JPS634032Y2 - - Google Patents

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JPS634032Y2
JPS634032Y2 JP19622984U JP19622984U JPS634032Y2 JP S634032 Y2 JPS634032 Y2 JP S634032Y2 JP 19622984 U JP19622984 U JP 19622984U JP 19622984 U JP19622984 U JP 19622984U JP S634032 Y2 JPS634032 Y2 JP S634032Y2
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JP
Japan
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receiving plate
hopper
opening
dust
powder
Prior art date
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JP19622984U
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English (en)
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JPS61113741U (ja
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  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、粉体荷役時のダストの舞い上がりを
極力押えた防塵ホツパーに関するものである。
(従来の技術) 粉体の荷役をバケツトを用いて行う場合、放荷
時のダストの舞上がりによる作業環境の悪化は大
きな問題となるばかりか、荷役時の粉体のロスも
見逃せないものであつた。
そのため、従来、粉体の荷役には接地開放式シ
ングルロープバケツトを用い、これを注意深く操
作して極力ダストが舞い上がらないようにしてい
た。ここで、接地開放式シングルロープバケツト
は荷を掴んだ状態で目的位置まで移動させ、ハン
ガーを巻下げによりシエルが接地して支持ロープ
が弛むとロツクが外れ、その後ハンガーを巻上げ
るとシエルを開口させながらバケツト全体が上昇
するものである。従つて、平面上に粉体を降ろす
場合には、シエルをできるだけゆつくりと接地さ
せ、支持ロープが弛んだら巻下げをやめて逆にゆ
つくり巻上げてゆけば、シエルが徐々に開口して
粉体は平面上に徐々に放荷され、粉体は空中を自
由落下することがないためダストの舞上がりは最
小限に抑えることができる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような接地開放式シングル
ロープバケツトを用いても、ホツパー内に放荷す
る場合には、シエルがホツパーの内壁に接触した
ときその開口端部からホツパーのシユート口まで
にはある程度の空間があり、粉体がこの間を自由
落下して多くのダストを舞上がらせてしまい、さ
らに、このシエルがホツパーの斜面に接している
ため、シエルの開口を徐々に行うための支持ロー
プの操作は非常に煩雑なものとなる等の問題点が
あつた。
本考案は、これらの点に着目してなされたもの
で、このような接地開放式シングルロープバケツ
トの支持ロープ操作を煩雑にすることなく、ダス
トの舞上がりが僅かな防塵ホツパーを提供せんと
するものである。
(問題点を解決するための手段) そのため、本考案では防塵ホツパーを、ホツパ
ー本体と、このホツパー本体の上面開口部に配置
され、ヒンジ機構によつて回動自在に支持された
受け板と、この受け板を回動させるウインチ機構
と、ホツパー本体の下部シユート口に設けられた
ダンパとで構成し、前記ヒンジ機構の配置位置
を、受け板を回動させた状態において受け板の上
面とホツパー本体の開口部との間に間隙が生ずる
位置にしたものである。
(作用) このように構成された本考案の防塵ホツパーで
は、一旦受け板の上に静かに放荷し、その後、ウ
インチ機構を作動させて受け板を徐々に回動させ
て傾斜を付け、放荷された粉体を受け板の上面と
ホツパー本体の開口部との間に生じた間隙からホ
ツパー本体の傾斜壁に沿わせて少しずつホツパー
本体内に流し込むことで、接地開放式シングルロ
ープバケツトの支持ロープ操作を煩雑にすること
なく、ダストの舞上がりが僅かな防塵ホツパーの
提供を可能にしたものである。
(実施例) 次に、本考案の実施の一例を図面を参照しなが
ら説明する。第1図は本考案に係る防塵ホツパー
の一実施例を示す縦断正面図、第2図はその縦断
側面図である。図面において、11はホツパー本
体、13はヒンジ機構、15は受け板、17はウ
インチ機構、19はダンパである。ホツパー本体
11は下端にシユート口19を備えており、この
シユート口19にはダンパ21が設けられてい
る。このホツパー本体11の傾斜壁には適宜バイ
ブレータ23が取付けられており、また、その上
面は矩形に開口して囲壁25で取囲まれている。
受け板15は充分な強度を有する矩形の板で、
前記ホツパー本体11の上面にその開口を略被う
如く配置されており、一辺がヒンジ機構13によ
つて回動自在に支持されている。この受け板15
のヒンジ機構13の対辺近傍にはワイヤ27の一
端が固定されており、このワイヤ27の他端は滑
車29をウインチ31で巻取られる。前記ウイン
チ機構17はこれらのウインチ31、ワイヤ2
7、滑車29等によつて構成されている。ここ
で、前記ヒンジ機構13の取付け位置としては、
受け板15がウインチ機構17の作用によつて回
動し、傾斜した状態においてホツパー本体11の
開口部との間に若干の間隙が生ずるような位置が
選ばれている。
また、前記囲壁25の上方開口には中央部で開
閉されるシヤツター機構33が配置されている。
このシヤツター機構33は、ズツク等で形成され
た密閉カバー35、この密閉カバー35の先端部
に取り付けられ、ゴム等の弾性材で覆われた合せ
口37、この合せ口37の移動をガイドするガイ
ドノール39、前記密閉カバー35を開閉するた
めのモーター41および錘43、これらモーター
41および錘43の力を前記密閉カバー35に伝
えるワイヤ45および滑車47等で構成されてい
る。このシヤツター機構33は例えばバケツトの
動きを検知して作動する自動開閉装置49によつ
て制御される。
次に、このように構成された防塵ホツパーの動
作を第3図に従つて説明する。粉体を掴んだ接地
開放式シングルロープバケツト(以下バケツトと
略記する)51が近付くと自動開閉装置49の作
用によつてモータ41が回転を開始し、ワイヤ4
5が巻上げられて密閉カバー35が左右に開かれ
る。バケツト51が下降して密閉カバー35が開
かれた上部開口より囲壁25内に入ると、自動開
閉装置49が巻上げられたワイヤ45を弛めるの
で、密閉カバー35は錘43の重量によつて閉じ
る。バケツト51がさらに下降してシエルの先端
部が受け板15に接し、支持ロープ53が弛むと
ロツクが外れ、その後に支持ロープ53をゆつく
り巻上げるとシエルは徐々に開口してゆく。第3
図A,Bはここまでの状態を示している。自動開
閉装置49はこのシエルの開口完了から、舞上が
つたダストが沈静するまでのタイミングをはかつ
て再度密閉カバー35を開き、バケツト51が囲
壁25の外へ出たのを検知して密閉カバー35を
閉じる。
これによつて、粉体55は一旦受け板15の上
に静かに放荷される。このとき、粉体55は空中
を自由落下することがないためダストの舞上がり
は最小限に抑えられ、また、多少の舞上がりがあ
つても密閉カバー35の作用で外部へ流出するよ
うなことはない。第3図Cはこの状態を示してい
る。次いで、ウインチ31を作動させてワイヤ2
7を徐々に巻上げ、受け板15をゆつくりと回動
させて傾斜させてゆく。これによつて、受け板1
5上に一旦放荷された粉体55は、受け板15の
上面とホツパー本体11上部の開口部との間に生
じた間隙からホツパー本体11の傾斜壁に沿つて
少しずつホツパー本体11内に流し込まれる。こ
のときも、粉体55は空間を自由落下することは
ないので、ダストの舞上がりは極めて少量であ
り、また、舞上がつたダストも密閉カバー35の
作用で外部へ流出するようなことはない。第3図
Dはこの状態を示すものである。
以上図示の実施例に従つて詳細に説明したが、
本考案はこれにのみ限定されるものではなく、
種々なバリエーシヨンを含むものである。例え
ば、バケツトの操作に充分な注意をはらえば、受
け板上への放荷時、ホツパー本体への移動時等の
ダストの舞上がりはほとんどなくなるので、シヤ
ツター機構を割愛しても充分に実用的な防塵ホツ
パーを得ることができる。
(考案の効果) 本考案は以上の様に構成され、粉体を一旦受け
板の上に静かに放荷し、その後ウインチ機構を作
動させて受け板を徐々に回動させてこれを傾け、
放荷された粉体を受け板の上面とホツパー本体の
開口部との間に生じた間隙からホツパー本体の傾
斜壁に沿わせて少しずつホツパー本体内に流し込
むものであるため、粉体が空間を自由落下するこ
とはなく、ダストの舞上がりを極めて僅かなもの
となつて放荷時のダストの舞上がりによる作業環
境の悪化が防止でき、荷役時の粉体のロスもなく
すことができる等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る防塵ホツパーの一実施例
を示す縦断正面図、第2図はその縦断側面図であ
り、第3図はその動作過程を示す説明図である。 11……ホツパー本体、13……ヒンジ機構、
15……受け板、17……ウインチ機構、19…
…シユート口、21……ダンパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホツパー本体と、このホツパ本体の上面開口部
    に配置され、ヒンジ機構によつて回動自在に支持
    された受け板と、この受け板を回動させるウイン
    チ機構と、前記ホツパー本体の下部シユート口に
    設けられたダンパとを有し、前記受け板を回動さ
    せた状態において前記受け板の上面と前記ホツパ
    ー本体の開口部との間に間隙が生ずる位置に前記
    ヒンジ機構を配置したことを特徴とする防塵ホツ
    パー。
JP19622984U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPS634032Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19622984U JPS634032Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

Applications Claiming Priority (1)

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JP19622984U JPS634032Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61113741U JPS61113741U (ja) 1986-07-18
JPS634032Y2 true JPS634032Y2 (ja) 1988-02-01

Family

ID=30753910

Family Applications (1)

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JP19622984U Expired JPS634032Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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JPS61113741U (ja) 1986-07-18

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