JPS6339330A - 自動車内装材 - Google Patents

自動車内装材

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Publication number
JPS6339330A
JPS6339330A JP61183746A JP18374686A JPS6339330A JP S6339330 A JPS6339330 A JP S6339330A JP 61183746 A JP61183746 A JP 61183746A JP 18374686 A JP18374686 A JP 18374686A JP S6339330 A JPS6339330 A JP S6339330A
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JP
Japan
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nonwoven fabric
polypropylene
adhesive layer
fibers
layer
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JP61183746A
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JPH0626878B2 (ja
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正司 岩切
悟 大村
秀雄 西村
清川 八郎
塩津 利也
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Kanai Juyo Kogyo Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Kanai Juyo Kogyo Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車内装材、史に詳しくは自動車1 X の天井材、ドアトリム、リヤパッケージ、トランクルー
ム等の内装に用いられる改良された自動車内装本1に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来自動車の内装月としては、/ボ付ボッ塩化ヒニール
7−トとポリウレタンフォームとの積層材、繊維編織布
或いはその起毛布、ポリ塊化ビニールシート他各種樹脂
/−トヘ短縁維を植毛したフロツキ−加工品等が使用さ
れているが、近年自動車内装の用途に於い−Cば、4!
¥置化、低価格化、ファブリック化、高品質化が高唸り
、不織布表皮材か多く用いられるようになって来た。特
に天井材、ドアトリム、リヤパッケージ、トランクルー
ム等は通常加熱プレス機による成型加工が行なわれ、そ
の加工適応性の良さから不織布使用の傾向が壕す捷す尚
まっている。
例えばl特開昭60−89347号公報にはポリエステ
ル等の不織イIJよりなる表皮材と該表皮材よりも密度
の小さいポリエステル等の不織布よりなる基材とを積み
重ね、ニードルパンチ等の絡み合せ手段により相互に密
着固定した後、上記基拐上にポリプロピレン等の[JJ
&ヲコーテ/I/グせしめ、熱プレス等の成形手段によ
り成形した樹脂コーティング成形天井が開示されている
又、特開昭59−103744月公報には上41 Kポ
リエステル等の化学線維を一種或いは複数1′4を単独
又は混合してなる繊維マツ)1層と、下層に上記化学線
維と比較的低温度により熱収縮を引起すポリプロピレン
繊維等の熱収縮性線維を少なくとも10チ以上含有する
線維との混合よりなる繊維マット5層とを貞ねた複層マ
ツlを基層となし、上J−力方向らのみのニードルパン
チング加工によってb層のドfflに少なくともa層繊
維よりなるパイル層aを形成すると共に。
基層VC含まれる熱収縮性線維を熱収縮させてち密化し
てなる内装用人皮Iが開7Fされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記特開昭60−89347号公報の樹
脂コーティング成形天井はコーティングしたポリプロピ
レン等の樹脂とポリエステル等の不織布との接着性が充
分ではない。又、前記特開昭59−103744号公報
の内装用表皮材は不織布のみからなり、樹脂コーティン
グ層を有1−ないため剛性が低く1例えばこのまま天井
材として使用するにはかなりの厚さが必要となり重くな
る。
即ち、軽量且つ低価格なポリプロピレン基材と、11久
性、耐熱性、及び耐寒性に優れ且つ前記ポリプロピレン
基材に対して優れた接着力を有する不織布基材とを重ね
合せた内装材は従来知られていなかった。
本発明は、このような現況に鑑み、上記従来技術におけ
る問題点を解決するためになされたものであり、その目
的とするところは、ボリフ。
ロビレン樹脂基材と不織布材とを使用し、該不織布材に
対する該ポリプロピレン樹脂基材の接着力を犬rl] 
VC改善せしめ、且つ、この効果が長期にわたり持続す
る自動車内装材を提供することにある。
〔問題点を解決するだめの+段〕
即ち、本発明の自動車内装材d5、各々不織布からなる
表皮層と接着層とをニードリング加工により絡み合わせ
一体となし、該接着層にポリプロピレン樹脂からなる基
材を貼付した自動車内装材であって、該接着層の前記不
織布全体に対する割合を20〜80重量%となし、且つ
該接着層に1〜20デニールのポリプロピレン繊維を9
〜35重量%混入したことを%微とする。
ポリプロピレン繊維を混入させる接着層を20重量パー
セント未満あるいは80重量パーセントより多くした場
合、通常の不織布製造設備面より考えて生産性の悪化を
招き、コストアップにつながる。即ち通常2台あるいは
3台の繊維マット槓層装置の1台の能力を20パ一セン
ト未満で使用する事になり、生産速度の低下は1ぬがれ
ない。
又、ポリプロピレン樹脂基材接着−」における不織布接
着層中のポリプロピレン繊維の混入割合は該接着層の不
織布全体に対する構成北軍20〜80重1tチに対応し
て9〜35重量チの範囲で決定されるが、倒れにしても
不織布全体に対するポリプロピレン繊維の割合が7重i
lチを越えない程度に混入することが望ましい。
上記不織布全体に対するポリプロピレン繊維の割合が7
重量%より多い場合にはポリプロピレン繊維の熱収縮が
激しく、基材との接着時あるいは加熱成型加工時に不織
布の収縮が起とり、自動車内装材として好ましくない。
従って本発明の自動車内装材はかかるポリプロブレン繊
維による熱収縮を避けるため表皮層と接着層との二層型
構造とし、可能な限り少ないポリプロピレン繊維の使用
量でポリプロピレン樹脂の基材と効果的に接着が行われ
るよう構成した。又、接着層に混入するポリプロピレン
繊維が1デニ一ル未満では通常の不織布製造のためのウ
ェブ形成機では満足なウェブ形成が行われず、又、20
デニールを超えると外観上見栄えが悪化し。
又ソフトな風合が得られなくなる。
本発明に使用できる不織布としては通常この分野で使用
されているものであってよく、有機繊維例えばポリエス
テル繊維などの合成繊維。
綿、羊毛などの天然線維、無@N&維例えばガラス頃維
、セラミック峨紺′%全単独又は組合せて用いた不織布
が挙げられる。
表皮層の不織布として密1隻が高くイ1111めのもの
を使用すれば、接着層の不織布と1〜てtj:相対的に
低密度のものでもよく、これはコストや乗散低誠のため
に有利である。
表皮1f4の不織布と接着J−の不織布の材質は同一で
も異なっていてもよい。父、前d己二ノーの一体化はニ
ードリング等を用いるニードリング加工により両年織布
の繊維全部分的VC絡み合せるととにより行うため、接
着剤を使用−!る場合に比べて生産効率や作業491j
!、を向上させる。
表皮層、接着層及び基本(の厚さは俊求%性に応じて選
択する。
接着層に、l、Ulを貼付−IるVCは慣用の方法例え
ば二J−よりなる不織布とポリプロピレンフィルムとを
押出しラミネート接着させる方法などを用いることがで
きる。
〔実施例〕
以下の実施例において比較例と比べて本発明を更に詳し
く曲、明する。なお1本発明は下記実施例に限定される
ものではない。パーセントハ*jt%全示す。
予め所要の色例えd:グレー色に染色されたボして有し
、又接着層として30パーセントの割合で、同色に染色
されたポリプロピレン繊維2d X 76 tsax 
’11−混入してなる不織布を有する、均一に槓J−さ
れた繊維マントをニードルパンチマ7−ノにより、打込
み深さ10鰭で上下方向(爪ね合せ方向)より300パ
ンチ/c1n2のニードリング加工全行ない、目付20
0f/m2、厚さ2,0間の二層型不織布基材を得た。
次ニ、このニードルパンナカロエ不織布とポリプロピレ
ンフィルへとを押出し温度230 C。
速度5 m/min 、フ1ルム厚さ200μで押出し
ラミネート接着させた。図は本発明の自動車内装材の断
面図であり、図中、1は表皮!−,2は接着層、3はポ
リプロピレンフィルムである。
このようにして得られた自動車内装成型基lは、表に示
す如く耐久性、耐熱1E、耐寒性に優れた接着強度を有
し、史にラミネート時あるいは加熱成型時にポリグロビ
レンH1,維の収縮による7ワ、外観不良は見られず、
ポリプロピレン基材との接着性、加熱成型性に潰れた自
動車内装材を得ることが出来た。
表1  接着強度(匂/ 25wm )(1)熱劣化条
件=85℃X400h (2)湿熱劣化条件: 50℃X400hX95チRH
比較例1 実施例と同一のグレー色に染色さJシたボリエ(o) ステル3ax51■のみからなる目付200 輪” 。
厚さ2.0載の一層型ニードルパンテ不織布を実施例と
同−条件にてポリプロピレンフィルムとの押出しラミネ
ートを行ない同じく、加熱成型加工を行なった。
このようにして得られた自動車内装材は表1の如くポリ
プロピレンフィルムとの接着強度が弱く、実用範囲以下
のものであった。しかし、加熱によるシワ及び外観不良
は見られなかった。
比較例2 実施例と同一のグレーに染色されたポリエステル繊維3
 d x 51 tm 94 %と同色に染色されたポ
リプロピレン繊維2dX76■6%よりなる、目付20
0f/m”、厚さ2.0 mの一層型二−ドルパンテ不
織布を実施例と同一条件にてポリプロピレンフィルムと
の押出しラミネートを行ない、同じく加熱成型加工を行
なった。
このようにして得られた自動車内装材は表1の如くポリ
プロピレンフィルムとの接着強度が弱く、実用範囲以下
のものであった。しかし、加熱によるシワ及び外観不良
、は見られなかった。
比較例3 実施例と同一のグレーに染色されたポリエステル線維3
dX51■92チと同色に染色されたポリプロピレン繊
維2 a X 76 m 8 %よりなる。目付200
117m” 、Jソさ2. Oramの一層型ニードル
パンチ不織布を実施例と同一条件にてポリプロピレンフ
ィルムとの押出しラミネートを行ない、同じく加熱成型
加工を行なった。
このようにして得られた自動車内装材は実1旧範囲内の
接着強度が得られたが、ラミネート時及び成型時にシワ
の発生が見られ、外岐上好′ましく々いものであった。
〔発明の効果〕
上記の如く、本発明による自動車内装材はポリプロピレ
ン繊維をポリプロピレン繊維との接着層にn「定割合で
混入させる事により、全体として少ないボリグ「コビレ
ン愼維の便月4量で強7Jな接着力を有する。又、ボリ
ア゛ロビレンPII雑の混入率を最適な割合とする事に
より、ボリノ゛口ピレン基拐とのラミネート時及び加熱
成型加工時VC訃ける寸法安定性に優れ、基材の波打ち
、シワ及び外観不良を起こすことがないなどの優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の自動車内装材の一実施例の断面図である。 図中、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々不織布からなる表皮層と接着層とをニードリ
    ング加工により絡み合わせ一体となし、該接着層にポリ
    プロピレン樹脂からなる基材を貼付した自動車内装材で
    あって、 該接着層の前記不織布全体に対する割合を 20〜80重量%となし、且つ該接着層に1〜20デニ
    ールのポリプロピレン繊維を9〜35重量%混入したこ
    とを特徴とする自動単内装材。
  2. (2)ニードリング加工不織布全体に対する接着層に混
    入するポリプロピレン繊維の割合を7重量%以下とした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動単内
    装材。
JP61183746A 1986-08-05 1986-08-05 自動車内装材 Expired - Lifetime JPH0626878B2 (ja)

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JP61183746A JPH0626878B2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05 自動車内装材

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JPS6339330A true JPS6339330A (ja) 1988-02-19
JPH0626878B2 JPH0626878B2 (ja) 1994-04-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5217799A (en) * 1988-09-09 1993-06-08 Japan Vilene Co., Ltd. Surface materials for interior materials of cars

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5217799A (en) * 1988-09-09 1993-06-08 Japan Vilene Co., Ltd. Surface materials for interior materials of cars

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