JPS6340020Y2 - - Google Patents

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JPS6340020Y2
JPS6340020Y2 JP16151082U JP16151082U JPS6340020Y2 JP S6340020 Y2 JPS6340020 Y2 JP S6340020Y2 JP 16151082 U JP16151082 U JP 16151082U JP 16151082 U JP16151082 U JP 16151082U JP S6340020 Y2 JPS6340020 Y2 JP S6340020Y2
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JP
Japan
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separator
fuel
fuel separator
side pocket
wall
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JP16151082U
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JPS5964324U (ja
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車のフユーエルセパレータの対衝
突安全機構の改良に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
従来、第1図に示すように、ホイールアーチ1
の後側にフユールセパレータ2を設置し、このセ
パレータ2の後側に配置してトランク室3のサイ
ドポケツト4を車体のインナパネル5に形成し、
前記サイドポケツト4のトランク室3への開口の
下部を内側壁板6で覆つた自動車が用いられてい
る。しかし、従来のこのような自動車では、フユ
ーエルセパレータ2の後面壁2aとサイドポケツ
ト4の前面壁4aとが互に近接して対向し、かつ
車体前後方向と直交していたため、自動車の追突
時に後面側から衝撃を受けると、サイドポケツト
4内の収納物がサイドポケツト4の前面壁4Aを
直撃し、フユーエルセパレータ2を破損し、燃料
を漏出する事故につながる恐れがあり、これを防
止するために厚い板材からなるプロテクタでフユ
ーエルセパレータ2の本体を保護する必要があ
り、コスト高になると共に、重量が重くなる欠点
があつた。
なお先行技術として実開昭56−16586号公報が
ある。
本考案は、フユーエルセパレータの後面壁およ
びサイドポケツトの前面壁に傾斜を設けることに
より、追突あるいは後退時の衝突の場合にサイド
ポケツトが変形してもサイドポケツト内の収納物
がトランク室側に誘導されるようにして、前述し
た欠点を解消できるフユーエルセパレータの対衝
突安全機構を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案によるフユ
ーエルセパレータの対衝突安全機構は、ホイール
アーチの後側にフユーエルセパレータを設置し、
このセパレータの後側に配置してトランク室のサ
イドポケツトを形成した自動車において、フユー
エルセパレータの後面壁およびサイドポケツトの
前面壁に内側が前方となる傾斜をそれぞれ形成し
たことを特徴としている。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例につき第2図、第3図
を参照して説明する。
第2図、第3図において、符号7はフユーエル
セパレータであり、このセパレータ7の本体8お
よびこれの外周と燃料パイプ9,10,11の前
記本体8近接部分とを覆う四角筒状のプロテクタ
12の後面壁8aおよび12aが、内側すなわち
トランク室3側が車体前方となるように傾斜し、
またセパレータ7の後方に近接して形成されたサ
イドポケツト13の前面壁13aがセパレータ7
の本体8、プロテクタ12の後面壁8a,12a
と平行にトランク室3側が前方となるように傾斜
している。さらに、サイドポケツト13のトラン
ク室3への開口の下部を覆う内側壁板14がサイ
ドポケツト13の前、後壁の浅い溝13b,13
bに強制嵌合によつて嵌合させるなどの適宜の手
段で衝撃により脱落し易く、車体のインナパネル
5側に装着されている。なお、本実施例の前述し
た以外の構成は、第1図に示す従来のものと同様
であるから、第1図と対応する部分には第1図と
同符号をつけて説明を省略する。また、前記燃料
パイプ9,10はフユーエルタンクと、燃料パイ
プ11はエンジンの気化器とそれぞれ接続されて
いる。さらに、第1図中符号15は車体のアウタ
パネル、16はホイールエプロン、17は後車輪
を示す。
前述のように構成された本実施例の対衝突安全
機構は、後面衝撃時に、サイドポケツト13内の
収納物がその前面壁13aに衝突してもその傾斜
によつてトランク室3側に誘導され、脱落し易い
内側壁板14を外してトランク室3内に入り、サ
イドポケツト13の変形や破損が少なく、フユー
エルセパレータ7の本体8、プロテクタ12の後
面壁8a,12aも傾斜してこれらへの衝撃を緩
和できることにより、前記セパレータ7、とくに
その本体8の変形、破損をプロテクタ12の板厚
を薄くしても防止することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によるフユーエル
セパレータの対衝突安全機構は、フユーエルセパ
レータの後面壁およびサイドポケツトの前面壁に
傾斜を形成するという簡単な手段で、後面衝突時
における前記セパレータへのサイドポケツト内の
収納物の直撃による衝撃をそらせることができ、
セパレータの破損による燃料漏れなどを防止して
安全性を向上させることができ、またセパレータ
のプロテクタの板厚を薄くしてコストを安くし、
かつ重量を軽減することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車のフユーエルセパレータ
およびサイドポケツト部分の概略水平断面図、第
2図は本考案の一実施例を示す概略水平断面図、
第3図は同要部の拡大斜視図である。 1……ホイールアーチ、2……フユーエルセパ
レータ、2a……後面壁、3……トランク室、4
……サイドポケツト、4a……前面壁、5……イ
ンナパネル、6……内側壁板、7……フユーエル
セパレータ、8……本体、8a……後面壁、9,
10,11……燃料パイプ、12……プロテク
タ、12a……後面壁、13……サイドポケツ
ト、13a……前面壁、13b……浅い溝、14
……内側壁板、15……アウタパネル、16……
ホイールエプロン、17……後車輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ホイールアーチの後側にフユーエルセパレー
    タを設置し、このセパレータの後側に配置して
    トランク室のサイドポケツトを形成した自動車
    において、フユーエルセパレータの後面壁およ
    びサイドポケツトの前面壁に内側が前方となる
    傾斜をそれぞれ形成したことを特徴とするフユ
    ーエルセパレータの対衝突安全機構。 (2) サイドポケツトの内側壁板を衝撃での脱落容
    易にサイドポケツト周辺部に装着した実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のフユーエルセパレ
    ータの対衝突安全機構。
JP16151082U 1982-10-25 1982-10-25 フユ−エルセパレ−タの対衝突安全機構 Granted JPS5964324U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16151082U JPS5964324U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 フユ−エルセパレ−タの対衝突安全機構

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JP16151082U JPS5964324U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 フユ−エルセパレ−タの対衝突安全機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5964324U JPS5964324U (ja) 1984-04-27
JPS6340020Y2 true JPS6340020Y2 (ja) 1988-10-20

Family

ID=30354926

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JP16151082U Granted JPS5964324U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 フユ−エルセパレ−タの対衝突安全機構

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JPS5964324U (ja) 1984-04-27

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