JPS6338334B2 - - Google Patents

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JPS6338334B2
JPS6338334B2 JP58014692A JP1469283A JPS6338334B2 JP S6338334 B2 JPS6338334 B2 JP S6338334B2 JP 58014692 A JP58014692 A JP 58014692A JP 1469283 A JP1469283 A JP 1469283A JP S6338334 B2 JPS6338334 B2 JP S6338334B2
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alkali metal
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diphenyl
mixture
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JP58014692A
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JPS58135831A (ja
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Maiyaa Deiitomaru
Deiitaa Kuramaa Horusuto
Gaaberu Aike
Keeraa Birufuriito
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Bayer AG
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Bayer AG
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Publication date
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Publication of JPS6338334B2 publication Critical patent/JPS6338334B2/ja
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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/01Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by replacing functional groups bound to a six-membered aromatic ring by hydroxy groups, e.g. by hydrolysis
    • C07C37/04Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by replacing functional groups bound to a six-membered aromatic ring by hydroxy groups, e.g. by hydrolysis by substitution of SO3H groups or a derivative thereof

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は対応するジフエニルスルホン酸類また
はそれらの塩類からモノ−及びジヒドロキシ−ジ
フエニル類を製造するための方法に関するもので
ある。
ジヒドロキシ−ジフエニル類は高級縮合重合体
類、例えばポリカーボネート類、ポリエステル類
及び粉末コーテイング類、用の出発物質として使
用され、特に高温安定性が価値がある〔ドイツ公
開明細書3031094又は特開昭56−49329〕。構造上
の同様性のために、モノヒドロキシ−ジフエニル
類は分子量設定用の鎖末端剤として使用できる。
ジヒドロキシ−ジフエニル類は製薬学的生成物用
の中間生成物として、並びにゴム、油及び重合体
用の安定剤及び酸化防止剤としても使用される。
4−ヒドロキシ−ジフエニル−(p−フエニル−
フエノール)はさらにワニス樹脂、非イオン性乳
化剤及び植物保護剤の製造用の中間生成物として
使用される〔ウルマンス・エンシクロペデイ・テ
クニツシエン・ヘミイ(Ullmans Encyclopa¨die
der technischen Chemie)、4版、18巻、219
頁〕。
それぞれジフエニル−4−スルホン酸及びジフ
エニル−4,4′−ジスルホン酸からの、融解アル
カリを用いての、4−ヒドロキシ−ジフエニル及
び4,4′−ジヒドロキシ−ジフエニルの製造は公
知であり、そこではスルホ基がヒドロキシル基に
より置換される。多くの場合、この融解アルカリ
には上記のスルホン酸類のナトリウム塩類が加え
られ、それらはジフエニルを過剰の硫酸でスルホ
ン化し、スルホン化混合物を水で希釈し、水酸化
ナトリウム溶液で部分的に中和するかまたは塩化
ナトリウムで塩析し、次に過しそして乾燥した
後に得られる。
例えば、特公昭46−30507が挙げられ、そこで
はSO3Na基当り3〜5モルのNaOHが少なくと
も380℃の温度において大気圧下で反応する。さ
らに、ドイツ特許公開明細書3031094又は特開昭
56−49329も挙げられ、そこではこれも大気圧に
おいて実施される融解反応はスルホン酸塩当り2
〜10モルのアルカリ金属水酸化物を用いて開始さ
れ、そして別のスルホン酸塩が次にスルホン酸塩
当り合計2〜3モルのアルカリ金属水酸化物、好
適には水酸化カリウム、が存在しているような量
で加えられる。この反応中の温度として342〜350
℃の範囲が記されている。
上記の方法のいくつかは非常に高い温度を必要
とし、すなわち非常にエネルギーを消費し、そし
て高温負荷に耐える特殊な費用のかかる反応器物
質を必要とする。高温度はまた多数の副生物類の
生成に向いており、それらは例えば4,4′−ジヒ
ドロキシジフエニルの性質に実質的な悪影響を与
える。多くの場合、上記の重縮合目的のためには
高純度の生成物が要求されるため、融解反応中に
生成する不純物の数及び濃度をできる限り低く保
つことが必要である。特に4,4′−ジヒドロキシ
−ジフエニルの場合、−官能性ヒドロキシ誘導体
類の含有は、それらの鎖停止性質のために、重合
反応に悪影響を有する。
上記の方法の高温における反応時間を減じるた
めには、これらの方法の多くにおいては水酸化ナ
トリウムより高価な水酸化カリウムの方がそれの
比較的大きいアルカリ性のために好適である。す
なわち前記のドイツ公開明細書3031094は、KOH
の使用時の約85%の収率及びNaOHの使用時の
75%だけの収率を記している。KOHの使用は英
国特許明細書2071090中にも記されており、そこ
ではジフエニルスルホン酸二カリウムが大気圧下
1当量のスルホン酸カリウム当り4.7モルのKOH
と共に335〜340℃に3時間そして次に360℃に短
時間加熱される。上記の融解アルカリ方法におけ
る高温を下げるための他の方法は、融解温度及び
融解物の粘度を減じるための添加物の使用を包含
している。すなわち、米国特許明細書2368361は
関連スルホン酸Na塩類からのモノヒドロキシ−
またはジヒドロキシ−ジフエニルの製造方法を記
載しており、そこでは過剰の硫酸を転化するため
にジフエニルのスルホン化後に直接ベンゼンを加
えてベンゼンスルホン酸を生成する。このNa塩
の形のベンゼンスルホン酸は融解アルカリに対す
る反応促進用添加物として作用し、そしてこの反
応でフエノールに転化され、それは次に蒸留によ
りヒドロキシ−ジフエニルから分離される。この
方法は350〜370℃で行なわれる。
J.Chem.Soc.Japan.84巻(1963)、143頁では、
約0.7モルのKOH及び0.5モルのNaOHの混合融
解物が最初に加えられて融解アルカリを生成し、
その中に約0.056モルのジフエニルジスルホン酸
二ナトリウムが小部分加えられる。次にOH基に
よるスルホン酸塩基の置換が融解物中で330℃に
おいて大気圧下で実施される。生成物を2回再結
晶化した後の収率はわずか19%であつた。
特公昭35−8720では、KOH、NaOH及び酢酸
ナトリウムの混合融解物が最初に加えられ、その
中で融解状ジフエニルスルホン酸Na塩が大気圧
下で280〜300℃において反応する。
さらに別の変法は特公昭46−30508〔C.A.75巻
(1971)、1515182に従い引用〕中に記されており、
そこではジフエニル−スルホン酸Na塩がo−フ
エニルフエノールまたはそれの塩の存在下で大気
圧において360〜370℃でNaOHと反応する。
さらに別の方法では、特公昭46−30509はジフ
エニル−スルホン酸Na塩のヒドロキシ−ジフエ
ニル類への転化用の種々の金属りん酸塩類の使用
を記している。従つて、例えばジフエニルスルホ
ン酸Naは、5倍モル過剰量の水性45%強度
NaOHを使用して5時間の反応で380℃において
7.8%のそれぞれりん酸ナトリウムまたはりん酸
水素二カリウムの存在下で粗製p−フエニル−フ
エノールに98.3または98.6%の収率で転化され
る。他は同一の条件下でりん酸塩添加物を省く
と、収率は64.2%に下がり、そして反応温度を
400℃に高めたときにそれは再び94.5%まで増加
する。
特開昭52−68154は、ジフエニル−ジスルホン
酸Na塩を1個のスルホン酸Na基当り約5モルの
NaOHと70%強度NaOHの形で混合し、混合物
を撹拌されている容器に移しそして窒素を通しな
がら6時間にわたつて330℃に加熱する方法を記
載している。次に反応混合物をこの温度でさらに
10時間保つ。混合物を水中に溶解させそして活性
炭で30分間処理した。後に、ジヒドロキシジフエ
ニルの濃褐色のジ−Na塩水溶液が得られ、それ
から酸性化後に、淡褐色の粉末状の結晶性生成物
が80%の収率で得られる。重合目的用には完全に
適していないこのジヒドロキシ−ジフエニルは上
記の日本特許出願の教示に従うとヒドラジンまた
はヒドラジン化合物で処理しなければならない。
ジフエニルスルホン酸Naと水酸化ナトリウム
水溶液の反応をこの水が反応中に反応混合物中に
残つているような方法で実施するための試みもす
でに行なわれている。すなわち、特公昭49−
16417はジフエニルスルホン酸Naと70%強度
NaOHを400℃で1 1/2時間反応させて理論収率
の93.6%の粗製p−フエニル−フエノールを与え
る方法を記している。この反応を380℃で実施す
るなら、5時間にわたる反応中に82.9%だけの収
率が得られる。45%強度NaOHを使用するとき
には、収率は380゜の反応温度で68.1%に下がり、
そして360゜の反応温度でさらに59.2%に下がる。
70%強度NaOHを用いる380℃における5時間に
わたる反応のジフエニルジスルホン酸Naの粗製
4,4′−ジヒドロキシ−ジフエニルへの転化で
は、最初に22.3%の収率が得られ、440℃の温度
においてのみ96.3%へ収率が増加する。
特開昭56−57728に記されている如き別の方法
は、窒素を通しながらの330〜335℃における10時
間にわたるジフエニルジスルホン酸Naと70%強
度水酸化ナトリウム溶液の反応を示している。こ
の反応で得られた粗生成物を精製することも必要
であり、該日本特許出願は1−ヘプタノールを用
いる抽出を特許で請求している。53.7部のジスル
ホン酸塩から19.5部の収量の結晶化されたジヒド
ロキシジフエニルが得られ、それは理論収率の約
70%の収率に相当していた。
従つて、上記の方法のどれも、得られる生成物
の純度及び収率に関してまたは使用する高温度に
関してまたは例えばその後分離しなければならな
いような添加物の使用時の該方法の不便さに関し
て、満足のいくものではなかつた。
〔式中、R2は水素またはスルホン酸基を示す〕 のジフエニルスルホン酸類またはそれらのアルカ
リ金属塩類を、高温及び高圧において水の存在下
で、アルカリ金属水酸化物と反応させることによ
る式 〔式中、R1は水素またはヒドロキシルを示す〕 のヒドロキシジフエニル類の製造方法において、
1当量のスルホン酸塩基当り3〜25モルの少なく
とも50重量%の濃度を有する水性アルカリ金属水
酸化物を280〜330℃の間の高温及び2〜120バー
ルの高圧下で使用することを特徴とする方法を今
見出した。
本発明に従う方法は280〜330℃の間の温度にお
いて、好適には300〜325℃において、実施され
る。
本発明に従うと、反応は2〜120バールにおい
て、好適には5〜80バールにおいて、特に好適に
は10〜40バールにおいて、実施される。これらの
圧力は反応混合物の自生圧力であつてもよく、ま
たは例えば窒素の如き不活性気体の強制添加によ
り自生圧力にさらに加えることもできる。反応混
合物の自生圧力は専門家が原則的には周知のこと
だが、反応混合物中の混合比及び濃度比並びに、
設定された反応温度に依存している。この依存性
は特に反応混合物中の水の割合に適用される。上
記の範囲のうちの下の方の圧力を設定しようとす
る場合には、従つてこれは反応混合物からの蒸気
を圧力調節弁を介して反応混合物から吹き出すこ
とにより実施できる。
水性アルカリ金属水酸化物類の例として挙げら
れるものは、水溶液の全重量に関して少なくとも
50重量%のアルカリ金属水酸化物の濃度を有す
る、水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウム、
好適には水酸化ナトリウム、の水溶液である。50
〜96重量%、好適には60〜95重量%、特に好適に
は65〜85重量%、の濃度が例として挙げられる。
この場合、水性アルカリ金属水酸化物の量は、反
応混合物中に1当量のスルホン酸塩基当り3〜25
モルのアルカリ金属水酸化物、好適には5〜12モ
ルのアルカリ金属水酸化物、が存在しているよう
なものである。アルカリ金属水酸化物の上記のモ
ル量はこの場合スルホン酸塩基の当量に関するも
のであり、式()のジフエニルスルホン酸のナ
トリウムまたはカリウム塩がこれらの例として挙
げられる。
式()のジフエニルスルホン酸類は公知の方
法で、ジフエニルを発煙硫酸または硫酸を用いて
スルホン化することにより製造される〔Liebigs
Annalen der Chemie.207(1881)、320、特に
335頁;及び米国特許明細書2368361〕。この反応
で得られる式()のスルホン酸類を次に公知の
方法で中和して対応するスルホン酸塩類を与え
る。この中和は本発明に従う方法用の反応混合物
以外のところでも実施でき、その結果すでに中和
されているスルホン酸塩が本発明に従う方法で使
用される。しかしながら、スルホン酸塩を与える
ための中和を本発明に従う方法で実施することが
でき、その結果式()の遊離スルホン酸が本発
明に従う方法で使用される。本発明に従うと、式
()のスルホン酸またはそれらのアルカリ金属
塩類を乾燥もしくは水湿潤形でまたはそれの水溶
液の形で使用することもできる。本発明に従う
と、反応していない硫酸の他にそして適宜反応し
ていないSO3の他に、式()の純粋なスルホン
酸類または式()の該スルホン酸類を含有して
いるスルホン化混合物を適用することも可能であ
る。まだ処理されていないスルホン化混合物を使
用する本発明に従う方法の最後に記されている方
法が好ましい。
本発明に従うと、水性アルカリ金属水酸化物の
モル量はスルホン酸塩基の当量に関しているた
め、遊離スルホン酸類の使用時または該スルホン
酸類を含有しているスルホン化混合物類の使用時
に、存在している全ての酸性基を完全に中和させ
るのに充分な追加量のアルカリ金属水酸化物を加
えることが必要である。
本発明に従う方法用の式()のスルホン酸類
の例として下記のものが挙げられる:4−ジフエ
ニルモルスルホン酸、2−ジフエニルモノスルホ
ン酸、3−ジフエニルモノスルホン酸、4,4′−
ジフエニルジスルホン酸、3,4′−ジフエニルジ
スルホン酸及び3,3′−ジフエニルジスルホン
酸、好適には4−ジフエニルモノスルホン酸及び
4,4′−ジフエニルジスルホン酸。
本発明に従う方法は例えば下記の如くして実施
できる: アルカリ金属水酸化物の高濃度水溶液を最初に
オートクレーブ中に加え、そして湿つたもしくは
乾燥ジフエニルモノスルホン酸またはジフエニル
ジスルホン酸のアルカリ金属塩或いは該アルカリ
金属塩の水溶液を徐々に加える。オートクレーブ
を次に閉じ、そして高温に加熱する。その結果、
反応混合物は本発明に従い反応する。一般に、反
応には3〜25時間が必要である。反応の完了後
に、融解物を冷却し、そして水中に加える。遊離
ヒドロキシジフエニルまたはジヒドロキシジフエ
ニルを製造するには、反応混合物を鉱酸、例えば
塩酸、で酸性化する。
特別な態様では、本発明に従う方法は、 (a) 全て混合物の全重量に関して1〜60重量%の
硫酸及び適宜3〜30重量%の水の他に、存在し
ている全有機成分類の重量に関して少なくとも
80重量%のジフエニルスルホン酸またはジフエ
ニルジスルホン酸を含有している工業用スルホ
ン化混合物を反応で使用し、 (b) この混合物を適宜水溶液状で、存在している
全ての酸基の中和後に1当量のスルホン酸塩基
当り3〜25モルのアルカリ金属水酸化物が存在
するような量のアルカリ金属水酸化物と、高温
においてそして適宜高圧下で、混合し、 (c) このアルカリ性混合物を280〜330℃の間の範
囲温度及び120バールまでの圧力において反応
させ、そして (d) 鉱酸類をアルカリ性反応混合物にそれ自体は
公知である方法で、適宜水で希釈した後に、8
以下のPH値が得られるまでに加え、そして式
()のヒドロキシジフエニルを例えば−5〜
+100℃の温度で単離することにより特徴づけ
られている。
本発明に従つて使用できる工業用スルホン化混
合物は例えば下記の組成を有することができる: 1 工業用ジフエニル−4,4′−ジスルホン酸混
合物の例: 少なくとも30重量%の、例えば30〜80重量%
の、ジフエニル−4,4′−ジスルホン酸、0〜
8重量%のジフエニル−3,4′−ジスルホン
酸、0〜5重量%のジフエニル−3,3′−ジス
ルホン酸、0〜2重量%のジフエニル−4−ス
ルホン酸、0〜54重量%のスルホン酸及び20〜
1重量%の水。
2 工業用ジフエニル−4−スルホン酸混合物の
例: 少なくとも4.5重量%の、例えば4.5〜80重量
%の、ジフエニル−4−スルホン酸、0〜5重
量%のジフエニル−2−スルホン酸、0〜15重
量%のジフエニル−4,4′−ジスルホン酸、0
〜1重量%のジフエニル、15〜0.5重量%の硫
酸及び5〜74重量%の水。
これらの工業用スルホン化混合物類を適宜等部
数までの水で希釈しそして次に本発明に従つて使
用することもできる。そのような工業用ジフエニ
ル−4−スルホン酸またはジフエニル−4,4′−
ジスルホン酸混合物類は例えば上記の方法で、ジ
フエニルを水または遊遊離SO3を含有していても
よい硫酸を用いて高温でスルホン化することによ
り製造できる。
本発明に従う方法を用いると、例えば上記のも
のの如きスルホン化混合物類を直接そしてジフエ
ニル−4−スルホン酸もしくはジフエニル−4,
4′−ジスルホン酸またはそれらのアルカリ金属塩
類の中間生成物単離なしに使用することができ
る。
ジフエニル−4,4′−ジスルホン酸の場合、過
剰の硫酸の一部をスルホン化混合物から、例えば
スルホン化混合物を水で希釈しそして沈殿したジ
フエニル−4,4′−ジスルホン酸をほんの小量の
硫酸及び有機副生物を含有しているペーストの形
で例えば過により単離することにより、あらか
じめ分離することも有利である。
ジフエニル−4−スルホン酸の場合、未反応の
ジフエニルをスルホン化混合物から、後者を水で
希釈した後に、例えば水蒸気蒸留により完全にま
たは部分的に分離することが有利である。
スルホン化混合物を本発明に従つて使用すると
きには、それは本発明に従う水性アルカリ金属水
酸化物との反応において中間生成物を冷却せずに
その前のスルホン化反応の温度において使用でき
る。この工程では、スルホン化物質中に存在して
いる熱の全量を本発明に従う工程段階中に加え、
その結果そうでない場合には有機成分を加熱しそ
して融解させるために適用しなければならないエ
ネルギーを節約できる。さらに、工業用スルホン
化混合物を水性アルカリ金属水酸化物と直接混合
するときには、硫酸及びスルホ基の中和反応から
の追加量の熱が本発明に従う方法の反応混合物中
に加えられて、式()のヒドロキシジフエニル
の非常に経済的な製造方法が生じる。
このことは驚ろくべきことであり、その理由は
これまで開示されている全ての方法では、アルカ
リ金属塩形のジフエニル−モノ−もしくはジフエ
ニル−ジスルホン酸は固体状でアルカリ金属水酸
化物と簡単に混合できそして必要であると考えら
れていた精製が中間生成物単離中に同時に行なわ
れるための該塩の形のジフエニル、モノ−もしく
はジフエニル−ジスルホン酸の中間生成物単離が
必要であると思われてきたためである。必要であ
ると考えられていたこの精製において、特に過剰
のスルホン化試薬からの硫酸、及び経済的なスル
ホン化方法によるいずれのスルホン化においても
避けられない副生物の一部、例えば異性体ジフエ
ニルスルホン酸類、及び精製を母液中で実施した
ときに溶液中に残存している他の有機副生物類が
除去される。
例として記されているスルホン化混合物を用い
る、本発明に従う方法の好適な変法は従つて下記
の利点を示す: (a) スルホン酸類のアルカリ金属塩類の生成の追
加工程段階を省略できる。
(b) 中間生成物単離用に必要な操作である大量の
水の供給とその後の蒸発及び該アルカリ金属塩
類の乾燥並びにそれに伴なうエネルギー経費を
省略できる。
(c) 上記ののアルカリ金属塩類の中間生成物単離
用の一般的精製方法で母液中に残存している実
質的な量のジフエニルスルホン酸が該方法では
残存し、そしてそれにより全収率が増加する。
(d) 先行技術に従う中間生成物単離方法では、廃
水流出物が生じ、それは部分的中和の場合そし
て特に塩化ナトリウムを用いる該アルカリ金属
塩類の塩析の場合実質的な量の硫酸(希酸)を
含有しているが、該廃水流出物は本発明に従う
と防止される。
(e) 粗スルホン化混合物中に存在している上記の
熱エネルギーは保持される。
例として前記されているジフエニルスルホン酸
類の工業用スルホン化融解物と水含有アルカリ金
属水酸化物との混合は、反応中に上記量の熱を保
ちそしてそれらを有利に利用するためには、種々
の方法で実施できる。
1 未希釈の工業用ジフエニルスルホン酸スルホ
ン化融解物を例えば、沸点に加熱されておりそ
して上記の濃度を有する最初に加えられてある
水酸化ナトリウム水溶液中に計量添加し、熱を
外部から供給せずに水を連続的に蒸留除去し、
そしてこれにより混合物を濃縮する。しかしな
がら、そのような水蒸留を予備混合後に行なう
こともできる。
2 ジフエニルスルホン化融解物を圧力下で最初
に加えられてある融解された上記の濃度の水酸
化ナトリウム溶液の中にポンプで加えるかまた
は押し入れ、その後の式()のヒドロキシジ
フエニルを与えるための反応に好適な上記の反
応濃度はこの工程中に遊離される熱量を利用す
ることによつてのみ得られる。この変法におい
て、同時に増加する圧力を制限しようとするな
ら、これは水蒸気を圧力調節弁を介して吹き出
すことにより実施できる。
3 未希釈の工業用スルホン化融解物及び水性ア
ルカリ金属水酸化物を同時にポンプで混合物管
中に加え、混合管は完全な混合が生成する撹乱
流によつてのみ行なわれるようなデザインであ
る。適宜混合を混合管中の調節板によつて助け
ることもできるが、この手段は絶対に必要なも
のではない。例えば、2000〜5000mlの工業用ス
ルホン化融解物を500mmの長さ及び5mmの直径
の混合管中で1時間にわたつて適当量の水酸化
ナトリウム水溶液と混合し、そして反応溶器中
に送ることができる。混合しようとする成分類
の出発温度を適当に、例えばスルホン化融解物
用には90℃〜130℃にそして水酸化ナトリウム
溶液用には80℃〜110℃に選択するときは、式
()のヒドロキシジフエニルを与える反応用
に好適である280〜330℃の間の反応温度が混合
管の端部で得られる。この結果、式()のヒ
ドロキシジフエニルを与えるための反応を必要
なら少なくとも部分的にこの混合管の中ですで
に行なうこともできる。しかしながら、混合を
比較的低い温度において実施すること及び生成
した水蒸気圧を上記の方法で水蒸気を吹き出す
ことにより制限することも有利である。この方
法は従つて部分的連続方法であり、そこでは混
合管中の混合は該方法の連続的部分であり、そ
してその後のオートクレーブ中での反応の完了
は不連続的部分である。
式()の遊離ヒドロキシ−ジフエニルの処
理及び単離は、一般的方法に従つて、例えば8
以下の、好適には6.5〜7.5の、PH値に達するま
で例えば塩酸もしくは硫酸の如き強鉱酸を加え
ることにより、実施される。その後、得られた
混合物を無機塩類を溶解させるのに必要な量の
水で希釈でき、そして希望するヒドロキシジフ
エニルを高純度で沈殿させることができる。こ
の沈殿のために、温度は例えば約−5℃〜約+
100℃に調節される。
本発明に従う方法において、式()のヒド
ロキシジフエニル類は高収率及び高純度で得ら
れる。
実施例 1 3.161gの81%強度水酸化ナトリウム水溶液
(64モル)を最初にインコーネルオートクレーブ
中に加え、そして1005gの100%(3.2モル)ジフ
エニルジスルホン酸をナトリウム塩状で撹拌しな
がら加えた。オートクレーブを圧力密閉しそして
320℃に15時間保つた。8〜15バールの圧力が制
定された。反応時間が経過した後に、混合物を
280℃に自然冷却し、そして約1000mlの水をポン
プで加えた。混合物を冷却した後に、懸濁液をオ
ートクレーブから除いた。オートクレーブを水で
すすぎ、そして全混合物を水で7とした。4,
4′−ジヒドロキシジフエニルを単離するために、
混合物を30%強度塩酸の添加により7〜7.5のPH
値に中和した。沈殿した生成物を吸引別し、そ
して水で洗浄した。得られた湿つている生成物を
真空中で100℃において乾燥した。昇華により精
製を行なつた。
(ガスクロマトグラフイによる)分析:99.8−
99.0%の4,4′−ジヒドロキシジフエニル、0.9−
1.2%のm−及びp−フエニル−フエノール。
昇華した4,4′−ジヒドロキシジフエニルの収
率:理論収率の96%。
実施例 2 3.161gの81%強度水酸化ナトリウム水溶液
(64モル)を最初にインコーネルオートクレーブ
中に加え、そして749gの100%(3.2モル)ジフ
エニル4−スルホン酸をナトリウム塩状で撹拌し
ながら加えた。オートクレーブを圧力密閉しそし
て320℃に15時間保つた。8〜15バールの圧力が
制定された。反応時間が経過した後に、混合物を
280℃に自然冷却し、そして反応混合物を実施例
1の如くして処理した。
(ガスクロマトグラフイによる)分析:99.5−
99.6%の4−ヒドロキシジフエニル、0.2%の4,
4′−ジヒドロキシジフエニル。
固化点:164−164.2℃。
昇華した4−ヒドロキシジフエニルの収率:理
論収率の97% 実施例 3 693gの75%強度水酸化ナトリウム水溶液(=
13モル)を最初に1.3ニツケルオートクレーブ
中に110℃において加えた。
同時に下記の組成:68.7重量%のジフエニル−
4,4′−ジスルホン酸、約0.5重量%のジフエニ
ル−3,4′−ジスルホン酸、0.05重量%のジフエ
ニル−4−モノスルホン酸、5.8重量%のH2SO4
及び25.0重量%のH2O:の479gのジフエニル−
4,4′−ジスルホン酸スルホン化用混合物(1.05
モルのジフエニル−4,4′−ジスルホン酸)を
VAステンレフ鋼オートクレーブ中で90℃におい
て融解させ、そして加熱された管を通して約30秒
間で20バールの窒素を用いて充分撹拌されている
水酸化ナトリウム溶液の表面下に加えた。ニツケ
ルオートクレーブ中の温度は186℃に上昇し、そ
して圧力は22バールに上昇した。その後の分析は
0.99モルのスルホン化融解物がこの方法で反応に
あずかつたことを示していた。反応混合物を320
℃に加熱し、そしてこの温度でさらに14時間撹拌
した。追加量のN2圧力により高まつた自生圧力
は64バールに上昇した。反応混合物を200℃に冷
却した後に、400mlの水をポンプで加えた。さら
に20℃に冷却した後に、薄色の微粒状の易撹拌性
の懸濁液が得られ、それの組成を高圧液体クロマ
トグラフイにより分析した。
懸濁液は169.5gの4,4′−ジヒドロキシ−ジ
フエニル=加えられたジフエニル−4,4′−ジス
ルホン酸に関して理論収率の92%、及び2.3gの
4−ヒドロキシ−ジフエニルを含有していた。
処理は実施例1の如くして行なわれた。169.9
gの98.8%強度4,4′−ジヒドロキシジフエニル
=理論収率の91%、が得られた。生成物は1.2重
量%の4−ヒドロキシジフエニルを含有してい
た。
実施例 4 775gの80%強度水酸化ナトリウム水溶液(=
15.5モル)を最初に1.3ニツケルオートクレー
ブ中に加えた。下記の組成:38.5重量%のジフエ
ニル−4,4′−ジスルホン酸、約1.0重量%のジ
フエニル−3,4′−ジスルホン酸、約0.2重量%
の3,3′−ジスルホン酸、0.05重量%のジフエニ
ル−4−モノスルホン酸、55.8重量%のH2SO4
び4.5重量%のH2O:を有しそして120℃に加熱さ
れている408gのジフエニル−4,4′−ジスルホ
ン酸スルホン化混合物(0.5モルのジフエニル−
4,4′−ジスルホン酸)をオートクレーブ中にポ
ンプで加えた。温度は約325℃に上昇し、そして
圧力は40バールに上昇した。反応混合物を325℃
でさらに14時間撹拌し、200℃に冷却し、400mlの
水で希釈し、20℃に冷却し、そして溶液が生成す
るまで水で希釈して約3の容量とした。溶液を
約410g(4.2モル)の100重量%強度H2SO4の添
加により7のPHに調節し、懸濁液を20℃に冷却
し、そして沈殿した4,4′−ジヒドロキシジフエ
ニルを過し、約1000mlの水で洗浄し、そして真
空中で60℃において乾燥した。73.5gの96.5%強
度4,4′−ジヒドロキシジフエニル=ジフエニル
−4,4′−ジスルホン酸に関して理論収率の92
%、が得られた。生成物は1.3重量%の4−ヒド
ロキシ−ジフエニルを含有していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 [式中、R2は水素またはスルホン酸基を示す] のジフエニルスルホン酸類またはそれらのアルカ
    リ金属塩類を、高温及び高圧において水の存在下
    で、アルカリ金属水酸化物と反応させることによ
    る式 [式中、R1は水素またはヒドロキシルを示す] のヒドロキシジフエニル類の製造方法において、
    1当量のスルホン酸塩基当り3〜25モルの少なく
    とも50重量%の濃度を有する水性アルカリ金属水
    酸化物を280〜330℃の間の高温及び2〜120バー
    ルの高圧下で使用することを特徴とする方法。 2 反応を300〜325℃において実施することを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 反応を5〜80バールの圧力下で実施すること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1又は2項記載
    の方法。 4 反応を10〜40バールの圧力下で実施すること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1又は2項記載
    の方法。 5 50〜96重量%強度アルカリ金属水酸化物水溶
    液を使用することを特徴とする、特許請求の範囲
    第1〜4項のいずれかに記載の方法。 6 1当量のスルホン酸塩基当り5〜12モルのア
    ルカリ金属水酸化物を使用することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載
    の方法。 7 水酸化ナトリウムをアルカリ金属水酸化物と
    して使用することを特徴とする、特許請求の範囲
    第1〜6項のいずれかに記載の方法。 8 (a) 全て混合物の全重量に関して1〜60重量
    %の硫酸及び適宜3〜30重量%の水の他に、存
    在している全有機成分類の重量に関して少なく
    とも80重量%の特許請求の範囲第1項記載の式
    のジフエニルスルホン酸類を含有している工業
    用スルホン化混合物を使用し、 (b) この混合物に、存在している全ての酸基の中
    和後に1当量のスルホン酸塩基当り3〜25モル
    のアルカリ金属水酸化物が存在するような量の
    アルカリ金属水酸化物を加え、 (c) このアルカリ性混合物を280〜330℃の間の範
    囲の温度及び2〜120バールの圧力において反
    応させ、そして (d) 鉱酸類をアルカリ性反応混合物にそれ自体は
    公知である方法で、適宜水で希釈した後に加
    え、該添加は8以下のPH値が得られるまで行な
    われ、そして特許請求の範囲第1項記載の式の
    ヒドロキシジフエニルを−5〜+100℃の温度
    で単離することを特徴とする、特許請求の範囲
    第1〜7項のいずれかに記載の方法。 9 工業用スルホン化混合物を圧力下で最初に加
    えられてある水性アルカリ金属水酸化物中にポン
    プで加え、そしてヒドロキシジフエニルを与える
    ための反応を遊離した熱量を利用して実施するこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第8項記載の方
    法。 10 工業用スルホン化混合物及び水性アルカリ
    金属水酸化物を混合管中で混合し、そして必要な
    ら少なくとも部分的にその中で反応させてヒドロ
    キシジフエニルを与えることを特徴とする、特許
    請求の範囲第8項記載の方法。
JP58014692A 1982-02-06 1983-02-02 ヒドロキシジフエニル類の製造方法 Granted JPS58135831A (ja)

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DE3204079.2 1982-02-06

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