JPS6340022B2 - - Google Patents
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- JPS6340022B2 JPS6340022B2 JP57105575A JP10557582A JPS6340022B2 JP S6340022 B2 JPS6340022 B2 JP S6340022B2 JP 57105575 A JP57105575 A JP 57105575A JP 10557582 A JP10557582 A JP 10557582A JP S6340022 B2 JPS6340022 B2 JP S6340022B2
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- recesses
- opening
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/08—Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits
- G04B37/11—Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits of the back cover of pocket or wrist watches
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/22—Materials or processes of manufacturing pocket watch or wrist watch cases
- G04B37/225—Non-metallic cases
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04C—ELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
- G04C10/00—Arrangements of electric power supplies in time pieces
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04D—APPARATUS OR TOOLS SPECIALLY DESIGNED FOR MAKING OR MAINTAINING CLOCKS OR WATCHES
- G04D3/00—Watchmakers' or watch-repairers' machines or tools for working materials
- G04D3/0002—Watchmakers' or watch-repairers' machines or tools for working materials for mechanical working other than with a lathe
- G04D3/0061—Watchmakers' or watch-repairers' machines or tools for working materials for mechanical working other than with a lathe for components for protecting the mechanism against external influences
- G04D3/0064—Watchmakers' or watch-repairers' machines or tools for working materials for mechanical working other than with a lathe for components for protecting the mechanism against external influences for cases
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/20—Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
- H01M50/204—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells
- H01M50/207—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape
- H01M50/216—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape adapted for button or coin cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49579—Watch or clock making
- Y10T29/49584—Watch or clock making having case, cover, or back
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
- Y10T29/49833—Punching, piercing or reaming part by surface of second part
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- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、熱可塑性材料より成るウオツチケー
スに設けられた、外側に開放する電池室内に、半
径方向に延びる複数の脚を備えた蓋によつて電池
を液密に設置するための方法及びこの方法を実施
するための装置に関する。
スに設けられた、外側に開放する電池室内に、半
径方向に延びる複数の脚を備えた蓋によつて電池
を液密に設置するための方法及びこの方法を実施
するための装置に関する。
従来の技術
特に射出成型によるような熱可塑性材料より一
体的に形成されたウオツチケースは良く知られて
いる。ウオツチケースのすべての成型部分が射出
成型によつて形成されれば、ウオツチケースの製
造コストは非常に安価である。
体的に形成されたウオツチケースは良く知られて
いる。ウオツチケースのすべての成型部分が射出
成型によつて形成されれば、ウオツチケースの製
造コストは非常に安価である。
このような時計の作動年数を限定する主な原因
の1つはその電池に寿命である。それ故、電池を
交換するためにこの電池に容易に近づけるように
することが重要である。一体的なウオツチケース
においては、ウオツチケースの本体の裏側その他
の部分は一体的に形成されており、ウオツチケー
スの内部への出入はガラスと文字盤を取り除いて
のみ可能である。このような複雑な操作を避けて
電池を容易に取り換えるために、このような時計
においてはケースの裏側に電池を設置及び取り除
くための開口部又は通路を形成することが知られ
ている。通常この開口部又は通路は蓋によつて閉
鎖されている。電池が設置されている室に外部か
ら出入するためにはこの蓋を取り除くだけで十分
である。
の1つはその電池に寿命である。それ故、電池を
交換するためにこの電池に容易に近づけるように
することが重要である。一体的なウオツチケース
においては、ウオツチケースの本体の裏側その他
の部分は一体的に形成されており、ウオツチケー
スの内部への出入はガラスと文字盤を取り除いて
のみ可能である。このような複雑な操作を避けて
電池を容易に取り換えるために、このような時計
においてはケースの裏側に電池を設置及び取り除
くための開口部又は通路を形成することが知られ
ている。通常この開口部又は通路は蓋によつて閉
鎖されている。電池が設置されている室に外部か
ら出入するためにはこの蓋を取り除くだけで十分
である。
1974年7月31日に開示されたスイス国特許第
552241号明細書によれば、熱可塑性材料により一
体的に形成された時計のケースの裏側には電池を
設置及び取り除くための開口部が形成されてい
て、この開口部は蓋によつて閉鎖されている。蓋
は、開口部の周囲に形成されたフランジと、この
フランジに対応する、蓋の周囲に形成された溝と
協働して、電池用の開口部で保持されている。こ
のために蓋は電池用の開口部内に押し込むことに
よつて固定される。
552241号明細書によれば、熱可塑性材料により一
体的に形成された時計のケースの裏側には電池を
設置及び取り除くための開口部が形成されてい
て、この開口部は蓋によつて閉鎖されている。蓋
は、開口部の周囲に形成されたフランジと、この
フランジに対応する、蓋の周囲に形成された溝と
協働して、電池用の開口部で保持されている。こ
のために蓋は電池用の開口部内に押し込むことに
よつて固定される。
発明が解決しようとする課題
この公知の形式は簡単ではあるが、現在の標準
的な要求を満たす程度の液密性を保証しないか又
は少なくとも要求された一定の期間にわたつて液
密性を保証しないという大きな欠点を有してい
る。
的な要求を満たす程度の液密性を保証しないか又
は少なくとも要求された一定の期間にわたつて液
密性を保証しないという大きな欠点を有してい
る。
このような欠点を避けるために、本発明の第1
の目的は、電池室の開口部を閉鎖するための、高
い液密性を保証する手段を提供することである。
の目的は、電池室の開口部を閉鎖するための、高
い液密性を保証する手段を提供することである。
本発明の第2の目的は、射出成型によつて製造
されたウオツチケースに適した、電池室用の開口
部を液密に閉鎖するための閉鎖部材を提供するこ
とである。
されたウオツチケースに適した、電池室用の開口
部を液密に閉鎖するための閉鎖部材を提供するこ
とである。
本発明の第3の目的は、時計の初めの組立て時
に複雑な作業を必要とすることなしに閉鎖部材の
位置決めが行なわれて、時計の対応する組立てラ
インを容易に適合するような電池用の開口部を閉
鎖するための方法及びこの方法を実施するための
装置を提供することである。
に複雑な作業を必要とすることなしに閉鎖部材の
位置決めが行なわれて、時計の対応する組立てラ
インを容易に適合するような電池用の開口部を閉
鎖するための方法及びこの方法を実施するための
装置を提供することである。
課題を解決するための手段
前記課題を解決した本発明の方法の手段によれ
ば、電池室の開口部周囲に、周方向で間隔を保つ
て配置され半径方向に延び、かつ、外側に開放す
る複数の凹部を設け、前記蓋の寸法を前記電池室
が閉じられる程度の寸法に構成し、前記凹部の寸
法を、蓋が電池室の開口部に配置された時に蓋の
複数の脚を受容する程度の寸法に構成する形式の
ものにおいて、 (イ) まず電池室内に電池を入れ、 (ロ) 次いで蓋を電池室の開口部に位置決めして蓋
の脚を前記凹部内に挿入し、 (ハ) 次いで蓋を回転させて脚にエネルギを加え、 (ニ) 次いで脚を、対応する各凹部の側壁に食い込
ませ、この時に、蓋の回転によつて、前記凹部
間のウオツチケース壁部分に前記脚が少なくと
も部分的に食い込むことができる程度に前記熱
可塑性材料を十分柔軟なものにしておき、これ
によつて、前記蓋を回転させた時に蓋の脚が侵
入するアンダカツト部を形成し、これによつて
蓋を固定するようになつている。
ば、電池室の開口部周囲に、周方向で間隔を保つ
て配置され半径方向に延び、かつ、外側に開放す
る複数の凹部を設け、前記蓋の寸法を前記電池室
が閉じられる程度の寸法に構成し、前記凹部の寸
法を、蓋が電池室の開口部に配置された時に蓋の
複数の脚を受容する程度の寸法に構成する形式の
ものにおいて、 (イ) まず電池室内に電池を入れ、 (ロ) 次いで蓋を電池室の開口部に位置決めして蓋
の脚を前記凹部内に挿入し、 (ハ) 次いで蓋を回転させて脚にエネルギを加え、 (ニ) 次いで脚を、対応する各凹部の側壁に食い込
ませ、この時に、蓋の回転によつて、前記凹部
間のウオツチケース壁部分に前記脚が少なくと
も部分的に食い込むことができる程度に前記熱
可塑性材料を十分柔軟なものにしておき、これ
によつて、前記蓋を回転させた時に蓋の脚が侵
入するアンダカツト部を形成し、これによつて
蓋を固定するようになつている。
また、前記課題を解決した本発明の装置の手段
によれば、ウオツチケースの裏側に、環状の溝に
よつて取り囲まれ、さらにその外側が前記裏側の
面によつて取り囲まれや開放する電池室が設けら
れていて、前記環状の溝から半径方向に複数の凹
部が延びており、前記環状の溝及び凹部内にはめ
込まれるフランジ及び脚を備えた金属より成る円
形の蓋が設けられており、該蓋に係合してこの蓋
の脚に、これらの脚が熱可塑性材料に食い込む程
度の回転モーメントを与える工具が設けられてお
り、該工具にエネルギを供給するための手段が設
けられている。
によれば、ウオツチケースの裏側に、環状の溝に
よつて取り囲まれ、さらにその外側が前記裏側の
面によつて取り囲まれや開放する電池室が設けら
れていて、前記環状の溝から半径方向に複数の凹
部が延びており、前記環状の溝及び凹部内にはめ
込まれるフランジ及び脚を備えた金属より成る円
形の蓋が設けられており、該蓋に係合してこの蓋
の脚に、これらの脚が熱可塑性材料に食い込む程
度の回転モーメントを与える工具が設けられてお
り、該工具にエネルギを供給するための手段が設
けられている。
作 用
電池を設置する場合、まず電池を電池室内に入
れ、蓋を位置決めし、蓋に縁部を溝内に係合させ
かつ蓋(閉鎖部材)の突起部を凹部に係合させ
る。次いで蓋に回転モーメントとエネルギを供給
して蓋を回動させると、時計の裏側の、凹部を分
割する壁部分に前記突起部が食い込んで、少なく
とも部分的に前記壁部分に侵入するので、ウオツ
チケースの裏側に蓋が確実に固定される。
れ、蓋を位置決めし、蓋に縁部を溝内に係合させ
かつ蓋(閉鎖部材)の突起部を凹部に係合させ
る。次いで蓋に回転モーメントとエネルギを供給
して蓋を回動させると、時計の裏側の、凹部を分
割する壁部分に前記突起部が食い込んで、少なく
とも部分的に前記壁部分に侵入するので、ウオツ
チケースの裏側に蓋が確実に固定される。
つまり、電池室の入口開口部への蓋の取りつけ
は一種のバヨネツト結合形式によつて得られる。
このバヨネツト結合形式の雄部分は蓋の突起部よ
り構成されていて、雄部分は部分的に環状の溝、
特に半径方向の凹部によつて構成されている。さ
らにバヨネツト結合形式の雄部分は、前記凹部を
分割する、ウオツチ裏側の壁部分にアンダカツト
部を形成することによつて得られる。このアンダ
カツト部は、突起部自体が熱可塑性材料をカツト
成形するための工具のように働くことによつて形
成される。このようにして形成されたアンダカツ
ト部によつて蓋は確実に固定される。
は一種のバヨネツト結合形式によつて得られる。
このバヨネツト結合形式の雄部分は蓋の突起部よ
り構成されていて、雄部分は部分的に環状の溝、
特に半径方向の凹部によつて構成されている。さ
らにバヨネツト結合形式の雄部分は、前記凹部を
分割する、ウオツチ裏側の壁部分にアンダカツト
部を形成することによつて得られる。このアンダ
カツト部は、突起部自体が熱可塑性材料をカツト
成形するための工具のように働くことによつて形
成される。このようにして形成されたアンダカツ
ト部によつて蓋は確実に固定される。
効 果
この方法の1つの利点は、ウオツチ裏側の壁部
分に形成されたアンダカツト部が蓋の突起部自体
によつて形成されるので、蓋の突起部のためのそ
れぞれの製造許容誤差及び電池室の開口部の周囲
を形成されるアンダカツト部の製造許容誤差を考
慮する必要がないということである。別の利点
は、ウオツチケースの裏側の蓋の固定がバヨネツ
ト結合形式によつて行なわれ、このバヨネツト結
合形式は、ウオツチケースの裏側と蓋との間の高
い液密性を形成するだけではなく、射出成型によ
つて製造されたウオツチケースによく適合すると
いうことである。アンダカツト部の形成は射出成
型では不可能であることは明らかである。
分に形成されたアンダカツト部が蓋の突起部自体
によつて形成されるので、蓋の突起部のためのそ
れぞれの製造許容誤差及び電池室の開口部の周囲
を形成されるアンダカツト部の製造許容誤差を考
慮する必要がないということである。別の利点
は、ウオツチケースの裏側の蓋の固定がバヨネツ
ト結合形式によつて行なわれ、このバヨネツト結
合形式は、ウオツチケースの裏側と蓋との間の高
い液密性を形成するだけではなく、射出成型によ
つて製造されたウオツチケースによく適合すると
いうことである。アンダカツト部の形成は射出成
型では不可能であることは明らかである。
有利には、蓋を回転させるエネルギとして、超
音波振動が使用される。この超音波振動は蓋の突
起部に伝達され、その結果、熱可塑性材料を変形
させてアンダカツト部が形成される。
音波振動が使用される。この超音波振動は蓋の突
起部に伝達され、その結果、熱可塑性材料を変形
させてアンダカツト部が形成される。
実施例
次に図面に示した実施例について本発明の構成
を具体的に説明する。
を具体的に説明する。
第1図、第2図では、熱可塑性の材料より一体
的に形成されたウオツチケース2の1部が示され
ている。このウオツチケース2は表面4aを備え
た裏側4を有している。裏側4は円形の開口部9
を備えており、この開口部9は電池室7と時計の
外側との間を連絡している。ケースの裏側の表面
4aには開口部6を取り囲む環状の溝8が形成さ
れている。溝8と開口部6とは、表面4aに対し
て平行な、外側に向けられた環状の支持面10a
を備えた突起部10によつて仕切られている。溝
8には、この溝から半径方向外側へ延びてこの溝
と連絡する凹部12a,12b,12cが形成さ
れている。溝8と凹凸部12a,12b,12c
は有利には同一寸法の深さeを有していて、この
深さeはケースの裏側の厚さEよりも薄い、凹部
12a,12b,12cは第1図で解るようにほ
ぼ円筒形状である。電池室7は、さらに一体的な
ウオツチケースの完全な部分によつて形成された
基部7cと7aとによつて制限されている。第1
図では、凹部12a,12b,12cが完全に部
分14によつて分けられていることが解る。
的に形成されたウオツチケース2の1部が示され
ている。このウオツチケース2は表面4aを備え
た裏側4を有している。裏側4は円形の開口部9
を備えており、この開口部9は電池室7と時計の
外側との間を連絡している。ケースの裏側の表面
4aには開口部6を取り囲む環状の溝8が形成さ
れている。溝8と開口部6とは、表面4aに対し
て平行な、外側に向けられた環状の支持面10a
を備えた突起部10によつて仕切られている。溝
8には、この溝から半径方向外側へ延びてこの溝
と連絡する凹部12a,12b,12cが形成さ
れている。溝8と凹凸部12a,12b,12c
は有利には同一寸法の深さeを有していて、この
深さeはケースの裏側の厚さEよりも薄い、凹部
12a,12b,12cは第1図で解るようにほ
ぼ円筒形状である。電池室7は、さらに一体的な
ウオツチケースの完全な部分によつて形成された
基部7cと7aとによつて制限されている。第1
図では、凹部12a,12b,12cが完全に部
分14によつて分けられていることが解る。
第3図、第4図では、電池室の開口部を閉鎖す
るための蓋の1実施例が示されている。この蓋2
0はほぼ円形であつて、その外周面で、小さい深
さ寸法を有するスカート形状の外側に延びるフラ
ンジ22を有している。蓋の頂部の中央には溝2
6が形成されている。詳細は後述するが、溝26
は電池を交換する際の蓋の取りはずしを容易にす
るためのものである。蓋のフランジ22には3つ
の突起部28a,28b,28cが設けられてい
て、この3つの突起部は蓋の半径方向に沿つてこ
の蓋から突出している。この突起部は、いずれの
場合においても溝8の深さeより小である厚さ
e′を有している。第3図、第4図で解るように突
起部28a,28b,28cはほぼ円形の形状を
有している。また蓋は、突起部28a,28b,
28cから半径方向内側に配置された3つのノツ
チを有している。このノツチは蓋をウオツチケー
スの裏側に固定する際に使用される。突起部28
a,28b,28cは有利には半径方向外側へ延
びていて互いにほぼ同一角度を成しているが、本
発明の枠内で、蓋の軸線に対する直角平面に対し
て鋭角を成すように構成してもよい。
るための蓋の1実施例が示されている。この蓋2
0はほぼ円形であつて、その外周面で、小さい深
さ寸法を有するスカート形状の外側に延びるフラ
ンジ22を有している。蓋の頂部の中央には溝2
6が形成されている。詳細は後述するが、溝26
は電池を交換する際の蓋の取りはずしを容易にす
るためのものである。蓋のフランジ22には3つ
の突起部28a,28b,28cが設けられてい
て、この3つの突起部は蓋の半径方向に沿つてこ
の蓋から突出している。この突起部は、いずれの
場合においても溝8の深さeより小である厚さ
e′を有している。第3図、第4図で解るように突
起部28a,28b,28cはほぼ円形の形状を
有している。また蓋は、突起部28a,28b,
28cから半径方向内側に配置された3つのノツ
チを有している。このノツチは蓋をウオツチケー
スの裏側に固定する際に使用される。突起部28
a,28b,28cは有利には半径方向外側へ延
びていて互いにほぼ同一角度を成しているが、本
発明の枠内で、蓋の軸線に対する直角平面に対し
て鋭角を成すように構成してもよい。
第5図では、電池を電池室内に設置して、次い
で電池室への開口部を閉鎖している形式が示され
ている。
で電池室への開口部を閉鎖している形式が示され
ている。
電池32は公知の形式で例えば陰極を形成する
第1面32aとほぼ扁平な第2面32bとを備え
ている。電池32はその電池室7内に配置されて
いて、陰極32aが、電池室の基部7cの内部面
7dに設けられた電気的な接点34に接触してい
る。
第1面32aとほぼ扁平な第2面32bとを備え
ている。電池32はその電池室7内に配置されて
いて、陰極32aが、電池室の基部7cの内部面
7dに設けられた電気的な接点34に接触してい
る。
変形可能なシーリング円板36がフランジ10
の上部の支持面10a上に配置され、次いで突起
部28a,28b,28cを凹部12a,12
b,12cにはめ込み、蓋のフランジ22を溝8
内にはめ込んで蓋20が位置決めされる。こうし
てシーリング円板36は、蓋の内部面と、電池3
2の第2面及びフランジ10の支持面10aとの
間に位置決めされる。
の上部の支持面10a上に配置され、次いで突起
部28a,28b,28cを凹部12a,12
b,12cにはめ込み、蓋のフランジ22を溝8
内にはめ込んで蓋20が位置決めされる。こうし
てシーリング円板36は、蓋の内部面と、電池3
2の第2面及びフランジ10の支持面10aとの
間に位置決めされる。
蓋20を液密に固定するために、第5図で解る
ように工具38が使用されている。有利には、こ
の工具38は超音波ビツトであつて、そのX―
X′軸線に沿つた振動運動が超音波発生器によつ
て与えられる。例えば、工具38は5ミクロンの
振幅を有する40KHzの周波数で振動する。工具3
8の操作部分は3つのフインガー38′より成つ
ており、これらのフインガー38′はノツチ30
a,30b,30c内に係合するようになつてい
る。この工具は3つの機能を有している。その第
1の機能としては、有利にはシリコン樹脂より成
るシーリング円板36をわずかに圧縮させるため
に蓋20に一定量を圧縮力を加えることができる
ようになつている。第2の機能は、フインガー3
8′とノツチ30とが協働することによつて蓋2
0を回動させるためのスクリユードライバーとし
て働くことであり、第3の機能はフインガーが蓋
30、つまり突起部28a,28b,28cに振
動を伝達させることである。
ように工具38が使用されている。有利には、こ
の工具38は超音波ビツトであつて、そのX―
X′軸線に沿つた振動運動が超音波発生器によつ
て与えられる。例えば、工具38は5ミクロンの
振幅を有する40KHzの周波数で振動する。工具3
8の操作部分は3つのフインガー38′より成つ
ており、これらのフインガー38′はノツチ30
a,30b,30c内に係合するようになつてい
る。この工具は3つの機能を有している。その第
1の機能としては、有利にはシリコン樹脂より成
るシーリング円板36をわずかに圧縮させるため
に蓋20に一定量を圧縮力を加えることができる
ようになつている。第2の機能は、フインガー3
8′とノツチ30とが協働することによつて蓋2
0を回動させるためのスクリユードライバーとし
て働くことであり、第3の機能はフインガーが蓋
30、つまり突起部28a,28b,28cに振
動を伝達させることである。
すでに述べたように、回転モーメントが突起部
への超音波振動の伝達と協働することによつて、
ウオツチケースの裏側に蓋を固定するために部分
14にアンダカツト部を形成することができる。
第6a図乃至第6c図は種々異なる作業段階が示
されている。第6a図の作業段階では蓋は未だ配
置されていない。次の第6b図の作業段階では、
蓋が配置されて、特に突起部28cが半径方向の
凹部12cに係合している状態が示されている。
突起部に回転モーメントと振動とを同時に加える
と、突起部28cの前方端部28′cは、凹部1
2cの側壁12′cを局所的に熱可塑性に軟化さ
せて、変形させ、本発明によるウオツチケースが
完成された時に突起部が侵入するアンダカツト部
40を部分14に形成する。このアンダカツト部
40は、突起部28cのほぼ全幅が部分14に侵
入するまで、この部分14に突起部28cを少し
ずつ侵入させることによつて形成される。突起部
28cと部分14との厚さを考慮して部分14の
主な部分14′が突起部28c上に変形されずに
残つており、こうしてウオツチケースの裏側にお
いて蓋が確実に固定される。
への超音波振動の伝達と協働することによつて、
ウオツチケースの裏側に蓋を固定するために部分
14にアンダカツト部を形成することができる。
第6a図乃至第6c図は種々異なる作業段階が示
されている。第6a図の作業段階では蓋は未だ配
置されていない。次の第6b図の作業段階では、
蓋が配置されて、特に突起部28cが半径方向の
凹部12cに係合している状態が示されている。
突起部に回転モーメントと振動とを同時に加える
と、突起部28cの前方端部28′cは、凹部1
2cの側壁12′cを局所的に熱可塑性に軟化さ
せて、変形させ、本発明によるウオツチケースが
完成された時に突起部が侵入するアンダカツト部
40を部分14に形成する。このアンダカツト部
40は、突起部28cのほぼ全幅が部分14に侵
入するまで、この部分14に突起部28cを少し
ずつ侵入させることによつて形成される。突起部
28cと部分14との厚さを考慮して部分14の
主な部分14′が突起部28c上に変形されずに
残つており、こうしてウオツチケースの裏側にお
いて蓋が確実に固定される。
アンダカツト部が、固定作用を有する突起部自
体によつて形成されるので、固定は非常に良好に
行なわれ、蓋は回転に抗して主な固定面で完全に
保持されることが明らかである。こうしてこの固
定形式は電池32の、陰極としての第1面32a
を接点34に対して確実に接触させ、蓋をシーリ
ング円板34に対して確実に接触させる。従つて
蓋20と、ウオツチケースの裏側との間の非常に
良好な液密性がシーリング円板36を介して効果
的に行なわれる。突起部が前述のように回転方向
で下方に曲げられていれば、突起部が部分14内
に侵入することによつてカム運動が生ぜしめら
れ、この結果シーリング円板36はさらに圧縮さ
れる。
体によつて形成されるので、固定は非常に良好に
行なわれ、蓋は回転に抗して主な固定面で完全に
保持されることが明らかである。こうしてこの固
定形式は電池32の、陰極としての第1面32a
を接点34に対して確実に接触させ、蓋をシーリ
ング円板34に対して確実に接触させる。従つて
蓋20と、ウオツチケースの裏側との間の非常に
良好な液密性がシーリング円板36を介して効果
的に行なわれる。突起部が前述のように回転方向
で下方に曲げられていれば、突起部が部分14内
に侵入することによつてカム運動が生ぜしめら
れ、この結果シーリング円板36はさらに圧縮さ
れる。
シーリング円板36は液密性を保証するだけで
なく、工具38によつて与えられる振動運動を緩
衝するので、この振動運動は完全に電池に伝達さ
れることはない。さらに、フインガー38′に直
接接触しかつ突起部28に隣接するノツチ30
a,30b,30cが設けられているので、振動
源と突起部との間で振動が伝達される間隔は最小
になり、これによつてエネルギ損失が減少され
る。
なく、工具38によつて与えられる振動運動を緩
衝するので、この振動運動は完全に電池に伝達さ
れることはない。さらに、フインガー38′に直
接接触しかつ突起部28に隣接するノツチ30
a,30b,30cが設けられているので、振動
源と突起部との間で振動が伝達される間隔は最小
になり、これによつてエネルギ損失が減少され
る。
図示の実施例では、溝8は突起部10によつて
開口部6に対して仕切られていて、この突起部1
0によつてシーリング円板36の位置決めが行な
われるようになつているが、突起部10を設ける
ことは必ずしも必要ではなく、溝8が開口部6内
に直接開放するようになつていてもよい。凹部1
2a,12b,12cはそのまま使用される。こ
のような構成では、シーリング円板36は環状の
溝8の基部8′に直接配置される。この場合、液
密性は、シーリング円板36が、蓋のフランジ2
2の端部22aに又は突起部28aと、この端部
22a又は突起部28aが設けられている位置で
協働することによつて行なわれる。
開口部6に対して仕切られていて、この突起部1
0によつてシーリング円板36の位置決めが行な
われるようになつているが、突起部10を設ける
ことは必ずしも必要ではなく、溝8が開口部6内
に直接開放するようになつていてもよい。凹部1
2a,12b,12cはそのまま使用される。こ
のような構成では、シーリング円板36は環状の
溝8の基部8′に直接配置される。この場合、液
密性は、シーリング円板36が、蓋のフランジ2
2の端部22aに又は突起部28aと、この端部
22a又は突起部28aが設けられている位置で
協働することによつて行なわれる。
電池32を取り換えるためには、工具の端部を
溝36内に案内して、蓋を反対方向で回転させて
ウオツチケースから取りはずすことによつて行な
われる。
溝36内に案内して、蓋を反対方向で回転させて
ウオツチケースから取りはずすことによつて行な
われる。
アンダカツト部を形成するのに十分なエネルギ
を蓋の突起部に与えるためには、超音波を使用す
るのが最良の手段だと思われるが、アンダカツト
部を形成するために、蓋を回転させるのと同時に
突起部28を加熱してもよい。
を蓋の突起部に与えるためには、超音波を使用す
るのが最良の手段だと思われるが、アンダカツト
部を形成するために、蓋を回転させるのと同時に
突起部28を加熱してもよい。
本発明は、特に熱可塑性材料より成る、ウオツ
チケースを製造するために適しているが、本発明
はその他の形式、例えば前記振動エネルギ又は熱
エネルギによつて変形させられる熱可塑性材料に
形成された開口部のために簡単な液密性の蓋が必
要であるような形式のものに使用してもよい。
チケースを製造するために適しているが、本発明
はその他の形式、例えば前記振動エネルギ又は熱
エネルギによつて変形させられる熱可塑性材料に
形成された開口部のために簡単な液密性の蓋が必
要であるような形式のものに使用してもよい。
第1図は本発明によつて形成された部分を備え
た一体的なケースの裏側を示した平面図、第2図
は第1図の―線に沿つた断面図、第3図は電
池室の開口部を閉鎖するための蓋の平面図、第4
図は第3図の―線に沿つた断面図、第5図は
電池室に電池が入れられ蓋が閉鎖位置に配置され
ていてこの蓋を固定するための工具が使用されて
いる状態を示した部分的な断面図、第6a図、第
6b図は蓋のそれぞれ異なる固定段階を示した部
分的な断面図、第6c図は突起部によつてアンダ
カツトを形成する手段を示した部分的な断面図で
ある。 2……ケース、4……裏側、4a……表面、6
……開口部、7……電池室、7a……外側、7c
……基部、7d……内部面、8……溝、8′……
基部、10……突起部、10a……支持面、12
a,12b,12c……凹部、12′c……外壁、
14……固体部分、14′……部分、20……蓋、
22……フランジ、24……頂部、26……溝、
28a,28b,28c……突起部、28′c…
…前方端部、30a,30b,30c……ノツ
チ、32……電池、32a……第1面、32b…
…第2面、34……接点、36……シーリング円
板、38……工具、38′……フインガー、40
……アンダカツト部、e′……厚さ、e……深さ、
E……厚さ。
た一体的なケースの裏側を示した平面図、第2図
は第1図の―線に沿つた断面図、第3図は電
池室の開口部を閉鎖するための蓋の平面図、第4
図は第3図の―線に沿つた断面図、第5図は
電池室に電池が入れられ蓋が閉鎖位置に配置され
ていてこの蓋を固定するための工具が使用されて
いる状態を示した部分的な断面図、第6a図、第
6b図は蓋のそれぞれ異なる固定段階を示した部
分的な断面図、第6c図は突起部によつてアンダ
カツトを形成する手段を示した部分的な断面図で
ある。 2……ケース、4……裏側、4a……表面、6
……開口部、7……電池室、7a……外側、7c
……基部、7d……内部面、8……溝、8′……
基部、10……突起部、10a……支持面、12
a,12b,12c……凹部、12′c……外壁、
14……固体部分、14′……部分、20……蓋、
22……フランジ、24……頂部、26……溝、
28a,28b,28c……突起部、28′c…
…前方端部、30a,30b,30c……ノツ
チ、32……電池、32a……第1面、32b…
…第2面、34……接点、36……シーリング円
板、38……工具、38′……フインガー、40
……アンダカツト部、e′……厚さ、e……深さ、
E……厚さ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性材料より成るウオツチケース2に設
けられた、外側に開放する電池室7内に、半経方
向に延びる複数の脚28a,28b,28cを備
えた蓋20によつて電池を設置するための方法で
あつて、前記電池室7の開口部6周囲に、周方向
で間隔を保つて配置され半径方向に延び、かつ外
側に開放する複数の凹部12a,12b,12c
を設け、前記蓋20の寸法を前記電池室7が閉じ
られる程度の寸法に構成し、前記凹部12a,1
2b,12cの寸法を、蓋20が電池室7の開口
部6に配置された時に蓋20の複数の脚28a,
28b,28cを受容する程度の寸法に構成する
形式のものにおいて、 (イ) まず電池室7内に電池を入れ、 (ロ) 次いで蓋20を電池室7の開口部6に位置決
めして蓋の脚28a,28b,28cを前記凹
部12a,12b,12c内に挿入し、 (ハ) 次いで蓋20を回転させて脚28a,28
b,28cにエネルギを加え、 (ニ) 次いで脚28a,28b,28cを、対応す
る各凹部12a,12b,12cの側壁に食い
込ませ、この時に、蓋20の回転によつて、前
記凹部12a,12b,12c間のウオツチケ
ース壁部分に前記脚28a,28b,28cが
少なくとも部分的に食い込むことができる程度
に前記熱可塑性材料を十分柔軟なものにしてお
き、これによつて、前記蓋20を回転させた時
に蓋20の脚が侵入するアンダカツト部を形成
し、これによつて蓋20を固定する、 ことを特徴とする、ウオツチケースの電池室内に
電池を設置するための方法。 2 蓋に加えるエネルギとして超音波エネルギを
使用する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 熱可塑性材料より成るウオツチケース2に設
けられた、外側に開放する電池室7内に、半径方
向に延びる複数の脚28a,28b,28cを備
えた蓋20によつて電池を液密に設置するための
方法を実施するための装置であつて、前記電池室
7の開口部6周囲に、周方向で間隔を保つて配置
され半径方向に延び、かつ外側に開放する複数の
凹部12a,12b,12cが設けられており、
前記蓋20の寸法が、前記電池室7を閉じる程度
の寸法に構成されていて、前記凹部12a,12
b,12cの寸法が、蓋20を電池室の開口部6
に配置した時に蓋20の複数の脚28a,28
b,28cを受容する程度の寸法に構成されてい
る形式のものにおいて、ウオツチケース2の裏側
4に、環状の溝8によつて取り囲まれ、さらにそ
の外側が前記裏側4の面によつて取り囲まれた開
放する電池室7が設けられていて、前記環状の溝
8から半径方向に複数の凹部12a,12b,1
2cが延びており、前記環状の溝8及び凹部12
a,12b,12c内にはめ込まれるフランジ2
2及び脚28a,28b,28cを備えた金属よ
り成る円形の蓋20が設けられており、該蓋20
に係合してこの蓋20の脚28a,28b,28
cに、これらの脚が熱可塑性材料に食い込む程度
の回転モーメントを与える工具38が設けられて
おり、該工具38にエネルギを供給するための手
段が設けられていることを特徴とする、ウオツチ
ケースの電池室内に電池を設置するための方法を
実施するための装置。 4 エネルギを供給するための前記手段が、前記
工具38を介して蓋20に超音波エネルギを伝達
する、特許請求の範囲第3項記載の装置。 5 前記蓋20,24が、脚28a,28b,2
8cに隣接する箇所でノツチ30b,30cを有
しており、前記工具38が、前記ノツチ30b,
30c内にはめ込まれて蓋20,24に超音波エ
ネルギを伝達するフインガー38′を有している、
特許請求の範囲第4項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH416681A CH646577GA3 (fr) | 1981-06-24 | 1981-06-24 | Procédé d'usinage du fond d'une boîte de montre moyens pour la mise en oeuvre du procédé et boîte de montre résultant de la mise en oeuvre du procédé. |
CH4166/81-0 | 1981-06-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS585964A JPS585964A (ja) | 1983-01-13 |
JPS6340022B2 true JPS6340022B2 (ja) | 1988-08-09 |
Family
ID=4271036
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57105575A Granted JPS585964A (ja) | 1981-06-24 | 1982-06-21 | ウオッチケースの電池室内に電池を設置するための方法及びこの方法を実施するための装置 |
JP63027821A Granted JPS63304569A (ja) | 1981-06-24 | 1988-02-10 | ウオツチケース |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63027821A Granted JPS63304569A (ja) | 1981-06-24 | 1988-02-10 | ウオツチケース |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4488345A (ja) |
JP (2) | JPS585964A (ja) |
CH (1) | CH646577GA3 (ja) |
DE (1) | DE3222545A1 (ja) |
FR (1) | FR2508667A1 (ja) |
GB (1) | GB2100891B (ja) |
HK (1) | HK8886A (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0284899B1 (fr) * | 1987-03-23 | 1991-01-16 | Eta SA Fabriques d'Ebauches | Boîte de montre, ensemble destiné à la constituer et procédé pour assembler ledit ensemble |
CH671495GA3 (en) * | 1987-10-15 | 1989-09-15 | Watch case | |
CH668159GA3 (en) * | 1987-03-23 | 1988-12-15 | Watch case | |
CH684729B5 (fr) * | 1992-11-11 | 1995-06-15 | Ebauchesfabrik Eta Ag | Pièce d'horlogerie comportant une trappe de pile fermée par un joint d'étanchéité. |
EP0654717B1 (fr) * | 1993-11-23 | 1997-06-04 | Eta SA Fabriques d'Ebauches | Pièce d'horlogerie comportant un dispositif de fixation d'une pièce rapportée sur un bâti et procédé d'assemblage de cette pièce sur ledit bâti |
US5824181A (en) * | 1996-01-19 | 1998-10-20 | Othy, Inc. | Surgical implement handle machine |
EP0869576A1 (fr) * | 1997-04-04 | 1998-10-07 | EM Microelectronic-Marin SA | Dispositif portatif, notamment montre, comprenant une antenne associée à un module électronique amovible et un tel module électronique |
US6026571A (en) * | 1997-10-20 | 2000-02-22 | Industrial Strength Corporation | Method of connecting a stem to a base of an article of jewelry |
US6587400B1 (en) * | 2002-02-05 | 2003-07-01 | Henry Line | Battery-powered wristwatch |
TW201341093A (zh) * | 2012-04-06 | 2013-10-16 | Askey Technology Jiangsu Ltd | 超音波熔接結構及超音波熔接方法 |
EP3054359A1 (fr) | 2015-02-05 | 2016-08-10 | ETA SA Manufacture Horlogère Suisse | Dispositif de montage d'une source d'énergie électrique |
CN105196023A (zh) * | 2015-10-13 | 2015-12-30 | 苏州博众精工科技有限公司 | 一种上料机构 |
IT201800003473A1 (it) * | 2018-03-13 | 2019-09-13 | Cressi Sub Spa | Sportello di chiusura del vano batteria delle apparecchiature per uso subacqueo con dispositivo di chiusura munito di agganci esterni |
FR3115634B1 (fr) * | 2020-10-28 | 2022-10-21 | Delta Dore | Boîtier avec une pile bouton et un système anti-retrait de la pile |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH207229A (fr) * | 1938-08-23 | 1939-10-15 | Freres Pauli | Boîte de montre. |
CH208781A (fr) * | 1939-01-13 | 1940-02-29 | Horlogere De Porrentruy Phenix | Boîte de montre étanche. |
US2588395A (en) * | 1951-01-12 | 1952-03-11 | Micro Poise Engineering And Sa | Disk flexing and installing apparatus |
CH902163A4 (ja) * | 1963-07-20 | 1965-01-29 | ||
US3597913A (en) * | 1969-01-10 | 1971-08-10 | Suwa Seikosha Kk | Battery-carrying means for electric or electronic timepiece |
CH1076369A4 (ja) * | 1969-07-15 | 1973-02-15 | ||
CH552241A (ja) * | 1971-06-04 | 1974-07-31 | ||
US4106962A (en) * | 1977-07-14 | 1978-08-15 | Ncr Corporation | Method of fastening metal part to plastic part |
US4232622A (en) * | 1979-01-23 | 1980-11-11 | The Continental Group, Inc. | Method of making a container closure |
-
1981
- 1981-06-24 CH CH416681A patent/CH646577GA3/fr unknown
-
1982
- 1982-06-16 DE DE19823222545 patent/DE3222545A1/de active Granted
- 1982-06-17 FR FR8210758A patent/FR2508667A1/fr active Granted
- 1982-06-21 JP JP57105575A patent/JPS585964A/ja active Granted
- 1982-06-23 GB GB08218230A patent/GB2100891B/en not_active Expired
- 1982-06-24 US US06/391,739 patent/US4488345A/en not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-02-05 HK HK88/86A patent/HK8886A/xx not_active IP Right Cessation
-
1988
- 1988-02-10 JP JP63027821A patent/JPS63304569A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4488345A (en) | 1984-12-18 |
FR2508667B1 (ja) | 1984-11-23 |
DE3222545C2 (ja) | 1987-11-19 |
GB2100891A (en) | 1983-01-06 |
FR2508667A1 (fr) | 1982-12-31 |
DE3222545A1 (de) | 1983-01-20 |
JPH0125189B2 (ja) | 1989-05-16 |
GB2100891B (en) | 1984-06-13 |
JPS585964A (ja) | 1983-01-13 |
CH646577GA3 (fr) | 1984-12-14 |
HK8886A (en) | 1986-02-14 |
JPS63304569A (ja) | 1988-12-12 |
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