JPS6339553A - 油温脱水処理における脱油処理法 - Google Patents
油温脱水処理における脱油処理法Info
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- JPS6339553A JPS6339553A JP61116739A JP11673986A JPS6339553A JP S6339553 A JPS6339553 A JP S6339553A JP 61116739 A JP61116739 A JP 61116739A JP 11673986 A JP11673986 A JP 11673986A JP S6339553 A JPS6339553 A JP S6339553A
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Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（イ） 産業上の利用分野
この発明は、油温脱水処理における脱油処理法に関する
。
。
（ロ） 従来の技術
従来、食品原料、または飼料原料等を密閉容器中に投入
し、同容器中にて、減圧条件下で加熱油を熱媒体として
上記原料を加熱して水分を蒸散せしめることにより、同
原料の脱水乾燥を行うようにした油温脱水処理が行われ
ており、脱水乾燥した原料からの脱油処理は、密閉容器
から取り出し、プレス又は遠心分離等の方法で行われて
いた。
し、同容器中にて、減圧条件下で加熱油を熱媒体として
上記原料を加熱して水分を蒸散せしめることにより、同
原料の脱水乾燥を行うようにした油温脱水処理が行われ
ており、脱水乾燥した原料からの脱油処理は、密閉容器
から取り出し、プレス又は遠心分離等の方法で行われて
いた。
（ハ） 発明が解決しようとする問題点、Ｅ記のように
、乾燥原料を密閉容器の外部に取り出して脱油処理が行
われるため、乾燥原料が減圧条件下から常圧に戻る際、
同原料の表面に付着していた油分が乾燥処理物の内部に
浸透してしまい、脱油処理でのプレス又は遠心分離の際
の油の分離が効率的に行われず、同処理物の含油率を低
くすることができないという欠点があった。
、乾燥原料を密閉容器の外部に取り出して脱油処理が行
われるため、乾燥原料が減圧条件下から常圧に戻る際、
同原料の表面に付着していた油分が乾燥処理物の内部に
浸透してしまい、脱油処理でのプレス又は遠心分離の際
の油の分離が効率的に行われず、同処理物の含油率を低
くすることができないという欠点があった。
（ニ） 問題点を解決するための手段
本発明では、雷門容器中にて、減圧条件下で加熱油を熱
媒体として原料の脱水乾燥を行うようにした油温脱水処
理において、油温脱水処理に引続き、上記容器中にて減
圧条件を継続しながら、遠心分離により脱水乾燥物から
脱油を行うことを特徴とする油温脱水処理における脱油
処理法を提供せんとするものである。
媒体として原料の脱水乾燥を行うようにした油温脱水処
理において、油温脱水処理に引続き、上記容器中にて減
圧条件を継続しながら、遠心分離により脱水乾燥物から
脱油を行うことを特徴とする油温脱水処理における脱油
処理法を提供せんとするものである。
（ホ〉 作用・効果
この発明によれば、減圧条件下での油温脱水処理に引続
き、乾燥処理物を取り出すことなく同一密閉容器中にて
、減圧条件を継続しながら遠心分離によって脱水乾燥処
理物からの脱油が行われるので、同処理物の内部への常
圧に戻す際の油侵入が行われる以前に脱油処理が行われ
ることになり、脱油が効果的に行われて、処理物の含油
率を低くすることができる。
き、乾燥処理物を取り出すことなく同一密閉容器中にて
、減圧条件を継続しながら遠心分離によって脱水乾燥処
理物からの脱油が行われるので、同処理物の内部への常
圧に戻す際の油侵入が行われる以前に脱油処理が行われ
ることになり、脱油が効果的に行われて、処理物の含油
率を低くすることができる。
また、同一密閉容器内にて油温脱水と、脱油の両方の処
理が連続して行われるため、作業が簡易化し、作業能率
を高めるという効果もある。
理が連続して行われるため、作業が簡易化し、作業能率
を高めるという効果もある。
〈へ〉 実施例
この発明の実施例を詳説すれば、第１図は、本発明を実
施するための装置（Ａ）を示し、スチームジャケット（
１）にて外部から加熱できるようにした密閉容器（２）
の上部開口部を開閉自在の蓋体（３）にて閉塞し、同蓋
体（３）の内側面と連通した真空ポンプ（４）にて同容
器（２）中を脱気して、同容器（２）の内部を減圧状態
に保持するようにしている。
施するための装置（Ａ）を示し、スチームジャケット（
１）にて外部から加熱できるようにした密閉容器（２）
の上部開口部を開閉自在の蓋体（３）にて閉塞し、同蓋
体（３）の内側面と連通した真空ポンプ（４）にて同容
器（２）中を脱気して、同容器（２）の内部を減圧状態
に保持するようにしている。
また、密閉容器（２）には、上部側面に注油孔（５）、
下部底面には排油孔（６）を配設し、各油孔（５）（６
）にそれぞれ注油ポンプ（７）及び排油ポンプ（８）を
連結して、密閉容器（２）中に油タンク（９）の加熱油
を注入又は排出可能としている。
下部底面には排油孔（６）を配設し、各油孔（５）（６
）にそれぞれ注油ポンプ（７）及び排油ポンプ（８）を
連結して、密閉容器（２）中に油タンク（９）の加熱油
を注入又は排出可能としている。
なお、図中（１０）（１１）（１２＞はそれぞれ真空弁
、注油弁、排油弁を示す。
、注油弁、排油弁を示す。
また、密閉容器（２）の内部には、同容器く２）の外底
面に連設したモーター（１３）にて回転自在とした多孔
容器（１４）を軸支しており、同容器（１４）は略円筒
形状であり、上部開口部には、同容器（１４）の周側壁
（１５）の上端縁を内側方向に折返して形成した内縁板
（１６）を設けており、同周側壁（１５）には小孔（１
７〉多数を穿設している。
面に連設したモーター（１３）にて回転自在とした多孔
容器（１４）を軸支しており、同容器（１４）は略円筒
形状であり、上部開口部には、同容器（１４）の周側壁
（１５）の上端縁を内側方向に折返して形成した内縁板
（１６）を設けており、同周側壁（１５）には小孔（１
７〉多数を穿設している。
上記のように構成しｌｃ脱水・脱油のための装置（Ａ）
を用いて原料の脱水・乾燥及び脱油処理を行うのである
が、ポテト、カボヂレ、人参等の野菜類を原料としてこ
れらの乾燥チップを製造する場合について説明する。
を用いて原料の脱水・乾燥及び脱油処理を行うのである
が、ポテト、カボヂレ、人参等の野菜類を原料としてこ
れらの乾燥チップを製造する場合について説明する。
まず、密閉容器（２）中に動植物油、またはこれらの混
合油等を注入し、スチームジャケット（１）に蒸気を送
通して同容器（２）中の油を加熱して熱媒体としての加
熱油としておく。
合油等を注入し、スチームジャケット（１）に蒸気を送
通して同容器（２）中の油を加熱して熱媒体としての加
熱油としておく。
次いで、上記野菜を適宜寸法に切断又はスライスして加
熱油中の多孔容器（１４）中に投入し、蓋体（３〉を閉
蓋して真空ポンプ（４）を作動させて密閉容器（２）の
内部を減圧すると共に、多孔容器（１＋）を低速で回転
させて、原料と加熱油を援徐に撹拌する。
熱油中の多孔容器（１４）中に投入し、蓋体（３〉を閉
蓋して真空ポンプ（４）を作動させて密閉容器（２）の
内部を減圧すると共に、多孔容器（１＋）を低速で回転
させて、原料と加熱油を援徐に撹拌する。
かかる減圧は、初明略３０程度度は、原料組織中の水溶
性蛋白質、ジアスターゼ、鉄分、ビタミン等の栄養素が
熱凝固しやすい１０〜２０ｍｍｔ−１ｑの軽度の減圧を
行い、次いで７４０〜５ Ｑ ｍｍ１−１ （Ｊの強度
の減圧を行って密閉容器（２）中を略真空状態にするこ
と約６０分で原料の含水率を約６％内外に脱水処理する
。
性蛋白質、ジアスターゼ、鉄分、ビタミン等の栄養素が
熱凝固しやすい１０〜２０ｍｍｔ−１ｑの軽度の減圧を
行い、次いで７４０〜５ Ｑ ｍｍ１−１ （Ｊの強度
の減圧を行って密閉容器（２）中を略真空状態にするこ
と約６０分で原料の含水率を約６％内外に脱水処理する
。
次いで、本発明要旨の脱油処理を行うのであるが、前述
の乾燥処理物を取り出すことなく、上記油温脱水処理を
行った密閉容器（２）内において行われる。
の乾燥処理物を取り出すことなく、上記油温脱水処理を
行った密閉容器（２）内において行われる。
すなわち、油温脱水処理中の減圧条件を保持したままで
、排油弁（１２）を開放し廃油ポンプ（８）を作動させ
て密閉容器（２）の加熱油を油タンク（９）に排出し、
モーター（１３）を作動させて多孔容器（１４）を高速
で回転させて発生する遠心力によって、乾燥処理物から
の脱油を行うものである。
、排油弁（１２）を開放し廃油ポンプ（８）を作動させ
て密閉容器（２）の加熱油を油タンク（９）に排出し、
モーター（１３）を作動させて多孔容器（１４）を高速
で回転させて発生する遠心力によって、乾燥処理物から
の脱油を行うものである。
かかる、脱油処理においては、従来の常圧下での脱油処
理における常圧に戻１゛際の乾燥処理物内部への油分の
浸透現象がなく、また、加熱油の温度が高（粘度が低い
ので乾燥処理物の表面に付着した加熱油が遠心力によっ
て除去されやすく、効果的な脱油処理が行われ、処理物
の含油率を低下させるものである。
理における常圧に戻１゛際の乾燥処理物内部への油分の
浸透現象がなく、また、加熱油の温度が高（粘度が低い
ので乾燥処理物の表面に付着した加熱油が遠心力によっ
て除去されやすく、効果的な脱油処理が行われ、処理物
の含油率を低下させるものである。
このようにして脱油された処理物は、密閉容器（２）か
ら取出されて製品とされる。
ら取出されて製品とされる。
なお、上記脱油処理中に密閉容器（２）内の真空度を更
に高めることによって、処理中の原料が有する余熱によ
り原料中の水分が蒸散して更に含水率を低下させると共
に、処１物を冷却させることが可能である。
に高めることによって、処理中の原料が有する余熱によ
り原料中の水分が蒸散して更に含水率を低下させると共
に、処１物を冷却させることが可能である。
また、脱水処理に用いる遠心力は、多孔容器（１４）の
回転速度の変更によって調節可能であり、一般に２０〜
３０００Ｇの間で用いられるものであり、例えばポテト
チップの製造に際しては約２０Ｇ＆度にＷＡＭＬ、て、
同チップの外形を崩さず脱油してサクサクとした感触に
仕上げるものである。
回転速度の変更によって調節可能であり、一般に２０〜
３０００Ｇの間で用いられるものであり、例えばポテト
チップの製造に際しては約２０Ｇ＆度にＷＡＭＬ、て、
同チップの外形を崩さず脱油してサクサクとした感触に
仕上げるものである。
また、原料は減圧条件下での油温脱水処理により、原料
内部の水分の沸騰により膨化するものであるが、引続い
ての減圧条件下での脱油処理によりこの膨化状態を持続
したまま脱油冷却されるため、この膨化状態は、脱油処
理を終了して密閉容器（２）から取出した後も持続する
ものであり、従来の常圧下での脱油処理のように処理物
が硬化するということがなく、サクサクとしたチップが
１ｉｌＪ造可能である。
内部の水分の沸騰により膨化するものであるが、引続い
ての減圧条件下での脱油処理によりこの膨化状態を持続
したまま脱油冷却されるため、この膨化状態は、脱油処
理を終了して密閉容器（２）から取出した後も持続する
ものであり、従来の常圧下での脱油処理のように処理物
が硬化するということがなく、サクサクとしたチップが
１ｉｌＪ造可能である。
第１図は、本発明による脱油処理法を実施するための装
置の縦断面模式図 （２）：密閉容器
置の縦断面模式図 （２）：密閉容器
Claims (1)
- １）密閉容器（２）中にて、減圧条件下で加熱油を熱媒
体として原料の脱水乾燥を行うようにした油温脱水処理
において、油温脱水処理に引続き、上記容器（２）中に
て減圧条件を継続しながら、遠心分離により脱水乾燥物
から脱油を行うことを特徴とする油温脱水処理における
脱油処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61116739A JPS6339553A (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | 油温脱水処理における脱油処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61116739A JPS6339553A (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | 油温脱水処理における脱油処理法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6339553A true JPS6339553A (ja) | 1988-02-20 |
Family
ID=14694587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61116739A Pending JPS6339553A (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | 油温脱水処理における脱油処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6339553A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN118120775A (zh) * | 2024-05-07 | 2024-06-04 | 大地生机（福建）农业发展有限公司 | 一种蔬菜真空高温油炸设备 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58134953A (ja) * | 1982-02-06 | 1983-08-11 | Akiji Kotani | 変色させず、ポ−ラスに植物体をフライする方法 |
| JPS59210853A (ja) * | 1983-05-17 | 1984-11-29 | Noda Wax:Kk | フライ食品の製造方法及び製造装置 |
| JPS6083547A (ja) * | 1983-10-13 | 1985-05-11 | Fujikame:Kk | 乾燥食品の製造方法 |
-
1986
- 1986-05-20 JP JP61116739A patent/JPS6339553A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58134953A (ja) * | 1982-02-06 | 1983-08-11 | Akiji Kotani | 変色させず、ポ−ラスに植物体をフライする方法 |
| JPS59210853A (ja) * | 1983-05-17 | 1984-11-29 | Noda Wax:Kk | フライ食品の製造方法及び製造装置 |
| JPS6083547A (ja) * | 1983-10-13 | 1985-05-11 | Fujikame:Kk | 乾燥食品の製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN118120775A (zh) * | 2024-05-07 | 2024-06-04 | 大地生机（福建）农业发展有限公司 | 一种蔬菜真空高温油炸设备 |
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