JPS6338789A - 流体輸送用コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、流体を輸送するための取外し可能なコネクタ
に関する。

［従来の技術および問題点］ 本出願人の英国特許筒２，１３６，３２１号には、それ
ぞれの部材にフランジを嵌合するＣ字型クリップ手段に
より互いに結合を保つことができる２つの内部嵌合部材
を有するコネクタが開示されている。

このコネクタの欠点は、３個の分離した要素を製造しな
ければならず、それらのうちの１つすなわちＣ字型のク
リップが容易に置き忘れられることである。

［問題点を解決するための手段］ 一般的には、本発明は流体輸送のための取外し可能なコ
ネクタを含むものであり、該コネクタは該コネクタを通
る流路を提供するために相互に結合可能な第１および第
２の部材を有し、これらの部材にはこれらの部材を互い
に結合状態に保つための一体型のラッチ手段が設けられ
ている。

より特定的には、本発明は流体輸送のための取外し可能
なコネクタを提供し、該コネクタは該コネクタを通る流
路を提供するために相互に結合可能な第１および第２の
部材を有し、第１の部材はソケットを含む外部管状部お
よびノズルを含む内部管状部を有し、第２の部材はソケ
ットと密封結合するためのボディを含み該ボディは該ボ
ディがソケットに挿入されたときノズルを受ける開孔を
有し、かつ該第１および第２の部材はぞれぞれボディを
ソケット内に保持するように動作するラッチ装置のそれ
ぞれの部分を有している。該ラッチ装置の一方の部分は
バーブ（引掛り）を有してもよく、好ましくは互いに正
反対方向に位置する２つのバーブを有する。該ラッチ装
置の他方の部分は単数または複数のバーブによって嵌合
可能なフランジでもよい。

各バーブはそれが設けられる部材から外方向に放射状に
突出する出っ張りに取り付けてもよい。

該部材を高密度ポリエチレンのようなしなやかな材料で
形成することにより、バー１１１数または複数）はフラ
ンジのようなラッチ装２の他の部分から出っ張り部分を
弾性的に歪めることにより取外すことができる。該バー
ブはコネクタの縦軸方向に傾いたカム面を有することが
でき、それによりラッチ装置がコネクタの２つの部材が
組立てられたとき自動的に嵌合するようにすることがで
きるようにする。

第１の部材には第２の部材が除去されたときノズルを閉
じるためにしなやかなストラップにより残りの部材に結
合された一体型のキャップを設けることかできる。さら
に、該ノズルには最初にその長さ方向に沿って隔壁を設
けることができ、該隔壁はコネクタが流体を輸送するた
めに初めて使用される前に破られなければならない。第
２の部材には部材が最初に相互結合されたときに該隔壁
を貫通するための鋭い縁を有する突起が設けられる。第
１の部材の硬度はノズルの外面とソケットの内面との間
に半径方向にのびる複数のウェアを設けることにより改
善することができる。

２つの部材は一体成形品として形成すると好都合である
。

本発明に係わるコネクタの好ましい用途は除草剤の容器
と除草剤をまくための噴霧用具との間の取外し可能な接
続を与えることである。そのような使用においては第１
の部材がコネクタに接続され、第２の部材が噴霧用具に
結合される。容器は例えばソケットの外面に溶着可能な
プラスチック材料で作られた柔かいバッグ（袋）であっ
てもよい。

［実施例］ 本発明をより良く理解するためおよび本発明の効果がい
かにして達成されるかを示すため、以下図面を参照して
本発明の詳細な説明する。本発明に係わるコネクタの第
１の部材は、第１図から第４図に示されるように、ソケ
ット２を含む外部管状部と、ノズル４を含む内部管状部
とを有している。ソケッ１〜２およびノズル４は、終端
壁６により部材の一端で相互に結合される。３つの等間
隔で配置されたウェブ８がノズル４の外面とソケット２
の内面とを相互結合し、第１の部材の構造をより強固に
する。

ソケット２の該終端壁６から離れた端部には、放射状に
外部に広がるフランジ１０が設けられており、該フラン
ジは２つの正反対方向に配置された出っ張り１２を有し
ている。各々の出っ張りにはバーブ（引（卦り）１４が
設けられている。各々のバー７１４は第１の部材の縦軸
方向に傾いたカム面１６およびフランジ１０に平行に、
かつ該フランジ１０から短い距離にある、伸びたラッチ
面１８を有している。

フランジ１０はまたその外部端にキャップ２２が設けら
れた柔かなストラップ２０を有している。該ストラップ
２０は局部的に２４で示す部分で厚みが減少しており、
該ストラップ２０を曲げてキャップ２２をノズル４の端
部に容易に嵌合できるようになっている。ノズル４はま
たコネクタが最初に使用される前に破られなければなら
ない内部隔壁２６を有している。

本発明に係わるコネクタの第２の部材は、第５図に示さ
れるように、そこからスピゴット（差し口）が突き出す
フランジ３４を一端に有するボディ３２を具備する。ボ
ディ３２はスピゴット３６の内部と連通する開孔３８を
有している。シール４０がボディ３２の外面の溝に嵌込
まれる。

図面に示したコネクタの用途は噴霧用具と噴霧されるべ
き除草剤の容器との間の取外し可能な接続を提供するこ
とである。好ましい実施態様においては該容器はプラス
チック材料の柔かい袋（バッグ）を具備し、該バッグは
ソケット２の外面に溶着され、該バッグの内部がノズル
４の内部と連通するようにされる。第２の部材Ｂは噴霧
用具の放出手段につながる柔かいチューブにスピゴット
３６を挿入することにより噴霧用具に接続される。

適切な噴霧用具はたとえば本出願人の英国特許筒２．１
３６，２３１号明細書に示されている。

使用時にはノズル４の隔壁２６は破られ、第２の部材Ｂ
のボディ３２は第１の部材Ａのソケット２に挿入される
。これにより、ノズル４が開孔３８に入り除草剤の容器
がスピゴット３６に嵌合されたチューブと連通する。ボ
ディ３２が挿入されると、第２の部材Ｂのフランジ３４
が第１の部材Ａのフランジ１０に接近しその結果バー７
１４の面１６と結合する。

カム作用がバー７１４に加えられ、バーブを矢印Ｘで示
されるように互いに離れる方向にフランジ３４と１０と
が互いに隣接するまで曲げられる。次にバー７１４はフ
ランジ３４上にバネの力で戻り、それにより該フランジ
３４がラッチ面１８により嵌合され、その結果第２の部
材Ｂが第１の部材Ａから外れることが防止される。

コネクタを外すためには、出っ張り１２を指で持ち矢印
Ｘで示される方向に引戻し、バーブ１４をラッチ面１８
がフランジ３４から外れるまで互いに引離す。これによ
り部材Ｂを部材Ａから外すことができる。

次にキャップ２２がノズル４にかぶせられ、部材Ａが結
合されている容器から漏れが生ずることを防ぐ。

第７図に示される別の実ｍｒｒｐ、様においては、コネ
クタの第１の部材Ａは第１図から第４図までに示される
ものと同じであるが、第２の部材Ｂ′が異なる。第２の
部材８′は２個の円形のスカート４４Ｊ３よび４６が突
出する円板部４２を有する。外部のスカート４４は内部
のスカート４６より短い。外部のスカート４４はソケッ
ト２の内部にぴったり嵌合し、内部のスカート４６はノ
ズルにぴったり嵌合する。

円板部４２は真鍮のコネクタが嵌込まれる中央開孔４８
を有している。スカート４４および４６と反対の側で、
コネクタ５０は噴霧用具の放出手段につながるチューブ
に挿入するためのもみの本状部５２を有している。円板
部４２の反対側に、該コネクタは該コネクタに鋭く尖っ
たリーディングエツジ５６を与える斜めに切られた端部
５４を有している。

部材Ｂ′が最初にソケット２に挿入されたとき、リーデ
ィングエツジ５６は隔壁２６を切断し、それを第７図に
示される位置に傾ける。隔壁２６はノズル４につながっ
たままになっており、これにより該隔壁が自由に移動し
容器の中を動き回ることにより目詰りを生ずる危険がな
くなる。

内部スカート４６はノズル４と密封結合を形成し、外部
スカート４４はソケット２に対して第２の密封を与える
。従って除草剤が漏れる危険がほとんどなくなる。さら
に、内部スカート４６はコネクタ５０のリーディングエ
ツジ５６を越えて伸びておりしたがって覆（シュラウド
）として作用し、コネクタの鋭いエツジ部によるケガを
防止する。

第５図および第６図の実施態様に示されるように、部材
Ｂ′はバー１１４により部材Ａ上の所定位置に保持され
る。部材Ｂ′は出っ張り１２を上述のように曲げること
により取外すことができる。部材Ｂ′が取外されると、
除草剤によって汚れた部分が外部スカート４６によって
不用意に接触することが防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わるコネクタの第１の部
材の一端を示す正面図、 第２図は第１図に示される第１の部材の他端を示す裏面
図、 第３図は第１図における線■−■から見た断面図、 第４図は第１図の線ＩＶ　−ＩＶから見た断面図、第５
図は本発明に係わるコネクタの第２の部材を示す斜視図
、 第６図は本発明に係わるコネクタの２つの部材が結合し
た状態を示す断面図、 そして第７図は第２の部材として別の形状のものを有す
るコネクタを示す断面図である。 ２：ソケット、４：ノズル、６：端部壁、８：ウェブ、
１０：フランジ、１２：出っ張り、１４：バーブ、１６
：カム面、１８：ラッチ面、２０ニストラツプ、２２：
キャップ、２４：隔壁、３２：ボディ、３４：フランジ
、３６：スピゴット、３８：開孔、４０：シール、４２
：円板部、４４．４６：スカート、４８：中央開孔、５
０：真鍮製コネクタ、５２：もみの木彫状部、５４：傾
斜形状端、５６：リーディングエツジ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、流体を輸送するための取外し可能なコネクタであつ
   て、該コネクタを通して流路を与えるために相互結合可
   能な第１および第２の部材（Ａ、Ｂ）を有し、該部材（
   Ａ、Ｂ）には該部材を互いに結合保持するための一体型
   ラッチ手段が設けられていることを特徴とするコネクタ
   。 ２、流体輸送のための取外し可能なコネクタであつて、
   該コネクタを通して流路を与えるために相互結合可能な
   第１および第２の部材（Ａ、Ｂ）を含み、該第１の部材
   （Ａ）はソケットを含む外部管状部（２）を有し、さら
   に該第１の部材（Ａ）はソケット（２）内に配置された
   ノズル（４）を含み、前記第２の部材（Ｂ）はソケット
   （２）と密封結合するためのボディ（３２）を有し、該
   ボディ（３２）は該ボディ（３２）がソケット（２）に
   挿入されたときノズル（４）を受ける開孔（３８）を有
   し、さらに、前記部材（Ａ、Ｂ）にはボディ（３２）を
   ソケット（２）内に保持するためのラッチ手段（１４、
   ３４）が設けられていることを特徴とするコネクタ。 ３、前記ラッチ手段（１４、３４）はそれぞれ第１およ
   び第２の部材（Ａ、Ｂ）に設けられたフランジ（１０、
   ３４）を含み、これらのフランジ（１０、３４）は部材
   （Ａ、Ｂ）が相互結合されたとき対面的に接触し、該ラ
   ッチ手段はさらに前記第１の部材（Ａ）のフランジ（１
   ０）と一体的に形成され、かつ部材を豆いに結合した状
   態に保持するために第２の部材（Ｂ）のフランジ（３４
   ）と結合可能なラッチ部材（１４）を含む特許請求の範
   囲第１項または第２項に記載の取外し可能なコネクタ。 ４、前記ラッチ部材（１４）は前記第２の部材（Ｂ）の
   周辺から突出する前記第１の部材（Ａ）のフランジ（１
   ０）の部分（１２）に設けられ、前記ラッチ部材（１４
   ）は前記部材を相互に結合した状態に保つために前記第
   ２の部材（Ｂ）の周辺部と嵌合する特許請求の範囲第３
   項に記載の取外し可能なコネクタ。 ５、前記フランジ（１０）の突出部（１２）は前記ラッ
   チ部材（１４）を第２の部材（Ｂ）のフランジ（３４）
   から取外すためにしなやかな出っ張り部分を含む特許請
   求の範囲第４項に記載の取外し可能なコネクタ。 ６、前記ラッチ部材（１４）は引掛り部を含む特許請求
   の範囲第３項から第５項のいずれか１項に記載の取外し
   可能なコネクタ。 ７、前記ラッチ部材（１４）は２つの正反対方向に配置
   されたラッチ部材（１４）の１つを含む特許請求の範囲
   第３項から第６項のいずれか１項に記載の取外し可能な
   コネクタ。 ８、前記ノズル（４）には破ることのできる隔壁（２６
   ）が設けられ、前記第２の部材（Ｂ）は部材（Ａ、Ｂ）
   が相互結合されたときにノズル（４）に入る尖つたリー
   ディングエッジ（５６）を有する管状部材（５０）を有
   し、それにより隔壁（２６）を破りコネクタを通る流れ
   を許容する特許請求の範囲第２項または特許請求の範囲
   第３項から第７項のいずれか１項に記載の取外し可能な
   コネクタ。 ９、除草剤を噴霧するための装置であって、除草剤をま
   くための噴霧用具および噴霧されるべき除草剤のための
   容器を含み、該容器には前記特許請求の範囲のいずれか
   に記載の取外し可能なコネクタの一方の部材が設けられ
   、噴霧用具には前記コネクタの他方の部材が設けられて
   いることを特徴とする除草剤を噴霧するための装置。 １０、前記容器はしなやかなバッグ部分を含む特許請求
   の範囲第９項に記載の装置。