JPS634050Y2 - - Google Patents

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JPS634050Y2
JPS634050Y2 JP362985U JP362985U JPS634050Y2 JP S634050 Y2 JPS634050 Y2 JP S634050Y2 JP 362985 U JP362985 U JP 362985U JP 362985 U JP362985 U JP 362985U JP S634050 Y2 JPS634050 Y2 JP S634050Y2
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JP
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threaded
plunger
threaded rod
cylinder
upper plunger
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JP362985U
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JPS61127165U (ja
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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、油圧エレベータ用分割型プランジ
ヤの連結装置に関するものである。
〈従来の技術〉 油圧エレベータにおいて、油圧シリンダで駆動
される乗かごを昇降させるプランジヤの全長は、
例えば5階床用のものでも12ないし16mにも達す
る。このため、据付け建屋までの運搬や建屋内昇
降路内への搬入作業を容易にする目的で、プラン
ジヤは通常二個以上に分割され、据付現場で分割
されたプランジヤを互いに連結する方法がとられ
る。
従来の方式では、昇降路の床面に垂直にシリン
ダを固定設置し、このシリンダ内に例えば二分割
されたプランジヤの下側プランジヤを挿入固定す
る。シリンダから突出した下側プランジヤの上端
部には第1のねじ部が形成されている。
一方、昇降路の天井に取り付けた揚重機のワイ
ヤーロープより、チエーンブロツクを介して上側
プランジヤを吊り下げ、下側プランジヤの上端部
と上側プランジヤの下端部との軸合せをおこな
う。次いて、上側プランジヤをチエーンブロツク
を使用して吊り下ろしながら回転させ、上側プラ
ンジヤの下端部に形成されている第2のねじ部
を、下側プランジヤの第1のねじ部に螺合させ
る。
この場合上側プランジヤを吊り下げながら回転
させて、第2のねじ部に締付トルクを与えた状態
で、第1のねじ部と螺合することが必要である。
この操作は、上側プランジヤの回転操作と吊り下
ろし速度との同期を取ることが難しく熟練した作
業員による作業が要求される。
この操作時に、上側プランジヤの回転速度に対
して吊り下ろし速度が早過ぎると吊り下ろしによ
るたわみが発生する。このたわみが発生すると、
第1及び第2のねじ部に異状な荷重が印加され
て、第1及び第2のねじ部を損傷し、場合によつ
てはかじり現象が発生して上側及び下側プランジ
ヤが不良品となつてしまう。
この解決方法として、上側プランジヤの上端部
に第1及び第2のねじ部の螺合による進行速度と
同一速度で下降する連結具を作業時に装着して作
業をおこなう技術が提案されている(特公昭55−
45472)。この提案されている従来技術では、この
ような連結具を昇降路の天井に取り付け、連結具
を介して吊り下げた上側プランジヤを回転させて
第1及び第2のねじ部の螺合をおこなう。
〈考案が解しようとする問題点〉 しかし、この提案されている従来技術では、連
結具が上側プランジヤの上端部に嵌合されている
ために、上側プランジヤを回転させて、第1及び
第2のねじ部の螺合を行う際に、上側プランジヤ
の吊り下ろし量が連結具の嵌合量を越えることが
ある。上側プランジヤの吊り下ろし量が連結量の
嵌合量を越えると、連結具が上側プランジヤより
離脱して極めて危険である。
この考案は、上述した従来技術における実情に
鑑みてなされたもので、上側プランジヤの吊り下
ろし量が連結具の嵌合量を越えることがなく、第
1のねじ部と第2のねじ部の螺合を安全におこな
うことができる油圧エレベータ用分割型プランジ
ヤの連結装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この目的を達成するために、この考案は、上端
部に第1のねじ部を有し、昇降路内の下方に配置
される下側プランジヤと、下端部に上記第1のね
じ部と螺合可能な第2のねじ部を有し、上端部に
天井から吊り下げられる連結具を有し、上記下側
プランジヤの上方に配置される上側プランジヤと
を、上記連結具を介して上記第1のねじ部と第2
のねじ部とを螺合させることにより連結する油圧
エレベータ用分割型プランジヤの連結装置におい
て、上記連結具がねじ棒と、このねじ棒に螺合す
る筒体と、上記天井から吊り下げられる部分を形
成する吊り部とからなり、上記ねじ棒及び筒体の
一方を上記プランジヤの上端部に設け、上記ねじ
棒及び筒体の他方の上端に上記吊り部を設けると
ともに、上記ねじ棒と筒体との間の相対的移動を
規制する規制手段を設け、上記ねじ棒と上記筒体
との螺合のねじピツチと上記第1のねじ部及び第
2のねじ部の螺合のねじピツチとを同一に設定し
た構成にしてある。
〈作用〉 この考案は上記のように構成してあるので、ね
じ棒と筒体との螺合を、上側プランジヤが下側プ
ランジヤに近づく方向に進めると、同一ピツチで
第1のねじ部と第2のねじ部の螺合が進行し、こ
の進行度合をねじ棒と筒体との相対位置により確
認することができるとともに、ねじ棒と筒体との
相対移動が規制手段によつて規制されることから
ねじ棒と筒体の相互間で離脱を生じることがな
い。
〈実施例〉 第2図は、この考案の実施例の構成を示すもの
で、実施例は一般に複数個に分割されるプランジ
ヤの二つを互いに連結する場合を示している。
昇降路2の床面6−Bから天井面6−A方向
に、昇降路2内に下側プランジヤ3aが固定配設
される。
実施例では、床面6−Bに対してシリンダ1が
垂直に固定され、このシリンダ1内に下側プラン
ジヤ3aが挿入され、保持具4により下側プラン
ジヤ3aがシリンダ1に固定される。下側プラン
ジヤ3aのシリンダ1から突出する上端部には、
第1のねじ部15が設けられている。
昇降路2の天井面6−Aから、上端部に連結具
5が取り付けられた上側プランジヤ3bが吊り下
げられる。
実施例では、第1図に示すように、上側プラン
ジヤ3bの上端部にねじ孔17が形成され、この
ねじ孔17にねじ棒10が螺合され、ナツト14
で締付けられてゆるみ止めが施される。ねじ棒1
0に筒体11がその一端部に形成されているねじ
嵌合部11a部分で螺合されて、ねじ棒10に対
して同心的に筒体11が取り付けられる。
筒体11内に位置するねじ棒10の端部には、
ねじ棒10と筒体11との間の相対的移動を規制
する規制手段、すなわち、ねじ嵌合部11aの内
径よりも広径のストツパ片13が固定される。又
筒体11の周面には窓20が形成されて、筒体1
1外からねじ棒10の位置が視覚的に確認可能な
構成とされる。
筒体11のねじ嵌合部11aに対向する端部に
は、リング状の吊り部12が設けられている。
ねじ棒10に固定された上側プランジヤ3bの
下端部には、第2のねじ部16が設けられ、上側
プランジヤ3bはこの第2のねじ部16で下側プ
ランジヤ3aの第1のねじ部15と互いに連結さ
れる。
この考案では、ねじ棒10と筒体11のねじ嵌
合部11aとの螺合のねじピツチが、第1及び第
2のねじ部15および16の螺合のねじピツチに
等しく設定される。
上側プランジヤ3bは、連結具5の吊り部12
により、昇降路2の天井面6−Aに対して固定さ
れた滑車8を介して、ロープ9により吊り下ろし
自在に天井面6−Aから吊り下げられる。
上側プランジヤ3bの第2のねじ部16と下側
プランジヤ3aの第1のねじ部15とを互いに対
向して、軸合わせをおこなう。この状態で連結具
5部分を固定保持してねじ棒10および上側プラ
ンジヤ3bを回転させると、ねじ嵌合部11aで
の螺合が進められ、同時に同一のねじピツチで第
2のねじ部16が第1のねじ部15と螺合する。
ねじ棒10の回転に伴つて第1及び第2のねじ部
15および16の螺合が進み、上側プランジヤ3
bと下側プランジヤ3aとが互いに連結される。
窓20からねじ棒10の螺合の進行度が確認出
来るので、能率のよい連結作業がおこなわれる。
ストツパ片13が設けられているので、ねじ棒1
0が筒体11から離脱するおそれはなく、連結作
業は確実に且つ安全におこなわれる。
上側プランジヤ3bと下側プランジヤ3aとの
連結が完全に行われたことを確認して、ナツト1
4をゆるめ、ねじ棒10のねじ孔17との螺合を
解除して、連結具5を上側プランジヤ3bから着
脱する。
実施例においては、ねじ棒が上側プランジヤの
上端部に固定され、筒体の上端部に吊り部が形成
され、ねじ棒および上側プランジヤを回転させて
上側プランジヤと下側プランジヤとの連結をおこ
なう構成のものを説明した。しかし、ねじ棒の上
端部に吊り部を設け、筒体の下端部を上側プラン
ジヤの上端部に固定した構成のものも実現可能で
ある。この場合には、筒体および上側プランジヤ
を回転させて上側プランジヤと下側プランジヤと
の連結をおこなう。
又一般には、プランジヤは複数個に分割され、
実施例で説明した上側プランジヤと下側プランジ
ヤとの連結後に、上側プランジヤを次の連結作業
の下側プランジヤとして、さらに連結作業が進め
られる。
〈考案の効果〉 以上詳細に説明したように、この考案によると
プランジヤを連結作業中に損傷することなく、そ
の連結作業を安全且つ容易に行うことが可能な油
圧エレベータ用分割型プランジヤの連結装置を提
供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例における連結具部
分の構成を示す正面図、第2図は、この考案の実
施例の構成を示す断面図である。 1……シリンダ、2……昇降路、3a……下側
プランジヤ、3b……上側プランジヤ、5……連
結具、6A……天井面、6B……床面、10……
ねじ棒、11……筒体、12……吊り部、15…
…第1のねじ部、16……第2のねじ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端部に第1のねじ部を有し、昇降路内の下方
    に配置される下側プランジヤと、下端部に上記第
    1のねじ部と螺合可能な第2のねじ部を有し、上
    端部に天井から吊り下げられる連結具を有し、上
    記下側プランジヤの上方に配置される上側プラン
    ジヤとを、上記連結具を介して上記第1のねじ部
    と第2のねじ部とを螺合させることにより連結す
    る油圧エレベータ用分割型プランジヤの連結装置
    において、上記連結具がねじ棒と、このねじ棒に
    螺合する筒体と、上記天井から吊り下げられる部
    分を形成する吊り部とからなり、上記ねじ棒及び
    筒体の一方を上記プランジヤの上端部に設け、上
    記ねじ棒及び筒体の他方の上端に上記吊り部を設
    けるとともに、上記ねじ棒と筒体との間の相対的
    移動を規制する規制手段を設け、上記ねじ棒と上
    記筒体との螺合のねじピツチと上記第1のねじ部
    及び第2のねじ部の螺合のねじピツチとを同一に
    設定してあることを特徴とする油圧エレベータ用
    分割型プランジヤの連結装置。
JP362985U 1985-01-17 1985-01-17 Expired JPS634050Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP362985U JPS634050Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP362985U JPS634050Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

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Publication Number Publication Date
JPS61127165U JPS61127165U (ja) 1986-08-09
JPS634050Y2 true JPS634050Y2 (ja) 1988-02-01

Family

ID=30478438

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP362985U Expired JPS634050Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720134Y2 (ja) * 1990-10-30 1995-05-10 光陽精機株式会社 油圧シリンダのプランジャ継ぎ装置

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Publication number Publication date
JPS61127165U (ja) 1986-08-09

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