JPS6339438A - 電動機の引出し線固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電動機の引出し線固定装「１に関し、さらに
詳しく言えば、巻線機にてステータコアに固定子巻線を
直接巻回してなる電動機の引出し線固定装置に関するも
ので、１１．る、。

〔従　来　例〕

一般に、電動機の固定ｆ−巻線には外部リートとしての
引出し線がハンダ付けされるが、その場合、その接続部
を所定部位に固定する必要がある。このため、従来にお
いては例えば実開昭５！］　−１，５！１１６４号に開
示されているように、ステータコアのヨーク部に跨設さ
れる保持共に引出し線と固定子巻線の接続部を挿入する
収納部を形成し、この収納部を固定子巻線巻回後のスロ
ット・内に差し込むようにしている。また、より簡便な
方θミとしでは、引出し線と固定子巻線の接続部に絶縁
チューブを被ぜ、これをインシュロックタイ等で例えば
渡線ガイドに縛り付けることが行なわれている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら前者の保持具を使用するものによると、ス
ロソＩ・内における巻線の占積率が小さい場合は問題な
いが、占積率が大きい場合にはスロッＩ〜内の余剰空間
が狭くなり、上記保持具の収納部を差し込む場所がなく
なってしまうという欠点がある。他方、後者の方法では
、絶縁チューブを被せたり、インシュロックタイ等を縛
るのに手間がかかり、生産性が悪い。この発明はこのよ
うな従来の欠点を解決することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

１−記１」的を達成するため、この発明は、側面の所定
部位がｉｌ／、坦に形成されていて円筒状ブラケッ１〜
内にその内壁面との間にほぼ弓形の隙間を生じさせて収
納されるステータコアを有する電動機において、 上記ステータコアの両端に取り付けられる電気絶縁材料
からなる１対の端板と、該端板に引出し線を固定するキ
ャンプとを有し、）−記一方の端板にはその内縁側の所
定部位に＼γ設された係合爪片と、該係合爪片の背面側
位１【１に、ｌ−９いて−Ｊ−記隙間内に連通ずるよう
に＼γ設された引出し線挿通パイプとが形成され、−Ｉ
−記キャップには該挿通パイプに嵌合し１―記引出し線
と上記固定ｆ・巻線との接続部を収納する接続部収納穴
と、上記係合爪片に係合する係合部材とが設けられでお
り、上記ギャップは上記係舎部材および係合爪ノ″、を
介して一１―記収納穴が上記挿通パイプにｌＩに合した
状態で１−起端板上に取り付けられるようにしたことを
特徴どしている。

る。

〔作　　　用〕

上記した構成により、引出し線（よ端板の挿通パイプか
らステータコアとブラケソ１〜間の隙間を通して配線さ
れるとともに、挿通パ・ｒブにギャップに被せることに
より、固定巻線かそのバ・イブとキャップとの間に挾持
され、それを介して引出し線が端板に固定される、。

〔実　施　例〕

以下、この発明を添付図面に示されている実施例を参照
しながら詳細に説明する。

第１図において、］は所定形状に打抜かれた磁性体板を
積層してなるステータコアである。この場合、ステータ
コア］はその側面の所定部位を平坦部１．　＋ｉとした
角形状を呈し、円筒状ブラケット４に収納する際その内
壁面との間に弓形状の隙間Ｇが形成される。また、第２
図には一部分しか示されていないが、このステータコア
１には例えば６“つの刃部２と同数のスロット３とが設
けられている。ステータコア１の両端部には電気絶縁材
料、例えば合成樹脂からなる端板５ａ＋５ｂが設けられ
ている。ここで第３図を併せて参照すると、各端板５＋
＋、５ｂには、巻線機にてこのステータコア１に固定子
巻線を巻回する際の漏れ線を防止する巻線ガイド６ａ、
６ｂと液腺をガイドするための渡線ガイド７　ｄ　＋　
７１）とがそれぞれ形成されている。１また、各端板５
ａ、５ｂは、スロット３内にその内壁面に沿って挿入さ
れる絶縁カバー８ａ。

８ｂと、この絶縁カバー８ａ、８ｂとの間においてステ
ータコア１のヨーク部に跨設されるように形成された脚
板９ａ、９ｂとを備えている。

一方の端板５ａにおいて、所定の渡線カイト７ａのＪ−
、端には爪１１が形成されており、説明の便宜上この所
定の渡線ガイド７ａを以１；係合爪片と称する。この係
合爪片７ａに関連してその背面側部位には、ステータコ
ア１のｉ１７坦而１ａとブラケット４との間に形成され
る隙間Ｇに連通ずる例えば３つの引出し線挿通パイプ１
０が立設されている。

この挿通パイプ１０に対応して、他方の端板５ｂには同
じく３つの引出し線係合溝１２が形成されている。各引
出し線１３の一端は挿通パイプ１ｏを通して端板５ａ側
に引出された１”で固定子巻線１４のリード部にそれぞ
れ接続され、キャップ１５にＪ：り端板５ａに固定され
る。

第４図を併せて参照すると、キャップ１５は上記挿通パ
イブ１０に被せられて引出し線１３と固定子巻線１４の
接続部を収納する例えば３つの接続部収納穴１６を備え
ている。また、このキャップ１５の側面には係合爪片７
ａに係合するように形成されたコアー 字形をなす係合フレーム１８が設けられている。すなわ
ち、キャップ１５を係合フレーム１８および係合爪片７
　ａを介して端板５ａ−ヒに取付けることにより、各固
定子巻線１４が挿通パイプ１０と接続部収納穴１６との
間に挾持され、したがって、各引出し線１３はその部分
を介して固定されることになるが、この場合、固定子巻
線１４の断線のおそれをなくすため、各種通パイプ１０
にはその上端から下方に向けて所定高さ位置にまで延び
るスリット１７が形成されている。これより、各固定子
巻線１４は第３図に示されているように、挿通パイプ１
０の残されたＦ部壁曲と接続部収納穴１６との間におい
て挾持される。

Ｉ−記のようにキャップ１５により固定された引出し線
１３の他端側は、端板５ｂの係合溝１２にて保持され、
ごのステータコア１をブラケット４内に収納する際、そ
れとの間に形成される隙間Ｇ内に配置されるとともに、
同ブラケッ１へ４の例えば側面に設けられている開口１
９より外部に引出される。

〔効　　　果〕

上記した実施例の説明から明らかなように、この発明に
よれば、ステータコアとブラケッ１−との間に形成され
る隙間を利用して引出し線を配線した上で端板の−Ｌ部
において固定子巻線と接続し、その接続部をキャップに
て固定するものであるため、貨来のように接続部を固定
ｆ・巻線巻回後のスロット内に差し込むことなく、すな
わち固定子巻線の占積率の大小に拘りなく常にり目１１
シ線を確実に固定することができる。また、その固定作
業としてはキャップを被せるだけでよく、作業性がよい
等その効果は顕著である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す分解斜視図、第２図
は同実施例の要部を一部切欠いて示す平面図、第３図は
同実施例の要部断面図、第４図は第１図に示されている
キャップと引出し線挿通パイプを同図とは異なる方向か
ら見た斜視図である。 図中、１はステータコア、１ａは平坦面、２は刃部、３
はスロワ１−１４はブラケッ１−１５ａ、５ｂは端板、
６ａ、６ｂは巻線ガイド、７＋ｉ、７ｂは渡線ガイド、
】０は引出し線挿通パイプ、１１は爪、１２は係合溝、
１３は引出し線、１４は固定子巻線、１５はキャップ、
１６は接続部収納穴、１７はスリット、８は係合フレー
ムである。 特急　出願人　株式会社富士通ゼネラル代理人　弁理士
　　　大　原　　拓　也−−］０− 第１図 第２図

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）側面の所定部位が平坦に形成されていて円筒状ブ
   ラケット内にその内壁面との間にほぼ弓形の隙間を生じ
   させて収納されるステータコアを有する電動機において
   、 上記ステータコアの両端に取り付けられる電気絶縁材料
   からなる１対の端板と、該端板に引出し線を固定するキ
   ャップとを有し、上記一方の端板にはその内縁側の所定
   部位に立設された係合爪片と、該係合爪片の背面側位置
   において上記隙間内に連通するように立設された引出し
   線挿通パイプとが形成され、上記キャップには該挿通パ
   イプに嵌合し上記引出し線と上記固定子巻線との接続部
   を収納する接続部収納穴と、上記係合爪片に係合する係
   合部材とが設けられており、上記キャップは上記係合部
   材および係合爪片を介して上記収納穴が上記挿通パイプ
   に嵌合した状態で上記端板上に取り付けられ、上記引出
   し線は上記挿通パイプから」二記隙間を通して上記ブラ
   ケットの外側に引出されるとともに、上記固定子巻線は
   上記挿通パイプと上記接続部収納穴との間に挾持される
   ことを特徴とする電動機の引出し線固定装置。
2. （２）特許請求の範囲（１）において、上記他方の端板
   には、上記引出し線を係合保持する係合溝が形成されて
   いることを特徴とする電動機の引出し線固定装置。
3. （３）特許請求の範囲（１）において、上記挿通パイプ
   には、上記固定子巻線を引き出すためのスリットが形成
   されていることを特徴とする電動機の引出し線固定装置
   。
4. （４）特許請求の範囲（１）において、上記係合部材は
   、上記キャップの側面に形成されたコ字形の枠体からな
   ることを特徴とする電動機の引出し線固定装置。
5. （５）特許請求の範囲（１）において、上記端板には、
   巻線ガイドと渡線ガイドとが形成されていることを特徴
   とする電動機の引出し線固定装置。
6. （６）特許請求の範囲（１）または（５）において、上
   記係合爪片は、渡線ガイド兼用であることを特徴とする
   電動機の引出し線固定装置。