JPS6341411Y2 - - Google Patents

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JPS6341411Y2
JPS6341411Y2 JP18632780U JP18632780U JPS6341411Y2 JP S6341411 Y2 JPS6341411 Y2 JP S6341411Y2 JP 18632780 U JP18632780 U JP 18632780U JP 18632780 U JP18632780 U JP 18632780U JP S6341411 Y2 JPS6341411 Y2 JP S6341411Y2
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JP
Japan
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floor
sound absorbing
machine room
sound
hole
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JP18632780U
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JPS57106670U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエレベータ機械室に設置される吸音
装置の改良に関するものである。
エレベータのかごとつり合おもりを結合する主
索は、機械室の床に設けられた穴を貫通して上下
に動いている。一方、機械室では、電動機の磁気
音、電磁接触器の作動音等の騒音が発生してお
り、これが上記穴を通じて昇降路内に伝えられ
る。そこで、機械室の床の穴の部分に吸音ダクト
を設置することがあり、これを第1図及び第2図
に示す。
図中、1はエレベータ機械室の床、1Aは床1
を構成するスラブコンクリート、1Bはスラブコ
ンクリート1Aの上面に打たれたシンダコンクリ
ート、2は床1を貫通する穴、3は床1の上に敷
設され形鋼で形成された機械台、4は機械台3の
上に設置された巻上機台、5は巻上機台4の上に
固定された巻上機、6は巻上機の駆動綱車、7は
巻上機台4に枢着されたそらせ車、8は綱車6及
びそらせ車7に巻き掛けられ機械室の穴2を通過
し、両端にかご(図示しない)及びつり合おもり
(図示しない)が結合された主索、9は床1の上
に固設され主索8を包囲する吸音ダクト、10は
吸音ダクト9を構成する筒、11は筒10の内側
に設けられた吸音材である。
すなわち、機械室内で発生する騒音は、吸音ダ
クト9を通過するときは吸音材11によつて吸音
されるので、昇降路内へ伝えられる量は小さくな
る。そして、吸音ダクト9の長さは一定値以上長
くないと、期待する吸音性能は得られない。
しかし、吸音ダクト9の長さを延ばすと、その
上部と綱車6、巻上機台4との干渉裕度が少なく
なる。ときにはこれらと干渉するため、吸音効果
をある程度犠牲にして吸音ダクト9を短くするこ
ともある。また、吸音ダクト9を機械室側でなく
昇降路側(床1の下面、すなわち昇降路の天井)
に設置することもあるが、この場合は頂部すき間
(かごが最上階に停止したときのかご上端から昇
降路の頂部にある床1、又ははりの下端までの垂
直距離)を規定値にすることが困難になる。
この考案は上記不具合を改良するもので、機械
室の床の上下にスペースを取らず、かつ吸音性を
高めることのできるエレベータ機械室の吸音装置
を提供することを目的とする。
以下、第3図によりこの考案の一実施例を説明
する。
図中、1aは床1の上面、10は円筒形に形成
されその上半部は床の上面1aの上方へ突出し、
下半部は床の穴2内に挿入され下端は床1の下面
とほぼ一致している筒、10aは筒10の側壁の
一部が折り曲げられて外方へ張り出し床の上面1
aに当接させて筒10を支持する支持片である。
すなわち、吸音ダクト9の長さの少なくとも一
部は床の穴2内に挿入されているので、吸音ダク
ト9を所定長さにしたとき、床の上面1aから機
械室側へ突出する長さは、第2図のものに比し短
くなり、綱車6、巻上機台4を特に高い位置に配
置することなく所要長さの吸音ダクト9の設置が
可能である。
第4図〜第6図はこの考案の他の実施例を示
す。
第4図のものは、筒10の一端に支持片10a
を設け、これをシンダコンクリート1Bの上面に
当接させて吸音ダクト9を支持し、吸音ダクト9
を床の穴2に挿入し、その下端を昇降路側へ突出
させたものである。この場合も吸音ダクト9が昇
降側へ突出する長さは、従来に比し短くなること
は明らかである。
第5図のものは、床1の上面1aに鋼板製の型
板12を敷設し、筒10の外壁に支持片10aを
固着して、吸音ダクト9をシンダコンクリート1
Bの上に支持させたものである。この場合も第3
図と同様の機能を持つことは容易に理解できよ
う。
第6図のものは、第5図の床構造の場合に、第
4図と同様の吸音ダクト9を設けたものである。
上記各実施例から明らかなように、床1の厚さ
を吸音ダクト9の長さの一部に利用したので、そ
の分だけ吸音ダクト9の機械室側又は昇降路側へ
の突出長さが減少している。
なお、実施例では主索8の通過する床の穴2に
ついて説明したが、調速機ロープ(図示しない)
の通過する穴にも適用してもよいことは言うまで
もない。
以上説明したとおりこの考案では、機械室の床
のロープ穴に設けられる吸音ダクトを、上記穴に
挿入し吸音ダクトの下端の挿入深さを浅くとも機
械室の床の下面対応位置に配置したので、所要の
吸音性能を有する吸音ダクトを少ないスペースで
設置することができ、他の機械室機器を特に床面
から高い位置に設置することなく所要の吸音性能
を容易に得ることができるエレベータ機械室の吸
音装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエレベータ機械室の吸音装置を
示す機械室縦断面図、第2図は第1図の吸音ダク
トの縦断面図、第3図はこの考案によるエレベー
タ機械室の吸音装置の一実施例を示す縦断面図で
第2図相当図、第4図〜第6図はそれぞれこの考
案の他の実施例を示す縦断面図で第3図相当図で
ある。 1……機械室の床、2……機械室の床の穴、8
……主索、9……吸音ダクト、10……筒、11
……吸音材、なお、図中同一部分又は相当部分は
同一符号により示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロープが挿通される穴が設けられた機械室の
    床、上記ロープと空隙を隔てて上記ロープを包囲
    する吸音材が内側に設けられて筒状をなし上記床
    に装着されかつ上記穴に挿入され下端の挿入深さ
    が浅くとも上記床の下面対応位置に配置された吸
    音ダクトを備えたエレベータ機械室の吸音装置。
JP18632780U 1980-12-24 1980-12-24 Expired JPS6341411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18632780U JPS6341411Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24

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JP18632780U JPS6341411Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57106670U JPS57106670U (ja) 1982-07-01
JPS6341411Y2 true JPS6341411Y2 (ja) 1988-10-31

Family

ID=29988176

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JP18632780U Expired JPS6341411Y2 (ja) 1980-12-24 1980-12-24

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JPS57106670U (ja) 1982-07-01

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