JPS6340444B2 - - Google Patents

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JPS6340444B2
JPS6340444B2 JP58008837A JP883783A JPS6340444B2 JP S6340444 B2 JPS6340444 B2 JP S6340444B2 JP 58008837 A JP58008837 A JP 58008837A JP 883783 A JP883783 A JP 883783A JP S6340444 B2 JPS6340444 B2 JP S6340444B2
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JP
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reactant
amount
hydroxyethoxy
benzene
mol
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JP58008837A
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JPS58167617A (ja
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Uon Goo Santosu
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OI Glass Inc
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Owens Illinois Inc
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Publication date
Application filed by Owens Illinois Inc filed Critical Owens Illinois Inc
Publication of JPS58167617A publication Critical patent/JPS58167617A/ja
Publication of JPS6340444B2 publication Critical patent/JPS6340444B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/66Polyesters containing oxygen in the form of ether groups

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、共反応体を含まないコポリエステル
よりも酸素および二酸化炭素の透過性の低い固体
のコポリエステルを製造するために、ジオール反
応体の一つとして1,3ビス(2―ヒドロキシエ
トキシ)ベンゼンを含むテレフタル酸またはイソ
フタル酸またはこれらの両者にもとづくコポリエ
ステルに関する。
テレフタル酸およびエチレングリコール系のポ
リエステルならびにイソフタル酸およびエチレン
グリコール系のコポリエステルは、容器ならびに
フイルムおよびシート等の包装材料の製造用とし
てよく知られている。テレフタル酸が該酸反応体
として使用される場合、得られる重合体は高度に
結晶性であり、多くの用途に高度に望ましい。イ
ソフタル酸を使用する場合、得られる重合体は結
晶性を少しは示すとしても結晶性に乏しく、そし
てまたテレフタル酸を使用する場合よりもガラス
転移温度が若干低い。また、イソフタル酸は現状
ではより高価である。
多くの包装の用途に対する他の重要な特性は、
二酸化炭素および酸素等のガスに対する低い透過
性である。両者の重合体はこの点において多くの
包装用途に満足である。しかし、非常に低度の透
過性が必要とされる用途に対して、特に該用途が
結晶性重合体が必要としない場合、エチレングリ
コールと重合させるとテレフタル酸よりもイソフ
タル酸の方が非常に透過性が小さいのでイソフタ
ル酸が選定され得る。もちろん、これらの二つの
酸のどの割合の混合物を使用してコポリエステル
を製造することができ、そしてこのようなコポリ
エステルは中間の特性を有する。上記の重合体の
いずれの場合も、適当な改質によつて二酸化炭素
および酸素の透過性を低下させることが望ましい
場合が多い。
このようなポリエステルの酸素および二酸化炭
素の透過性を、該ジオールの一部分を1,3ビス
(2―ヒドロキシエトキシ)ベンゼンと入れ換え
ることによつて、低下できることが見出された。
従つて、本発明の一態様に従つて、下記の反応
体(A)、(B)および(C)の重合反応生成物から本質的に
なる固体の熱可塑性コポリエステルが提供され
る。
(A) イソフタル酸、テレフタル酸およびこれらの
C1〜C4のアルキルエステル、およびこれらの
あらゆる割合の混合物から選ばれる反応体、 (B) 1,3ビス(2―ヒドロキシエトキシ)ベン
ゼンおよびエチレングリコール、そして任意成
分として1種類以上の他のエステル形成性のジ
ヒドロキシ有機炭化水素反応体からなる反応
体、および任意成分として (C) ビス(4―β―ヒドロキシエトキシフエニ
ル)スルホンである反応体、ここに、 (1) 該1,3ビス(2―ヒドロキシエトキシ)
ベンゼンの量は該反応体(A)の量の5〜90モル
%そして通常は10モル以上80モル以下であ
り、 (2) 該反応体(B)および(C)の合計量は該反応体(A)
の量の約110〜300モル%であり、 (3) 上記の他のエステル形成性ジヒドロキシ有
機炭化水素反応体の量は該反応体(A)の量の0
〜20モル%そして通常は0〜15モル%であ
り、そして (4) 該反応体(C)と上記の1,3ビス(2―ヒド
ロキシエトキシ)ベンゼンおよび上記の他の
エステル形成性ジヒドロキシ有機炭化水素反
応体の合計量は、該反応体(A)の90モル%を越
えない。
上記のコポリエステルにおいて、特定の用途ま
たは使用のために製品のガラス転移温度を上昇さ
せる必要がある場合、任意成分の反応体であるビ
ス(4―β―ヒドロキシエトキシフエニル)スル
ホンが使用される。
5モル%未満の1,3ビス(2―ヒドロキシエ
トキシ)ベンゼンを用いる場合、透過性におよぼ
す効果は望ましい程有意ではない。90モル%を越
える量を使用すると、反応すなわち重縮合の速度
が低下して望ましくない。
耐折強さを増大させるために使用されるハイド
ロキノン誘導体は本発明のコポリエステルのガス
透過性又はTgに有意な影響を及ぼさないことに
注目することが、重要である。
本明細書において反応体がある反応体から「本
質的に成る」と記載されている場合、積極的に述
べられた反応体は不可欠であることを意味する
が、通常の他の成分、例えば着色剤、不活性充填
剤、重合触媒、溶融体強度を改良するための架橋
剤〔米国特許第4188357号、1980年2月12日発行、
および米国特許第4307060号、1981年12月22日発
行、を参照のこと。ここでは、0.1〜0.7モルパー
セントの無水トリメリツト酸、トリメシン酸、又
はトリオールであるRC(CH2OH)3(Rはメチル又
はエチル基である)が溶融体強度を増大させるた
めに添加されている〕等を含有できることを意味
する。このような他の成分は、本明細書に記載さ
れる本発明の生成物或いは本発明の方法の基本的
且つ新規な特性に悪影響を及ぼさない限り、含有
させることができる。
本発明のコポリエステルは、固有粘度が少なく
とも0.4dl/g、通常少なくとも0.5dl/gそして
殆んどの商業上の適用においては少なくとも0.7
dl/gである固体コポリエステルである。本明細
書にて言及する固有粘度とは、フエノール3重量
部と1,1,2,2―テトラクロロエタン2重量
部との混合物100ml中に溶解したポリマー0.25グ
ラムの溶液を使用して、25℃にて測定した粘度で
ある。
下記の例および特許請求の範囲の記載におい
て、酸素および二酸化炭素の透過性は、実質的に
無配向のプレス成形フイルムを用いてなされた測
定に関する。
ガラス転移温度Tgは、パーキン―エルマー
(Perkin―Elmer)差動走査熱量計、DSC―2型
を使用して、米国特許第3822322号、1974年7月
2日発行、に記載された方法と同様にして、加熱
速度10℃/分にて測定した。
以下、本発明の実施例を説明する。
例 1 撹拌器、チツ素ガス導入口およびコンデンサー
を設備した1リツトルのステンレス鋼製反応器
に、下記の成分を加えた。
233gのテレフタル酸ジメチル 167.6gのエチレングリコール 59.4gの1,3ビス(2―ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン 0.0660gのチタニルアセチルアセトネート 0.0874gのSb2O3 0.0303gの次亜リン酸マンガン1水和物 0.0114gのエチレンジアミン四酢酸四ナトリウ
ム 0.4325gの1,1,1―トリスヒドロキシメチ
ルエタン 反応混合物をチツ素雰囲気下で200℃にて1時
間20分加熱した。この間、メタノールを連続的に
留去した。次に0.4128gのトリス(ノニルフエニ
ル)ホスフアイトを該反応器中の混合物に加え
た。反応温度を250℃に上昇させ、そしてチツ素
雰囲気下に1時間維持した。次にチツ素ガス流を
止め、そして0.4mmHg未満の減圧を適用した。反
応を275℃にて0.4mmHg未満にて2時間50分続け
た。コポリマーは0.86dl/gの固有粘度を有す
る。ガラス転移温度は72℃であつた。O2および
CO2のガス透過度は、それぞれ2.3×10-3および
14.1×10-3c.c.・cm/100・cm2・day・atm(5.9およ
び35.8c.c.・mil/100・in2・day・atm)であつ
た。
例 2 ポリ(エチレンテレフタレート)を次のように
して製造した。
チツ素ガス導入管、撹拌器およびコンデンサー
を設備した500ml三口丸底フラスコに、下記の化
合物を入れた。
46.5gのテレフタル酸ジメチル 35.4gのエチレングリコール 0.0263gの酢酸亜鉛2水和物 0.01398gの三酸化アンチモン 該フラスコの内容物をチツ素雰囲気下にて220
℃にて3時間加熱した。この間、メタノールを留
去した。次に反応温度を280℃に上昇させ、チツ
素流を止めそして減圧を徐々に0.5mmHg未満まで
適用した。過剰のエチレングリコールを連続的に
留去した。4時間後、反応を停止させた。固有粘
度は0.83、ガラス転移温度は72℃、酸素透過度は
3.3×10-3c.c.・cm/100・cm2・day・atm(8.5c.c.・
mi1/100・in2・day・atm)、そして二酸化炭素
透過度は21.8×10-3c.c.・cm/100・cm2・day・atm
(55.3c.c.・mil/100・in2・day・atm)であつた。
例 3 撹拌器、チツ素ガス導入口およびコンデンサー
を設備した1リツトルのステンレス鋼製反応器
に、下記の成分を加えた。
233gのテレフタル酸ジメチル 134.1gのエチレングリコール 166.3gの1,3ビス(2―ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン 0.4325gの1,1,1トリス(ヒドロキシメチ
ル)エタン 0.0114gのチタニルアセチルアセトネート 0.0874gのSb2O3 0.0660gのエチレンジアミン四酢酸四ナトリウ
ム 0.0303gの次亜リン酸マンガン1水和物 反応混合物をチツ素雰囲気下で200℃にて1時
間加熱した。この間、メタノールを連続的に留去
した。次に0.4128gのトリス(ノニルフエニル)
ホスフアイトを該反応器中の混合物に加えた。反
応温度を250℃に上昇させ、そしてチツ素雰囲気
下に55分間維持した。次にチツ素ガス流を止め、
そして0.4mmHg未満の減圧を適用した。反応を
270℃にて0.4mmHg未満にて5時間30分続けた。
コポリマーは0.65dl/gの固有粘度を有してい
た。ガラス転移温度は64℃であつた。O2および
CO2のガス透過度はそれぞれ1.5×10-3および8.8
×10-3c.c.・cm/100・cm2・day・atm(3.8および
22.4c.c.・mil/100in2・day・atm)であつた。
例 4 撹拌器、チツ素ガス導入口およびコンデンサー
を設備した1リツトルのステンレス鋼製反応器
に、下記の成分を加えた。
332.3gのイソフタル酸 192.2gのエチレングリコール 19.8gの1,3ビス(2―ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン 0.1100gのチタニルアセチルアセトネート 0.1458gのSb2O3 0.0190gのエチレンジアミン四酢酸四ナトリウ
ム 0.7209gの1,1,1―トリスヒドロキシメチ
ルエタン 反応混合物をチツ素雰囲気下で220℃にて1時
間そして次に、240℃にて40分間加熱した。この
間、水を連続的に留去した。次に0.688gのトリ
ス(ノニルフエニル)ホスフアイトを該反応器中
の混合物に加えた。反応温度を250℃に上昇させ、
そしてチツ素雰囲気下に50分間維持した。次にチ
ツ素ガス流を止め、そして0.4mmHg未満の減圧を
適用した。反応を270℃にて0.4mmHg未満にて3
時間55分続けた。コポリマーは0.83dl/gの固有
粘度を有していた。ガラス転移温度は61℃であつ
た。O2およびCO2のガス透過度はそれぞれ0.6×
10-3および2.8×10-3c.c.・cm/100・cm2・day・
atm(1.6および7.1c.c.・mil/100・in2・day・
atm)であつた。
例 5 撹拌器、チツ素ガス導入口およびコンデンサー
を設備した1リツトルのステンレス鋼製反応器
に、下記の成分を加えた。
332.2gのイソフタル酸 180gのエチレングリコール 59.4gの1,3ビス(2―ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン 0.7209gの1,1,1―トリスヒドロキシメチ
ルエタン 0.1100gのチタニルアセチルアセトネート 0.1458gのSb2O3 0.019gのエチレンジアミン四酢酸四ナトリウ
ム 反応混合物をチツ素雰囲気下で220℃にて1時
間そして240℃にて30分間加熱した。この間、水
を連続的に留去した。次に0.688gのトリス(ノ
ニルフエニル)ホスフアイトを該反応器中の混合
物に加えた。反応温度を250℃に上昇させ、そし
てチツ素雰囲気下に40分間維持した。次にチツ素
ガス流を止め、そして0.4mmHg未満の減圧を適用
した。反応を270℃にて0.4mmHg未満にて4時間
30分続けた。コポリマーは0.82dl/gの固有粘度
を有していた。ガラス転移温度は60℃であつた。
O2およびCO2のガス透過度はそれぞれ0.6×10-3
および2.6×10-3c.c.・cm/100・cm2・day・atm(1.6
および6.6c.c.・mil/100・in2・day・atm)であ
つた。
例 6 撹拌器、チツ素ガス導入口およびコンデンサー
を設備した1リツトルのステンレス鋼製反応器に
下記の成分を加えた。
139.5gのイソフタル酸 59.8gのテフタル酸 107.9gのエチレングリコール 35.6gの1,3ビス(2―ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン 0.4325gの1,1,1―トリスヒドロキシメチ
ルエタン 0.0660gのチタニルアセチルアセトネート 0.0874gのSb2O3 0.0114gのエチレンジアミン四酢酸四ナトリウ
ム 0.0303gの次亜リン酸マンガン1水和物 反応混合物をチツ素雰囲気下で220℃にて1時
間そして240℃にて25分間加熱した。この間、水
を連続的に留去した。次に0.1862gのトリス(ノ
ニルフエニル)ホスフアイトを該反応器中の混合
物に加えた。反応温度を250℃に上昇させ、そし
てチツ素雰囲気下に35分間維持した。次にチツ素
ガス流を止め、そして0.4mmHg未満の減圧を適用
した。反応を275℃にて0.4mmHg未満にて4時間
5分続けた。コポリマーは0・89dl/gの固有粘
度を有する。ガラス転移温度は63℃であつた。
O2およびCO2のガス透過度はそれぞれ0.8×10-3
および3.8×10-3c.c.・cm/100・cm2・day・atm(2.0
および9.7c.c.・mil/100・in2・day・atm)であ
つた。
例 7 撹拌器、チツ素ガス導入口およびコンデンサー
を設備した1リツトルのステンレス鋼製反応器
に、下記の成分を加えた。
139.5gのイソフタル酸 59.8gのテレフタル酸 100.4gのエチレングリコール 35.6gの1,3ビス(2―ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン) 40.6gのビス(4―β―ヒドロキシエトキシフ
エニル)スルホン 0.4325gの1,1,1―トリスヒドロキシメチ
ルエタン 0.0660gのチタニルアセチルアセトネート 0.0874gのSb2O3 0.0303gの次亜リン酸マンガン1水和物 0.0114gのエチレンジアミン四酢酸四ナトリウ
ム 反応混合物をチツ素雰囲気下で200℃にて20分
そして次に240℃にて50分間加熱した。この間、
水を連続的に留去した。次に0.4128gのトリス
(ノニルフエニル)ホスフアイトを該反応器中の
混合物に加えた。反応温度を250℃に上昇させ、
そしてチツ素雰囲気下に25分間維持した。次にチ
ツ素ガス流を止め、そして0.4mmHg未満の減圧を
適用した。反応を270℃にて0.4mmHg未満にて4
時間続けた。コポリマーは0.77dl/gの固有粘度
を有していた。ガラス転移温度は72℃であつた。
O2およびCO2のガス透過度はそれぞれ1.0×10-3
および5.1×10-3c.c.・cm/100・cm2・day・tam(2.5
および12.9c.c.・mil/100・in2・day・atm)であ
つた。
例 8 撹拌器、チツ素ガス導入口およびコンデンサー
設備した1リツトルのステンレス鋼製反応器に、
下記の成分を加えた。
139.5gのイソフタル酸 59.8gのテレフタル酸 100.4gのエチレングリコール 35.6gの1,3ビス(2―ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン 17.3gの1,4トランスシクロヘキサンジメタ
ノール 0.0660gのチタニルアセチルアセトネート 0.0874gのSb2O3 0.0114gのエチレンジアミン四酢酸四ナトリウ
ム 0.0303gの次亜リン酸マンガン1水和物 0.4325gの1,1,1―トリスヒドロキシメチ
ルエタン 反応混合物をチツ素雰囲気下で200℃にて1時
間そして240℃にて1時間加熱した。この間、水
を連続的に留去した。次に0.4128gのトリス(ノ
ニルフエニル)ホスフアイトを該反応器中の混合
物に加えた。反応温度を250℃に上昇させ、そし
てチツ素雰囲気下に30分間維持した。次にチツ素
ガス流を止め、そして0.4mmHg未満の減圧を適用
した。反応を270℃にて0.4mmHg未満にて4時間
続けた。コポリマーは0.81dl/gの固有粘度を有
していた。ガラス転移温度は63℃であつた。O2
およびCO2のガス透過度はそれぞれ1.3×10-3およ
び6.0×10-3c.c.・cm/100・cm2・day・atm(3.3およ
び15.3c.c.・mil/100・in2・day・atm)であつ
た。
例 9 撹拌器、チツ素ガス導入口およびコンデンサー
を設備した1リツトルのステンレス鋼製反応器
に、下記の成分を加えた。
139.5gのイソフタル酸 59.8gのテレフタル酸 78.2gのエチレングリコール 35.6gの1,3ビス(2―ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン 12.5gのネオペンチルグリコール 0.4325gの1,1,1―トリスヒドロキシメチ
ルエタン 0.0660gのチタニルアセチルアセトネート 0.0874gのSb2O3 0.0114gのエチレンジアミン四酢酸四ナトリウ
ム 0.0303gの次亜リン酸マンガン1水和物 反応混合物を2.46Kg/cm2(35psi)のチツ素雰
囲気下に240℃で1時間加熱し、そして圧力を大
気圧に低下させた。この間、水を連続的に留去し
た。
次に0.4128gのトリス(ノニルフエニル)ホス
フアイトを該反応器中の混合物に加えた。反応温
度を250℃に上昇させ、そしてチツ素雰囲気下に
20分間維持した。次にチツ素ガス流を止め、そし
て0.4mmHg未満の減圧を適用した。反応を270℃
にて0.4mmHg未満にて4時間続けた。コポリマー
は0.90dl/gの固有粘度を有していた。ガラス転
移温度は65℃であつた。O2およびCO2のガス透過
度はそれぞれ1.2×10-3および4.0×10-3c.c.・cm/
100・cm2・day・atm(3.0および10.2c.c.・mil/
100・in2・day・atm)であつた。
例 10 撹拌器、チツ素ガス導入口およびコンデンサー
を設備した1リツトルのステンレス鋼製反応器
に、下記の成分を加えた。
179.4gのイソフタル酸 19.9gのテレフタル酸 78.2gのエチレングリコール 35.6gの1,3ビス(2―ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン 17.8gのジエチレングリコール 0.0660gのチタニルアセチルアセトネート 0.0874gのSb2O3 0.4325gの1,1,1―トリスヒドロキシメチ
ルエタン 0.0114gのエチレンジアミン四酢酸四ナトリウ
ム 0.0303gの次亜リン酸マンガン1水和物 反応混合物を2.46Kg/cm2(35psi)のチツ素雰
囲気下に240℃で1時間加熱し、そして次に圧力
を大気圧に低下させた。この間、水を連続的に留
去した。次に0.4128gのトリス(ノニルフエニ
ル)ホスフアイトを該反応器中の混合物に加え
た。反応温度を250℃に上昇させ、そしてチツ素
雰囲気下に20分間維持した。次にチツ素ガス流を
止め、そして0.4mmHg未満の減圧を適用した。反
応を270℃にて0.4mmHg未満にて5時間続けた。
コポリマーは0.84dl/gの固有粘度を有してい
た。ガラス転移温度は59℃であつた。O2および
CO2のガス透過度はそれぞれ0.9×10-3および4.5
×10-3c.c.・cm/100・cm2・day・atm(2,3およ
び11.3c.c.・mil/100・in2・day・atm)であつ
た。
例 11 撹拌器、チツ素ガス導入口およびコンデンサー
を設備した1リツトルのステンレス鋼製反応器
に、下記の成分を加えた。
199.3gのイソフタル酸 89.4gのエチレングリコール 213.8gの1,3ビス(2―ヒドロキシエトキ
シ)ベンゼン 0.4325gの1,1,1―トリスヒドロキシメチ
ルエタン 0.0660gのチタニルアセチルアセトネート 0.0874gSb2O3 0.0114gのエチレンジアミン四酢酸四ナトリウ
ム 0.0303gの次亜リン酸マンガン1水和物 反応混合物をチツ素雰囲気下で200℃にて30分
間そして次に240℃にて1時間加熱した。この間、
水を連続的に留去した。次に0.4128gのトリス
(ノニルフエニル)ホスフアイトを該反応器中の
混合物に加えた。反応温度を250℃に上昇させ、
そしてチツ素雰囲気下に40分間維持した。次にチ
ツ素ガス流を止め、そして0.4mmHg未満の減圧を
適用した。反応を275℃にて0.4mmHg未満にて5
時間30分続けた。コポリマーは0.45dl/gの固有
粘度を有していた。
理解されたように、本発明の固体コポリエステ
ルは、それらの特性の組合せによつて、中空容器
および包装に有用なフイルムおよびシートの製造
のような包装の用途に特に有用と思われる。従つ
て、本発明の別の態様は、そのようなコポリエス
テルから製造されたそのような製品を意図するも
のである。そのような容器は、吹込成形または射
出成形、或いはその他の公知の方法によつて製造
し得る。
当業者に明らかなように、前記の開示および検
討のもとに、本発明に開示された思想および範囲
にて、本発明を種々に変更することが可能であ
る。
本明細書および特許請求の範囲において、「エ
ステル形成性ジヒドロキシ有機炭化水素反応体」
とは、2個の炭素原子に結合された2個の水素が
ヒドロキシル基にて置換されている単純な炭化水
素、ならびに同様にヒドロキシル化されたオキシ
炭化水素、すなわち炭素原子が―O―結合によつ
て連結されているエーテル類を意味する。例え
ば、例10のジエチレングリコールはこの定義に含
まれる。C,HおよびO以外の原子を含有する化
合物は、もちろんこの定義から除外される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の反応体(A),(B)および(C)を重合反応させ
    ることを特徴とする、固体の熱可塑性コポリエス
    テルの製造方法。 (A) イソフタル酸、テレフタル酸およびこれらの
    C1〜C4のアルキルエステル、およびこれらの
    あらゆる割合の混合物から選ばれる反応体、 (B) 1,3ビス(2―ヒドロキシエトキシ)ベン
    ゼンおよびエチレングリコール、そして任意成
    分として1種類以上の他のエステル形成性のジ
    ヒドロキシ有機炭化水素反応体からなる反応
    体、および任意成分として (C) ビス(4―β―ヒドロキシエトキシフエニ
    ル)スルホンである反応体、 ここに、 (イ) 1,3―ビス(2―ヒドロキシエトキシ)
    ベンゼンの量は反応体(A)の量の5〜90モル%
    であり、 (ロ) 反応体(B)および(C)の合計量は反応体(A)の量
    の約110〜300モル%であり、 (ハ) 上記の他のエステル形成性ジヒドロキシ有
    機炭化水素反応体の量は反応体(A)の量の0〜
    20モル%であり、そして (ニ) 反応体(C)と上記の1,3ビス(2―ヒドロ
    キシエトキシ)ベンゼンおよび上記の他のエ
    ステル形成性ジヒドロキシ有機炭化水素反応
    体の合計量は、反応体(A)の90モル%を越えな
    い。 2 1,3ビス(2―ヒドロキシエトキシ)ベン
    ゼンの量が反応体(A)の80モル%以下である、特許
    請求の範囲第1項に記載のコポリエステルの製造
    方法。 3 1,3ビス(2―ヒドロキシエトキシ)ベン
    ゼンの量が反応体(A)の10モル%以上である、特許
    請求の範囲第2項に記載のコポリエステルの製造
    方法。 4 テレフタル酸またはそのC1〜C4アルキルエ
    ステルが選ばれる、特許請求の範囲第1項に記載
    のコポリエステルの製造方法。 5 ジヒドロキシ有機炭化水素反応体の量が反応
    体(A)の量の0〜15モル%である、特許請求の範囲
    第1項に記載のコポリエステルの製造方法。
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