JPS6338376Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6338376Y2
JPS6338376Y2 JP14650183U JP14650183U JPS6338376Y2 JP S6338376 Y2 JPS6338376 Y2 JP S6338376Y2 JP 14650183 U JP14650183 U JP 14650183U JP 14650183 U JP14650183 U JP 14650183U JP S6338376 Y2 JPS6338376 Y2 JP S6338376Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
injection
cylinder
injection timing
specific cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14650183U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6054768U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14650183U priority Critical patent/JPS6054768U/ja
Publication of JPS6054768U publication Critical patent/JPS6054768U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6338376Y2 publication Critical patent/JPS6338376Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は内燃機関の燃料噴射時期検出装置に関
する。
(従来技術) 燃料噴射式の内燃機関、とくにデイーゼル機関
では燃料の噴射時期は機関性能上きわめて重要な
設計要素であり、かつまた重要な整備要素であ
る。
このため、機関の様々な運転条件に応じて噴射
時期が設計仕様通りに進角又は遅角しているかを
正確に測定する必要があり、このような噴射時期
検出装置を第1図に示す(例えば特開昭54−126
号)。
図中燃料噴射時の振動を検出する手段としての
振動検出部1は振動センサ2、アンプ3、フイル
タ4から構成される。
振動センサ2は特定気筒の噴射パイプ又は特定
気筒付近のスピルチユーブ(噴射ノズルの閉弁後
に余剰燃料が戻されるチユーブで、通常ノズル間
を連絡しており、このチユーブに逃げた燃料はリ
ターンパイプを介して燃料タンクに戻される)に
取付けられ、振動を検出する。
すなわち、燃料噴射ポンプの駆動によりプラン
ジヤ室で発生した圧力は、圧力波となつて高速で
噴射管内を伝わりノズルに到着するため、この圧
力を検知する圧電素子等を振動センサとして前述
の場所に取付けておけば、バツクグランドノイズ
とともに噴射時の振動が振動センサ2にて検出さ
れる。
そこで、この例では第6気筒(特定気筒とす
る)の噴射時期を検出することにして、第5気筒
と第6気筒のノズル間を連絡するスピルチユーブ
のほぼ中央に振動センサ2が取付けられる。
この場合、振動センサ2には第5気筒と第6気
筒の噴射終了を示す大きな振幅の振動と、各気筒
の噴射時期を示す小さな振幅の振動とが伝わり、
これらの振動は振動センサ2により電気信号に変
換され、アンプ3、フイルタ4を通ると、第2図
のような信号Aとなる。なお、波形上の数字は噴
射順序を#1−#5−#3−#6−#2−#4と
したときの気筒番号を示す。
すなわち、大きな振幅の立ち上がりが第5気
筒、第6気筒の噴射終了に対応し、小さい振幅の
立ち上がりが各気筒の噴射時期を示す。ただし、
第5気筒、第6気筒以外の気筒の噴射時期は振動
センサ2の取付位置から遠いこともあり正確なも
のではない。
特定気筒の噴射終了を検出する手段としての噴
射終了検出部5は比較器6で構成される。
比較器6は信号Aと基準スライスレベルSL1を
比較し、A>SL1のときだけハイレベルとなる信
号Bを出力する。
すなわち、SL1は第5気筒、第6気筒の最大振
幅より少し小さい値に調整されるため、信号Bは
第2図のように第5気筒、第6気筒の噴射終了に
対応する信号となる。
各気筒の噴射時期信号を形成する噴射時期信号
形成手段としての噴射時期信号形成部7は半波検
波回路8、バツクグランドノイズ平均化回路9、
比較器10から構成される。
半波検波回路8は振動検出部1からの信号Aの
半波のみから高周波成分を除き、バツクグランド
ノイズ平均化回路9がこれを平均化した基準信号
SL2を出力する。
比較器10は信号Aと信号SL2を比較し、A>
SL2のときだけハイレベルの信号Cを出力する。
すなわち、バツクグランドノイズの混入した信
号Aは比較器10にてバツクグランドノイズが除
かれることになり、信号Cの立ち上がりは第2図
のようにそれぞれ各気筒の噴射時期に対応する。
なお、信号B,Cは単安定マルチバイブレータ
(図示せず)を介してパルス幅の揃えられた信号
として図示している。
特定気筒の噴射時期信号を選択する手段として
の信号選択部11は10進カウンタ12,14、単
安定マルチバイブレータ13,15から構成され
る。
10進カウンタ12,14は、ここではクロツク
パルスを計数し、10個目のパルスで元に戻る本来
の10進カウンタではなく、それぞれ3個目のパル
ス、4個目のパルスで元に戻る3進カウンタ、4
進カウンタとして使用される(例えば10進カウン
タを構成するフリツプフロツプのうち、適当な箇
所から信号を取出すと3進カウンタ、4進カウン
タとして作動する)。
すなわち、10進カウンタ12は信号Bの立ち下
がりをリセツト信号として、2番目のクロツクパ
ルス(信号C)の立ち上がりによりハイレベル、
3番目のクロツクパルス(信号C)の立ち上がり
によりローレベルとなる信号Dを出力する。単安
定マルチバイブレータ13は信号Dの立ち上がり
によりハイレベルとなりパルス幅を揃えた信号E
を出力する。
同様に、10進カウンタ14は信号Eの立ち上が
りをリセツト信号として、3番目のクロツクパル
ス(信号C)の立ち上がりによりハイレベル、4
番目のクロツクパルス(信号C)の立ち上がりに
よりローレベルとなる信号Fを出力する。単安定
マルチバイブレータ15は信号Fの立ち下がりに
よりハイレベルとなりパルス幅を揃えた信号Gを
出力する。
ここで、信号Bは第5気筒、第6気筒に対応し
た信号であるため、信号Dは第5気筒、第6気筒
の後の2気筒目、すなわち第2図のように、第6
気筒と第4気筒の噴射時期に対応して立ち上がる
信号となる。
ところが、ここでは第6気筒を特定するのだか
ら第4気筒に対応する信号は不要である。
そこで、これら第6気筒、第4気筒の後の3気
筒目に対応する信号を10進カウンタ14にて作る
と、第6気筒に対応する信号についてはこの後の
2気筒目にリセツト信号Eが入力するため、3気
筒目に対応する信号は出力されず、したがい第4
気筒に対応する信号についてこの後の3気筒目、
すなわち第3気筒に対応した信号のみを有する信
号Fが第2図のように出力される。
ここで、第3気筒の次は第6気筒なので、第3
気筒に対応する信号Fの立ち下がりが、第6気筒
の噴射時期に対応することになり、したがつて、
信号Fの立ち下がりにより立ち上がる信号Gは第
6気筒の噴射時期信号となる。
信号選択手段としての信号選択部11の信号に
基づき特定気筒の噴射時期に同期して発光する手
段はトリガ発生回路17とタイミングライト18
とで構成される。
トリガ発生回路17は信号Gから第6気筒の噴
射時期に同期してタイミングライト18(キセノ
ンガスを封入した発光管)を放電発光させるトリ
ガ信号を発生する。
このため、タイミングライト18の光を、測定
するデイーゼル機関のフライホイル又はクランク
プーリに向けて照射し、回転しているフライホイ
ル又はクランクプーリを静止した状態として観察
し、そこに刻印された噴射時期を示すマークと機
関本体側に固定された合せマークとの相互の位置
関係により噴射時期の進角又は遅角の有無と、そ
の概ねの分量を知ることになる。
そして、この値と予め定められた噴射時期との
比較により実際の噴射時期が正規に調整されるの
である。
ところで、このような検出装置では、タイミン
グライト18の発光状態は第2図の基準スライス
レベルSL1を上下させることにより調整されるの
で、取扱者は発光状態を見ながら、例えば装置の
ボリユームを回して調整するのであるが、SL1を
上げすぎればSL1>Aとなつて信号Bが得られな
いため発光しないし、下げすぎると特定気筒以外
で発光したり、また飛び飛びに発光したりするの
で、調整が困難であり時間がかかるという問題が
あつた。
(考案の目的) そこで本考案は燃料噴射の所定周期(例えば1
周期)の間に特定気筒の噴射終了信号が計数され
たときだけ該信号が計数されたことを報知するよ
うにして、この報知状態に基づいて調整すること
により、タイミングライトの発光状態を見なくと
も、短時間で容易に調整が行なえる燃料噴射時期
検出装置を提供することを目的とする。
(本考案の構成及び作用) 本考案は燃料噴射時の振動を検出する手段と、
この振動検出手段の信号から特定気筒の噴射終了
を検出する手段及び各気筒の噴射時期信号を形成
する手段と、この噴射終了検出手段及び噴射時期
信号形成手段の信号から特定気筒の噴射時期信号
を選択する手段と、この信号選択手段の信号に基
づき特定気筒の噴射時期に同期して発光する手段
とを備える内燃機関の噴射時期検出装置に以下の
ものを追加して構成する。
すなわち、燃料噴射の所定周期の間前記噴射終
了検出手段の信号を計数する手段と、この計数手
段の計数値に基づき特定気筒の噴射終了信号が計
数される場合に該信号が計数されたことを報知す
る報知手段とを設ける。
このため、特定気筒の噴射終了信号が計数され
るときのみ報知手段が作動するので、報知手段が
常時作動するように調整すればよいことになる。
(実施例) 以下図示実施例に基づいて説明する。
第3図は本考案の一実施例の回路構成図で、6
気筒のデイーゼル機関に適用された例である。
図中、噴射時期信号形成手段としての噴射時期
信号形成部7の信号から燃料噴射の所定周期毎に
立ち上がる信号を出力する6進カウンタ21は、
6番目のクロツクパルス(信号C)の立ち上がり
によりハイレベルとなる信号Hを出力する。
すなわち、6気筒エンジンでは1周期(クラン
ク角720゜)に6回の噴射が行なわれるため、信号
Hは第4図のHのように1周期毎に立ち上がる信
号となる。
カウンタ22は信号Hの立ち下がりをリセツト
信号として信号Bを計数する。
ここに、6進カウンタ21とカウンタ22とで
所定周期の間噴射終了検出手段としての噴射終了
検出部5の信号を計数する手段が構成される。
すなわち、信号Bは前述のように第5気筒、第
6気筒の噴射終了信号であるため、計数される場
合には計数値は1又は2となる。例えば、第4図
において、SL1の位置により信号Bが変化し、
ア,エの周期では2を、ウの周期では1をそれぞ
れ計数し、イの周期では計数しない。
ランプ駆動回路23は特定気筒の噴射終了信号
が計数される場合、すなわちカウンタ22からの
計数値が1又は2である場合に次の所定周期に発
光ダイオード(LED)24を点灯させることに
より、これを報知する。例えば、第4図におい
て、カウンタ22が1又は2の計数値を出力する
のはア,ウ,エの周期であるため、これらの次の
周期(イ,エの周期)に発光ダイオード24を点
灯させる信号Iを出力する。これらランプ駆動回
路23及び発光ダイオード24は計数手段の計数
値に基づき特定気筒の噴射終了信号が計数される
場合に該信号が計数されたことを報知する報知手
段を構成する。このようにして6進カウンタ2
1、カウンタ22、ランプ駆動回路23及び発光
ダイオード24の全体で特定気筒の噴射終了信号
チエツク部20が構成されるが、その他の部分は
第1図と同一なので、同一符号を付して説明は省
略する。
以上のように構成されると、取扱者は発光ダイ
オード24の点灯状態を見ながら第4図の基準ス
ライスレベルSL1の調整を行なうことになる。
第4図はSL1の調整を示す波形図で、SL1を上
下に移動させる場合、信号BがA>SL1となると
きにハイレベルとなるのは2個のパルスを有する
ア,エの周期と1個のパルスを有するウの周期の
ときである。
このため、6進カウンタ21からの信号をリセ
ツト信号としてカウンタ22が1周期毎に、この
信号Bのパルス数を計数すると、ランプ駆動回路
23はア,ウ,エの次の周期であるイ,エの周期
に発光ダイオード24を点灯させる。
すなわち、SL1の位置が適正であれば発光ダイ
オード24が点灯するのであるから、点灯しなけ
ればSL1を移動し、常時点灯するようにすれば
SL1の位置が適正に調整されたことになる。
したがつてタイミングライト18の発光状態を
見なくとも、発光ダイオード24を常時点灯する
ようにすればよいので、調整が簡単である。
なお、カウンタ21,22、ランプ駆動回路2
3はマイコンで置き換えることも可能である。
また、この例では報知手段として発光ダイオー
ド24とランプ駆動回路23を用いたが、ブザー
等を用いても同様に実現できることはいうまでも
なく、特定気筒を第6気筒として説明したが、他
の気筒でも同様に実現される。
さらに、本考案は6気筒エンジンに限られるも
のでなく、4気筒エンジンでも同様に実現され
る。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、燃料噴射の所定
周期毎に特定気筒の噴射終了信号を計数し、この
計数値により特定気筒の噴射終了信号が計数され
たことを判別して報知手段を作動させるようにし
たので、発光手段の発光状態を目視しながら調整
しなくとも、報知手段を常に作動状態にすれば適
正に調整されたことになり、調整が簡単で時間短
縮が図れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の回路構成図、第2図は同じ
く波形図、第3図は本考案の一実施例の回路構成
図、第4図は同じく波形図である。 1……振動検出部、5……噴射終了検出部、7
……噴射時期信号形成部、11……信号選択部、
17……トリガ発生回路、18……タイミングラ
イト、21,22……カウンタ、23……ランプ
駆動回路、24……発光ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料噴射時の振動を検出する手段と、この振動
    検出手段の信号から特定気筒の噴射終了を検出す
    る手段及び各気筒の噴射時期信号を形成する噴射
    時期信号形成手段と、この噴射終了検出手段及び
    噴射時期信号形成手段の信号から特定気筒の噴射
    時期信号を選択する手段と、この信号選択手段の
    信号に基づき特定気筒の噴射時期に同期して発光
    する手段とを備える内燃機関の燃料噴射時期検出
    装置において、燃料噴射の所定周期の間前記噴射
    終了検出手段の信号を計数する手段と、この計数
    手段の計数値に基づき特定気筒の噴射終了信号が
    計数される場合に該信号が計数されたことを報知
    する報知手段とを設けたことを特徴とする内燃機
    関の燃料噴射時期検出装置。
JP14650183U 1983-09-21 1983-09-21 内燃機関の燃料噴射時期検出装置 Granted JPS6054768U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14650183U JPS6054768U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 内燃機関の燃料噴射時期検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14650183U JPS6054768U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 内燃機関の燃料噴射時期検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6054768U JPS6054768U (ja) 1985-04-17
JPS6338376Y2 true JPS6338376Y2 (ja) 1988-10-11

Family

ID=30326077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14650183U Granted JPS6054768U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 内燃機関の燃料噴射時期検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6054768U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6054768U (ja) 1985-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4661695A (en) Optical apparatus and method for detecting the top dead center position of an engine piston
US4444049A (en) Engine testing apparatus and methods
JPS6338376Y2 (ja)
RU2013152596A (ru) Способы для лазерного зажигания и измерения
KR890014875A (ko) 내연기관의 제어장치
JPS6024307B2 (ja) 動的噴射時期測定器
GB2122252A (en) Stroboscopic engine fuel-injection timing
US4052663A (en) Timing system for measuring angle of advance of fuel injection
RU2313689C1 (ru) Способ определения угла начала впрыскивания топлива форсункой
EP0483594B1 (en) Method and apparatus for determining relative contributions of individual cylinders of internal combustion engine using contact tachometer
US5610327A (en) Knock sensor-triggered timing light with visible laser retro-reflecting control
KR20140127561A (ko) 엔진 동기화 장치 및 이의 제어방법
US7023214B2 (en) Sensor for ignition timing device
US4173896A (en) Device for measuring rotational speed of a diesel engine
JPS6345460A (ja) デイ−ゼル機関の燃料噴射時期検出装置
JPS6338375Y2 (ja)
JPS5939966A (ja) エンジンの燃料噴射時期測定装置
JPS5823239A (ja) 内燃機関の気筒識別装置
JP2801659B2 (ja) 内燃機関のノッキング検出装置
CN104153930B (zh) 气体燃料内燃机数字式点火器用正时装置
JPS5811811A (ja) トリガ−パルス発生装置
JPS6345461A (ja) デイ−ゼル機関の燃料噴射時期検出装置
JPS6129942Y2 (ja)
JP2657005B2 (ja) 内燃機関の点火時期制御装置
RU2320887C2 (ru) Способ и измерительное устройство для контроля угла опережения подачи топлива в цилиндры двигателя внутреннего сгорания