JPS6341241B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6341241B2 JPS6341241B2 JP15936782A JP15936782A JPS6341241B2 JP S6341241 B2 JPS6341241 B2 JP S6341241B2 JP 15936782 A JP15936782 A JP 15936782A JP 15936782 A JP15936782 A JP 15936782A JP S6341241 B2 JPS6341241 B2 JP S6341241B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slits
- resistor
- metal
- microwave integrated
- integrated circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims 1
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 claims 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 8
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- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/16—Auxiliary devices for mode selection, e.g. mode suppression or mode promotion; for mode conversion
Landscapes
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、誘電体基板と金属膜とから構成さ
れた二本の平行なスリツトを伝搬する偶モードと
奇モードの電波を分離するモードフイルタの効果
を有するマイクロ波集積回路に関するものであ
る。
れた二本の平行なスリツトを伝搬する偶モードと
奇モードの電波を分離するモードフイルタの効果
を有するマイクロ波集積回路に関するものであ
る。
第1図は、従来のこの種の回路の一例を示して
おり、第2図はその横方向からの断面を示してい
る。図において、1はアルミナあるいはテフロン
(登録商標)等の誘電体基板、2および3は地導
体、4は中心導体、5は地導体2,3間を結ぶ金
属ワイヤであり、1,2,3および4から二本の
平行なスリツト6a,6bが形成されている。
おり、第2図はその横方向からの断面を示してい
る。図において、1はアルミナあるいはテフロン
(登録商標)等の誘電体基板、2および3は地導
体、4は中心導体、5は地導体2,3間を結ぶ金
属ワイヤであり、1,2,3および4から二本の
平行なスリツト6a,6bが形成されている。
次に第1図を用いて、このマイクロ波集積回路
のモードフイルタとしての動作を簡単に説明す
る。
のモードフイルタとしての動作を簡単に説明す
る。
このような二本の平行なスリツト6a,6bに
は、伝搬しやすいモードが2種ある。そのうちの
1つは、図中に実線の矢印で電界を示すような奇
モードであり、他の1つは図中に破線の矢印で電
界を示すような偶モードである。奇モードの電波
は、TEM波であり、偶モードの電波は、TE波で
あるので、偶モードでは進行方向に磁界成分が存
在している。
は、伝搬しやすいモードが2種ある。そのうちの
1つは、図中に実線の矢印で電界を示すような奇
モードであり、他の1つは図中に破線の矢印で電
界を示すような偶モードである。奇モードの電波
は、TEM波であり、偶モードの電波は、TE波で
あるので、偶モードでは進行方向に磁界成分が存
在している。
以上のような2つのモードの電波が第1図の左
から伝搬してきたとすると、まず、奇モードの電
波はTEM波であるので、進行方向に垂直に張ら
れた金属ワイヤ5と磁界とが平行になるので、金
属ワイヤ5には影響されることなく、右方向に伝
搬してゆく。一方、偶モードの電波はTE波であ
るので、磁界成分が金属ワイヤ5と垂直になるの
で金属ワイヤと結合し、金属ワイヤに電流が流
れ、金属ワイヤ5の位置で、インピーダンスは短
絡に近くなる。したがつて、偶モードの電波の多
くは、金属ワイヤ5によつて反射され右方向には
伝搬しない。
から伝搬してきたとすると、まず、奇モードの電
波はTEM波であるので、進行方向に垂直に張ら
れた金属ワイヤ5と磁界とが平行になるので、金
属ワイヤ5には影響されることなく、右方向に伝
搬してゆく。一方、偶モードの電波はTE波であ
るので、磁界成分が金属ワイヤ5と垂直になるの
で金属ワイヤと結合し、金属ワイヤに電流が流
れ、金属ワイヤ5の位置で、インピーダンスは短
絡に近くなる。したがつて、偶モードの電波の多
くは、金属ワイヤ5によつて反射され右方向には
伝搬しない。
以上のように、二本の平行なスリツト6a,6
bに混在する偶モードの電波と、奇モードの電波
のうち、偶モードの電波だけが金属ワイヤによつ
て反射され、第1図に示す回路がモードフイルタ
として動作する。
bに混在する偶モードの電波と、奇モードの電波
のうち、偶モードの電波だけが金属ワイヤによつ
て反射され、第1図に示す回路がモードフイルタ
として動作する。
しかし、第1図に示す様な、従来のマイクロ波
集積回路では、金属ワイヤを設置するための、ボ
ンデイングあるいは半田付等の作業が必要となる
ので、短絡面を精度良くかつ、再現性良く工作す
ることが難しい欠点があつた。また、作業時間が
長くコストが高い欠点があつた。また、ミキサや
スイツチのような半導体を使う場合には、地導体
2と地導体3とが直流的に分離していることが望
ましい場合があり、そのような場合には使用でき
ない欠点があつた。
集積回路では、金属ワイヤを設置するための、ボ
ンデイングあるいは半田付等の作業が必要となる
ので、短絡面を精度良くかつ、再現性良く工作す
ることが難しい欠点があつた。また、作業時間が
長くコストが高い欠点があつた。また、ミキサや
スイツチのような半導体を使う場合には、地導体
2と地導体3とが直流的に分離していることが望
ましい場合があり、そのような場合には使用でき
ない欠点があつた。
この発明は、これらの欠点を除去するために、
二本の平行なスリツトの基板裏側に、中央部が抵
抗体によつて接続され、抵抗体を含む全長が約半
波長となるような金属ストリツプを、二本の平行
なスリツトに垂直となるように設けて偶モードの
伝搬を抑圧するようにしたもので、以下図面につ
いてこの発明を詳細に説明する。
二本の平行なスリツトの基板裏側に、中央部が抵
抗体によつて接続され、抵抗体を含む全長が約半
波長となるような金属ストリツプを、二本の平行
なスリツトに垂直となるように設けて偶モードの
伝搬を抑圧するようにしたもので、以下図面につ
いてこの発明を詳細に説明する。
第3図は、この発明の実施例であり、第4図は
その横方向からの断面を示す図である。図におい
て7は、基板の裏側に設けた金属ストリツプ、8
は抵抗体である。ここにおいて、金属ストリツプ
の7の長さは偶モードを抑圧したい周波数におい
て、およそ1/4波長となるようにし、抵抗体8と
抵抗体の両側に接続される金属ストリツプ7との
全長は、およそ、半波長にしておく。
その横方向からの断面を示す図である。図におい
て7は、基板の裏側に設けた金属ストリツプ、8
は抵抗体である。ここにおいて、金属ストリツプ
の7の長さは偶モードを抑圧したい周波数におい
て、およそ1/4波長となるようにし、抵抗体8と
抵抗体の両側に接続される金属ストリツプ7との
全長は、およそ、半波長にしておく。
第1図と同様に、左方向から偶モードと奇モー
ドの電波が伝搬してきたものとする。奇モードは
前述のようにTEM波であるので、電波の進行方
向に垂直な金属ストリツプ7の幅を狭くしておく
ことにより、金属ストリツプ7には結合すること
なく、右方向に伝搬する。
ドの電波が伝搬してきたものとする。奇モードは
前述のようにTEM波であるので、電波の進行方
向に垂直な金属ストリツプ7の幅を狭くしておく
ことにより、金属ストリツプ7には結合すること
なく、右方向に伝搬する。
しかし、偶モードは、前述のように進行方向に
磁界成分を持つので、偶モードの電波は、金属ス
トリツプ7に結合し、抵抗体8に、その電力が消
費され、右方向にほとんど伝搬しない。この際に
抵抗体8の両側に接続される金属ストリツプと、
抵抗体8との全長がおよそ半波長であると、結合
が最大となる。
磁界成分を持つので、偶モードの電波は、金属ス
トリツプ7に結合し、抵抗体8に、その電力が消
費され、右方向にほとんど伝搬しない。この際に
抵抗体8の両側に接続される金属ストリツプと、
抵抗体8との全長がおよそ半波長であると、結合
が最大となる。
なお以上は、2本の平行なスリツトとして、幅
の一定な直線のスリツトを想定して説明している
が、この発明は、第5図に示すように、スリツト
6a,6bの幅が一定でない場合、また、第6図
に示すように、スリツト6a,6bが曲がつてい
る場合に用いてもよい。
の一定な直線のスリツトを想定して説明している
が、この発明は、第5図に示すように、スリツト
6a,6bの幅が一定でない場合、また、第6図
に示すように、スリツト6a,6bが曲がつてい
る場合に用いてもよい。
以上述べたように、この発明に係るマイクロ波
集積回路では、二本の平行なスリツトの裏側に設
けた中央部がそれぞれ抵抗体により接続される。
全長がおよそ半波長の金属ストリツプにより、奇
モードの抑圧をすることができる。この金属スト
リツプおよび抵抗体は、フオトエツチング加工に
より工作できるので、従来の金属ワイヤのボンデ
イング等に比べて、位置を精度良く再現性良くで
きる利点があり、さらに、エツチング加工により
工作できるので量産に向き、コストが安い利点が
ある。また、二本のスリツトを構成する地導体に
直接接続しないので、従来のもののように、両地
導体間を直流的に短絡せず、ミキサやスイツチ等
の半導体素子にバイアス電圧を加えることが可能
になる利点がある。
集積回路では、二本の平行なスリツトの裏側に設
けた中央部がそれぞれ抵抗体により接続される。
全長がおよそ半波長の金属ストリツプにより、奇
モードの抑圧をすることができる。この金属スト
リツプおよび抵抗体は、フオトエツチング加工に
より工作できるので、従来の金属ワイヤのボンデ
イング等に比べて、位置を精度良く再現性良くで
きる利点があり、さらに、エツチング加工により
工作できるので量産に向き、コストが安い利点が
ある。また、二本のスリツトを構成する地導体に
直接接続しないので、従来のもののように、両地
導体間を直流的に短絡せず、ミキサやスイツチ等
の半導体素子にバイアス電圧を加えることが可能
になる利点がある。
第1図および第2図は、従来のマイクロ波集積
回路の一例を示す図、第3図および第4図は、こ
の発明の一実施例を示す図、第5図および第6図
は、この発明による他の実施例を示す図である。 図中、1は誘導体基板、5は金属ワイヤ、6は
スリツト、7は金属ストリツプ、8は抵抗体であ
る。なお、図中同一あるいは、あるいは相当部分
には、同一符号を付して示してある。
回路の一例を示す図、第3図および第4図は、こ
の発明の一実施例を示す図、第5図および第6図
は、この発明による他の実施例を示す図である。 図中、1は誘導体基板、5は金属ワイヤ、6は
スリツト、7は金属ストリツプ、8は抵抗体であ
る。なお、図中同一あるいは、あるいは相当部分
には、同一符号を付して示してある。
Claims (1)
- 1 誘電体基板の一方の面に金属膜を設け、かつ
この金属膜に平行な2本のスリツトを設けて上記
2本のスリツトに奇モードの電磁界を励振して、
伝送線路として用いるマイクロ波集積回路におい
て、上記誘電体基板の他方の面上に、中央部が抵
抗体によつて接続され、抵抗体を含む全長が約半
波長となる1つまたは複数個の金属ストリツプを
上記2本のスリツトに対して垂直となるように設
けたことを特徴とするマイクロ波集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15936782A JPS5949001A (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | マイクロ波集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15936782A JPS5949001A (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | マイクロ波集積回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5949001A JPS5949001A (ja) | 1984-03-21 |
JPS6341241B2 true JPS6341241B2 (ja) | 1988-08-16 |
Family
ID=15692283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15936782A Granted JPS5949001A (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | マイクロ波集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5949001A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0787296B2 (ja) * | 1986-10-06 | 1995-09-20 | 日本電信電話株式会社 | 周波数逓倍回路 |
-
1982
- 1982-09-13 JP JP15936782A patent/JPS5949001A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5949001A (ja) | 1984-03-21 |
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