JPS6339845Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6339845Y2 JPS6339845Y2 JP1985009529U JP952985U JPS6339845Y2 JP S6339845 Y2 JPS6339845 Y2 JP S6339845Y2 JP 1985009529 U JP1985009529 U JP 1985009529U JP 952985 U JP952985 U JP 952985U JP S6339845 Y2 JPS6339845 Y2 JP S6339845Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- hanging
- pipe
- lighting fixture
- lighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は、照明器具の吊り金具に関するもの
である。
である。
シヤンデリア等の重量のある照明器具の吊り金
具は、照明器具のバランス調整機能とともに、照
明器具を確実に保持する連結機構を必要としてい
る。
具は、照明器具のバランス調整機能とともに、照
明器具を確実に保持する連結機構を必要としてい
る。
第４図は従来の吊り金具の１例を示す断面図で
あるが、図示されている従来の吊り金具６′は、
連結部６a′に設けられているねじ穴２０に、照明
器具１に固定して設けられているパイプ５′のね
じ部５a′をねじ込むことによつて、照明器具１を
連結する構造になつていた。したがつて、振動等
によつて連結部６a′とパイプ５′との螺合関係が
緩むことがあり、場合によつては照明器具１が落
下する危険があつた。
あるが、図示されている従来の吊り金具６′は、
連結部６a′に設けられているねじ穴２０に、照明
器具１に固定して設けられているパイプ５′のね
じ部５a′をねじ込むことによつて、照明器具１を
連結する構造になつていた。したがつて、振動等
によつて連結部６a′とパイプ５′との螺合関係が
緩むことがあり、場合によつては照明器具１が落
下する危険があつた。
照明器具の落下を防止するためには、連絡部６
a′の側面からパイプ５′のねじ部５a′へロツク用
ねじを挿入すればよいが、このようにすると、吊
り金具６′に対してパイプ５′を回転させることが
できなくなるので、バランス調整が不十分とな
る。
a′の側面からパイプ５′のねじ部５a′へロツク用
ねじを挿入すればよいが、このようにすると、吊
り金具６′に対してパイプ５′を回転させることが
できなくなるので、バランス調整が不十分とな
る。
さらに、従来の吊り金具の場合、天井に固定さ
れた鎖１０′に吊り下げるために、連結部６a′の
上部に吊り輪状の引掛部６b′が設けられ、この引
掛部６b′の上辺下面に設けられた複数の係合凹部
１５′のうち、何れの係合凹部１５′に鎖１０′を
引つ掛けるかを選択することによつて、照明器具
のバランス調整を行つている。すなわち、照明器
具の吊下げ位置を引掛部６b′の面方向で変更する
ことによつて、バランス調整を果たすのである。
れた鎖１０′に吊り下げるために、連結部６a′の
上部に吊り輪状の引掛部６b′が設けられ、この引
掛部６b′の上辺下面に設けられた複数の係合凹部
１５′のうち、何れの係合凹部１５′に鎖１０′を
引つ掛けるかを選択することによつて、照明器具
のバランス調整を行つている。すなわち、照明器
具の吊下げ位置を引掛部６b′の面方向で変更する
ことによつて、バランス調整を果たすのである。
しかし、シヤンデリア等の立体的な照明器具の
バランス調整を行うためには、上記したような、
鎖１０′を引つ掛ける係合凹部１５′の選択による
１方向のみの調整では、バランスを取れない場合
が多く、より調整範囲の広いバランス調整機構が
要望されていた。
バランス調整を行うためには、上記したような、
鎖１０′を引つ掛ける係合凹部１５′の選択による
１方向のみの調整では、バランスを取れない場合
が多く、より調整範囲の広いバランス調整機構が
要望されていた。
この考案は、上記事情に鑑みなされたもので、
照明器具の確実な保持機能と、十分な照明器具の
バランス調整機能をそなえた吊り金具を提供する
ことを目的としている。
照明器具の確実な保持機能と、十分な照明器具の
バランス調整機能をそなえた吊り金具を提供する
ことを目的としている。
この考案にかかる照明器具の吊り金具は、鎖等
の吊持具を引つ掛ける引掛部と照明器具を取り付
ける連結部とをそなえてなり、前記引掛部には、
吊持具を引つ掛けるための複数の係合部が連設さ
れており、前記連結部には、照明器具に固定して
設けられているパイプが嵌合する照明器具取付用
の嵌合穴が設けられているとともに、上記嵌合穴
の中間部に前記パイプに螺合したビスの頭部が嵌
入してパイプの逸脱を防止する円環状の係合溝が
形成されており、さらに係合溝の上部と連結部外
面とを連通するビス挿入孔が設けられていること
を特徴としている。以下、図面にあらわされた実
施例に基づいて具体的に説明する。
の吊持具を引つ掛ける引掛部と照明器具を取り付
ける連結部とをそなえてなり、前記引掛部には、
吊持具を引つ掛けるための複数の係合部が連設さ
れており、前記連結部には、照明器具に固定して
設けられているパイプが嵌合する照明器具取付用
の嵌合穴が設けられているとともに、上記嵌合穴
の中間部に前記パイプに螺合したビスの頭部が嵌
入してパイプの逸脱を防止する円環状の係合溝が
形成されており、さらに係合溝の上部と連結部外
面とを連通するビス挿入孔が設けられていること
を特徴としている。以下、図面にあらわされた実
施例に基づいて具体的に説明する。
第１図は照明器具の取付状態をあらわす説明
図、および第２図はこの考案にかかる吊り金具の
一部断面図である。ここに図示されている照明器
具１は、本体２の周囲に複数個の灯具３を配して
なるシヤンデリアで、本体２の上面に突設された
パイプ５によつて吊り金具６に連結されている。
一方、吊り金具６は、天井面７に設けられた保持
具９から垂下されている吊持用鎖１０の下端に取
り付けられている。
図、および第２図はこの考案にかかる吊り金具の
一部断面図である。ここに図示されている照明器
具１は、本体２の周囲に複数個の灯具３を配して
なるシヤンデリアで、本体２の上面に突設された
パイプ５によつて吊り金具６に連結されている。
一方、吊り金具６は、天井面７に設けられた保持
具９から垂下されている吊持用鎖１０の下端に取
り付けられている。
吊り金具６は、連結部６ａと引掛部６ｂとから
なる。連結部６ａは、下面側に開いた断面円形の
嵌合穴１２が上下方向に設けられ、さらに嵌合穴
１２の中間部に円環状の係合溝１３が形成されて
いる。また、この係合溝１３の上部と連結部６ａ
の外面との間には、両者を水平に連通するビス挿
入孔１４が数箇所に設けられている。引掛部６ｂ
は、連結部６ａの上方に連結部６ａの直径方向に
設けられており、その両側部は下向きに湾曲し、
両先端部が連結部６ａの上端部に溶着されてい
る。引掛部６ｂの中央部分の下面には、鎖１０等
の吊持具の環１０ａと係合する複数個の係合部と
なる凹部１５，１５，…が、一定間隔毎に設けら
れている。
なる。連結部６ａは、下面側に開いた断面円形の
嵌合穴１２が上下方向に設けられ、さらに嵌合穴
１２の中間部に円環状の係合溝１３が形成されて
いる。また、この係合溝１３の上部と連結部６ａ
の外面との間には、両者を水平に連通するビス挿
入孔１４が数箇所に設けられている。引掛部６ｂ
は、連結部６ａの上方に連結部６ａの直径方向に
設けられており、その両側部は下向きに湾曲し、
両先端部が連結部６ａの上端部に溶着されてい
る。引掛部６ｂの中央部分の下面には、鎖１０等
の吊持具の環１０ａと係合する複数個の係合部と
なる凹部１５，１５，…が、一定間隔毎に設けら
れている。
つぎに、この吊り金具６へのパイプ５の取付方
法について述べる。まず、パイプ５の先端部５ａ
を吊り金具６の嵌合穴１２の最深部まで挿入し
て、吊り金具６がパイプ５上に載置された状態に
する。つぎに、吊り金具６を適当に回転させ、パ
イプ先端部５ａに設けられているビス孔１７にビ
ス挿入孔１４を合致させる。そうしてから、第３
図ａのようにビス挿入孔１４よりビス１８を係合
溝１３内に挿入し、さらに上記ビス孔１７に螺着
する。これによつて取付けは完了する。つぎに、
照明装置１を吊した状態に支持する。この状態に
おいて、第３図ｂのように、ビス１８の頭部１８
ａが係合溝１３の底面１３ａと係合しているの
で、パイプ５が嵌合穴１２から抜け落ちない。万
一ビス１８が緩んだとしても、第３図ｃのように
ビス１８の頭部１８ａが係合溝１３の壁面１３ｂ
に当接するので、ある一定以上ビス１８が緩むこ
とはなく、ビス１８の脱落による照明装置１の落
下という事故は防がれる。また、係合溝１３が円
環状をしているので、ビス１８の頭部１８ａが嵌
合した状態でパイプ５に対して吊り金具６を自由
に回転させることができ、したがつてバランス調
整が容易である。なお、バランス調整は、鎖１０
の環１０ａを引掛ける吊り金具６の凹部１５を、
複数の凹部１５，１５，…のうち適当なものを選
択するとともに、照明器具と一体になつたパイプ
５と連結部６ａとを相対的に適当な位置まで回転
させて、照明器具に対する鎖１０の吊り下げ位置
を調整することによつて行われる。このように、
凹部１５の選択による直線方向の調整と、パイプ
５と連結部６ａとの相対回転による周方向の調整
とを組み合わせることによつて、照明器具の重心
がどの方向にずれていても、確実にバランス調整
ができるようになつている。
法について述べる。まず、パイプ５の先端部５ａ
を吊り金具６の嵌合穴１２の最深部まで挿入し
て、吊り金具６がパイプ５上に載置された状態に
する。つぎに、吊り金具６を適当に回転させ、パ
イプ先端部５ａに設けられているビス孔１７にビ
ス挿入孔１４を合致させる。そうしてから、第３
図ａのようにビス挿入孔１４よりビス１８を係合
溝１３内に挿入し、さらに上記ビス孔１７に螺着
する。これによつて取付けは完了する。つぎに、
照明装置１を吊した状態に支持する。この状態に
おいて、第３図ｂのように、ビス１８の頭部１８
ａが係合溝１３の底面１３ａと係合しているの
で、パイプ５が嵌合穴１２から抜け落ちない。万
一ビス１８が緩んだとしても、第３図ｃのように
ビス１８の頭部１８ａが係合溝１３の壁面１３ｂ
に当接するので、ある一定以上ビス１８が緩むこ
とはなく、ビス１８の脱落による照明装置１の落
下という事故は防がれる。また、係合溝１３が円
環状をしているので、ビス１８の頭部１８ａが嵌
合した状態でパイプ５に対して吊り金具６を自由
に回転させることができ、したがつてバランス調
整が容易である。なお、バランス調整は、鎖１０
の環１０ａを引掛ける吊り金具６の凹部１５を、
複数の凹部１５，１５，…のうち適当なものを選
択するとともに、照明器具と一体になつたパイプ
５と連結部６ａとを相対的に適当な位置まで回転
させて、照明器具に対する鎖１０の吊り下げ位置
を調整することによつて行われる。このように、
凹部１５の選択による直線方向の調整と、パイプ
５と連結部６ａとの相対回転による周方向の調整
とを組み合わせることによつて、照明器具の重心
がどの方向にずれていても、確実にバランス調整
ができるようになつている。
以上の説明から明らかなように、この考案にか
かる照明器具の吊り金具は、照明器具の落下の心
配がなく、またバランス調整が容易であるので、
照明器具を好ましい状態で保持することのできる
すぐれたものとなつた。
かる照明器具の吊り金具は、照明器具の落下の心
配がなく、またバランス調整が容易であるので、
照明器具を好ましい状態で保持することのできる
すぐれたものとなつた。
すなわち、パイプに螺合されたビスの頭部が連
結部の係合溝の下部に嵌入されることによつて、
連結部に対してパイプを回転自在に吊下げること
ができると同時に、パイプが逸脱して照明器具が
落下するのを確実に防止することができるのであ
る。
結部の係合溝の下部に嵌入されることによつて、
連結部に対してパイプを回転自在に吊下げること
ができると同時に、パイプが逸脱して照明器具が
落下するのを確実に防止することができるのであ
る。
さらに、鎖等の吊持具で引つ掛ける引掛部の係
合部の選択と、上記パイプと連結部の相対回転と
を組み合わせることによつて、照明器具の重心が
どの方向にずれていても、簡単かつ正確にバラン
ス調整を行うことができるのである。
合部の選択と、上記パイプと連結部の相対回転と
を組み合わせることによつて、照明器具の重心が
どの方向にずれていても、簡単かつ正確にバラン
ス調整を行うことができるのである。
第１図は照明器具の取付状態をあらわす説明
図、第２図はこの考案にかかる吊り金具の１例の
使用状態をあらわす一部断面図、第３図ａ，ｂ，
ｃはその各状態における要部の断面図、および第
４図は従来の吊り金具の１例の使用状態をあらわ
す断面図である。 １……照明器具、５……パイプ、６……吊り金
具、６ａ……連結部、６ｂ……引掛部、１０……
鎖、１２……嵌合穴、１３……係合溝、１４……
ビス挿入孔、１８……ビス。
図、第２図はこの考案にかかる吊り金具の１例の
使用状態をあらわす一部断面図、第３図ａ，ｂ，
ｃはその各状態における要部の断面図、および第
４図は従来の吊り金具の１例の使用状態をあらわ
す断面図である。 １……照明器具、５……パイプ、６……吊り金
具、６ａ……連結部、６ｂ……引掛部、１０……
鎖、１２……嵌合穴、１３……係合溝、１４……
ビス挿入孔、１８……ビス。
Claims (1)
- 鎖等の吊持具を引つ掛ける引掛部と照明器具を
取り付ける連結部とをそなえてなり、前記引掛部
には、吊持具を引つ掛ける複数の係合部が連設さ
れており、前記連結部には、照明器具に固定して
設けられているパイプが嵌合する照明器具取付用
の嵌合穴が設けられているとともに、上記嵌合穴
の中間部に前記パイプに螺合したビスの頭部が嵌
入してパイプの逸脱を防止する円環状の係合溝が
形成されており、さらに係合溝の上部と連結部外
面とを連通するビス挿入孔が設けられていること
を特徴とする照明器具の吊り金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985009529U JPS6339845Y2 (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985009529U JPS6339845Y2 (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61126519U JPS61126519U (ja) | 1986-08-08 |
| JPS6339845Y2 true JPS6339845Y2 (ja) | 1988-10-19 |
Family
ID=30489836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985009529U Expired JPS6339845Y2 (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6339845Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49362U (ja) * | 1972-04-06 | 1974-01-05 |
-
1985
- 1985-01-25 JP JP1985009529U patent/JPS6339845Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61126519U (ja) | 1986-08-08 |
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