JPS6340785Y2 - - Google Patents

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JPS6340785Y2
JPS6340785Y2 JP17239084U JP17239084U JPS6340785Y2 JP S6340785 Y2 JPS6340785 Y2 JP S6340785Y2 JP 17239084 U JP17239084 U JP 17239084U JP 17239084 U JP17239084 U JP 17239084U JP S6340785 Y2 JPS6340785 Y2 JP S6340785Y2
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JP
Japan
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ceramic
hearth
top surface
steel
furnace
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JP17239084U
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JPS6189798U (ja
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  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は工業用炉の炉床耐火物の構造に関す
る。
(従来の技術) 従来工業用炉に熱慣性を良くするためおよび、
炉体重量軽減のためセラミツクフアイバーの使用
が増加してきた。しかし炉床においては鋼板の破
断片の落下および鋼片のスケールの積層等様々な
要因があり耐火断熱レンガ又は不定型耐火物によ
り構成されていた。しかしながら一部には特公昭
59−7907号公報の例に示すように耐火断熱レンガ
にセラミツクフアイバーを部分的に使用して熱慣
性を良くしたり、重量の軽減を図つたものもある
が大部分が耐火断熱レンガを使用しているためそ
れ程効果は上がらない。第6図は従来の炉床構造
の断面で、図中3はセラミツクフアイバー、6は
炉床鉄皮、8は耐火断熱レンガ、9は断熱ボード
である。
(考案が解決しようとする問題点) 炉床は鉄板および型鋼により形成された炉殻に
断熱材を内張りしてある。また炉殻は支柱によつ
て基礎に固設されている。耐火断熱レンガで構成
される炉床は炉床鉄皮に複数の耐火断熱レンガを
モルタルと呼ばれる接着剤にて張り合せながら積
重される。モルタルは耐火断熱レンガ相当の強度
を有した粉末に水を混合して作つたものである。
このように積重された炉床は耐火断熱レンガが単
体の比重が大きいことと水分を含んだモルタルを
使用しているため非常に重く炉床を形成する鉄皮
及び型鋼は大きなものを使用する必要があり支柱
にかかる荷重も大きく、基礎への影響も大きい。
又、鋼板及び鋼片の加熱は湿度の低い炉内にて行
なわれるため、水分を含んだ炉床は乾燥を行なつ
て加熱条件を合わせる必要がある。
又今日のような少量、多品種の加熱を行なう炉
においては断続運転は必須の条件となつており蓄
熱量の大きい耐火断熱レンガを使用した場合炉の
昇温、降温に多大の時間を要していた。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案は工業用炉
炉床鉄皮6に所定の間隔を置いて鋼板あるいは型
鋼にて形成したサポート1を立設し、同炉床鉄皮
6の上面にセラミツクフアイバー3を多層積重す
るとともに立設したサポート1の上部にセラミツ
ク製支持部材2を嵌設し、セラミツクフアイバー
3の上面にセラミツクプレート4を敷設して該、
セラミツクプレート4をセラミツク製支持部材2
の上面で支持させ、セラミツクフアイバー3とセ
ラミツクプレート4にて炉床を構成することを特
徴とする工業用炉の炉床構造である。
(作用) セラミツクフアイバー3は耐熱性も良く軽量で
あるが強度が弱いのでセラミツクフアイバー3の
上面にセラミツクプレート4を敷設し、セラミツ
クフアイバー3の炉内ガス対流による飛散、鋼
板、鋼片から発生するスケールによる侵蝕を防止
し、セラミツクフアイバー3を保護する。
セラミツクプレート4にかかる荷重は、セラミ
ツクプレート4が炉床鉄皮6に立設したサポート
1の上面に嵌設したセラミツク製支持部材2にて
支持されているので、セラミツクフアイバー3に
はかからない。
(実施例) 第1図は本考案の平面図を示す。第2図は第1
図のA−A線断面図、第3図は第1図のB−B線
断面図、第4図は第1図のC−C線断面図であ
る。
第1図、第2図において炉床鉄皮6へサポート
1を250mmの間隔を置いて立設する。サポート1
が立設している炉床鉄皮6にセラミツクフアイバ
ー3を多層積重し、サポート1の上面に端面一方
に孔を開けたセラミツク製支持部材2の孔部を嵌
設させ、セラミツクフアイバー3の上面に厚さ10
mm、長さ1000mm幅500mmのセラミツクプレート4
をサポート1間に敷設するセラミツクプレート4
の自重及びセラミツクプレート4にかかる荷重が
セラミツクフアイバー3にかからないようにサポ
ート1にて支持する。セラミツクプレート4間の
すきまは第3図に示すT字状に形成したセラミツ
ク保護プレート5を差し込み配置することにより
セラミツクフアイバー3は全てセラミツクプレー
ト4により保護される。又第5図のようにサポー
ト1とセラミツク製支持部材2の間にセラミツク
製ペーパー7を巻きつけることによりサポート1
の断熱効果はいつそう期待できる。
(考案の効果) 以上のように炉床をセラミツクフアイバーとセ
ラミツクプレートで構成することにより炉体は軽
量となり炉床に使用している鉄板、型鋼等の部材
は耐火断熱レンガが使用時に比べて小さなものを
使用することが出来る。
炉床をフアイバー化することにより炉体全てが
フアイバー化可能となり炉体乾燥の必要がなく、
又蓄熱量がレンガに比べて少ないので昇温、降温
に要する熱量が少なく、時間が大巾に短縮され、
工業的効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の平面図、第2図は第1図のA
−A線断面図、第3図は第1図のB−B線断面
図、第4図は第1図のC−C線断面図、第5図は
本考案の他の実施例を示す断面図、第6図は従来
の炉床構造の断面図である。 1……サポート、2……セラミツク製支持部
材、3……セラミツクフアイバー、4……セラミ
ツクプレート、5……セラミツク保護プレート、
6……炉床鉄皮、7……セラミツク製ペーパー、
8……耐火断熱レンガ、9……断熱ボード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工業用炉の炉床鉄皮の上面に鋼板あるいは型鋼
    にて形成するサポートを所定の間隔を置いて立設
    し、かつ同鉄皮上面にセラミツクフアイバーを多
    層積重し、サポートの上部にセラミツク製支持部
    材を嵌設すると共に前記セラミツクフアイバー上
    面にセラミツクプレートを敷設して、該セラミツ
    クプレートをセラミツク製支持部材上面で支持さ
    せ、セラミツクフアイバーとセラミツクプレート
    にて炉床を構成することを特徴とする工業用炉の
    炉床構造。
JP17239084U 1984-11-15 1984-11-15 Expired JPS6340785Y2 (ja)

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JP17239084U JPS6340785Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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JP17239084U JPS6340785Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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JPS6189798U JPS6189798U (ja) 1986-06-11
JPS6340785Y2 true JPS6340785Y2 (ja) 1988-10-25

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JP17239084U Expired JPS6340785Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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JP6287383B2 (ja) * 2014-03-12 2018-03-07 新日鐵住金株式会社 セラミックスファイバーブロック及びこれを用いた炉内ライニング構造

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Publication number Publication date
JPS6189798U (ja) 1986-06-11

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