) iδ=7.30(s、511)
、 3.60(s、21り。
3.07〜3.47(n+、11り、 1.27〜2.
90<m、811)。
1.07(t、 J=611z、311)IR(nea
t) ; 3250 cm−’b)カセイソーダ26.
7gを水100m1 ニ溶かし1−ルエン170m1 
とヘンシルアミン38m l ’jr jll エた。
かきl昆ぜながらC2,4−トリブロモフ゛タン97.
3g(沸点99.5”C15,5mmHg)を加え、約
65℃マチ加熱した。同温度で3時間反応させた後室温
付近まで冷却し、分液した。有機層をとり水洗いした後
、硫酸ナトリウム上で脱水してオートクレーブ中に入れ
た。エチルアミン400m Fを加え、温度150℃、
内圧25kg/cm2で2時間かき混ぜた。冷却し、反
応液を水600m1 、  INカセイソーダ水溶液3
30m1 、水600m1 T:順次洗浄した後濃縮し
、粗製の1−ヘンシル−3−エチルアミノピロリジン3
1.7g(47,1%)を得た。これを減圧上蒸留し、
沸点106〜107”C/lmm1gの精製品16.4
g(24,3%)を得た。
このもののNMR及びIRスペクトルは、実施例3aで
得られたl−ベンジル−3−エチルアミノピロリジンの
ものと一敗した。
C) カセイソーダ26.7gを水100m1に)8解
させトルエン170m1 とベンジルアミン38m1を
加えた。かきン昆ぜながら1.2−シフ′ロモー4−メ
タンスルホノキシブタン91.7g(沸点137〜13
9’C/1mlmm1lを加え、約65°Cまで加熱し
た。同温度で3時間反応させた後室温付近まで冷却し、
分ン皮した。有機層をオートクレーブ中に入れ、エチル
アミン400m1を加え、温度150℃、内圧25kg
/cm”で2時間かき混ぜた。反応後冷却し、反応液を
水600m1 、I Nカセイソーダ水溶液330m1
 、水600m1で順次洗浄した後濃縮し、粗製の1−
ベンジル−3−エチルアミノピロリジン31.7g(4
7,1%)を油状物として得た。これを減圧上蒸留し、
沸点106〜107℃/lmmHgの精製品16.4g
(24,3%)を得た。
このもののNMR及びIRスペクトルは、実施例3aで
得られたl−ベンジル−3−エチルアミノピロリジンの
ものと一致した。
実施例4 (1−ベンジル−3−(N、〜−ジメチル)
アミノピロリジンの合成) イソプロピルアルコール175m1にベンジルアミン8
1.8mlを溶かし、かき混ぜながら1,2.4−トリ
ス(メタンスルホノキシ)ブタン85.2g(融点63
.5〜64.5℃)を加えた。82℃まで加熱し、同温
度で還流下2時間反応させた後室温付近まで冷却した。
反応液をオートクレーブ中に移し、ジメチルアミンの5
0%水溶液300m1を加え、90℃で2時間かき混ぜ
た。次いで、反応液を濃縮し、残分に5N力セイソーダ
水溶液500m lとトルエン200m1を加え分液し
た。有機層を水洗いした後?;縮した。残分を減圧上蒸
留し、過量のベンジルアミンと副生したN、N″−ジベ
ンジル−3−アミノピロリジンを除去し、粗製の1−ベ
ンジル−3−(N、N−ジメチル)アミノピロリジン2
4.1g (47,1%)を油状物として得た。更にこ
れを減圧下20co+のビグリュー管を通して蒸留し、
沸点103〜104℃/1mm11gの精製品17.1
g(33,5%)を得た。
nM’  1.5185 NMR(CDC1i) iδ=7.33(s、511)
、 3.60(s、211)。
2.20(s、6tl)、 1.37〜3.03(m、
 7H)実施例5 (N、N’−ジメチル−3−アミノ
ピロリジンの合成) メチルアミンの40%水i8m863mlに、1,2.
4−トリス(メタンスルホノキシ)ブタン170.2g
(融点63.5〜64.5℃)を加え、かき混ぜながら
徐々に加熱し、84〜94℃で2.5時間反応させた。
次に反応液を濃縮し、残分にカセイソーダ200gを水
400m1に溶かした溶液を加えた。これをベンゼン3
00m l と2回振り混ぜ、ベンゼン層を合わせて硫
酸マグネシウム上で乾燥した後常圧でベンゼンを留去し
、粗製のN、N’−ジメチル−3−アミノピロリジン5
0.7g(88,8%)を油状物として得た。これを窒
素雰囲気下常圧で20cmのビグリュー管を通して蒸留
し、沸点148〜149℃の精製品26.8g(46,
9%)を得た。
08° 1.4562 SGH0,8824 NMR(CDC13) ;δ−3,07〜3.40(m
、IH)、 2.40(s、311)。
2.37(s、3H)、 1.33〜2.83(m、7
11)IR(neat) ;  3250 cra−’
実施例6 (N、N’−ジエチル−3−アミノピロリジ
ンの合成) エチルアミンの70%水溶液1600m1に1.2.4
−トリブロモブタン294.9g (沸点99.5℃1
5.5mml1g)を加え、かき混ぜながら徐々に加熱
し、83〜85℃で1.5時間反応させた。次いで反応
液を濃縮し、残分にカセイソーダ400gを水800m
 lに溶かした溶液を加えた。これをベンゼン300m
 l と2回振り混ぜ、ベンゼン層を合わせて硫酸マグ
ネシウム上で乾燥した後常圧でベンゼンを留去し、粗製
のN、N’−ジエチル−3−アミノピロリジン114.
1g (80,2%)を得た。これを窒素雰囲気下常圧
で蒸留し、沸点178〜182℃の留分77.5g(5
4,5%)を得た。
この物は更に次のように塩酸塩の形にして精製した。即
ち、塩化水素41.7gを含むエタノール180m1中
にこの留分を滴下し、析出品を濾取した。これを再びエ
タノール150m1より再結晶しN、 N’−ジエチル
−3−アミノピロリジン・二塩酸塩88.0g(77,
1%)を白色結晶として得た(mp 170〜172℃
、塩素含量二計算値(χ)32.96゜実測値(χ)3
2.88)。
これをナトリウムメトキシド44.1gを含むメタノー
ル200n+ を中に徐々に加え、30分間力U熱ぷ流
させた後冷却し、析出した塩化ナトリウムを濾別した。
濾)仮を常圧で濃縮し、残分を窒素雰囲気上常圧で蒸留
して、沸点180〜182℃のN、 N’−ジエチル−
3−アミノピロリジン41.8g(71,8%)を得た
06° 1.4553 NMR(CDC13) :δ=3.10〜3.46(m
、III)、 1.30〜2.90(m、118)、 
1.10(t、 J=6Hz、6tl)IR(neat
) ;  3200 cm−’実施例?  (N、 N
゛−ジフェニル−3−アミノピロリジンの合成) カセイソーダ6gを水15m1に溶解させ、アニリン2
7.3mlを加えた。かき混ぜながら1,2.4−トリ
ブロモブタン14.7g(沸点99.5°C15,5m
mf1g)を加え徐々に加熱し、100℃で3時間反応
させた。次いで室温付近まで冷却し、ベンゼン30m1
と水10m1を加え振り混ぜてから分液した。ベンゼン
層を水30m1で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥し濃縮
した。残分より過量のアニリンを減圧上留去しく36〜
b フェニル−3−アミノピロリジン10.3g(86,4
%)を油状物として得た。これを窒素雰囲気下城圧蒸留
し、沸点193〜194℃/1lmm1(、融点68〜
70°Cの固体8.4g(70,7%)を得た。これを
エタノール17m1から再結晶し、N、N’−ジフェニ
ル−3−アミノピロリジンの白色結晶7.7g(65,
0%)を得た。
融点68〜70℃ NMR(CDCh) iδ=6.43〜7.47(m、
l0H)、 4.00〜2.37(m、111)、 3
.03〜3.80(m、511)、 1.67〜2.5
7 (m、 211) IR(neat) ;  3350.1595 cm−
’出願人代理人  古 谷   馨 手続ネ甫正書(自発) 昭和61年9月10日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式: XCH_2CHYCH_2CH_2Z 〔式中、X、Y及びZはそれぞれハロゲン原子、又はO
    R基(ここでRはアルカンスルホニル基或いは芳香族ス
    ルホニル基)を表す〕で表される三置換ブタンに、一般
    式: R^1NH_2 (式中、R^1はアルキル基、アリール基、又はアリー
    ルアルキル基を表す)で表される第一アミンと、アンモ
    ニア或いは一般式: R^2(R^3)NH (式中、R^2及びR^3はそれぞれ独立に水素原子ア
    ルキル基、アリール基、又はアリールアルキル基を表す
    )で表される第一或いは第二アミンを逐次反応させる事
    を特徴とする 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるN,N′,N′−置換−3−アミノピロリジ
    ンの製造法。 2 一般式R^2(R^3)NHで表されるアミンが一
    般式R^1NH_2で表されるアミンと同一である特許
    請求の範囲第1項記載の製造法。 3 ハロゲン原子が塩素、臭素又はヨウ素原子である特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載の製造法。
JP18660786A 1985-10-11 1986-08-08 N,n’,n’−置換−3−アミノピロリジンの製造法 Granted JPS6341452A (ja)

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JP18660786A JPS6341452A (ja) 1986-08-08 1986-08-08 N,n’,n’−置換−3−アミノピロリジンの製造法
US06/916,936 US4785119A (en) 1985-10-11 1986-10-07 3-aminopyrrolidine compound and process for preparation thereof
DE8686113972T DE3686387T2 (de) 1985-10-11 1986-10-08 Verfahren zur herstellung von 3-aminopyrrolidine.
EP86113972A EP0218249B1 (en) 1985-10-11 1986-10-08 Process for the production of 3-aminopyrrolidines

Applications Claiming Priority (1)

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